槍ヶ岳から北穂高岳縦走 憧れの大キレット
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan.png)
- GPS
- 74:11
- 距離
- 54.5km
- 登り
- 5,250m
- 下り
- 5,383m
コースタイム
上高地BT9:55-10:00河童橋10:07-10:42明神10:47-11:25徳沢11:35-2:22横尾12:41-13:22一の俣13:28-13:56槍沢ロッジ
9日
槍沢ロッジ5:20-6:16大曲6:19-7:06天狗原分岐7:16-8:06坊主岩小屋8:10-8:46殺生ヒュッテ分岐8:53-9:38槍ヶ岳山荘9:56-10:16槍ヶ岳10:40-10:53槍ヶ岳山荘11:52-12:17大喰岳12:18-12:52中岳12:57-13:37天狗原分岐13:37-13:53南岳14:08-14:16南岳小屋
10日
南岳小屋6:24-7:37長谷川ピーク7:40-7:57A沢コル8:04-8:26飛騨泣き8:26-8:44展望台8:53-9:18北穂高小屋
11日
北穂高小屋6:08-6:15北穂分岐6:15-7:29涸沢8:05-8:46本谷橋8:47-9:23横尾9:27-10:06-10:38徳沢10:38-11:13明神11:18-11:50河童橋11:53-12:00上高地BT
天候 | 8日 晴れ のち くもり 一時雨 9日 晴れ のち くもり 一時小雨 10日 くもり 時々 晴れ 11日 くもり のち 雨 時々 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
自宅から高速松本IC経由沢渡へ 沢渡第三駐車場 へ自家用車を駐車 1日500円(4日2,000円) 建設中の新し沢渡のバスターミナルからシャトルバスに乗車 上高地まで往復で2,000円(一週間有効) 帰り 上高地からシャトルバス 沢渡第三駐車場から高速中津川IC経由自宅 沢渡第一駐車場近くの日帰り温泉で入浴 700円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
槍ヶ岳の穂先はハシゴ、鎖があり注意が必要 槍ヶ岳から南岳は、ハシゴ、鎖もありところどころ注意が必要 南岳小屋から北穂高小屋間の大キレットは、ハシゴあり、鎖あり、ステップありと気が抜けないところも多く、またガレ場など滑りやすい、落石を落としやすいところも多いので、歩く時、細心の注意が必要 北穂高小屋から涸沢までは、ガレ場など滑りやすいところ、浮石も多い しかし、全体的に天候条件が良く、慎重に歩けば、なんとか歩けました |
写真
感想
今年の夏のイベント第三弾。
大キレットに挑戦。
と、行ってもそれほど岩に対する技術もなくかなり不安な感じですが、荷物が軽くて気象条件が良ければ大丈夫だろうという話もあり、体力のあるうちにチャレンジしておきたいということで、4日間休みが取れたところで決行しました。
これなら無理をしなくてよい計画が組めるということで、天気や体調を考慮しつつ、いろんなケースを想定した行程を考えました。
天気の予報は、当初2日目が怪しい感じでしたが、スタートする時点で3日目が一番怪しい。
3日目はキレットを超える日。
スタートから不安いっぱいですが、とりあえず南岳小屋まで行き、後は天気次第で判断するということにしました。
1日目
今回、体調も今一歩。
そして前日の仕事から帰れるのが21時。
その前の日も仕事も遅く準備のために睡眠時間をかなり削っているという状況から判断し、いつもなら夜車を走らせ仮眠というパターンですが、家で寝てから3時くらいに自宅を出るということに。
幸い日程も余裕があるので、初日は5時間もかからないコース。
スタートが遅くても大丈夫というのが決めてです。
