のどかな苗場山 祓川コースで♪

2012年09月01日(土) [日帰り]

• GPS: 08:54
• 距離: 15.1km
• 登り: 1,291m
• 下り: 1,275m

コースタイム

駐車場6:44→7:07和田小屋→7:20六合目→8:46中ノ芝8:51→9:06上ノ芝→9:12顕彰碑→9:34神楽ヶ峰→
9:51雷清水→10:57苗場山→11:30龍ノ峰途中で引き返す→12:44雷清水→13:10神楽ヶ峰→13:26顕彰碑→
14:35下ノ芝→15:01六合目→15:28和田小屋→15:51駐車場

天候

晴れ一時曇　　下山後雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■関越自動車道　湯沢ICから国道17号を経由して約18km
■駐車場　かぐらスキー場の林道を進むと無料の第2リフト町営駐車場がある　トイレ有り

コース状況／危険箇所等

■登山道はガレ、ザレもありますが、木道がとても歩きやすかったです。
　神楽ヶ峰〜お花畑(富士見坂)、お花畑〜苗場山(雲尾坂)は勾配がきつくて土がむき出しなので滑りやすい。
　またこの間はヤセ尾根もあるので、注意して歩きたいところです。
■水場　　富士見坂の途中に雷清水があります。冷たくて美味しいとのこと。
■売店　　湯沢ICを降りてすぐの所にコンビニが1軒。
　　　　　和田小屋と苗場山ヒュッテは営業していました。
　　　　　その他のレストランと遊仙閣は休業しています。
■トイレ　駐車場、苗場山ヒュッテ。和田小屋は使用できるか不明です。

写真

花の百名山
どんな[[flower]]があるのかな？
それでは行ってきま〜す

レストランかぐら
営業していませんでした

おなじみの看板です

こうやって見ると
草の葉が黄色くなってます

やけに美味しそうなキノコ
ちょっとお菓子っぽいです

カチカチ堅そうなキノコ
貝の化石みたい

ずっとガレが続きます

中ノ芝はベンチがあって
のんびり出来るところ

木道の段差は適当な高さで
とても歩きやすかったです

振り向くと田代湖
実際はもっと鮮やかでした

雷清水
冷たくて美味しいそうです

向こうに見えるのは苗場山
富士見坂を150m下って
雲尾坂を270m登り返す

お花畑のコル
色々なお花が咲いてました

雨だと滑りそうな道が多々
ロープは助かります

振り返って神楽ヶ峰
手触り良さそうな山肌:-P

シャリバテ気味だったので
この階段はきつかった…

滑りやすい岩なので
ロープを使うと楽です

登り終えると急に視界が
開けます

山頂台地に広がる湿原

山頂湿原に点在する池塘
mokazakiさんの真似っこで

湿原と池塘
心和む風景です

那須でも見かけた
ルリボシヤンマ
高地の池や湿地に多く生息

オタマさん(^^)
え:-o　今は9月ですよ！

遊仙閣
現在休業中だそうです

苗場山　山頂　16℃
小屋裏にあって少々地味？

折角山頂についたのに
怪しげな雲がやってきた

雨が降る前に補給です
旦那さん[[riceball]]3　私[[riceball]]2

瀧ノ峰近くまで行く予定
でしたが少し雨が降って
きたので戻ることに…

苗場山ヒュッテは

営業してました

怪しい雲は消えましたが
そろそろ下山です

急勾配を下るので
あっという間にコルです

股スリ岩をスラずに通過:-D

帰るのが惜しい

日暈
天気が悪くなるのかな？

群馬県側は雲がモクモク…
今日は苗場山で正解？？

再び中ノ芝で休憩です

今日の大福は少し変えて
みました(^^)

和田小屋
賑やかな笑い声で楽しそう

駐車場に到着
今日も良い一日でした(^^)

関越トンネル手前で通行止
待ち時間にふと横をみると

あ！ダブルレインボー

ヤナギラン（柳蘭）
アカバナ科

サワヒヨドリ （沢鵯）
キク科

ミヤマシシウド
(深山猪独活)セリ科

ミヤマシシウド
(深山猪独活)セリ科　実
花火みたい

オトギリソウ(弟切草)
オトギリソウ科

オオカメノキ（大亀の木）
スイカズラ科　実

ゴゼンタチバナ（御前橘）
ミズキ科　実

イワショウブ（岩菖蒲）
ユリ科

イワショウブ（岩菖蒲）
ユリ科　実

シラネニンジン
（白根人参）セリ科

アキノキリンソウ
（秋の麒麟草）キク科

ヤマハハコ（山母子）
キク科

ミヤマホツツジ
（深山穂躑躅）ツツジ科

タカネニガナ（高嶺苦菜）
キク科

タテヤマウツボグサ
（立山靫草）シソ科

ジョウシュウオニアザミ
（上州鬼薊）キク科

ウメバチソウ（梅鉢草）
ユキノシタ科

ウラジロタデ （裏白蓼）
タデ科

エゾシオガマ(蝦夷塩釜)
ゴマノハグサ科

ホソバコゴメグサ
(細葉小米草)
ゴマノハグサ科

エゾリンドウ（蝦夷竜胆）
リンドウ科
花は上にだけ付きます

オヤマリンドウ(御山竜胆)
リンドウ科
茎の途中にも花をつけます

トリアシショウマか？？
ヤマブキショウマか？？
:roll:

