初冬の岩手山 馬返しコース
- GPS
- 28:04
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,438m
- 下り
- 1,428m
コースタイム
08:35 馬返し駐車場 出発
08:40 馬返し登山口
09:24 0.五合目
09:45 一合目
09:52 豆腐岩
10:14 二.五合目
旧道使用
10:41 三合目
11:14 四合目
11:45 五合目
12:17 六合目
途中で昼食
13:20 七合目
13:43 八合目
14:09 九合目 不動平避難小屋
休憩後、三名山頂へ
残り二名は夕食準備等
三名帰還後夕食〜宴会
ほどほどの時間で就寝
11月25日
5時過ぎに起床、朝食
06:40 山頂に出発
07:00 お鉢
07:18 岩手山 山頂
07:50 不動平避難小屋
小屋内の清掃など撤収準備
09:35 不動平避難小屋 出発
09:47 八合目
09:57 七合目
新道・・・ほどなく旧道へ切替
10:21 六合目
10:44 五合目
10:54 四合目
11:13 三合目
11:27 二.五合目
11:36 豆腐岩
11:39 一合目
11:58 0.五合目
12:23 登山口
12:29 馬返し登山口駐車場 到着
天候 | 24日 七合目付近まで曇り 七合目以降ガスと雪 25日 七合目より上はガスと雪 七合目より下は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口の水場はまだ出ていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※ 登山口に登山ポストがあり、記入用紙も準備されています。 ※ 登山口の駐車場にはトイレもあります。 ※ 登山口の水場はまだ出ていましたが、そろそろ止まるんじゃないでしょうか? ※ 五合目・八合目の水場は使えません。 ※ 不動平避難小屋のトイレは使えますが、そろそろペーパーがなくなると思います。 ※ 登山道の状況 ・0.五合目あたりで雪が見えてきます。 ・一合目付近以降は道が雪で覆われます。 ・徐々に積雪が多くなりますが、ワカン・スノーシューなどは必要ないと思います。 ・六合目と七合目の間で木の枝が邪魔になり、2〜3か所這いつくばって進むところがあります。 ・七合目以降では一面の雪原が広がり、好きなところを歩く事ができます。(踏み抜き注意) 逆に言えば登山道の判別はほとんどできない状況ですので、視界が悪い時は要注意です。 ・九合目以降では、アイゼンを装着した方が楽に歩く事が出来ると思います。 今のところはストックでも十分刺さる雪の状況でした。 ・お鉢に出ると風が一段と強くなりますので注意が必要です。 |
写真
感想
冬山の手始めに岩手山へ〜♪
今回は二手に分かれて不動平避難小屋を目指す事にしました。
一つは無難な馬返しコース
そしてもう一つは松川温泉コース
松川温泉コースは夏場でも時間がかかる長いコースで、
今のこの時期の状況を考えると雪の量もそれなりにあり、木の枝も邪魔くさそう。。。。。
他に人も歩いてなさそうだし、第一そんな体力は自分にはない!
で、私は躊躇なく馬返しコースを選択しました (^^ゞ
それなりの人数は集まりましたがコース選択は当日の朝となったため、
共同装備は一切考えずに完全個人山行装備を背負います。
久しぶりの泊り装備・・・・・重い。。。。。
今年は装備の軽量化に励み、最低装備の軽量化を追及してきたうえに、履物まで地下足袋で歩いていました。
これがここにきて完全に裏目に出てしまいました (-_-;)
歩き出して体が重い・・・・・これはそのうち吹っ切れるはず!
だけどイマイチそれが吹っ切れない (。・_・?)ハテ?
徐々に荷物の重さに慣れてきてはいくものの、今度は足が上がらない。。。。。
靴が重いよぉーーーーー
何から何まで今シーズンは何をやっていたんだろう、
普段ろくにトレーニングもしないでおいて、楽チン山歩きに慣れていっても、
装備が重くなる冬にこれじゃ全くダメじゃんよぉ〜!
せっかく自由に歩き回れるシーズンなんだぞぉー!!
