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Yamareco

記録ID: 2344782
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

初挑戦! ジャンダルム(西穂〜奥穂〜前穂)

2011年07月16日(土) ~ 2011年07月18日(月)
 - 拍手
ikomochi その他1人
GPS
56:00
距離
17.0km
登り
2,489m
下り
2,477m

コースタイム

1日目
山行
2:58
休憩
0:00
合計
2:58
2日目
山行
7:51
休憩
0:57
合計
8:48
4:26
53
5:19
5:29
27
5:56
5:59
35
6:34
6:50
116
8:46
8:54
109
10:43
10:48
85
12:13
12:28
46
3日目
山行
5:20
休憩
1:13
合計
6:33
4:47
34
5:21
5:30
61
6:31
6:47
25
7:12
7:22
18
7:40
7:45
99
9:24
9:57
83
11:20
上高地バスターミナル
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
沢渡〜上高地BC間はバス利用
初日 7時10分に上高地BCをスタート 快晴です
2011年07月16日 07:29撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/16 7:29
初日 7時10分に上高地BCをスタート 快晴です
10時に西穂山荘到着 テン場はいっぱい
2011年07月16日 11:31撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/16 11:31
10時に西穂山荘到着 テン場はいっぱい
早いので偵察に出かけます
2011年07月16日 11:40撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
2
7/16 11:40
早いので偵察に出かけます
西穂独標まで来ました 笠ヶ岳がきれいです
2011年07月16日 12:26撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
2
7/16 12:26
西穂独標まで来ました 笠ヶ岳がきれいです
山荘に戻ってきました デッキまでいっぱいです
2011年07月16日 15:20撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/16 15:20
山荘に戻ってきました デッキまでいっぱいです
二日目 雲海を尻目に4時半前に出発
2011年07月17日 04:31撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
2
7/17 4:31
二日目 雲海を尻目に4時半前に出発
独標から西穂高岳方面 ここから先は未体験ゾーンです
2011年07月17日 05:21撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1
7/17 5:21
独標から西穂高岳方面 ここから先は未体験ゾーンです
独標先の急な下り 慎重に慎重に 実はこの手前で一人岐阜側に滑落しました
2011年07月17日 05:31撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1
7/17 5:31
独標先の急な下り 慎重に慎重に 実はこの手前で一人岐阜側に滑落しました
ピラミッドピーク到着
2011年07月17日 05:59撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1
7/17 5:59
ピラミッドピーク到着
ピークをいくつも越えて
2011年07月17日 06:15撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/17 6:15
ピークをいくつも越えて
西穂高岳到着!
2011年07月17日 06:36撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
4
7/17 6:36
西穂高岳到着!
槍ヶ岳が雄々しい
2011年07月17日 06:37撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1
7/17 6:37
槍ヶ岳が雄々しい
手前は霞沢岳か? 奥は中央アルプス
2011年07月17日 06:38撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3
7/17 6:38
手前は霞沢岳か? 奥は中央アルプス
遠く富士山も見えました
2011年07月17日 06:38撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1
7/17 6:38
遠く富士山も見えました
慎重に下ります
2011年07月17日 07:06撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/17 7:06
慎重に下ります
西穂高岳を振り返る よくあんな急坂を下ってきたものです
2011年07月17日 07:15撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
2
7/17 7:15
西穂高岳を振り返る よくあんな急坂を下ってきたものです
さあ、これから核心部
2011年07月17日 07:24撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/17 7:24
さあ、これから核心部
振り返ると西穂が
2011年07月17日 07:55撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/17 7:55
振り返ると西穂が
間ノ岳を振り返ります
2011年07月17日 08:13撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
2
7/17 8:13
間ノ岳を振り返ります
逆層スラブ?
2011年07月17日 08:22撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1
7/17 8:22
逆層スラブ?
ほぼ直角
2011年07月17日 08:26撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
2
7/17 8:26
ほぼ直角
やっと天狗岳に着いた
2011年07月17日 08:49撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
2
7/17 8:49
やっと天狗岳に着いた
コブ尾根の頭 いよいよジャンダルムが近づいてきました
2011年07月17日 10:34撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/17 10:34
コブ尾根の頭 いよいよジャンダルムが近づいてきました
憧れのジャンダルム頂上!
2011年07月17日 10:47撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
8
7/17 10:47
憧れのジャンダルム頂上!
奥穂はもう少し
2011年07月17日 10:48撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1
7/17 10:48
奥穂はもう少し
歩いてきた稜線
2011年07月17日 10:48撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
2
7/17 10:48
歩いてきた稜線
