UAC【立山連峰縦走】劔岳〜薬師岳〜雲ノ平〜鷲羽岳〜双六岳〜笠ヶ岳(クリヤ谷)
- GPS
- 62:19
- 距離
- 73.0km
- 登り
- 6,524m
- 下り
- 7,921m
コースタイム
【2日目】 【4日目】 【5日目】
08:00 室堂 03:12 剱沢 06:38 剱沢
10:35 別山乗越 04:07 剣山荘 04:24 07:12 別山乗越 07:25
16:11 剱沢キャンプ場 04:55 一服剱 08:11 雷鳥沢(お別れ会)09:42
06:24 前剱 10:56 一ノ越 11:05
09:44 剱岳 10:05 11:33 浄土山
12:58 前剱 12:47 獅子岳
14:05 一服剱 13:49 ザラ峠
14:59 剣山荘 14:15 五色ヶ原キャンプ場
15:57 剱沢
【6日目】 【7日目】 【8日目】
03:52 五色ヶ原 07:01 薬師峠 07:00 雲ノ平キャンプ場
04:45 鳶山 07:31 太郎平小屋 07:59 祖父岳(石遊び) 08:45
06:04 越中沢岳 09:29 薬師沢小屋 09:13 岩苔乗越
07:20 スゴの頭 12:11 祖母岳 09:50 ワリモ岳
07:56 スゴ乗越 12:27 雲ノ平山荘 12:38 10:21 鷲羽岳 10:29
08:43 スゴの小屋 09:00 12:59 雲ノ平キャンプ場 10:52 鷲羽池 11:22
10:00 間山 11:56 三俣山荘 12:11
11:43 北薬師岳 12:52 三俣蓮華岳
12:31 薬師岳 13:51 双六岳
13:28 薬師岳山荘 14:33 双六小屋
14:29 薬師峠キャンプ場
【9日目】
01:40 双六小屋
02:26 弓折乗越 02:40
02:50 弓折岳
04:09 秩父平
05:07 抜戸岳
05:45 抜戸岩
06:12 笠ヶ岳山荘
06:28 笠ヶ岳 06:35
07:52 雷鳥岩
08:42 水場 08:53
10:57 笠ヶ岳登山口
11:10 中尾高原口
天候 | 8/13 → 8/14 8/15 時々 8/16 →→ 8/17 時々 8/18 時々 8/19 時々 8/20 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
高尾(11:24)-小淵沢(13:38) 小淵沢(14:09)-長野(16:41) 長野(17:27)-直江津(18:59) 直江津(19:08)-富山(21:07) 富山までJRだったので青春18切符を使用 電鉄富山(22:15)-立山(23:15) 立山(6:00)-美女平(6:07) 美女平-室堂(1時間ほど) 【帰り】 中尾高原口(11:34)-松本バスターミナル(15:30) http://www.alpico.co.jp/access/express/matsumoto_takayama/ 料金は先払いで2800円 松本(15:55)-小淵沢(17:04) 小淵沢(17:10)-甲府(17:48) 甲府(18:08)-高尾(19:38) |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
今回は自分の所属している山岳部の山行です。
メンバーは新入生3名、同級生1名、そしてリーダーの自分です。
[b]【1日目 電車移動】[/b]
事前の夜行バスの予約ミスにより初日はひたすら鈍行での移動となりました。
幸いなことに今回の山行の参加人数は5人ということで[b]"青春18切符"[/b]を使用することができたので、結果的には深夜バスよりも割安に到着できたかもしれません。
メンバーが集合し、小淵沢行きで[b]終点[/b]まで
