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Yamareco

記録ID: 221514
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

まったり朝日小屋&夏秋の花そろい踏み♪(蓮華温泉〜朝日岳〜雪倉岳〜鉱山道)

2012年08月31日(金) ~ 2012年09月01日(土)
 - 拍手
GPS
30:45
距離
27.9km
登り
2,209m
下り
2,214m

コースタイム

■1日目
蓮華温泉6:20-9:20花園三角点-11:20吹上ノコル-11:55朝日岳12:30-13:00朝日小屋
■2日目
朝日小屋5:15-8:30雪倉岳8:40-9:55鉱山道分岐-12:55蓮華温泉
天候 晴れ&ガス
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
蓮華温泉は平日でも結構車が止っていました。
下山時は満車
コース状況/
危険箇所等
■五輪尾根(蓮華温泉〜朝日岳)
五輪尾根は長いコースで下りに利用するのが一般的です。

最初の1時間は下り。キャンプ場を過ぎ、鉱山道との分岐を過ぎてから
本格的に下ります。前日の雨ですっかり木道と岩は濡れたままで、滑り
やすく慎重に下りました。

沢を2回渡りますが立派な橋が架かっています。

花園三角点付近は池糖があり、視界も開けています。ただし、夏は日差しが
堪えます。吹上のコル手前はお花畑がすごかったです。
大きな雪渓がまだ残っていることもあり、ハクサンコザクラ、チングルマなど
初夏の花が見られました。種類の多さには驚きました。今回の縦走では最大の
お花畑でした。

■朝日岳〜朝日小屋
山頂を下り始めるとすぐに眼下に朝日小屋が見えました。近くに見えるため、
元気が湧いてきます。

■朝日小屋〜雪倉岳
水平道は、全く水平とは言えません。ほとんどがアップダウンと思った方がいい
でしょう。木道脇の花がきれいです。赤男山の巻き道ではツバメ岩の下のガレ場
の通過の際には落石注意です。雪倉岳への登りは新潟県側からで辛抱のしどころ。

■雪倉岳〜鉱山道分岐
鉢ヶ岳の巻き道はハイマツの中に入り、下草で早朝のうちは濡れます。

■鉱山道
稜線近くは踏み跡が薄いのでリボンやケルンを頼りに進みます。3ヶ所の渡渉は
水量によっては厳しいと思われます。

熊の落し物が2ヶ所にありました。鈴は鳴らした方がいいと安心。
全般的に人は歩いていない感じです。
蓮華温泉への道で。朝日方面晴れてる!
2012年08月31日 05:46撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
8/31 5:46
蓮華温泉への道で。朝日方面晴れてる!
五輪尾根は写真を写す気力もなく、吹上ノコルで初めてシャッターを切った。栂海新道への分岐です。
2012年08月31日 11:20撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
8/31 11:20
五輪尾根は写真を写す気力もなく、吹上ノコルで初めてシャッターを切った。栂海新道への分岐です。
朝日岳山頂はガスで見えず
2012年08月31日 11:27撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
8/31 11:27
朝日岳山頂はガスで見えず
雪渓で辺りは涼しい!
2012年08月31日 11:45撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
8/31 11:45
雪渓で辺りは涼しい!
朝日岳山頂。だ〜れもいません。な〜にも見えません。
2012年08月31日 11:56撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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8/31 11:56
朝日岳山頂。だ〜れもいません。な〜にも見えません。
朝日小屋へ下ります。
2012年08月31日 12:43撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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8/31 12:43
朝日小屋へ下ります。
2012年08月31日 12:44撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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8/31 12:44
朝日小屋が近い!
2012年08月31日 12:47撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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8/31 12:47
朝日小屋が近い!
この蝶は??
2012年08月31日 13:19撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
8/31 13:19
この蝶は??
小屋前でビールを飲みながら3時間もまったりと・・・
2012年08月31日 13:19撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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8/31 13:19
小屋前でビールを飲みながら3時間もまったりと・・・
小屋の周辺にも花がたくさんあります。
2012年08月31日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
8/31 15:28
小屋の周辺にも花がたくさんあります。
2012年08月31日 15:29撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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夕陽に照らされる雲
2012年08月31日 18:19撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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8/31 18:19
夕陽に照らされる雲
北又方面への道、林道は通行止め
2012年08月31日 18:26撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
8/31 18:26
北又方面への道、林道は通行止め
2012年08月31日 18:30撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
8/31 18:30
翌朝、水平道を行きますが・・・ほとんどがアップダウンでした
2012年09月01日 05:43撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/1 5:43
翌朝、水平道を行きますが・・・ほとんどがアップダウンでした
2012年09月01日 06:09撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/1 6:09
雪倉岳の登りは東斜面から
2012年09月01日 06:56撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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雪倉岳の登りは東斜面から
手前が赤男山、後が朝日岳
2012年09月01日 07:15撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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9/1 7:15
手前が赤男山、後が朝日岳
五輪尾根方面
2012年09月01日 07:15撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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五輪尾根方面
雪倉へ登る途中、花もいろいろありました
2012年09月01日 07:24撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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9/1 7:24
雪倉へ登る途中、花もいろいろありました
稜線が見えてきました。
2012年09月01日 07:39撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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稜線が見えてきました。
もうひとがんばり!
2012年09月01日 07:47撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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もうひとがんばり!
雪倉山頂から大池方面
2012年09月01日 08:32撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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雪倉山頂から大池方面
白馬岳方面は雲が張り付いてます。行けるかな〜
2012年09月01日 08:33撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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白馬岳方面は雲が張り付いてます。行けるかな〜
山頂の標識は立派
2012年09月01日 08:38撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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山頂の標識は立派
トウヤクリンドウ
2012年09月01日 08:53撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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トウヤクリンドウ
近づいてみると鉢ヶ岳も意外に大きい。ここは巻きます。
2012年09月01日 08:54撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/1 8:54
近づいてみると鉢ヶ岳も意外に大きい。ここは巻きます。
雪倉岳を振り返る
2012年09月01日 09:08撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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雪倉岳を振り返る
昨年登った旭岳。この角度からはピラミダル!
2012年09月01日 09:35撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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9/1 9:35
昨年登った旭岳。この角度からはピラミダル!
鉢ヶ岳を南側から
2012年09月01日 09:52撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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9/1 9:52
鉢ヶ岳を南側から
鉱山道で最初の渡渉点
2012年09月01日 10:26撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/1 10:26
鉱山道で最初の渡渉点
ブリッジも残ってます
2012年09月01日 10:46撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/1 10:46
ブリッジも残ってます
鉱山事務所跡
2012年09月01日 11:10撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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9/1 11:10
鉱山事務所跡
鉱山道途中の展望台に寄ってみると、小蓮華から雪倉までくるっと見えました
2012年09月01日 11:16撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
9/1 11:16
鉱山道途中の展望台に寄ってみると、小蓮華から雪倉までくるっと見えました
撮影機器:

