新穂高から穂高連峰へ(奥穂・前穂・涸沢)
- GPS
- 12:06
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 2,789m
- 下り
- 2,839m
コースタイム
3:54 登山情報基地
4:58 奥穂登山口(白出沢)
5:39 重太郎橋
5:56 鉱石沢
6:14 荷継沢
7:37 穂高岳山荘
8:05 奥穂高岳 8:06
9:07 紀美子平
9:29 前穂高岳 9:34
9:54 紀美子平
10:58 奥穂高岳
11:19 穂高岳山荘
11:32 涸沢岳 12:08(昼食)
12:21 穂高岳山荘
13:35 荷継沢
13:55 鉱石沢 14:05(水補給、カッパ)
14:15 重太郎橋
14:49 奥穂登山口(白出沢)
15:52 登山情報基地(下山届)
16:02 無料駐車場(上から2段目)
天候 | 晴れ後一時雨(14時〜15時くらい) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前日の天候なども関係しているのか、この時期この時間で空いているのはラッキー!? |
コース状況/ 危険箇所等 |
山荘まで 重太郎の岩切道周辺は注意して歩行すれば問題は無いが雨の場合は滑りやすいので注意してください。 このあたりは花もたくさん咲いており、撮影などでつい立ち止まってしまいますが、落石もあるのですばやく移動したほうが良いです。 鉱石沢の水量は元々少ないですが、前日の雨などもあり水場としては十分です。 荷継沢上部のガレ場は所々ルートが不明瞭ですが向かう先が分かるので、しっかりした石を選んで歩けば大丈夫です。 それでも浮石などが多く危険なので、できるだけペンキ印の場所を探して歩いてください。 下りに雨が降り岩切道から白出沢までの石は滑りやすかった。 登山道が小川になっていました。 前穂 昨年は問題なかったのですが、今回紀美子平から登る際、誤って直登してしまいました。 踏み跡があったため途中まで気がつかず、かなり登った所でふと下を見ると左へ巻いていく人が見え、あれ? ようやく間違いに気づきました。 少し上を見ると登っていく人が見えたためそのまま登り合流しましたが気をつけてください。踏み跡だけを頼りにするのは危険でした。必ずペンキ印も合わせて確認してください。 吊尾根 鎖を使って降りる場所(注1)と、岩を乗り越える場所(注2)で、簡単に抜けられる所をわざわざ難しい方を選んでしまい苦戦するグループがありました。 表示も無く(あったのかもしれませんが気づきませんでした)分かりにくい。 (注1)奥穂から前穂へ行く時は気づかず短く急で狭い鎖場(最初だったかな?)を下りましたが、前穂から奥穂へ戻る時には回り込んで知らない間に鎖場の上に出ていた場所です。 (注2)岩の切り立った場所でした。位置はよく分かりません。最低コルの付近だったかな!? 奥穂へ向かう際は×印が目立つ切り立った岩場を登る場所で、前穂に向かう場合は大岩を抱えて下りていくような場所でした。数名岩を抱えるように苦しんで下りてましたが、岩から1〜2m横からの方が移動し易かったです。 よく足場を観察してルートを考えれば大丈夫です。 |
写真
感想
土日で黒岳と鷲羽岳に行こうと計画していたのに急遽土曜に用事が入り日曜の1日だけになってしまいました。
せっかく準備していた大きなザックから荷物を出して日帰り用の小さなザックに変更。
悩んだ末に1年ぶりの奥穂高岳へ行くことにしました。
3時半ごろ新穂高温泉の無料駐車場に到着。
まだ数台の空きはありましたが、その後も車が入ってきておりすぐに満車になりそうな感じでした。
車を止めてすぐに準備をして出発。辺りはまだ真っ暗闇ですがたくさんの方が出発していきます。
登山基地に届けを出し林道を快調に歩きます。
穂高平小屋に着き空を見上げると明けの明星なのか明るい星が一つ光り輝いています。天気は良さそうかな!? などと考えながら暗い林道をさらに進みます。