小淵沢では待ち時間があったので駅弁を購入しました。
次に小淵沢発、長野行きに乗り[b]終点[/b]まで…
その次は長野発、直江津行きに乗り[b]終点[/b]まで……
そして次は直江津発、金沢行きに乗りました。
富山駅は終着駅ではありませんでしたが、停車時間は長く、下車はゆとりをもってできました。
ここで夕飯を購入し、富山地方鉄道に乗り換え、立山駅まで向かいました。
[b]【2日目 入山】[/b]
早朝から観光客がチケット売り場に並びだしましたが、なんとか始発のケーブルカーに乗ることができました。
ケーブルカーの次は高原バスに揺られること1時間、ようやく登山口に到着できました。
給水してから出発することとなりました。
天候は出発した時点から芳しくなく、雷鳥沢キャンプ場辺りから横殴りの雨となりました。
のんびりと雷鳥坂をあがり、剣御前まであがりました。
そこから剱沢までくだり、そこでテントを設営しました。
[b]【3日目 停滞】[/b]
2日目の夜は暴風雷雨でした。
翌日も雨が引き続いていたため、停滞することとしました。
[b]【4日目 剱岳】[/b]
新入生3名を同行させるため、他の登山者よりもいち早く登りだしました。
剣山荘で手洗いを済ませ、一服剱へ向かいました。
新入生は山に慣れていないため、一服剱の時点で疲弊していました。
それでもこの頃は朝日が山に当たり、気を紛らわすことができました。
前剱を過ぎると徐々に鎖場が出てきました。
新入生が鎖場で怖気づいてきたので、ハーネスを付けさせました。
それでも平蔵の頭までくると、ハーネスを鎖に繋いでも進むのが遅くなってしまいました。
仕方がないので1番小柄な子は自分が何箇所かの鎖場では抱きかかえて進みました。
カニのタテバイはただの直登なので大したことはないだろうと思い、自分はスイスイ進んでしまいました。
しかし、新入生にとっては恐怖の存在でしかないようで、なかなか登ることができず、タテバイの下には大渋滞ができてしまいました。
自分は山で渋滞しているのが大の苦手なのにもかかわらず、自分の率いているグループが渋滞を引き起こしていることを申し訳なく思いました。
なんとか全員タテバイを登らせました。
しかし、山頂まであと少しというところなのにも関わらず、もう進めないということを言う者が現れました。
自分としては「タテバイを上がったからには登頂すべきだろう」ということで、全員登頂させました。
くだりはカニのヨコバイですが、またしてもここで新入生は怖気づいてしまいました。
しかし、ここでは抱きかかえて移動できないのでゆっくり移動してもらいました。
渡り切るのを待っている間にヨコバイを逆走しようている女性がいたのでタテバイを使うように言いました。
その人曰く、「ハヤチネヤマ行きたい」などと言っていましたが、はたして無事に帰れたのでしょうか?
ちなみに、靴紐は切れ、小雨なのにもかかわらず、下は雨具を付けず、レギンスという出で立ちでした。
なんとか新入生は渡り切ると顔からは表情は消え、俯いたままになってしまいました。
自分も長時間待機したため、ここで頭痛を発症してしまいました。
ヨコバイをくだれば後は楽勝な鎖場ですが、相変わらず新入生はクサリになれることはなく、のんびりと下っていきました。
平蔵の頭でTシャツ姿と半ズボン姿の外国人2人組が登っていました。
この先は危ないと説明すると理解してくれたので一緒に剱沢まで下山することにしました。
新入生が一生懸命下山していたので、その間はその若者二人組と色々と話をして仲良くなることができました。
帰りに剱沢小屋でバッチを購入してテントへ戻りました。
この日は自分があまりの頭痛で起き上がれなくなってしまったので、サブリーダーの同級生に夕飯や、翌日の予定を任せました。