上半身はソコソコ元気なのに、悲鳴を上げて動きが鈍い足に喝を入れるけど、
結果は太ももが悲鳴をあげて攣るだけ (爆)
しかたなくメンバーに思いっきり遅れを取りながら、一人ギシギシ歩いて行きました。
途中で寒い中を待たせる事になり、申し訳ありませんでした (;^。^A アセアセ…
それでも何とか徐々に高度を上げて行き、不動平に出て内心ホッとしましたが、
調子に乗ってスタスタ足を運んだら、やっぱり既に筋力を使い果たしていたようで、
アッサリ痙攣勃発 (笑)
騙し騙しで今夜の宿の不動平避難小屋に着きました。
天気はあまりよくなく、山頂を目指すには絶好の練習環境なんですが、どう考えても自分の足では迷惑を掛けるだけ。
ここはグッと我慢して小屋で待機していることにしました。
小屋の中で足を伸ばしてリラックスし、足の疲れを取ろうとしましたが、
少し体を動かすと・・・・・ビッキィ〜ン!
内腿が激しく攣っちゃって身動き不可能 (笑)
なんとか攣り具合に陰りが見えてきたところで山頂アタック組が戻ってきました。
みんなと一緒に食事をとり、相変わらずのバカな話で宴に突入〜
そのころには足の痙攣もアルコールで緩和され、ホドホドの時間まで笑いは続きました。
夜中も小屋の中はそれほど寒くはなく、
上下のダウンを着た私はシュラフのチャックを開けて寝るほどでした。
やはり16人もいると暖かいですね。
それに比べて松川温泉ルート組は・・・・・どんな状況だったんでしょう?
すいません、ぬくぬくと寝てしまいました (^^ゞ
一夜明け、足の具合も攣った違和感は残ってはいるけど大丈夫っぽい。
メンバーが再度山頂を目指すとの事で、私も同行させてもらう事にしました。
さすがに山頂を目指すにはアイゼンを装着した方がよさそうなので、久しぶりにアイゼンを履きました。
ピッケルはまだいらない雪の状況とのことですが、さすがにアイゼンを履くと気合が違います。
アイゼンでザクザク雪を噛み締めながら、風雪とガスガスの岩手山山頂へと進みだしました。
少し歩くと先行のグループが立てた赤旗がありましたが、自分達はそれをあてにする事はできません。
小屋からコンパスを合わせ、自分達のちょっと普通とは違う方法でお鉢を直登しました。
そしてお鉢に登り詰めた所に目印の旗を立て、結局この時は旗を一本しか使いませんでしたが、
このちょっと違う方法で山頂を往復し、視界がそんなに効かないあの状況でも、
ピシャリと小屋に帰ってくることができました。
ログを見るとホボ一直線ですよね。一人でコンパス通りに進んだつもりでも、
ここまでは一直線に進はめないものですよね、今回もいい勉強になりました。
さて、お鉢に登り詰めると風が一段強くなりましたが、歩けないような強さではありませんでした。
おそらく風速14〜5〜6m/s程度でしょう。
ソコソコの西風に乗って飛んでくる雪は顔を突き刺します。
ちょっとゴーグルの下の頬骨付近がギンギンしてきましたが、
感覚が麻痺するような感じはありませんでした。
が、下山してから顔を見ると、マンマとその辺りが薄っすらと黒くなり、
どうも軽く?凍傷になったみたいです。
風雪が予想される時は素直にバラクラバですね、
こんな時に性格が出てしまうんですねぇ〜・・・・・反省 (^^ゞ
そんな状況で山頂に到着しましたが、景色など見えるはずもなく (笑)
完全に雪の中に隠れてしまっている山頂の祠にお参りし、そそくさと小屋に戻ってきました。
小屋に戻って下山の準備をし、まずは八合目の小屋を目指して風雪の中を歩いていきました。
この時もピシャリと前方一直線に小屋が見えてきました。
うーん、これはイイ感じ〜! これからの山行に是非とも役立てて行きたいです。
八合目が近くなると天候がドンドン回復してきて、これまでの風雪がウソのような感じでした。
標高をズンズン下げると下界の景色が広がって行き、今回の山行で初めて景色を見る事ができました (笑)
ミッチリ着込んだウエアー類を一枚一枚脱いでいき、それと共に口数も増えていきます。
登りでは静かだった私も下りでは元気 (爆)
みんなで賑やかにスルスルと下山していき、今回の山行を無事に終わらせることができました。
今回も皆さんの足を引っ張ってしまいましたが、本当にありがとうございました。
次に岩手山に登るのは例の計画を実行する時でしょうか?ムフフ(*´Ω`*)
頑張ってガツンと登ってみましょうね!
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