黒部五郎岳(チャリミネンコで折立から)
- GPS
- 14:43
- 距離
- 70.6km
- 登り
- 4,551m
- 下り
- 4,548m
コースタイム
- 山行
- 13:44
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 14:44
天候 | 雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
そこから有峰林道をチャリで漕いで折立まで。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆亀谷料金所〜折立(有峰林道) ・危険個所なし。 ・有峰ハウス?に自販機があるので飲料をここで買うのもあり。(自分は買ってないけど) ・折立手前の坂が一番急で核心。 ◆折立〜太郎平 ・危険個所なし。 ・雪もほぼないのでアイゼン等不要。 ◆太郎平〜北ノ俣岳 ・太郎平〜2576Pまでは少し雪渓が残る程度で問題なし。 ・2576Pから先は雪の上を歩くことになるが気温が高ければアイゼンは不要。 ◆北ノ俣岳〜黒部五郎岳 ・雪渓多し。不安な人はアイゼンを持参した方が良い。 ・雪が緩んでいれば靴スキーが楽ちんだが慣れている人限定。 ・黒部五郎岳の登りも夏道だけでいける。 |
写真
感想
6月19日にいよいよ県跨ぎOKとなった。
コロナの緊急事態宣言発令後は石川県内の低山でチャリトレしたり白山に登っていたがようやくアルプスが解禁となる。
しかし槍ヶ岳周辺は群発地震の影響で落石が怖い。
やはりまずはお隣富山が良さそうだ。
とはいえ天気が読めない、予報はイマイチっぽいので雨が降ってもそれなりに楽しめそうな山ということで黒部五郎岳を選んだ。
晴れ確定なら雲ノ平や三俣蓮華を絡めてグルっと周回っていう案もあったが多分出だしから雨。
視界も怪しいので黒部五郎岳一本勝負とした。
前日のうちに有峰林道の亀谷料金所脇の駐車場まで向かい車中泊。
0時に起き出して準備をしてチャリスタート。
いわゆる「チャリミネンコ」だ。
標高差1000m、距離20劼鯀罎い農淮まで向かう。
車中泊の最中から雨が降ったり止んだり…チャリスタートしてからもかなり雨に降られた。
まあ想定内だしそのために今回も沢装備で来ている。
濡れても問題ないしむしろ激登りなので雨に打たれるくらいの方が涼しくて良い。
亀谷ゲートをスタートして2時間ほどで折立に到着。
コロナ期間中のチャリトレのおかげで強くなった感じがする。
災い転じて福となすとはこういうことなのか。
前日のうちに折立まで入ったと思われる車が10台程度停まっていた。
みんな待ちに待ったアルプスということなのだろう。
まだ寝ているだろうと思われる車を横目に登山開始。
雨は降り続いているが涼しくて気持ちが良い。
太郎平小屋の手前で青空が見え始めた。
雲が薄くなったりかかったり…これは期待できそうだ。
写真を撮りまくってたら後ろから登山者さんが登ってきた。早いな。
その方も黒部五郎岳を目指すということでそこからは抜きつ抜かれつな感じだった。
太郎平小屋を過ぎた辺りですっかり雲が取れてほぼピーカン!
眼下には雲海。
雲を突き抜けた感じだ。来てよかった。
やっぱり山は登ってみないとわからない。
これがあるからやめられない。
まだ稜線の東面には雪が多く残るがそれも楽しい。
下りは靴スキーで、登りはステップを切りながら登山道を無視して歩いていく。
まずはお気に入りの北ノ俣岳に到着。
西側には雲海が広がっている。北ノ俣の雲海率高い。個人的に。
楽園のような景色の中を夢見心地で歩いていく。
次の目的地は黒部五郎岳だ。
太郎平〜黒部五郎岳の区間はアップダウンは多いが景色も登山道もとても雰囲気が良い。
何より槍穂や常念界隈と比べて圧倒的に空いているのが良い。
特に今日は夜中から歩いているので前述の登山者さん以外誰もいなかった。
ちょいちょい靴スキーでショートカットしながら黒部五郎岳の最後の坂を登り切ってゴール!
最後に黒部五郎に来たのはいつかな?と調べてみたら2017年の6月、ちょうど3年前だった。
その時は折立からスキーで来てたけどチャリミネンコと絡めて来るのは今回が初めてだ。
しばらくカールの絶景や槍穂の風景を堪能したら下山開始。
下山はいつもの雪渓が登山道の横にあるので靴スキーで一気に鞍部まで滑っていく。
登山道なんて馬鹿らしくて歩いていられない。
万一の滑落に備えてダブルウィペットも持ってきている。
スキーの方が楽しいけど靴スキーでも下るだけなら問題ない。むしろ準備が要らないので速いくらいかも。
今回は沢靴で靴スキーという決して相いれない組み合わせで挑戦したが割と滑りやすかった(笑)
後は来た道をひたすら戻るだけ。
ちょうどガスがかかってきて涼しかった。
最後はチャリで気持ちよくダウンヒル。
14時間強のそこそこ完全燃焼系の山行だったが想定外に晴れてくれて大満足の山行となった。
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