縦走を始める前にこのような状態になってしまったことは屈辱的でしたが、薬などは服用せずに気合で治しました。
[b]【4日目 縦走開始】[/b]
翌朝、自分の体調は元に戻りました。
6時出発の予定でしたが、色々とトラブルが発生したため、出発が遅れました。
縦走開始するために一旦、雷鳥沢キャンプ場まで戻りました。
また、新入生の体力がどれほどのものか試すために、雷鳥沢まではそれぞれのペースで進んでもらうことにしました。
結局、雷鳥沢にコースタイム以内に到着できた新入生がいませんでした。
また、新入生達の腰や膝に違和感が出たということだったので、新入生は全員下山させることにしました。
一ノ越まではなかなか登りごたえのある道でした。
小屋には立山へ向かう観光客が大勢いました。
自分たちは立山方面へは向かわずに、浄土山方面へ向かいました。
龍王岳を巻いているころから天気が好転してきました。
鬼岳の中腹には数ヶ所雪渓を横断しました。
踏み跡はしっかりとしているので滑ることはありませんでした。
雪渓を渡り終え、しばらくした所で雷鳥の親子に出会いました。
獅子岳までくると左手には黒部湖越しに後立山連峰が望めました。
ザラ峠までの下りは足元が崩れていて歩きにくかったです。
つづら折りをくだり、ザラ峠を越すと木道が現れ、しばらく歩くとキャンプ場でした。
キャンプ場から小屋までは徒歩で10分ほどあり、テン場代を払うだけなのにもかかわらず、無駄に労力を使ってしまいました。
[b]【5日目 長時間縦走&薬師岳】[/b]
前日の夜に2人で話し合った結果、剱沢の停滞でできた1日分の遅延を取り戻そう!ということになりました。
日の出前に出発し、長い長い木道を歩いていると、すでに小屋をでて、歩いている単独行の方がいました。
その方も薬師岳を越えていくということでした。
鳶山を過ぎると左手から日が昇りだし、目の前に越中沢岳が現れました。
その姿は雄大で圧倒されました。
休憩をはさみながら、越中沢岳に登り終えると遠くに薬師岳が望めました。
また振り返ると、前日に通った鬼岳や獅子岳の姿も望めました。
越中沢岳の看板には「近くて遠いスゴ乗越」と書かれていました。
実際、小屋の屋根は見えました。
しかし、急なアップダウンが続き、かなり時間がかかりました。
途中のスゴの頭に立ち寄ると雷鳥のつがいがいました。
ピークには特に看板などはなく、手ぬぐいが巻いてあるのみでした。
ヒーヒー言いながらスゴ乗越小屋に到着し、そこでジュースを購入しました。
スゴ乗越の"スゴ"はなんだろうね?なんて言いながら進んだので、小屋番さんにその質問を投げかけてみたところ
スゴを漢字にすると数合と書くそうで、昔猟師さんが数(獲った獲物かな?)を合わせる場所に使ったことが由来なんだそうです。
ちなみに、数合という地名は他にも長野県内にあるそうです。
小屋で息を整えた後は、薬師岳を目指すことになりました。
間山へ上がる頃には非常に日差しが強くなり、日焼け止め対策をしていない自分の腕はヒリヒリとしてきました。
三角点のある間山を過ぎ、多少日差しが陰ってきたので歩きやすくなりました。
北薬師岳までにはいくつものピークがあり、[b]次こそは北薬師のはずだ![/b]とお互いに言いながら登りました。
なんとか北薬師岳に登頂し、さらにいくつかのピークを越えると薬師岳でした。
薬師岳の頂上では若干ガスがかかっていましたが、登頂するまでに黒部川源流の景色を十分に楽しんでいたので、見晴らしが効かないことも、まったく不満には思いませんでした。
山頂からの下りは砂利のような斜面をつづら折りで下っていきました。
薬師岳山荘でバッチを購入後、薬師峠までおりました。
薬師峠までは枯れた沢を下って行く箇所があり、一段降りるごとに膝に負担がかかってしまいました。
