記録ID: 2476342
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無雪期ピークハント/縦走
飯豊山
飯豊連峰全山大縦走 飯豊山、大日岳、エブリ差岳(東俣彫刻公園から祓川駐車場)
2020年08月02日(日) ~
2020年08月05日(水)
体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 28:40
- 距離
- 46.6km
- 登り
- 4,057m
- 下り
- 3,504m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 8:12
2日目
- 山行
- 8:54
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 9:23
13:46
宿泊地
3日目
- 山行
- 6:57
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 7:26
4:55
18分
宿泊地
12:21
天候 | 8月2日 曇りのち夕方より快晴 8月3日 午前中まで快晴のちガスに覆われる 8月4日 午前10時頃までガスに覆われのち快晴 8月5日 雲が多い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
2.往路 米坂線 小国駅6:30 越後下関駅6:53 420円 荒川タクシー0254−64−1042 越後下関駅から東俣彫刻公園 約20分 4,410円 3.復路 西会津タクシー0241−45−3126 祓川駐車場から野沢駅 約50分 9,610円 ※運転手の武藤さんは終始楽しい会話をしてくれ50分があっという間でした。笑 ※ 祓川駐車場手前50m付近にて洗堀による一部車道崩壊により駐車場まで行けない可能性があります。 磐越西線 野沢駅10:01 会津若松駅10:46 770円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1.東俣彫刻公園林道ゲートから林道終点 林道はほぼ湿っていて一部水が流れている場所があるため靴を濡らさないように注意してください。 林道両脇も草が茂っていますので朝露には注意ですね。 水場があるとのことでしたが気がつきませんでした。 2.林道終点からエブリ差岳 とにかく急登で危険な岩場は無いもののなかなかエブリ差岳が見えないのでストレスが溜まります。カモス峰や千本峰がありますが程よい休憩場所は前エブリ差岳山頂かと思いました。 水場も無いのでオーバーペースで気温が高いと自分のようにあっという間に体力を奪われてバテますので焦らず程よく休憩を入れて登ってください。 前エブリ差岳を越えると1.2kmくらいでエブリ差岳山頂ですがバテてる身体に若干の登り返しはかなりキツかったです。 3.エブリ差岳避難小屋 無人小屋らしく当方を入れて男2人女4人の6人でした。 水場は小屋下約100mからある雪渓からの雪解け水でしたがゴミやニゴリがありますので何らかの措置は必要かと思います。 4.エブリ差岳から頼母木山避難小屋 危険箇所はありませんが登山道が細く両脇の草でスパッツを装着しても膝下から濡れてしまいます。 胎内山くらいのところでガスに覆われてきてしまいました。 頼母木山避難小屋にも当日は小屋番さんは在中しておらず小屋の水場(料金制)を利用させて頂きました。 水場が小屋にあると助かりますね。 5.頼母木山避難小屋から門内岳避難小屋 危険箇所はありませんが両脇にハイマツが茂っていたと思います。ここも登山道が狭いのでガスや朝露には注意です。 門内岳避難小屋には小屋番さんがいらっしゃいました。 水場は小屋反対側の斜面にあるらしいですが確認はしていません。 ここでバッチを購入しました。「今年初めて売れたかも?」と小屋番さんが喜んでくれました。 6.門内岳避難小屋から梅花皮避難小屋 危険箇所はありません。避難小屋から門内岳山頂はスグです。山頂は広めでしたのでガスがなければ最高でしたがこれも山です。 門内岳を下り北股岳に入ります。やはりこの日は生憎のガスで先が見えませんでしたがここで山頂か?と繰り返し長い稜線を登り切ると北股岳です。 北股岳を下ると梅花皮避難小屋です。 ここも小屋番さんが在中しておりませんでした。 水場も小屋反対側の斜面にあるとの看板のみで確認しておりません。 7.梅花皮避難小屋から烏帽子岳 危険箇所はありません。 とある峰で男1人女3人の若いパーティに会い昨日の天候の話をさせて頂きました。 バテ始めていた頃でしたので短い時間でしたが会話することで4人のパーティにかなり元気をもらいました。ありがとうございました。 8.烏帽子岳から御西岳避難小屋 烏帽子岳から御手洗ノ池までに雪渓渡りが4、5箇所ありました。 1箇所以外はほぼ水平ですのでアイゼン無しでも注意すれば大丈夫ですが、一番短い20mくらいの雪渓渡りの1箇所だけが谷側に斜めっていますのでアイゼンが必要です。自分は雪渓の上越しで行くか下越しで行こうか足跡も見えなかったため、どうトラバースするか迷ってしまい。結局下越しでアイゼンを使わずトラバースしましたが中程で約5m滑落してしまいました。斜度は余りなく幸いにも岩もほとんど無い草付きでしたので怪我もなく止まる事ができましたが御西小屋の小屋番さんの情報によると一番事故が多い箇所らしいので面倒がらず6本爪以上のアイゼンを装着し雪渓を上越し気味にして危険を回避しましょう。 御手洗ノ池を越えると間も無く御西岳避難小屋です。 