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Yamareco

記録ID: 2270446
全員に公開
雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍

爆風の蝶ヶ岳(中ノ湯〜蝶ヶ岳〜松本平)

2020年03月20日(金) ~ 2020年03月21日(土)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
34:48
距離
38.9km
登り
1,938m
下り
2,541m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:30
休憩
3:20
合計
6:50
11:31
44
12:15
12:15
14
12:29
12:33
33
13:06
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12
13:24
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8
13:31
13:32
11
13:43
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46
14:30
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7
14:37
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9
14:46
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7
14:53
18:05
9
18:14
18:14
6
2日目
山行
18:32
休憩
1:01
合計
19:33
18:20
2
2:45
2:45
6
2:51
2:52
6
2:58
2:59
52
3:51
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6
3:56
3:59
121
6:00
6:08
199
9:27
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7
9:34
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35
10:09
10:10
22
10:32
10:39
2
10:41
10:56
0
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11:01
16
11:17
11:18
81
12:39
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65
13:45
13:54
178
16:51
16:52
68
18:00
18:00
126
21:07
21:08
72
22:19
ゴール地点
天候 20日:小雪(時々吹雪)
21日:晴れのち高曇り(終日爆風)
過去天気図(気象庁) 2020年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(行き)
長野816(篠ノ井線)936松本955(バス)1110中ノ湯
(帰り)
小倉2215(車)2230一日市場2232(大糸線)2243松本2247(篠ノ井線)2357長野
コース状況/
危険箇所等
■中ノ湯〜徳沢
・問題なし
■徳沢〜蝶ヶ岳
・トレースあるも前日の風雪でトレースは消失している箇所あり。ラッセルは最大すね辺り、湿雪のため蹴りあげが重い。
■蝶ヶ岳〜三郷スカイライン
・ノートレース。深い所は最大膝上。樹林帯での道迷い注意。
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
釜トンネルより出発。
2020年03月20日 11:27撮影 by  SO-02L, Sony
3/20 11:27
釜トンネルより出発。
トンネルを抜けるとそこは吹雪の世界であった。
2020年03月20日 11:58撮影 by  SO-02L, Sony
1
3/20 11:58
トンネルを抜けるとそこは吹雪の世界であった。
何にも見えない大正池。
2020年03月20日 12:31撮影 by  SO-02L, Sony
3/20 12:31
何にも見えない大正池。
河童橋。
2020年03月20日 13:26撮影 by  SO-02L, Sony
3/20 13:26
河童橋。
吹雪の中宿泊地のある明神へと向かう。
2020年03月20日 13:43撮影 by  SO-02L, Sony
3/20 13:43
吹雪の中宿泊地のある明神へと向かう。
午前2時半。暗闇の中出発。
今日は長丁場、頑張っていこう!
2020年03月21日 02:58撮影 by  SO-02L, Sony
3/21 2:58
午前2時半。暗闇の中出発。
今日は長丁場、頑張っていこう!
徳沢より長塀尾根に取り付く。
暗闇ノートレース覚悟したが幸いトレースはほぼ残っていた。
2020年03月21日 05:02撮影 by  SO-02L, Sony
1
3/21 5:02
徳沢より長塀尾根に取り付く。
暗闇ノートレース覚悟したが幸いトレースはほぼ残っていた。
チューダイ広場。
一時的に苦しい登りから開放される。
2020年03月21日 06:03撮影 by  SO-02L, Sony
3/21 6:03
チューダイ広場。
一時的に苦しい登りから開放される。
長塀尾根の朝は遅い。
ようやく柔らかな日差しが。
2020年03月21日 07:31撮影 by  SO-02L, Sony
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3/21 7:31
長塀尾根の朝は遅い。
ようやく柔らかな日差しが。
まだまだ続く樹林帯。
2020年03月21日 08:01撮影 by  SO-02L, Sony
3/21 8:01
まだまだ続く樹林帯。
ようやく視界が開けてきた。
でも槍穂はまだ見えない。
2020年03月21日 08:59撮影 by  SO-02L, Sony
3/21 8:59
ようやく視界が開けてきた。
でも槍穂はまだ見えない。
長塀山到着。
標識は見当たらず。
2020年03月21日 09:27撮影 by  SO-02L, Sony
3/21 9:27
長塀山到着。
標識は見当たらず。
雪煙のベールに包まれた妖精ノ池。
2020年03月21日 10:08撮影 by  SO-02L, Sony
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3/21 10:08
雪煙のベールに包まれた妖精ノ池。
蝶ヶ岳山頂付近のシュカプラ。
2020年03月21日 10:25撮影 by  SO-02L, Sony
3/21 10:25
蝶ヶ岳山頂付近のシュカプラ。
風雪が作る自然の造形美だ。
2020年03月21日 10:26撮影 by  SO-02L, Sony
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3/21 10:26
風雪が作る自然の造形美だ。
猛烈な風の中蝶ヶ岳を目指す。
幾度となく耐風姿勢を余儀なくされた。
2020年03月21日 10:30撮影 by  SO-02L, Sony
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3/21 10:30
猛烈な風の中蝶ヶ岳を目指す。
幾度となく耐風姿勢を余儀なくされた。
蝶ヶ岳山頂到着。
2020年03月21日 10:32撮影 by  SO-02L, Sony
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3/21 10:32
蝶ヶ岳山頂到着。
常念岳と蝶ヶ岳ヒュッテ。
中央の山は大天井岳。
2020年03月21日 10:34撮影 by  SO-02L, Sony
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3/21 10:34
常念岳と蝶ヶ岳ヒュッテ。
中央の山は大天井岳。
槍ヶ岳。
2020年03月21日 10:35撮影 by  SO-02L, Sony
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3/21 10:35
槍ヶ岳。
槍穂高連峰。
2020年03月21日 10:37撮影 by  SO-02L, Sony
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3/21 10:37
槍穂高連峰。
蝶ヶ岳ヒュッテ冬期小屋。
2020年03月21日 10:44撮影 by  SO-02L, Sony
3/21 10:44
蝶ヶ岳ヒュッテ冬期小屋。
威風堂々の常念岳。
2020年03月21日 11:04撮影 by  SO-02L, Sony
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3/21 11:04
威風堂々の常念岳。
蝶ヶ岳山頂直下より頂上を見上げる。
2020年03月21日 11:08撮影 by  SO-02L, Sony
3/21 11:08
蝶ヶ岳山頂直下より頂上を見上げる。
雪煙に霞む鍋冠山。
シュカプラ斜面をトラバース下降する。
2020年03月21日 11:08撮影 by  SO-02L, Sony
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3/21 11:08
雪煙に霞む鍋冠山。
シュカプラ斜面をトラバース下降する。
雪煙であっという間に自分の軌跡が消えていく。
2020年03月21日 11:20撮影 by  SO-02L, Sony
3/21 11:20
雪煙であっという間に自分の軌跡が消えていく。
大滝山への縦走路を独り占め。
2020年03月21日 11:23撮影 by  SO-02L, Sony
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3/21 11:23
大滝山への縦走路を独り占め。
目指す大滝山。
2020年03月21日 11:29撮影 by  SO-02L, Sony
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3/21 11:29
目指す大滝山。
ノートレース&膝上ラッセル。
2020年03月21日 12:44撮影 by  SO-02L, Sony
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3/21 12:44
ノートレース&膝上ラッセル。
蝶ヶ岳を振り返る。
左の雪庇を踏み外し落雪発生。
2020年03月21日 12:47撮影 by  SO-02L, Sony
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3/21 12:47
蝶ヶ岳を振り返る。
左の雪庇を踏み外し落雪発生。
槍ヶ岳と蝶ヶ岳。
なかなか見れない組合せ。
2020年03月21日 13:07撮影 by  SO-02L, Sony
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3/21 13:07
槍ヶ岳と蝶ヶ岳。
なかなか見れない組合せ。
常念岳。
どこから見てもシンボリック。
2020年03月21日 13:07撮影 by  SO-02L, Sony
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3/21 13:07
常念岳。
どこから見てもシンボリック。
鍋冠山と松本市街。
2020年03月21日 13:08撮影 by  SO-02L, Sony
3/21 13:08
鍋冠山と松本市街。
北信の名峰がズラリ。
左から雨飾山・焼山・火打山・妙高山・黒姫山・飯縄山。
2020年03月21日 13:08撮影 by  SO-02L, Sony
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3/21 13:08
北信の名峰がズラリ。
左から雨飾山・焼山・火打山・妙高山・黒姫山・飯縄山。
これより松本平へ下山。
大滝山は時間切れのため断念。
2020年03月21日 13:45撮影 by  SO-02L, Sony
1
3/21 13:45
これより松本平へ下山。
大滝山は時間切れのため断念。
鍋冠山に向けて新雪の尾根を駆け下りる。
2020年03月21日 13:53撮影 by  SO-02L, Sony
1
3/21 13:53
鍋冠山に向けて新雪の尾根を駆け下りる。
鍋冠山到着。冷
2020年03月21日 16:52撮影 by  SO-02L, Sony
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3/21 16:52
鍋冠山到着。冷
冷沢の林道に到着。
三郷スカイラインは除雪されてなくて悪戦苦闘。
2020年03月21日 17:59撮影 by  SO-02L, Sony
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3/21 17:59
冷沢の林道に到着。
三郷スカイラインは除雪されてなくて悪戦苦闘。
展望台からの松本の夜景。
このあと2時間かけて22時過ぎに安曇野市小倉地区へ下山。
2020年03月21日 20:20撮影 by  SO-02L, Sony
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3/21 20:20
展望台からの松本の夜景。
このあと2時間かけて22時過ぎに安曇野市小倉地区へ下山。