トリカブト（鳥兜）
キンポウゲ科
毒は皮膚や粘膜からも吸収されるので花粉などに触れないように注意です

トリカブト（鳥兜）
キンポウゲ科　蕾
ソラマメみたい…

シモツケソウ(下野草)
バラ科

トウヒレン（塔飛廉）
キク科　
:roll:？？　自信ないです

ミヤマシャジン(深山沙参)
キキョウ科

サラシナショウマ
(更科升麻）キンポウゲ科

ハンゴンソウ（反魂草）
キク科　
:roll:？？

ジロジロ…
分かりません :-(

モミジカラマツ(紅葉唐松)
キンポウゲ科

モミジカラマツ(紅葉唐松)
キンポウゲ科　実
金平糖みたいです

チングルマ（稚児車）
バラ科　果穂
少し枯れ気味？？

ワタスゲ（綿萱）
カヤツリグサ科　果穂
雨に濡れポシャポシャ

ハクサンフウロ(白山風露)
フウロソウ科

マイヅルソウ（舞鶴草）
スズラン亜科　実

ウスユキソウ(薄雪草)
キク科

シラネアオイ（白根葵）
キンポウゲ科　実
ビールのおつまみ(嘘)

キンコウカ（金光花）
ユリ科　実

ゴマナ(胡麻奈)
キク科
:roll:？？

ジロジロ…
分かりません :-(

感想

pippi

今回は苗場山に出掛けてきました。
また例のごとく、群馬のお山に決定していたはずなのに、最終のお天気を見て気が変わり苗場山にしました。
家にあるガイドブックを見ながら、ヤマレコで直近に出掛けられたmokazakiさんのレコを参考にさせて頂きました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

計画の作り直し、そして出発は3時…寝不足です( --)。゜運転は旦那さんにお任せしました。
群馬県内を走っている時は上空に雲が多くて心配でしたが、関越トンネルを通過すると新潟県内は青空。
谷川連峰がしっかりと雲をガードしていたようです。

駐車場に着くと車が8割強埋まっています。いつも通り4時出発だったらアブナカッタ(^^;)
樹林帯の中に入り、ガレに足を取られない様に進んでいくと視界が開けて中ノ芝に出ます。
7月にはニッコウキスゲが咲くそうなので、また華やかな風景になるのでしょうね。
木道を歩きながら、ふと横に目を向けると田代湖(カッサ湖)が見えました。

「かぐらスキー場」の名前の由縁でもある神楽ヶ峰からは一度ぐっと下がり、急勾配を登り返すと苗場山です。
山頂は台地のようになっていて、湿原が広がっています。池塘が点在し、湖面は空を映し出してとてものどかな風景です。
ここでのんびりご飯を食べるつもりでしたが、怪しい色の雲がすぐ真上を覆ってきました。
ご飯を急いで食べて、龍ノ峰に向かったのですが…雨(>< )
このまま進んで天候がさらに悪化すると帰りが厄介なので、引き返すことにしました。

このまま雨になってしまうのかな？？と思いましたが、怪しい雲はいつの間にかに消えて天候回復。
ヨカッタ…でもあまり遅くなると今度は雷雨が心配なので大人しく帰ることにしました。
帰りは湯沢ICから入って間もなく「通行止め」のお知らせ。すぐ目の前の関越トンネル内で事故だそうです。
暫く待たされましたが、ダブルレインボーを見ることが出来ました。ダブルは初めてみるので、少し興奮しちゃいました。
事故も接触事故で大事にならず、間もなく渋滞も解消され、以降は順調に流れて帰宅することが出来ました。

花の百名山。思っていた以上に沢山の種類が咲いていて大満足(^^)とてもいい一日を過ごすことが出来ました。
草の色も緑から黄色に変わりかけているようでしたので、草もみじも楽しみですね。
また季節を変えて、コースを変えて、歩いてみたくなるお山でした。


◇確認出来た鳥たち◇
カケス、ヒヨドリ、メボソムシクイ、シジュウカラ、ケラ類