感想

■花
もう花の季節は終了かと思っていましたが、まだまだ
花を楽しむことができました。もちろん、ウルップソウ
など終わった花もありましたが。

今年は雪解けが遅く大きな雪渓がまだ残っているせいで
しょうか?

花に詳しくない私でも確認できたのは…
ハクサンコザクラ(雪渓周辺に)
チングルマ(終わった花の方が圧倒的に多いですが)
ハクサンイチゲ
ミヤマキンポウゲ
シナノキンバイ
ミヤマダイモンジソウ
ツガザクラ
アオノツガザクラ
ウサギギク(群落がたくさんありました)
タカネナデシコ
チシマギキョウ
ミヤママツムシソウ
ヨツバシオガマ
ギボウシ
トウヤクリンドウ
カラマツソウ
シモツケソウ
ニッコウキスゲ などなど
名前を知らない花がまだまだあることを思い知らされました。

■朝日小屋
午後1時には到着し、小屋前でビールを飲みながら山談義に花が咲きました。
目の前には朝日岳。雪倉岳、白馬岳、朝日岳が見えるはずですが、ガスが
流れて時折見える程度。雲の流れを見ながらゆったりとした時間が流れます。
山でこんなにのんびりしたのは本当に久しぶり。空にはもう秋の雲が…

手作りの食事は小屋番の清水さんが一品ずつ説明してくださいます。
食事の時間になると「大至急食堂にお集まりください」と放送が…。
温かい食事をタイミングよく食べてほしいとの思いからなのででしょう。
食堂の入り口では食前酒の赤ワインのグラスが手渡されます。(演出も
素晴らしい!)

この日の宿泊者は13名。部屋もゆったりと使え、のんびり過ごすことが
できました。

■コース
五輪尾根は最初に300mくらい下るのが精神的にダメージを受けました。
下った分を取り戻すだけでも大変です。また風もなく蒸し暑かったため、
前半でかなりの体力を使った感じでした。

稜線は北アルプスには珍しく水が豊富です。今回のルートならあまり水を
持たなくても大丈夫そう。でもいつもの癖で2リッター以上は担いでいました。

当初は小蓮華方面を回る予定でしたが、ガスに包まれていたため、鉱山道を
下ることにしました。上部はかなり荒れていますが慎重にルートを探せば
問題なさそうです。渡渉も結構楽しめました。

ここ歩いたら、次は栂海新道でしょうかね?

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コメント

いつの間に?
Happiさん、こんばんは。

全然気づきませんでした
このエリア、狙っているのですが・・・百高山優先で実行出来ていません

泊まりでまったりですか!余裕の山歩き羨ましいですね
鉱山道、やはりクマ の密度が高そうですね
トレースは薄そうですが、マーキングはどうですか?
2012/9/9 20:13
意表をついて
蓮華温泉は、昨年行く途中でガソリン不足 で、雨飾に切り替えた苦い想い出があります。(その時は旭、小蓮華狙いでしたが)

最近は、時間が許せばまったりがいいな〜と思うようになってきました。でもハセツネもあるので練習もしなければ

鉱山道はマーキングはしっかりあります。道は荒れていますが。あと上部の渡渉が大雨の後などは厳しいかもそれません。

tailwindさんにとっては庭先だと思いますので、いつか行ってみてください。千葉県からは遠すぎです
2012/9/9 21:03
プロフィール画像
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