トラバースし終わってジャンを振り返る こっちからの方がカッコいい
2011年07月17日 11:15撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
5
7/17 11:15
トラバースし終わってジャンを振り返る こっちからの方がカッコいい
まだまだ核心部は続きます
2011年07月17日 11:54撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1
7/17 11:54
まだまだ核心部は続きます
馬の背も厳しい
2011年07月17日 11:56撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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7/17 11:56
馬の背も厳しい
やっと険しい箇所は終わって余裕を持ってジャンダルムを振り返ります
2011年07月17日 12:07撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
2
7/17 12:07
やっと険しい箇所は終わって余裕を持ってジャンダルムを振り返ります
ようやく奥穂高岳到着!
2011年07月17日 12:20撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
5
7/17 12:20
ようやく奥穂高岳到着!
吊尾根の向こうに槍ヶ岳
2011年07月17日 12:18撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
2
7/17 12:18
吊尾根の向こうに槍ヶ岳
常念岳〜蝶ヶ岳〜大滝山の稜線
2011年07月17日 12:18撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1
7/17 12:18
常念岳〜蝶ヶ岳〜大滝山の稜線
笠ヶ岳
2011年07月17日 12:18撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1
7/17 12:18
笠ヶ岳
笠ヶ岳〜黒部五郎岳
2011年07月17日 12:18撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1
7/17 12:18
笠ヶ岳〜黒部五郎岳
黒部五郎岳〜双六岳
2011年07月17日 12:19撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1
7/17 12:19
黒部五郎岳〜双六岳
鷲羽岳方面
2011年07月17日 12:19撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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7/17 12:19
鷲羽岳方面
下りが渋滞して小屋まで50分近くかかりました
2011年07月17日 12:52撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1
7/17 12:52
下りが渋滞して小屋まで50分近くかかりました
三日目の日の出
2011年07月18日 04:42撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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7/18 4:42
三日目の日の出
再び奥穂高岳に登り
2011年07月18日 05:26撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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7/18 5:26
再び奥穂高岳に登り
昨日歩いた険しい稜線を振り返ります
2011年07月18日 05:26撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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7/18 5:26
昨日歩いた険しい稜線を振り返ります
さて前穂高岳へ行きましょう
2011年07月18日 05:36撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1
7/18 5:36
さて前穂高岳へ行きましょう
歩きやすい吊尾根のトラバース道
2011年07月18日 06:10撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1
7/18 6:10
歩きやすい吊尾根のトラバース道
紀美子平は人がいっぱい
2011年07月18日 06:24撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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7/18 6:24
紀美子平は人がいっぱい
昨日歩いた稜線をもう一度
2011年07月18日 06:24撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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7/18 6:24
昨日歩いた稜線をもう一度
奥穂高岳
2011年07月18日 06:26撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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7/18 6:26
奥穂高岳
前穂高岳から槍ヶ岳方面
2011年07月18日 07:13撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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7/18 7:13
前穂高岳から槍ヶ岳方面
前穂高岳から奥穂高岳方面
2011年07月18日 07:13撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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7/18 7:13
前穂高岳から奥穂高岳方面
紀美子平まで降りてきました
2011年07月18日 07:45撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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7/18 7:45
紀美子平まで降りてきました
雷鳥広場を通って
2011年07月18日 07:58撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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7/18 7:58
雷鳥広場を通って
重太郎新道をひたすら下ります
2011年07月18日 08:17撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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7/18 8:17
重太郎新道をひたすら下ります
岳沢小屋ではテラスの拡張工事中でした ヘリで生コン運搬
2011年07月18日 09:40撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
2
7/18 9:40
岳沢小屋ではテラスの拡張工事中でした ヘリで生コン運搬

