谷川岳 西黒尾根は楽しい〜(^^)♪
- GPS
- 07:28
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,647m
- 下り
- 1,138m
コースタイム
12:09オキノ耳12:36→12:48トマノ耳→12:53肩の小屋→13:25天狗のたまり場13:35→
14:04熊穴沢避難小屋→14:51ロープウェイ天神平駅→15:10駐車場
天候 | 晴れ のちガスガス 最後は晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■駐車場 谷川岳ベースプラザに車を止めました 500円/日 土合駅にも無料駐車場があるようです |
コース状況/ 危険箇所等 |
■西黒尾根は日本三大急登の中の一つです。山と高原地図には「日本有数の急坂」と記載あり。 また「山と渓谷8月号」の「日本の名急登100」にも紹介されています。 樹林帯ではアブに纏わりつかれました。1匹スズメバチが近寄ってきました。 岩場では鎖が数ヶ所、使わなくても登れますが、蛇紋岩のところは、岩が乾いていても滑りやすいので、注意が必要です。 ■天神尾根はロープウェイの山頂駅から歩ける一般的なコース。ロープ、鎖場があります。 やはりこちらも蛇紋岩の所は滑りやすいので、注意が必要です。 特に下りる時に滑って怪我をする人が多いようです。 ■ロープウェイを使うと楽ちん 片道1,200円、往復2,000円 営業時間などの詳細は http://www.tanigawadake-rw.com/ □消費した飲料 スポーツ飲料500ml 水2リットル持っていって、1リットル余りました。 ペットボトルだとガブガブ飲んで、予想外に消費するのがパターンですが、 プラティパスを使用するとちょこっと飲みで満足出来るので、節約できます。 それでもこの時期は多めに持参した方が良いですね(^^) |
写真
感想
今回は西黒尾根から谷川岳を目指しました〜(^^)
6月の計画でしたが、延びに延びて、や〜っと決行です。
今回は4時過ぎに出発!赤城高原SAからは私が運転を代わったりして、7時前には駐車場に到着しました。
駐車場を出るとジリジリ暑い西黒尾根から樹林帯に入るとムシムシ暑い 熱中症予防でこまめに水分補給をしました。
この尾根、三大急登と言われていますが、急登度や、この時期の滝汗度は奥多摩の急登や筑波山の美幸ヶ原コース、
赤城の黒檜山登山口のコースの方がキツイと思いました。
(筑波山の時は、旦那さんのタオルを絞ったら汗がジャーと出ましたが、今回はそこまでいきませんでした)
樹林帯を抜けると、そこには開けた展望が待ち受けていました。そして心地良い風(^^)
さっきまでかいていた汗がすっと消えます。ダルダルな気持ちも切り替わって展望を楽しみました。
展望を楽しんだ後は、いよいよ鎖場です。所々に蛇紋岩があり、それは岩が乾いていても滑ります。
皆さんが通って磨かれている所は尚のこと。さらに雨などで濡れていたら、危険度は増しますね…
登りならまだいいですが、下りがツルリと行きそうです。至仏山の蛇紋岩を思い出しました。
でもここからは、お花の数がグッと増えました。一応コースタイム通りに歩いていたのですが、写真を撮りだしてからは…
いつもの通りです(^^;) でもおかげで、私のお花の写真のコレクションが増えたので満足満足(^^)
疲れを感じなかったのは、展望が開けたことと、お花が沢山あったことと、あとは時間かけたからでしょうか(汗)
肩の広場の辺りまで来ると、急に人が増えました。西黒尾根は人が少なかったので、皆さん天神尾根からのようです。
トマの耳に着くと人、人、人 オキの耳に着くと人、人 大賑わいでした。
稜線はずっとガスの中で、ちょっと残念でしたが、絶景はまたの機会に。ここで和菓子をつまんだ後は天神尾根で帰ります。
登山道はガレていて、浮石の他に蛇紋岩に注意をしながら下ります。滑って尻餅をついた人。腕をぶつけた人を見かけました。
ガスが取れて視界がきく様になったので、天狗の留まり場で休憩。ここから見える西黒尾根を見ながら悦に入りました(^^)
充分ニンマリした後は再び下ります。
人が多いのは分かっていたのですが、急に皆さんの足が止まりました。「この先の鎖場で時間がかかっているのかな?」と
思っていたのですが、先には負傷された方がいました。
脇を通過する時に見ると、腕には保冷剤を固定させてアイシング。頭には布を巻いて止血の応急手当が済んでいる様子。
通過したパーティが保冷剤を渡して応急処置をしたのかもしれません。
傍の石にはポタポタ落ちた血痕。目を瞑っていましたが意識はあるよう。同行者と思われる方が心配そうにしていました。
声を掛けた方が良いのかな?と思いましたが、おそらく何人にも同じことを聞かれているだろうし応急処置は済んでいる。
(大量出血もなく命に別条はない感じ)おそらくヘリも来るだろうと思い、声は掛けずにその場を通過。
周りの皆さんも同じようにそのまま通過しました。
避難小屋を過ぎて暫く歩くと、レスキューの男性が一人登ってきました。さらにヘリの音が。
周りの人たちも足を止めて、救助する様子を見守っていました。暫く旋回したあと、負傷者を乗せて飛び立つヘリ。
「あぁ〜良かった〜。あの人がまた元気に山に行けますように(^^)!」心の中で思いました。皆さんも安堵の表情でした。
ロープウェイ駅に着いたころには、またジリジリと暑く でも達成感で心の中は爽やかな風が吹いていました。
大変かなと覚悟して西黒尾根に入りましたが、人が少なく、時間をかけて登ったこともあり、楽しむことが出来ました(^^)
そして谷川岳は人気があるお山なのだと、改めて思いました。
更に人が沢山いるから安心というわけではなく、下りや雨の日は特に気を付けて歩かなければいけないことも再認識しました。
色々な意味で収穫がありました。今度は絶景をみられそうな天気の時に、厳剛尾根を使って登ってみたいです。
さて次回はいよいよ夏季休暇を利用しての遠出となります。天候に恵まれて、満喫出来ます様に…。
私に限り、その頂は撤退の可能性が大なのですが、楽しんで行きたいと思います。皆様も良い夏山をお過ごしください♪♪
◇今回確認出来た鳥たち◇
メモした紙が水に濡れて文字が滲んでしまいましたシクシク
記憶に残っているものは…
ウグイス、カケス、コゲラ、ハシボソカラス、メボソムシクイ、ヤマガラ
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