室堂-五色ヶ原-スゴ乗越-薬師岳-太郎平-折立(立山連峰/北アルプス)
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- GPS
- 48:42
- 距離
- 26.9km
- 登り
- 2,126m
- 下り
- 3,183m
コースタイム
”抻蓋中新川郡立山町
富山県富山市
【●今回のコース●】
【●8月11日(土)●】
『室堂(標高2450m/8:59/登山開始)-室堂山(標高2668m/10:13)-
浄土山(標高2831m/10:23)-一ノ越分岐(10:31)-
獅子岳(標高2741m/12:33)-ザラ峠(標高2348m/11:22)-
五色ヶ原山荘(標高2500m/14:28/初日登山終了)』
【●8月12日(日)●】
『五色ヶ原山荘(標高2500m/5:15/2日目登山開始)-
鳶山(標高2616m/5:48)-越中沢乗越(標高2356m/6:30)-
越中沢岳(標高2591m/7:19)-スゴノ頭(標高2431m/8:33)-
スゴ乗越(標高2150m/9:08)-スゴ乗越小屋(標高2350m/9:51)-
間山(標高2585m/11:15)-北薬師岳(標高2900m/13:26)-
薬師岳(百名山/標高2926m/14:32)-
薬師岳山荘(標高2701m/15:30/2日目登山終了)』
【●8月13日(月)●】
『薬師岳山荘(標高2701m/5:10/3日目登山開始)-
薬師平(5:42)-薬師峠テント場(6:18)-太郎平小屋(標高2330m/6:54)-
<※天候悪化の為に太郎平で黒部五郎岳方面への登山を断念>
太郎平を7:10に折立に向けて下りる-五光岩ベンチ(標高2196m/8:25)-
太郎坂三角点(標高1870m/9:05)-折立(標高1350m/9:41/全行程終了)』
天候 | 『8月11日(土)』:曇り時々雨 『8月12日(日)』:晴れ 『8月13日(月)』:雨・強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
/圭-信濃大町(JR中央本線・篠ノ井線・大糸線/2300円+450円+510円) <510円(快速ムーンライト信州号指定券)> <450円(新宿〜立川の普通乗車券/立川が0時を越える駅)> <2300円(青春18切符1綴)> ⊃濃大町駅-室堂 (アルピコ交通バス・関西電力トロリーバス・立山黒部貫光/片道7030円) <※荷物10kg以上は室堂まで600円/黒部ダムまで200円> 【★復路★】 \淮-富山駅(富山地方鉄道バス/片道3400円・折立〜有峰口は2400円) <※予約制路線バスだが空席があれば普通席でも補助席でも乗車可> 富山-新宿(東京) (JR北陸本線・大糸線・篠ノ井線・中央本線/2300円<青春18切符>) (※鈍行列車乗継で富山から糸魚川経由で新宿は9時間48分かかる) 【★往路詳細★】 新宿23:54-5:11信濃大町5:30-6:10扇沢6:30-6:46黒部ダム7:10- 7:15黒部平7:50-7:57大観峰8:15-8:25室堂 【★復路詳細★】 折立10:30-12:25富山13:18-14:32糸魚川14:49-15:50南小谷16:10- 17:07信濃大町17:12-19:09富士見19:33-20:26甲府20:37- 21:25大月21:30-23:06新宿(東京) 【★立山黒部アルペンルート片道運賃詳細★】 /濃大町-扇沢(関電アメニックス/アルピコ交通バス)1330円 ∪霏-黒部ダム(関西電力(関電トンネルトロリーバス))1500円 9部湖-黒部平(立山黒部貫光(黒部ケーブルカー))840円 す部平-大観峰(立山黒部貫光(立山ロープウエイ))1260円 ヂ膣冓-室堂(立山黒部貫光(立山トンネルトロリーバス))2100円 信濃大町-室堂(片道券⇒7030円/往復券⇒1万1200円) Р拱券(扇沢-黒部ダム:200円/黒部湖-室堂:400円/10kg以上) 