しかし、寝て3時に出てきたにもかかわらず、途中睡魔で一時仮眠をはさみながらなんとか沢渡到着。
すると何かいつもと違う方へ誘導され、なにか新しいバスターミナルからバスに乗ることに。
まだ、すべて出来上がってはいないらしいですが、新しい施設です。
そしてバスを待っていたら、アンケートに協力してほしいとのことで、上高地やバスターミナルのことを聞かれ、お礼に500mlの水のペットボトルを。
ありがたいけど荷物が増えてしまったことに困惑しつつも、持っていくしかないということでザックに詰めました。
そして、いつものようにバスで上高地バスターミナルに到着。
登山届を出し、トイレを済ませ、天気の状況を確認しスタートです。
そして河童橋でお決まりの写真だけおさめ先へ進みます。
徳沢でソフトクリームの誘惑もありつつ、楽しみは帰りにとっておくということで行きは横尾まで淡々とコースタイムを上回るペースで進みます。
ここまでは遠い道のりですが何度も歩いているので、あまりわき目もふらずに歩いてしまいました。
おまけに、すでにガスが湧いて山は少し隠れてしまっているので余計に。
朝ご飯を食べていなかったので、休憩ごとにおにぎりを食べるという感じで。
横尾で一息ついた後は、ようやく山道らしくなってきます。
と、言っても標高差はほとんどなく、槍見河原から槍が見えることもなくひたすら淡々と順調に歩き、バスターミナルから4時間で槍沢ロッジに到着しました。
途中から雲が多くなり、一時降られるかと思いましたが何とかもちこたえました。
槍沢ヒュッテではお風呂もあり、汗を流せ、浴槽につかれたことで体も温まり、とても気持ち良かったです。
食事もおいしく、少し寒くなってきたので、ビールではなくワインを飲みながらまったりとした時間を過ごしました。
2日目
朝4時くらいに起き、静かに準備を進め、結局スタートが5時15分。
少し暗いですが、ライトはもういりません。
少し水も補給し、なんだか荷物も重くなった気がしますがゆっくりを心掛け進みます。
良く整備された道なので国はなりませんが、やはり13kgの荷物を背負っての道のりは結構すぐに疲れてきます。
30分ほどでババ平に到着。
そのまま通過し進みます。
沢沿いに少し進んで五郎沢と書かれたところで一休憩。
荷物が重いので時々置かないと肩がすぐに疲れてくるので。
そして、再出発。
雪渓も越えしばらくすると、目安にしていた大曲に到着。
ここでも少し休みます。
天気も良く東鎌尾根らしいものが見え、青空に映えているので槍が見えるのが待ち遠しい。
でも、なかなか槍は姿を見せません。
そして徐々にジグザグに歩くことで徐々に高度を上げていきます。
コースタイムよりかなり早く進んでいます。
そして気づけば、天狗原への分岐に到着。
ここでも休憩し、パンを食べ写真を撮りゆっくりと過ごします。
ここまでは順調。
そして先へ進みます。
淡々と歩いていますが、徐々に高度を上げるにつれ、一気に疲れが増してきます。
どちらかというと足が疲れているというより、体の中からバテている感じ。
貧血気味になっているのか、高度に対応できていないのか…。
徐々に休憩する頻度が増えてきます。
殺生ヒュッテの分岐を過ぎたあたりからは、全然進まなくなります。
生あくびが出たり、一気にしんどくなったり。
やはり高山病の症状。
特に、小屋まで500mの表示を見てからは余計…。
救いは青空に映える槍ヶ岳が見え、写真を撮りつつ、ひと休みしながら歩けることと、その景色に励まされていること。
あと300mを過ぎたあたりで、ライチョウの親子に遭遇。
あまり気持ちに余裕がなかったものの何とか写真におさめ、後の小屋までの道のりは本当にあえぎながら、という状況。
何とかたどり着いた時には、体全体が脱力感で、山頂へ行くにはかなり厳しい状態。
荷物を置いて座り込んでしばし休憩。
ここへ着く少し前には雲が出て、槍の穂先はガスの中。
