大峯奥駈道(北部) ビバーク訓練

2020年07月25日(土) ~ 2020年07月26日(日)

• GPS: 16:21
• 距離: 55.2km
• 登り: 3,988m
• 下り: 3,371m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:33
• 休憩: 0:04
• 合計: 8:37

距離 29.6km 登り 2,742m 下り 1,530m

8:11 近鉄吉野駅
8:23 8:23 吉野山駅
8:29 8:30 金峯山寺
8:42 8:42 上千本口バス停
9:03 9:03 花矢倉展望台
9:13 9:14 高城山
9:20 9:21 奥千本口バス停
9:25 9:25 金峯神社
9:37 9:37 青根ヶ峰
9:55 9:55 試み茶屋跡
10:37 10:38 四寸岩山
10:47 10:47 足摺の宿跡
11:06 11:07 九十丁石
11:16 11:16 二蔵宿小屋
12:06 12:07 五番関
12:34 12:34 今宿跡
12:56 12:57 洞辻茶屋
13:04 13:04 陀羅尼助茶屋
13:13 13:13 鐘掛岩
13:32 13:32 西の覗岩
13:38 13:39 山上ヶ岳
13:56 13:56 投地蔵辻
14:05 14:05 小笹ノ宿
14:26 14:27 阿弥陀ヶ森
14:32 14:32 脇ノ宿跡
15:05 15:07 大普賢岳
15:16 15:16 水太覗
15:20 15:20 弥勒岳
15:33 15:33 サツマコロビ(薩摩転び)
15:36 15:36 国見岳
15:44 15:45 稚児泊
15:53 15:53 七つ池
16:05 16:06 七曜岳
16:07 16:07 無双洞・和佐又山分岐
16:31 16:31 みなきケルン碑
16:37 16:37 行者還岳分岐
16:52 16:53 行者の水場
16:58 行者還小屋

2日目

• 山行: 7:13
• 休憩: 0:19
• 合計: 7:32

距離 25.5km 登り 1,256m 下り 1,841m

16:58 行者還小屋
6:00 6:00 天川辻
6:21 6:21 R309 90番分岐
6:35 6:36 しなの木出合
6:41 6:41 一ノ垰
6:58 6:58 奥駈道出合
7:12 7:13 弁天ノ森
7:30 7:31 聖宝ノ宿跡
8:10 8:17 弥山小屋
8:41 8:43 大峰山
9:22 9:23 日裏山
9:32 9:33 高崎横手
9:50 9:50 ナベの耳
10:08 10:08 カナビキ尾根分岐
10:20 10:21 天女の舞
10:27 10:28 栃尾辻
11:00 11:00 林道出合
11:49 11:49 川合登山口
12:17 12:22 みたらい渓谷分岐
12:51 12:51 観音峰山登山口
13:27 13:31 村営 洞川温泉センター
13:33 ゴール地点

写真

7/24 22:14

食料、今回は訓練なので2.5日分と少し多めに積んでいきます

7/24 22:20

パッキン内容:総重量10.3kg

ザック30L (パーゴワークス LUSH30)
水3L、ろ過装置
食料2.5日分

ULモノフレームシェルター(montbell)
スリーピングマット(Niimo)
シュラフカバー(montbell)
ジェットボイル(montbell)
トレッキングポール(montbell)
レインウェア上下(ファイントラック)
エマージェンシーキット(自作)
行動着バックアップ(一式)
防寒具上下、ジオライン上下
モバイルバッテリー(10000mA/h)
ヘッデン
ゴミ袋
その他小物類

7/24 22:29

容量はあと4L程は余裕あり。食料をフルで積めば4、5日はいけると思います。
(今回は訓練なのでシュラフを入れていません)

7/25 8:10

8:10吉野駅出発、天候は雨

7/25 8:10

レインウェア装着

7/25 8:25

梅雨らしくていいですね〜

7/25 8:58

上から見た吉野

7/25 9:05

吉野分水

7/25 9:35

四寸岩山から

7/25 11:14

タマゴタケ

7/25 12:06

これより女人禁制。
男女を結界で分かち、険しい修行を通じて女性の苦労を学ぶ為だそうです。

7/25 12:35

もうすぐ山上ヶ岳
天気が回復してきました

7/25 12:56

7/25 13:21

山上ヶ岳より、越えてきた山々が一望できました

7/25 13:40

雲行きが怪しくなってきた

7/25 15:13

ガスの向こうへと消えていく...