薬師峠のキャンプ場に到着すると多くのテントが幕営していました。
この日は長距離歩いたので、テント設営後に間食としてスパゲッティ1人前を二人で分けました。
その後、仮眠をとった後で、夕食にしました。
食事をしている時に二人で「歩き過ぎは良くないねぇ」なんてちょっぴり反省をしました。
[b]【6日目 雲ノ平】[/b]
前日の長距離縦走で疲弊していたので、この日は 日の出後に出発することにしました。
キャンプ場を出発し、太郎平小屋から薬師沢方面へ下っていきました。
太郎平からは縦走ルートとして黒部五郎岳へ向かうことも可能でしたが、
相棒が既に踏破済みということで今回は雲ノ平へ向かうこととなりました。
木道を黙々と下って行くといくつか沢がありました。
この日も日差しが強いのにもかかわらず、沢からの冷気でさわやかな気持ちで足を運べました。
薬師沢出合にある薬師沢小屋ではピークではないものの、バッチのデザインが気に入ったので購入しました。
ここの小屋番さんは優しそうで小屋の雰囲気も良かったです。
ただ、残念なのがここにはテン場がありませんでした。
テン場があれば是非とも宿泊したい地でした。
小屋前の吊り橋を渡ったところで、高天原方面との分岐を登り始めました。
ここからの斜面は傾斜がキツく、大きな石が出ていたので登るのになかなか苦労しました。
なんとか登り終えると再び木道が現れました。
木道をしばらく進むとアラスカ庭園がありました。
この辺りで雨が降りだしたので雨具を着用しました。
雷雨の中、アルプス庭園との分岐を進むと祖母岳に登れました。
雨が降っていて若干ガスがかかっていたものの黒部川源流域の山々が望めました。
その後、雲ノ平山荘でバッチ購入と、テント場の手続きを行いました。
小屋は程よくオシャレでなかなか雰囲気のよい山荘という印象でした。
小屋からテン場までは20分ほどもあり、雷に打たれやしないかとビクビクとしながら行きました。
[b]【7日目 鷲羽】[/b]
この日も行動時間は然程長いわけではないということで、のんびりと出発しました。
祖父岳にあがるとガスが出ていて、多くのケルンが立っていました。
時間に余裕があることもあり、二人でケルン作りをすることにしました。
なんだかんだ30分以上も石ころと戯れていると、ガスが晴れ始めました。
槍ヶ岳をはじめ、水晶岳、鷲羽岳、黒部五郎岳などが望めました。
お互いに石遊びも満足したこともあり、鷲羽岳へ向かうことにしました。
岩苔乗越を過ぎ、つづら折りでワリモ北分岐まであがると多くのザックが置かれていました。
どうやらこのザック達、水晶岳へ立ち寄る人たちがデポしているようでした。
「みんな水晶岳は百名山だから頑張って登っているんだなー」なんて思いました。
ワリモ岳は山頂にモソッとした岩が乗っかっている面白い山容をしていました。
この辺りでは若干硫黄の臭いが感じられました。
そこから多少下り、急斜面を登り終えると鷲羽岳でした。
山頂には多くの登山者が休憩していました。また、山頂からは槍ヶ岳や西鎌尾根の硫黄尾根がよく見えました。
山頂で休憩後、山頂の東側にある鷲羽池に立ち寄りました。
鷲羽池に立ち寄るような物好きはあまりいないようで、高山植物の楽園でした。
また、池は山頂から見た時よりも案外大きかったです。
鷲羽池の後は三俣山荘まで行き、ここでバッチを購入しました。
またここでは食堂をやっていて、なかなか美味しそうな匂いが漂っていましたが、我慢しておきました。
双六小屋の巻き道分岐までは比較的に楽な傾斜だったものの、そこから先は徐々に傾斜がキツくなり、登頂した時には若干バテました。
また、ここで通り雨があったので雨具を着ました。
三俣蓮華岳から今度は双六岳方面へ向かいました。