しばらくぼ〜っとしていたことで何とか復活。
穂先をめざしますがあまりペースも上がらず。
でも、渋滞もしていないので20分くらいで山頂にたどり着きました。
山頂へ着いた時には周りは何も見えず、とりあえず証拠写真だけ撮り、ここでしか携帯の電波がつながらなかったので、メールなどで最低限の連絡だけをしていると、何とかガスが晴れてきて、各方面見え始めました。
槍の山頂は4度目だったので、視界がダメなら仕方ないかくらいにしか思っていなかったのですが、予想外の景色に、またシャッターを押しまくり、ひとしきり写真におさめた後慎重に下山しました。
今日は南岳小屋までの行程。
あと3時間ほどあるのであんまりのんびりはしていられませんが、朝からパン1個と少しの行動食しか食べていないので、小屋で暖かいものが食べたくて。
でも、いまいち食欲がないので、とりあえずうどんを頼み、温まりました。
そして糖分と水分補給ということでネクターを一気に飲み干しエネルギーチャージ。
外へ出て準備していると、昨夜槍沢ロッジでいろいろお話していた方たちが外でくつろいでおり、しばしお話をしたのち、お別れし、それぞれの方向へ向かいました。
この時には向かう大喰岳の方向もガスに隠れており、景色は楽しめません。
名残惜しい槍の姿を見える間は写真におさめ、アップダウンを繰り返し、一歩一歩進みました。
そして、大喰岳、中岳と証拠写真を撮りながら進みます。
以前歩いたことがあったものの記憶からは消えていましたが、ハシゴがあったり、意外にスリリングなところもありました。
そして、天狗原への分岐直前に雨が降り出しました。
雨具を出そうか悩みつつ、とりあえず分岐までと思い歩いているうちに雨が上がりホッとしました。
ここまでは、以前歩いたことがあったのですがここから先は未踏の道。
そして、今回の目的の一つでもあった南岳の山頂を踏むこと。
ここを踏むことで、日本の山の標高ベスト30まで制覇したことになるので、ここだけは絶対と思っていました。
そして、着実にゆっくり進み、無事に到着。
周りはガスでほとんど見えませんが、証拠写真だけ撮り、少しゆっくりしていると少しガスがきれ、小屋がすぐそばに見えました。
本当に一安心。
そして、ここで形態の電波を拾っていることに気づき、再度連絡等をし、無事に小屋に到着。
きれいな小屋で、お客さんも今日はそんなにいないのでゆっくりできそう。
夕方少しガスが晴れてきたので近くの展望台、キレットの入り口などまで出かけると徐々に北穂高岳や明日歩く大キレットが見え、大満足。
そして、常念岳も近くに見え少し不思議な感じでした。
このあたりも携帯の電波がつながることが分かり、メールのやり取り、そして夕食ぎりぎりまでボーっとしたり、写真を撮ったり。
夕食の後も日の入りの時間となったので、またポイントに向かったり。
予想以上のよい天気で雲海もあり、日の入りはいまいちでしたが、すばらしい景色を見ることができました。
あとは本を読んだりストレッチをしたりとまったりとした時間を過ごし、明日の好天を祈りつつ眠りにつきました。
3日目
今日の行程は、ゆっくり歩いても4時間。
朝少し遅めに起きて日の出を見に常念平へ。
日の出とともに富士山も見え、今日向かうキレット、北穂高岳も見えます。
しばし日の出を満喫していたら、だんだん飛騨川からガスが迫ってきて、あっという間にガスに包まれました。
それから準備を整えいざ出発。
大キレットへ挑戦します。
昨日、小屋の資料で見た通り、ザレたところを下りはじめ、ハシゴを下ります。
行動時間が短いので、気持ちに余裕があるので慎重に一歩一歩。
自分が落ちないのはもちろん、落石を起こさないということを言い聞かせ歩きます。
すぐに団体さんで渋滞していましたが、すぐに抜かせてもらい先へ進みます。
ひとまず一気に下っていく感じ。
ハシゴがあったり、クサリがあったり、三点支持を意識しつつ、足だけでなく手も使って進みます。