感想

ジャンダルム!なんと誘惑的な響きだろう。岩登りをやらない初心者レベルの自分にとって剱岳や大キレットなどは難所中の難所で、その攻略には苦労してきました。それらより遥かに難易度の高い西穂〜ジャンダルム〜奥穂ルートは高根の花と諦めていましたが、百名山が終わって次の目標である百高山の中に西穂高岳が入っていることもあり、ここを何度か歩いたことのある師匠と一緒に挑戦することにしました。

初日、上高地から西穂山荘に上がり、テントを張った後、独標まで偵察に出かけました。快晴の中、360度の絶景を楽しみ、帰ってくると山荘は人で溢れていました。

二日目、岩場に慣れていないので念のため、4時半前に出発。それでも先行者が多い。今日も天気がよくて安心。雨でも降ろうものなら中止しなければなりません。独標を過ぎたところでなんと事故発生。大下りが渋滞しているようで、下りに入る手前で動きが止まり、しばらく立ったまま停滞していました。すると4〜5人先にいた男性がフワ〜っと左側に倒れ、そのまま岐阜県側の斜面を滑落していき、100〜150mくらいでようやく止まりました。目の前にいた若いカップルの男性が救助に降りようとするのを、滑落した男性のグループのリーダーらしき男性が必死に止め、携帯電話か無線で救助を要請していました。連絡がついたようで、リーダーが見守っていた我々に先に行くように促したので、後ろ髪をひかれる思いで出発。落ち方は足を滑らせたのではなく、立ち眩みみたいな感じでした。後で聞いた話では、被害者は負傷しただけで命に別条はなかったようで安心しました。

気を取り直して難所の大下りを通過。ピラミッドピーク、チャンピオンピークを過ぎてようやく西穂高岳に到着。しばし周囲の景色を楽しみます。ここからも結構なアップダウンが続き、気の休まる暇もありません。間ノ岳、天狗岳を過ぎるといよいよジャンダルムが近づいてきました。ジャンダルムの山頂に小さく人影が認められて、あんな切り立った岩山を登れるんだろうかと思いましたが、後ろ側に回り込んだら案外簡単に山頂に立てました。

平らな山頂で10分ほど眺望を楽しんだ後、最後の難関、馬の背に向かいます。結構な急勾配を慎重に登り終えるとビクトリーロード。余裕を持って奥穂高岳山頂を目指します。山頂には12時13分到着。案外早く着いたのにはびっくり。しばし周囲の眺望を堪能して穂高岳山荘に向かいますが、下りで大渋滞していて、50分近くかかりました。着いてみるとテント場もいっぱいで、なんとかヘリポートに張ることができました。小屋前に韓国からのグループがいたのでちょっとお話。かなりの弾丸ツアーのようでした。

三日目は前穂経由で岳沢に下ります。吊尾根はトラバースになっていて歩きやすい。紀美子平から前穂岳への登りは急ですが、標高差はさほどなく楽勝。しばし眺望を楽しんで下山します。重太郎新道はかなりの急勾配。下りでもきついのに、かなりの重装備を担いで登ってくる若いソロ女性もいてびっくり。昨日の韓国人グループはてんでばらばらに降りていきます。よほどのベテラン揃いなのか、もしトラブルがあったらお互いの連絡はどうするんだろうと、他人事ながら心配になりました(その後、2013年夏、中央アルプスで多くの韓国人が遭難する事故がありましたが、これも団体行動をせずにばらばらに勝手な行動をした結果だったようです)。

岳沢小屋に着くと、ちょうどヘリが飛来してきてしばらく待機させられました。テラス拡張工事用の生コンを運んできたようです。小屋で30分ほど休憩した後、岳沢を下り、バスターミナルには11時20分到着。自分にとっては少し過重な課題でしたが、なんとか無事に終わってホッとしました。また一つ自信がついた、というかステップアップしたことを実感できた山行でした。

※過去レコ 2020年5月15日作成

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重太郎
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技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
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3/5
体力レベル
3/5
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技術レベル
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体力レベル
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