ハイマツ帯の中の道を進み、双六岳の中道分岐からさらに進みました。
双六岳の山頂はガスの中で展望は利きませんでしたが、山頂から東に伸びる丸みを帯びた尾根がガスの中に見えており、逆にその幽玄な雰囲気が自分の心に響きました。
その幻想的な稜線ルートにある登山道を下っていきました。
登山道の両側にはある程度の間隔でケルンが建てられていて、さらに良い雰囲気を出していました。
中道との合流点で再び雨が降ってきたので雨具を着てくだりました。
その後双六小屋でバッチを購入し、テントの手続きをしました。
ここの小屋は新穂高温泉から1日で上がってこれる場所ということもあり、大勢のテントが張られていました。
その上、山登りはおろかキャンプのルールさえ理解していない馬鹿者グループがいました。
おそらく自分と同年代でしょう。彼らは夜中まで奇声をあげたりしていました。
[b]知性のない彼ら[/b]を連れてきた人たちはどういう根性をしているのだろうか?と疑問に思いました。
[b]【8日目 笠ヶ岳】[/b]
そんなこんなで寝付けるわけもなかったので、[b]午前2時前[/b]には出発することにしました。
当然、日の出前であり、真っ暗な道でした。
弓折乗越で相棒は下山するということだったので、ここでしばらく休憩をしました。
空を見上げると満天の星空で、ときおり流れ星が見えました。
相棒と別れたあとは黙々と足を進めました。
知らぬ間に大ノマ岳を通り過ぎ、秩父平まで進むと徐々に日が出てきました。
秩父岩を過ぎ、抜戸岳に登頂すると槍穂連峰の後ろから日が登りだし、影画のようになっていました。
笠ヶ岳の方へ目を向けると、カメラのレンズの反射なのか、フラッシュなのかはわかりませんが頂上から何回か光が出ていました。
抜戸岳の山頂から少しくだり、大きな岩が割れたような形をした抜戸岩の間を通りました。
その先であった中年女性に半ば驚いた様子で、「キミはどこから来たの!?」なんて聞かれてしまいました。
また、その先の笠ヶ岳のテント場をノソノソ進んでいるとテントを片付けている人たちが驚いた様子でこちらを見てきました。
確かに午前6時の時点で付近にはテント場がないのにテントを背負っている奴がうろついていたら驚くのも無理は無いのでしょう。
笠ヶ岳山荘はクラシカルな外観で好感が持てました。
小屋ではバッチを購入し下山後のバスの時間を教えてもらいました。
小屋から山頂までテント装備のザックで登っていると、下ってきている登山者が驚いた様子で、「南側の尾根をくだるのかい?」というようなことを聞かれてしまいました。
逆にそんなに危ないところなのかとビビりながら登頂しました。
山頂からは槍穂連峰を始めとした北アルプスの様々な山々が望めました。
笠ヶ岳から南側の尾根を覗くと然程危なそうに見えなかったので、そのまま下ることにしました。
岩だらけの斜面には浮き石が多く、確かに踏み外すと危なかったかもしれません。
しかし、しばらく進んでいくと岩場もなくなり、緑豊かな道となりました。
途中、中年3人組を追い抜き、雷鳥岩でソロの方を追い抜きました。
雷鳥岩からは笠ヶ岳の姿を目に焼き付けてからくだりました。
ここまでは楽しかったものの、その先はクマザサが増えてきました。
さらに進むと2人組とソロの方とすれ違ったあとはクリヤ谷の道となりました。
ここまでくるとダラダラとした長い道が続き、ウンザリしてしまいました。
バテバテになりながらなんとか下山することができました。
一応バスの時刻を確認するため、中尾高原口のバス停に行ってみました。
すると、なんと小屋で確認した際には13時台にある松本行きのバスには間に合わないと思っていたにも関わらず、
なんと!11時台のバスにも間に合う時間に下りてきてしまいました!