しかし、しばらくはそんなに危険を感じることもなくマーキングをおいながら着実に進み、微妙にアップダウンを繰り返し進みます。
最低コルもここかなとか思いながら、気づかず通り過ぎていました。
天気は相変わらずガスがあったので、きれ落ちた景色がほとんど見えず、恐怖心がそれほどありません。
淡々と進んでいるとHピークの文字。
気づけば長谷川ピークでした。
ここで休憩と写真タイム。
ちょうど同じペースで歩いていた人たちがいたので、写真を撮ってもらい証拠写真。
ここから少し先が少し慎重になるところもありましたが、とりあえずクリア。
しばらく行くと飛騨泣きあたりと思われるところ。
クサリとピンとステップを頼りに大岩を登ると頃が少し大変でした。
でも膝まで使って無事クリア。
あとは、その先のステップ、クサリのところで、ステップがなくなった後の最後の一歩が滑ったらそのまま落ちてしまいそうで一瞬悩みましたが、ここもクリア。
あとはそれほどの危険を感じることもなく、一番注意するのは落石を落とさないようにということだった気がします。
展望台あたりから少し青空がのぞき始めましたが、結局は山が見えることはなかったですが、少し雲が晴れつつありました。
そして、北穂高岳までの最後の長い一登り。
慎重にマーキングを頼りに登っていくと不意に上部が晴れていて、北穂高小屋が現れていました。
最後を満喫しながらゆっくりゆっくりと登り、無事小屋に到着。
今日の行程はここまで。
まだ9時30分ですが、ここからの景色にひかれ、ここの小屋に泊まりたいというかねてからの思いがあり、もう後はくつろぎモード。
ひとまず北穂高岳の山頂へ行き写真だけ撮り、また小屋に戻ります。
雲が切れてキレット越しの槍ヶ岳の景色が見えるのを待つばかり。
一緒に進んできた人たちと晴れるのを待ちますが、なかなか。
常念岳、表銀座の景色はよく見えていましたが、いつまでたってもキレットは見えません。
ただ、そうこうしているうちにブロッケン現象が見えたりし、感激しました。
ほんの一瞬槍の穂先が見えましたが、それが最高。
一緒に進んできた人たちも、涸沢からきてお話をしていた人たちもあきらめ、先へ進んでいかれました。
その後も北穂高岳の山頂へ行ったり、小屋前でご飯を食べたり、アルコールを飲んだりと本当にのんびり過ごしながら景色が見えるのを待っていましたが、結局夕方には雨までふりだしました。
しかし、ずっとこのテラスで過ごしているとたくさんの行きかう人にも出会い、お話もでき楽しい時間を過ごすことができました。
おしゃれな小屋にも満足し、今日は空いているのでということで、半個室を用意してくださった心遣いにも満足。
夜には、おいしい夕食の後には、生ハムやチーズのおつまみでワインを飲みながら、同宿のみなさんと楽しいお話をしたり、山頂へ向かい満点の星空を眺めたりと本当に楽しい山小屋での時間を過ごすことができました。
そして、明日の天気予報は悪いですが、朝だけでも景色が見えることを祈りつつ、窓から眺める星空に満足しつつ眠りにつきました。
4日目
北穂高小屋に泊まって、大キレット越しの槍ヶ岳の景色を満喫する、朝日を浴びる穂高連峰を眺めるなど期待を抱いていたのですが…。
4時ごろ目が覚めると、雲の隙間からわずかながら星空を見ることができました。
しかし、日の出が近づき5時を過ぎるころになってくると空は明るくなってきているのですが、空一面に雲が広がっていました。
時々かすかに常念岳が見えたりもしたのですが、槍ヶ岳は姿を現さず。
一瞬の晴れ間が出て、その隙の景色を見逃してはいけないとともかく準備をして北穂高山頂へ向かいました。
小屋に泊まっていたほとんどの人が集まっており、みな祈る思いで太陽の昇る方向を見つめていました。
しかし、日の出時間を過ぎても、太陽が現れることはなく、常念山脈の山々や大キレット越しの槍ヶ岳、前穂なども姿を現しませんでした。