奥穂へ登山口に着く頃にはすっかり明るくなっていました。
ここからいよいよ登山道となり本格的な登りが始まります。
しばらくは傾斜の緩い登山道が続きます。
左に沢が見えはじめてからしばらく進むと対岸に梯子が見えてきます。すぐに重太郎橋に到着します。
梯子を登ると、よくもこんな道を作ったと思うような「岩切り道」が始まります。右は切れ落ちて沢へと続いており危険です。補助の鎖や鉄棒が取り付けられているので慎重に通過。
途中花がたくさん咲いており、撮影などで足が止まってしまいます。
しかしこの辺りは落石も危険なので、できるだけ早く通過した方が良いです。
上を気にしながら足元に注意し急いで通り抜けます。
しばらく行くと水場でもある鉱石沢に到着。美味しい水をコップに3杯!! 飲みすぎてしまいましたが美味しいです。
対岸に渡り樹林帯を登ると荷継沢に出ます。いよいよガレ場の登りに入ります。
途中の雪渓も登山道には関係ないところに残るだけになっていました。
ひたすら登り山荘に到着、そのまま奥穂山頂に向かいます。
山頂からは雲海に浮かぶ山々が綺麗でした。 と ここで目的は達成なのですが、以外と早く着いたため、先に見える前穂へ行こうかとの思いが!?
実は昨年も同コースを歩いたのですが、かなりキツかったため今回は奥穂と涸沢に寄って帰るつもりにしていました。
でも、山頂から見る前穂の姿と吊尾根を眺めていたら頭の中で「行けーっ」と言う声が響いてきました。
時間も早いしここまで来たならと考える前に、足は勝手に動いていました。
途中25人ほどの外国人グループの後ろをのんびり歩いていましたが、10分ほどすると写真を撮ったり景色を眺めたりと止まることもあり、私の存在に気づいていない? ようだったのでお願いして前に出させていただきました。
紀美子平に到着するとデポしたザックや休憩の方がたくさんみえました。
ここでは休憩せずそのまま前穂へ向かったのですが、実はここでルートを間違えてしまいました。
踏み跡を頼りに登っていき、かなり登ったところで紀美子平を眺めていたら下から登って来た人が左に消えていきます。 えっ? まさか! そういえばペンキ印がない。ここで初めてルートを間違えたことに気付きました。
でも、上を見るとすぐそこに登山者がいます。そのまま踏み跡をたどって登山道と合流。よかったー!
山頂ではガスで展望は無くしばらく休憩し下山。
帰りは印を確認しながら正規のルートを歩きました。
そして吊尾根を戻って奥穂、山荘を経由し本日最後の山頂、涸沢岳を目指します。
最後の登り途中で下りの方が「ライチョウいたよ!」と教えてくれてので撮影タイム! 大好きな笠ヶ岳をバックに撮影。
賑わう山頂ではお決まりのラーメンを食べて休憩。
ガスは出ていましたが北穂、南岳、奥穂などは見えておりのんびり。
休憩後は一気に新穂高まで下ります。
今日は水を2.5l、ラーメン用に500ml、CCレモン500ml持ってきてましたが下山中少し心細くなってきました。ちょうど鉱石沢に着き水の補給をしていると雨が落ちてきました。
大丈夫かなーと思っていると、あっという間にザーザー降りになり慌ててパーカーを着て急いで下山。
岩切り道は慎重に急いで、一部小川になった登山道も急いで下りました。
白出沢に着いた頃には雨もやんでいました。
今回は歩行距離、時間も長く膝が心配だったので下る前にサポーターを巻いて下山しました。おかげで何事もなく無事下山できました。
下山後は平湯温泉まで移動し、ひらゆの森で汗を流しました。500円也
ゆっくり休みすぎて遅くなったので、帰り道(41号線)の途中にある大衆食堂で「とんちゃん」3つにうどん1つ入れて!! と注文し食事タイム。これがまた美味しい!!
にんにくの香りで家族には嫌がられるかもしれませんが、これからは下山後の定番になりそうです。
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