7/25 17:13

17:00行者還で設営
弥山まで行く予定でしたが、雨風強くなってきた為ここで一泊。隣には立派な避難小屋がありますが、ビバーク訓練なのでシェルターで寝ます。

7/25 18:01

中はそこそこ広いです

7/25 18:42

夕食は野菜たっぷりの雑炊

7/26 1:14

シュラフカバーとエマージェンシーシートで睡眠
#5のシュラフより温かいと感じました。
ジオラインと防寒具の組み合わせも抜群で、気温は15℃を下回っていましたが案外寒くなかったです。

夜間はかなりの雨風でしたが朝まで凌げました。浸水はしなかったものの風に煽られる度に結露が降ってきて寝てる間に髪の毛は濡れました...

7/26 8:12

弥山に8時過ぎ到着、行者還から約2時間

7/26 8:39

近畿最高峰八経ヶ岳。
天気が良ければ前鬼までと考えていましたが、温泉が恋しかったので天川村へ下山。

7/26 11:47

12時前に下山
とてつもない雨です。16mm/hの強雨、前鬼行ってなくて良かった😅

靴はボトボトに浸水、レインウェアもかなり使い倒しているせいでザック紐が擦れる辺りから濡れてきた...

7/26 12:25

みたらい渓谷

7/26 12:34

とてつもない水量に圧倒されましたが、雨が強すぎて賢者モード入ってきた...

7/26 13:31

下山してから1時間半、やっとたどり着いた温泉

7/26 14:32

お団子食べて帰りました
ボトボトの靴が辛い...

撮影機器：

iPhone 11 Pro Apple

感想

Yuki_deepin_Mt

両足の脛骨を疲労骨折してからはしばらくはベアフットトレーニングや六甲山辺りでリハビリしていましたが、久しぶりに高負荷のロングトレイルへ出発。

今回はあえて荒天を狙い、ビバークの訓練に行きました。お盆の連休には八ヶ岳全縦走+霧ヶ峰トレイル80km、更に補給を行った後に白馬から日本海までの北アルプス縦走50kmを計画しており、その予行演習として近畿圏で一番標高の高い大峰山脈をチョイス。

八ヶ岳全縦走(累積標高約4000m)と同等以上の勾配差の負荷をかけて身体が動くかチェック。新しい装備(パーゴワークスLUSH30L、モノフレームシェルター)も実践で初投入。翌日に疲れが残らない食材や行動食選び、睡眠環境を変えてもパフォーマンスが落ちないか等、より実践的な訓練を行いました。

縦走では天気が崩れて当たり前、どんな環境にも適応しなければいけません。そんな中でもCT0.5〜0.6を維持し続けれたのはかなり成長したと実感できました。行動食の配分を変更してシャリバテを回避、絶対に濡らしてはいけない物を浸水から守れたのは大きいです。

逆に失敗した面も...
靴の防水対策が甘く、トレラン用のゲイターでは初日から簡単に浸水してしまいました。かなり辛かったです。帰りに濡れた靴を履く羽目になったのでワラーチを持ってきたら良かった。

レインウェアのメンテナンスが甘くて防水機能が落ちていました。中の防水生地が透けてる部分もあり、そろそろ新調かもしれません(まだ8ヶ月くらいしか使ってないけど)。

色々ありましたがやっぱり雨に濡れると辛いですね😅
帰宅してからの洗濯も大変でした（笑）
次の週末は装備を整え、計画を煮詰めようと思います。

それではまた、山でお会いしましょう！

コメント

Yuki_deepin_Mt

追記
北アルプスから日本海に抜ける登山道で崩落発生、復旧の目処無し😂
登山計画が...