感想

それにしても凄まじい風であった。事前には分かっていたが幾度となく耐風姿勢を余儀なくされた。天気が良くても本来このような日は見合わせるべきだったかもしれない。
前日中ノ湯からのんびり入山。明神池近くにある上高地エリア唯一冬期宿泊可能の山小屋へ。部屋には石油ストーブもあり快適に過ごすことができた。
翌日の蝶ヶ岳へはロングコースの長塀尾根をひたすら根気強く登っていく。暗闇出発のため取付箇所・トレース・ラッセルを心配したが、僅かに残る前日のトレースを頼りに登っていった。
蝶ヶ岳から大滝山はノートレース・膝上ラッセルで想像以上に時間を要した。全て自分の力と判断が試される分、やりがいと達成感は格別なものだった。しかし、長塀尾根からの重い湿雪によるスノーポンの蹴り上げで体力を消耗。時間切れのため大滝山を踏めなかった。
大滝山から鍋冠・松本平への下りも甘く見すぎた。そもそも積雪期の登山情報はなく入山者もいないことは心得ていたが、暖冬で鍋冠山から下は雪はない前提で行程を組んだ中、実際にはいつ降ったんだろうと目を疑う程の積雪で悪戦苦闘した。
やっとの思いで安曇野市小倉地区へ下山したのは22時過ぎ。安曇野に住む知人が車で迎えに来てくれ何とかその日のうちに長野へ帰宅することができた。
中ノ湯から前山を越えて松本平へ歩くこと約30km。翌日も仕事が休みだったからこそ、そして何よりも知人の厚意があったからこそトライできた今回の山行。反省点は多かったが今年度山行のいい締めくくりができた。

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