残念ですが小屋に戻り、朝食を食べ、この日は上高地までの長い道のりなので早々に出発準備をします。
そのうち外から雨音がし、もう少し持つと思ったのにと思いながら準備を進めていると、出発するころには雨は上がっていました。
小屋を後にし、北穂高岳山頂を通過し、下山開始。
ひとまず涸沢小屋での休憩を目指して下ります。
雨が降ったりやんだりで、雨具を着ようかどうしようか悩む天気でしたが、最後に少しだけ着ただけで何とか、涸沢小屋に到着。
コースタイムより早く到着し、時間に余裕もできたので心置きなく、昨日得た情報から‘もつ煮‘と‘揚げもち‘を注文し、おいしくいただきました。
本格的な雨に降られる前にと、涸沢でおいしい水を少し調達してから、次は徳沢での休憩を励みに出発します。
出発してすぐ雨が降り出し、しばらくは何とか雨具なしで進んでいましたが、本谷橋が近づいたところで、空全体が暗くなり、雨も本格的になってきて、ごまかしもここまでかということであきらめ、雨具の上着だけ着こみます。
これで何とか、ハイペースで進んでいきます。
本谷橋を通過し、順調に進み、横尾に到着。
ここで、また一瞬晴れ間が出てきたので、雨具を脱ぎ、先を急ぎます。
ここからの約11km。
長い道のりですが、ここまでくればなんとか惰力でも歩ける道です。
気分的には安心です。
徳沢の‘野沢菜チャーハン‘と‘ソフトクリーム‘を目指して進みます。
これは、行きに通過した時から心に決めていたところなのでお腹の状態は関係なく、ともかく食べたいという一心で進んでいました。
もう少しで、徳沢というところでまた雨が本格的に降り出し、仕方なくまた雨具の上着だけ着こみます。
だんだん激しくなってきていましたが、なんとか徳澤園に到着。
速攻、野沢菜チャーハンを注文。
ここで、昨日北穂高小屋でお話していた方と再会し、少しお話ししながらご飯を食べました。
そしてまた、昨日の昼間、北穂高小屋のテラスでお話しした方にも再会し、お話をしながらソフトクリームをたいらげました。
食べたかったものを食べたことで満足し、最後バスターミナルに向けて出発。
と、思いきや先ほどより一段と雨が降っており、仕方なくここまできて雨具のズボンを引っ張り出しました。
そして、完全防備で歩きだして、しばらくすると雨がまた弱まり、明神に着くころには、雨具は必要なくなりました。
着たままでは暑いので、明神ですべて脱ぎ、最後のラストスパートということで、歩きました。
そして無事に河童橋に到着。
無事に帰ってきたことに満足しながら、写真を撮り、バスターミナルへ向かいました。
ここで、郵便局に立ち寄り南岳小屋でゲットした絵ハガキを投函し、山の思い出を郵便にたくしました。
ここで、すぐに沢渡行のシャトルバスに乗ることも可能だったのですが、少しゆっくりしたいという思いがあり、お店に立ち寄ったり、ベンチで休憩したりするために一本後のバスに乗ることにしました。
これが、大正解。
ベンチでまったりしていると、昨日、南岳小屋から大キレットを同じように超えて、その日のうちに穂高岳山荘まで行かれたご夫婦に再会。
無事に降りてこられたことを健闘しあいました。
そしてまた、おとといの槍ヶ岳あたりから同じように歩いてきたテント泊の女性、彼女も昨日奥穂のテント場まで行っていたのですが、ここで再会。
またどこかで、再会することを誓ってお別れしました。
そして、次のシャトルバスに乗り込み沢渡の駐車場へ。
車を回収し、沢渡温泉に入浴し、帰路につきました。
今回、大キレットに挑戦するという一番の目的を無事成功させることができ、そして、念願の南岳の山頂に立つことができ大満足な山行でした。
途中、槍ヶ岳での登りでバテバテになってしまったりもしましたが、なんとか無事予定通り全行程を歩けたことは本当によかったと思います。