ただ、11時台のバスに乗っても良かったのですが、1週間も風呂に入っていない身でバスに乗車するのは気が引けるので、
槍見館でのんびりとお湯に浸かってから13時台の松本行きバスで帰りました。
[b]【まとめ】[/b]
[b]剱岳[/b]は難易度が高い山だと聞かされていましたが、案外簡単に登れました。
ただ、山を舐めきった装備で行くところではないと個人的には感じました。
新入生たちは剱岳のみで下山することになってしまいましたが、彼らもよく頑張ったと思います。
[b]越中沢岳[/b]は特に名山に数えられているわけではありませんが個人的にはいい山だと思いました。
[b]薬師岳[/b]は薬師岳山荘から登頂するよりも北側からの登頂するほうがより魅力的な山に思えると感じました。
[b]雲ノ平[/b]はここ最近"日本最後の秘境"という名に釣られた初心者によって汚されているような印象を受けました。(特にキャンプ場)
[b]祖父岳[/b]は雲ノ平周辺の山々望め、とてもいい所でした。
[b]鷲羽[/b]は山頂よりもあまり人が入らない池のほうが自分好みの場所でした。
[b]双六岳[/b]は特に名山に数えられているわけではないですが、稜線ルートは幻想的で自分好みでした。
[b]笠ヶ岳[/b]は名山に恥じない素晴らしい山でした。笠ヶ岳の美しい姿を見たいのであれば南側の尾根を是非ともオススメしたいです。
ただ、雷鳥岩を過ぎたところからの長いなが〜い山歩きがありますが…
全体を通して比較的、天気に恵まれたのでとても楽しい山歩きができました。
100名山は人が多く、案外その隣にある山などが個人的にはいい山だなぁなんて思ってしまいました。
山頂からのパノラマ写真はヤマレコの容量の問題で掲載できませんでした。すみません
後日他のサイトからアップし、画像を貼ろうと思います。
Facebookでなくてこちらにコメントしてみました。
大縦走お疲れ様でした。写真を先に見たので、いつもの単独行のように楽々歩いているのかと思ったら、新人さんのお世話はお疲れ様でした。新人さんも劍に登れてよかったですね。
槍ヶ岳は裏から見ると穂高連峰を従えてこれぞ北アルプスの盟主という感じが好きです。
流れ星は時期的にペルセウス流星群でしょうか。
天候も後半は持ち直してなかなかの好展望だったでしょう。
また、楽しみにしています。
P.S Google3D地図って槍ヶ岳の穂先がないですね。
ついにヤマレコにユーザー登録されましたか!
剱岳は新人にとってハード過ぎましたねぇ
自分は新人との本格的な山行は今回が初めてで、甘やかさなかったことで本人たちにとっては心身ともに堪えてしまったようです。
ただ、このまま甘やかしたままであれば、冬の北アルプスには連れていけないので考え中です。
現役に期待しているOBとの板挟みという立場もまた悩む理由の一つなのですが…
ついでと言っては悪いのですが、写真に載っているお花の名前を教えてください!
あまり詳しくないのと、実際に見たことがない花もあるので間違っていたらお許しを・・・。
11:ウサギギク、15:クルマユリ、50:ニッコウキスゲ?、54:トウヤクリンドウ、66:タテヤマアザミ?、100:ハクサンフウロ?、101:シナノキンバイ、102:ハクサンイチゲ、105:タカネシオガマ?、106左:ミヤマシシウド、152:わかりません
早速返信どうもありがとうございます!
写真の説明文を書きなおしておきます
152番は青紫色のホタルブクロに似たような形状をしていました。
自分でも調べてみようと思います!
>越中沢岳は特に名山に数えられているわけではありませんが個人的にはいい山だと思いました。
おっしゃる通りだと思いました。南北の凄い山の間の縦走路にあるのが惜しい山ですね。
>薬師岳は薬師岳山荘から登頂するよりも北側からの登頂するほうがより魅力的な山に思えると感じました。
私は南から通過してしまいましたが、大きな稜線が徐々に近づいてくるのを想像すると、きっとわくわくすると思います。
たしかにホタルブクロですね。
どうも歳のせいか、なかなか出てこないんですよね。
花の名前って色で探せる図鑑がないと厳しいです。
腰痛で山歩きできないのにヤマレコに登録するのはちょっと後ろめたかった・・・。
1955 さん こんばんは
共感してくださる方がいてくださってうれしいです〜!
takeosさん
以前の記録もアップするのもいいと思いますよ〜
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