立山黒部アルペンルート(信濃大町〜扇沢〜室堂〜立山時刻表) http://www.alpen-route.com/ 富山地方鉄道バス(富山駅〜折立時刻表) http://www.chitetsu.co.jp/bus_a/summer_busH24.html JR東日本(中央本線・篠ノ井線・大糸線(北アルプス線)) http://www.jreast.co.jp/ JR西日本(北陸本線・大糸線(大糸北線)) http://www.westjr.co.jp/ 北越急行線(直江津-犀潟〜六日町-越後湯沢) http://www.hokuhoku.co.jp/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
【▲全区間赤線登山道▲】 ー柴押岨盪匈戞Ю齋眠C(アイゼン不必要)とガレ場に注意 ∋盪匈戞船競蘰宗Д魯轡款譴班眄个肪躇 ザラ峠〜五色ヶ原山荘:立山カルデラに転落しないよう注意 じ淇Д原山荘〜越中沢岳:岩場の巻き道が多いので注意 ケ枌翅岳〜スゴ乗越:スゴノ頭の登り下りに注意 Ε好款莟曄船好款莟枉屋:危険箇所はとくに無し Д好款莟枉屋〜間山:危険箇所はとくに無し ┫峪魁阻面師岳:岩稜帯の登り下り・浮石に注意 北薬師岳〜薬師岳:岩稜帯の登り下り・浮石・落石に注意 薬師岳〜薬師岳山荘:危険箇所はとくに無し 薬師岳山荘〜薬師峠テント場:足場が悪いので注意 薬師峠テント場〜太郎平小屋:危険箇所はとくに無し 太郎平小屋〜太郎坂三角点:危険箇所はとくに無し 太郎坂三角点〜折立:樹林帯で滑りやすいので注意 有峰林道付近:ツキノワグマの目撃が多いので注意 【▲登山者数情報▲】<往路のみ> ー柴押岨盪匈戞約50名 ∋盪匈戞船競蘰宗約50名 ザラ峠〜五色ヶ原山荘:約20名 じ淇Д原山荘〜越中沢岳:3名 ケ枌翅岳〜スゴ乗越:7名 Ε好款莟曄船好款莟枉屋:約10名 Д好款莟枉屋〜間山:5名 ┫峪魁阻面師岳:5名 北薬師岳〜薬師岳:約7名 薬師岳〜薬師岳山荘:15名 薬師岳山荘〜薬師峠テント場:約50名 薬師峠テント場〜太郎平小屋:3名 太郎平小屋〜太郎坂三角点:約30名 太郎坂三角点〜折立:約50名 【▲周辺の山小屋情報▲】 室堂山荘 http://www.murodou.co.jp/ 一の越山荘 http://homepage3.nifty.com/1nokoshi/ 平ノ小屋 http://www.tateyamakankoukyoukai.jp/lodgings/index.html 五色ヶ原山荘 http://www.goshikigahara.com/ スゴ乗越小屋 http://www.inkknot.com/yamagoya/05-03.php 薬師岳山荘 http://www.yakushidake-sansou.com/ 太郎平小屋 http://www3.ocn.ne.jp/~ltaro/index.html 薬師沢小屋 http://www.inkknot.com/yamagoya/05-04.php 北ノ俣岳避難小屋(北ノ俣岳と寺地山の乗越) http://www.yamajikaze.net/yamagoya/koya_data/n_alps_tateyama_01#05 |
写真
感想
【■■感想と解説■■】
今回の登山目標は室堂から黒部五郎岳を越えて岐阜県側の新穂高温泉に下山する事でしたが、天候悪化にともないまして太郎平から先を断念せざるおえませんでした。したがって『室堂-五色ヶ原-スゴ乗越-薬師岳-太郎平-折立』になってしまいましたが、とりあえずは太郎平まで歩けたので満足しております。