今回のエブリ差岳避難小屋から御西岳避難小屋までのコースは非常に長く前日と同様バテてしまいた。 御西岳避難小屋は男3人女2人の5人でした。小屋番さんは夕刻に来られビール800円を購入しました。 水場は小屋から10分くらい本山方向へ下ったところにあります。若干面倒な距離ですがすごく冷たくてとても美味しい水でした。汲み甲斐がありますよ! 9.御西岳避難小屋から大日岳 危険な箇所はありませんでしたがピストンで2時間くらい掛かりました。同泊した髭の先輩が物凄い健脚でビックリしました。左膝の古傷がやばい感じになってきていましたので無理に追い付こうとぜず無駄に体力を消費ぜず済みましたよ。 あれから同泊していた女性2人の雪渓案内でしたね。お疲れ様でした! 10.御西岳避難小屋から飯豊山 危険な箇所はありません。お花畑もキスゲが見事でした。 11.飯豊山から草履塚 飯豊山山頂はそんなに広くありませんが当時は20名くらいいらしたと思います。 山頂から少し歩くと本山小屋です。飯豊山神社を参拝してから小屋でバッチのセット1,500円を購入しました。 水場の確認を失念してしまいました。テン場は小屋からだいぶ下った離れたところにあり雰囲気はいい感じでした。 御前坂は急坂で若干ガレています。不用意なラクには注意したいところです。 御前坂を下りきると今度は御秘所と言うリッジ的な岩場になります。凍結や雨天でない限り大丈夫だと思います。 姥権現と言うお地蔵さんを過ぎると草履塚の急登になります。ここで元気なソロの女性に会い弥平四郎デマンドバスは女性なら頼める?や三国岳避難小屋のことなどいろいろ教えて頂きました。三国峠からタクシーを頼む場合「Ymobじゃ無理かな〜」って大笑いしてしまいすみませんでした。 12.草履塚から切合避難小屋 危険な箇所はありませんでしたが若干の鎖場と雪渓わたりが1箇所ありました。 13.切合避難小屋から三国岳避難小屋 切合避難小屋には無料の水場があります。小屋番さんに声かけし水で疲れを癒しました。 小屋を出て暫くすると梯場があり、その辺りで切合小屋にテン泊する2人の女子パーティに会いましてテン泊しその後の登頂はサブザックで臨む方法や三国岳避難小屋では一生分のトンボが見れると言うことで参考になりありがとうございました。 14.三国岳避難小屋 三国岳避難小屋は噂に違わず小屋番さんの雰囲気と言い水洗トイレと言いとても癒されました。水場は結構な斜面にあるらしいのですが膝痛が激しく水場へ行くのを断念し水を1ℓ/600円を2ℓ購入しました。 宿泊場所は2階でした。2階での利用者は7名でしたが帰宅してからグレートトラバース3を見ると何と田中陽希くんと同じ場所(寝床)でした。笑 15.三国岳避難小屋から祓川駐車場 特段の危険箇所はありませんが小屋から疣岩山までまではスリップしそうな岩が何点かありました。 疣岩山は意外と急登でその後はなだらかな稜線歩きが続き上ノ越分岐に出て暫く歩くとさして急な下りでもないため、膝にも負担が掛からず助かるなと休んでいたら先日トムラウシに行って初めてガイドを頼んだと言う女性ソロに会いまして、この登山道は駐車場から300mくらいは急登で凄く疲れたと言うのでその事が気になってしまい膝痛も蓄積していたことからトムラウシの事をもっとお聞きしたかったのですがうやむやにしてしまい失礼いたしました。 左膝は曲げる事や軸足にすることすら出来なかかったため、逆に急登の話で覚悟が決まり何とか下山に漕ぎ着ける事が出来ましたよ。 上ノ越コースは木の根も程よくあるコースですので斜度や濡れている状況によりやっかいになると思いました。 |
その他周辺情報 | 会津若松駅前 日帰り温泉 富士の湯 450円 ボディソープ、シャンプー有り 会津若松 とんかつ かつ一 特製ソースカツ丼1,200円 ハイボール450円 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
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感想
今回の山行は7月の4連休を挟みながらの計画としていたが長梅雨で致し方なく梅雨明けの頃合いを見て決行した。
結果としては、ほぼガスの中を歩かされた山行となったが、またチャレンジする機会を与えてもらったと思えばいいし本来、山ってそんな感じなので踏破できたことに感謝したい。
感謝といえば先ず三国岳避難小屋の金子さんである。
膝の心配や靴ずれの絆創膏まで頂戴し、最後は見送りまでして頂き感謝いたします。
無事に下山できたのも金子さんのおかげです。
ありがとうございました。
それと寒河江から来たと言う63と57の大先輩達。
飯豊での最後の夕食を二人のおかげで楽しく締めるが事できました。
去年から初めた登山がいきなり立山と聞いて大笑いしてしまいましたが大変失礼いたしました。
蔵王や祝瓶山、あるいは鳥海山への計画の際にはお声掛け致したく、よろしくお願いいたします。
そして出会った皆さん。ありがとうございました!
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コメント
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3泊4日の一大飯豊旅、圧巻です…!
理想です。私もいつか。御西の管理人さんも、三国の金子さんも、
大好きなかたたちです。
またどこかでABASHIRIさんとお会いできるような気がします😊
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