あこがれの北穂高小屋に泊まり、まったりとした時間を過ごすこともでき、すっきりと晴れた中での大キレット越しの槍ヶ岳を見ることができなかったのは残念でしたが、同宿の方たちといろんなお話をしたりすることができ、また、昼間にもテラスで過ごしている時間に入れ替わり立ち代りでこられるいろんな方とお話ができたことは、本当に山での贅沢な時間を過ごせたと思います。
今回の山行中に出会い、たくさんのお話をさせていただいた多くの方々にこの場をかりてお礼を言いたいと思います。
楽しい時間をご一緒させていただき、本当にありがとうございました。
そして、記録写真の中にも、たくさんの方々にご出演いただきありがとうございました。
9/8の10:00頃河童橋でQ-chanさんらしき人をお見かけしたのですが、やはり御本人でしたか。
当方は奥穂からの下山途中で、話せば長くなりますが故障の車が気がかりで、平湯へと急いで
当日の天気予報ですと9/8は午後からあまりいい天気ではなく心配していたのですが、なんとかもったのですね。
それにしても女性一人で大キレットとは・・・
凄いです。今の小生には体力・気力ともに無理でしょう。
取りあえず、来年槍に行ってトライするか考えます。
その前にもう少し足腰を鍛えなければ・・・
今度こそお見かけしたら声をかけます。
昨年の8月白馬大雪渓で足が攣って、そのときの記録に「塩分摂取」の助言のコメントをいただきありがとうございました(その後は塩分、スポーツドリンク、アミノバイタル等のおかげで足のつりはありません)
やはり昨年8月のあなたの北穂高小屋テラスでの「コーヒーカップと槍」の写真を見て、私もいつかはこんな写真を!!と思っていましたが、今回実現できました。
10日は横尾山荘に泊まり、11日朝、雨の中涸沢まで行きました
どうも途中ですれ違っているみたいですね。
12日は北穂高岳小屋のテラスでコーヒーを飲みました。
次は槍ヶ岳行って見たいです
●sugi-chan さん
そうだったんですね〜
それは残念でした
私も、その日の行程ではそこまで急いでいたわけではないんでしょうが、やはり天気が気になっていたのと、一人で黙々と歩きだすとやっぱり必死で歩いてしまってるんですね
声をかけにくくなるくらい
急いでいるようでも全然大丈夫出すので、今度見かけた時はぜひお声かけくださいね
今回の大キレット、私も技術的にはどうかと思うところもありましたが、年々体力は落ちる気もしますし、そこそこ山に行き体力的に充実している今が、チャレンジのチャンスかなという気持ちが強く、他の方面からのアドバイスもあり、今回決行しました
「初めてで、一人で」っていうことも途中でも言われましたが、天候さえ安定し視界があれば、そう問題ないかなととも思いました
ただ、同じようなペースで歩かれている方がいたことはかなり心強かったというのも正直なところですけどね
●divyasu21 さん
そうでしたか〜
涸沢から本谷橋の間に間違いなくすれ違ってますね
あのあたりは、雨が降りだしたりで、なるべく雨具を着たくないという思いでかなりの高速で下山していましたね
気づけばよかったんですが、残念です
今回私は、北穂高小屋からのあの景色をもう一度じっくり見たいという思いから、北穂高小屋泊まりのプランをたてたのですが、残念ながら見ることができませんでした
また、あの景色を見に行きたいですけどね
次回は、ぜひ槍に挑戦してください
私がのろのろ熱湯につかってるあいだに、憧れの大キレットですか!
わたしはいつ行けるやら。
今年は、槍は来月チャレンジするはず。
怖じけずかなければ
●keronsさん
憧れのキレットですが、なんとか慎重な計画でようやくって感じです
行くまではほんとにドキドキでしたよ
でも、何とか行けて達成感と充実感でいっぱい
自己満足してます
でも、白馬鑓温泉もかなりうらやましい
憧れます〜
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する