まずはじめにJR信濃大町駅で新宿からの夜行快速列車を下車して扇沢行のバスに乗り換えます。そして扇沢からは立山黒部アルペンルートを通って室堂へ行きます。室堂は立山連峰の山岳基地で大にぎわいでした。室堂からは室堂山を目指して急峻な登山道を登っります。室堂山の頂上に近付くと眼下に一ノ越山荘と雷殿やタンボ平へ行く登山道が見えております。室堂山から少し登ると浄土山で浄土山から少し登ると一ノ越分岐です。この一ノ越分岐までが観光系登山者の庭場で、ここから先が本格的な登山者の領域です。一ノ越分岐からは岩場や雪渓を横断し風光明媚な景色を四方に見ながら進みますと獅子岳の頂上に着きます。本来なら景色良好の筈ですが、この付近で雨が降ってきましたので景色は芳しくありませんでした。獅子岳からはクサリ場やハシゴ場を通ってザラ峠(佐良峠)へ下ってザラ峠から五色ヶ原へ登り返して草原の中を進むと五色ヶ原山荘が見えてきます。一泊二食9000円の素泊6000円で宿泊者は風呂に入る事が出来ます。室堂からのパンチが効いた登山の後の風呂は格別な気分でまさに極楽です。ちなみにこの日は一人一畳を使えました。
翌日は御来光を拝んだ後に薬師岳方面へ出発しました。鳶山を越えると峰々の登り下りが多くなって越中沢岳までは岩場の巻道や急峻な下りが多く足が疲労してきました。そしてその先のスゴノ頭の登り下りもいささか大変でした。スゴ乗越から先は標高差200mの登りでスゴ乗越小屋に着きます。スゴ乗越小屋は水場で水が無料ですのでここで薬師岳越えの水を2リットルほど汲みます。ここで水を汲んでおかないと薬師岳山荘まで水場はありませんし、おまけに薬師岳山荘は天水利用なので水をたくさん手に入れることが出来ません。そうなるとスゴ乗越小屋から薬師峠テント場の水場まで水が手に入りにくい事になります。スゴ乗越小屋から間山までは樹林帯の緩やかな坂と急峻な坂を交互に登って着きますが、間山の頂上はハイマツの中に三角点があるだけでした。間山から北薬師岳は岩稜帯の登り下りが多くこのあたりで足がパンパンに疲れてきます。そしてここまで来ると景色は良好ですが、薬師岳まではCT(常人の平均登山速度)で40分ですが、疲労が重なってきておりますので1時間はかかります。薬師岳からの眺望は最高でした。まさに百名山です。薬師岳から薬師岳山荘までは40分ほどで着きます。少し下にある太郎平小屋は登山道の十字路なので方々(ほうぼう)から山屋や沢屋や渓流釣屋や折立からの軽登山者などたくさんの人が集まりますので、混雑している可能性が高いです。しかし薬師岳山荘は意外と空いておりますので泊まりやすかったです。ちなみにこの日は一人一畳でした。だけど天水利用なので洗面所が無いので不便でした。水を選んで混んでいる太郎平小屋か、水が無く混んでいない薬師岳山荘か迷うところです。
翌日は濃霧の中で太郎平まで下りている最中に雨が降っていましたので雨具に着替えて薬師峠テント場まで下って、薬師岳山荘で水に不便しておりましたので薬師峠テント場で水を汲んで太郎平へ行きました。太郎平では霧と雨足が強くなり北ノ俣岳方面が濃霧で見えなく強風の雨が吹いておりましたので、今回はここで登山を断念して有峰湖上部の折立に下りました。折立への道は急峻な道で樹林帯に入ると雨が上がって暖かくなってきました。太郎坂三角点付近で2名のヤマレコの知人(i_wata18さん・maychoiさん)と偶然お会いして記念写真を撮って折立に下りました。折立からのバスは予約制ですが空席があれば乗れるとの事です。そしてバスが走り出した時にツキノワグマが林道に出てきたので運転手がバスを停めてツキノワグマの撮影会になってしまいました。そしてバスに1時間40分ほど揺られて富山駅前に着きましたが富山駅は超暑く同じ富山市内でも折立と富山駅前では気候がまったく違います。今回の総括は室堂から折立まで歩けたことに満足していることと、北ノ俣岳と黒部五郎岳へ行く事が出来なかった無念だけでした。山は逃げないので次にリベンジします。
私も此のルートをかねがね狙っておりました。
昨年の赤牛岳から眺めた時から、ずーっと考えていました。
私の考えは逆周りですけど。
折立−薬師峠テント場−五色ヶ原山荘ー室堂
行くところが似ています。笑えます。
今回のルートはパンチが効いていてなかなか大変でした
>昨年の赤牛岳から眺めた時から
懐かしいですね。バテバテの読売新道
今年もどこかでお会いしたいですね
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