記録ID: 217341
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
甲斐駒ヶ岳・鋸岳(黒戸尾根から)
2012年08月18日(土) ~
2012年08月19日(日)
- GPS
- 00:44
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 3,600m
- 下り
- 2,338m
コースタイム
■ 8/18(土)
8:53 尾白渓谷駐車場
8:57 竹宇駒ヶ岳神社
10:19 笹ノ平分岐点
11:27 刃渡り
11:46 刀利天狗
12:26 五合目小屋跡
13:21 七丈第一小屋
13:35 七丈第二小屋
14:27 八合目御来迎場
15:48 駒ヶ岳神社奥社
15:52 甲斐駒ヶ岳山頂直下分岐
16:20 摩利支天
16:56 甲斐駒ヶ岳山頂直下分岐
16:59 甲斐駒ヶ岳
18:34 六合目小屋(六合石室)(泊)
■ 8/19(日)
4:48 六合目小屋(六合石室)
6:12 烏帽子岳方面分岐
6:51 中ノ川乗越
7:34 第二高点
7:56 大ギャップ下部
8:45 鹿窓
8:52 小ギャップ
9:05 第一高点(鋸岳)
(大休止・9:30出発)
9:43 角兵衛沢のコル
12:20 戸台川(角兵衛沢道標)
13:25 丹溪山荘跡
14:44 大平山荘
15:08 北沢峠(長衛荘)
8:53 尾白渓谷駐車場
8:57 竹宇駒ヶ岳神社
10:19 笹ノ平分岐点
11:27 刃渡り
11:46 刀利天狗
12:26 五合目小屋跡
13:21 七丈第一小屋
13:35 七丈第二小屋
14:27 八合目御来迎場
15:48 駒ヶ岳神社奥社
15:52 甲斐駒ヶ岳山頂直下分岐
16:20 摩利支天
16:56 甲斐駒ヶ岳山頂直下分岐
16:59 甲斐駒ヶ岳
18:34 六合目小屋(六合石室)(泊)
■ 8/19(日)
4:48 六合目小屋(六合石室)
6:12 烏帽子岳方面分岐
6:51 中ノ川乗越
7:34 第二高点
7:56 大ギャップ下部
8:45 鹿窓
8:52 小ギャップ
9:05 第一高点(鋸岳)
(大休止・9:30出発)
9:43 角兵衛沢のコル
12:20 戸台川(角兵衛沢道標)
13:25 丹溪山荘跡
14:44 大平山荘
15:08 北沢峠(長衛荘)
天候 | ■ 8/18(土):薄曇のち雨 ■ 8/19(日):晴のち曇・一時雨・のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
■ 帰り: 北沢峠〜(南アルプス市営バス)〜広河原〜(山梨交通バス)〜JR甲府駅〜(電車)〜自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■ 尾白渓谷駐車場にトイレ、売店前に登山ポストあり。 ■ 黒戸尾根はハシゴや鎖場はあるが、特別に危険と思われる箇所はなし。 ■ 今回歩いた鋸岳のルートは目印のピンクリボンが短い間隔で付けられており、これを見失わないように歩けば道迷いすることはないはず(逆に、いつまで経ってもピンクリボンが現れなかったら、道を間違えている可能性大)。それでも、自分は何度かルートミスをしてしまった。 ・六合目小屋〜三ツ頭 … 三ツ頭までは尾根の東側の樹林帯にピンクリボンと踏み跡があったため、それを進んだところ途中でルートを見失ってしまった。斜面を強引に直登して稜線に出たところ、三ツ頭と烏帽子岳を結ぶ登山道に出た。それを引き返して鋸岳と烏帽子岳の分岐へ戻ることができた。 ルートを見失う手前に稜線へ登る道があったのか・・・と思ったが、あらためてガイドブックの説明を読んでもよくわからない。 ・中ノ川乗越〜第二高点 … 中ノ川乗越からガレ場を登りきった後、草の生えた左側へ進むべきなのに、右側の岩場を登ろうとしてしまった。なお、ここのガレ場はすべての石が浮き石状態で非常に落石が起きやすく、一抱えもあるような石が簡単に崩れ落ちてしまった。これも、わずかな差で落石の起きにくいルートがあったのだと思うが、自分の能力では見極められなかった。 ・大ギャップの巻き道 … 第二高点から数十mくらい(?)下り、大ギャップから落ち込んでいるガレ沢をトラバースして対岸に渡るのが正しいルートなのだが(対岸にはちゃんとピンクリボンがあった)、それを見落してガレ沢を登り始めてしまった。後から来た2人組に呼びかけてもらって間違いに気づくことができた。 ・角兵衛沢のコルからの下り … ここも浮き石だらけの急なガレ場で、ガラガラと足元の石を崩しながら下っていったが、ある程度踏まれて浮き石の少ないルートがガレ場の左端のほうにあった。 ・戸台川の河原 … 鋸岳から下ってきて戸台川(角兵衛沢出合)に出て、対岸に渡った後、どう見ても登れないような急斜面にピンクリボンが付いていたりして、それに惑わされてかなり時間をロスしてしまった。そういう場所では河原の上流方向にもピンクリボンがあったので、そちらへ進むのが正解だったようだ。また、丹溪山荘跡への分岐も河原の中州のようなところにあってわかりにくい。 ■ 鋸岳を登るのに、ロープや登攀具は必要ないと思う。荷物が重くなればそれだけ行動力が落ちるし、危険箇所でロープだ何だともたもたしているより、さっさと通過してしまったほうが安全だろう。でも、必要だと思ったものがいくつかある。 ・ヘルメット(落石に備えて。自分が落石を起こさないこと・ガレ場に先行者がいたら安全な場所で待機することも) ・ルートファインディング能力(ピンクリボンはちゃんと付けられているので、あとは広い視野でそれを見つけられるかどうか。ガレ場でも落石の起きにくいルートを見つけられるかどうか) ・雨の日はゴムイボ付きの軍手など(濡れた鎖は滑って素手では持てない) ・多少なりとも岩登りの経験(長い鎖場があるので、腕だけで登ろうとしたら力が持たない) |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
■ 2ヶ月ほど前から計画していた山行が、ようやく実現できた。
■ 今回は黒戸尾根の長いルートと、鋸岳の危険箇所を歩くので、できるだけ荷物を軽量化した。ザックは310gのサブザック(THE NORTH FACEのバート26)。六合目小屋に泊まるのを前提にテントは持たず、シュラフと個人用マットのみ。コンロも持たず、食料はパンと魚肉ソーセージ。荷物の総重量はおそらく6kgを下回っていたと思う。
■ 鋸岳は上級者向けの山、ということはガイドブックなどで承知していたが、予想以上に経験値の高さを要求される山だった。正しいルートを注意深く歩けばとりわけ危険というわけではないが、それができない人には危ない山。自分にはまだちょっと早かったかもしれない。特に落石を起こすのは、今回は誰も怪我させなかったからよかったものの、殺人行為に等しいということを肝に銘じるべきだ。
でも、今回がいい経験になったのも確か。やっぱり難しい山に挑戦していかないと、いつまで経ってもレベルを上げられない。
■ 途中からご一緒させてもらったお2人は先輩と後輩という感じだったが、先輩のほうは行動も判断もしっかりしていて、なかなかリーダーシップがあったと思う。こういう人と一緒ならパートナーも安心だ。
そのお2人とは「鋸岳は1回登れば十分だな〜」と意見が合ったが、今回があまりにも下手くそな山行だったので、もし機会があればもう一度やり直したい気もする。
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いつの間にか鋸岳に行っていたとは!ビックリです。
体力ありますねえ。さすがです。
ルーファイが難しいのですね。
私もいつか行こうかと思っていましたが、当分の間やめておきます。
多少のミスはあったにせよ、よい経験ができてよかったですね!
お疲れさまでした。
いやあ、荷物が軽かったですから。
黒戸尾根を日帰りしたというレコがたくさんアップされていますが、
日帰り前提ならシュラフやマットもいりませんし、水は行き帰りとも
七丈小屋で補給できますから、さらに軽くできると思います。
鋸岳はピンクリボンが整備されているにも関わらず、ルートミスを
何度もしてしまったのは恥ずかしいです。
後続のお2人に追いつかれないように・・・という焦りも多少あったの
かもしれません。
(結局は、お2人とご一緒したおかげで無事登頂できたのですが)
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