記録ID: 2493319
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
【日本三百名山 #91】笠ヶ岳 (合戦尾根→表銀座→東鎌尾根→槍ヶ岳→西鎌尾根→笠ヶ岳→クリヤ谷) ※小屋泊
2020年08月08日(土) ~
2020年08月11日(火)


体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 27:48
- 距離
- 44.4km
- 登り
- 4,299m
- 下り
- 4,764m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 6:24
距離 10.2km
登り 1,763m
下り 340m
2日目
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 5:30
距離 8.4km
登り 860m
下り 867m
3日目
- 山行
- 4:11
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 5:23
距離 7.9km
登り 711m
下り 1,024m
4日目
- 山行
- 10:29
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 12:00
距離 17.9km
登り 989m
下り 2,579m
15:57
ゴール地点
天候 | 1日目:曇り 2日目:雨のち曇り 3日目:曇りのち晴れ 4日目:曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
松本に前泊して、JR大糸線 普通列車で穂高駅 穂高駅 6:40発 中房温泉行きバスで終点下車 【帰り】 ひがくの湯の目の前にある国立公園口バス停から平湯温泉行きバスに乗車。 平湯温泉から高速バスで帰京。 (コロナ禍の影響で、平湯に着いたときは松本行きのバスがすでに終わってしまっていた。情報収集不足、帰りにあずさの車中でビール飲みたかったなぁ) |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に注意を要する区間のみ記す。 【ヒュッテ西岳〜ヒュッテ大槍】 山と高原地図にも注意書きがあるが、梯子、鎖、階段が連続する。滑落、転落、転倒に要注意。ヒュッテ大槍を抜けると梯子はなく傾斜も緩くなるが、岩稜帯のため引き続き注意を要する。 【笠ヶ岳〜雷鳥岩〜クリヤ谷〜穴滝】 経験者、上級者向けの難路(自分が上級者とは全く思っていないが)。岩がごろごろしている道で、幾度となく岩を乗り越える形になる。転倒に注意。また笠ヶ岳山荘が営業休止のため刈り入れされていないかどうかはわからないが、雷鳥岩〜穴滝間は笹が非常に深い。特に下りは、笹に隠れて足下の様子がわからないため、岩へのつまずき、斜面へ足を踏み入れての転倒、沢筋への誤った進入等が起こりやすい。実際にそれらをやってしまった。山と高原地図に記載されている「下山時足元注意」とはこれらのことを指すと思われる。またクリヤ谷の沢筋が近くなってくると、岩に苔が増え出す。滑りやすいので要注意。渡渉は増水時は即座に止めた方が良いだろう。 |
その他周辺情報 | 下山風呂:ひがくの湯 https://shinhotaka.com/place/766/ 中尾高原口バス停から徒歩10分弱。 |
写真
感染症対策のためか、もともと大部屋だったところに一人分または二人分の仕切りを作った模様。個室感覚で使えて、好印象。照明も個々のスペースに用意されている。また、入口側は大人でも立てる十分な高さが確保されてる。
とにかく足場は悪い。またハイマツの枝が伸びきっており、容赦なく当たってくる。ガスで水滴が枝葉についており、びっしょりと濡れてしまった。山頂でレインウェアに着替えておくべきだったと思ったが、後の祭り。
しかし、今度は笹が深くなってきた。足下の様子が全く見えず、隠れていた岩につまずいたり、斜面に脚を入れてしまい転んだりと引き続きストレスの多い道。また、間違って沢筋にはいってしまい道を見失った箇所もある。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
ハイドレーション
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
携帯トイレ
|
---|
感想
登山復帰第2戦。前回の日帰りからステップアップして小屋泊縦走にした。また、普通に表銀座を歩いただけではつまらない、と思い、未登頂の笠ヶ岳を加えてみた。
3日目までの表銀座〜西鎌尾根縦走は、天候には恵まれなかったものの、道自体は全体的によく整備され、東鎌尾根で注意を要するところはあるもののストレスなく歩くことができた。
今回の山行はやはり4日目の下山、笠ヶ岳からのクリヤ谷経由の下山につきると思う。藪漕ぎとまではいかないが深い笹、ハイマツと笹についた水滴でびっしょり濡れ、岩を幾度となく乗り越えペースが全く上がらない足下、そして沢筋への道迷いとストレスが非常につもる下山となってしまった。1日目の上りは合戦尾根のよく整備された道、最終日の下りは整備されていない道と対照的な登山となった。
途中で幾度となく笠新道から下山していれば、と思ったが、後の祭りである。事前にヤマレコでクリヤ谷コースの情報収集を十分にしていれば、と思ったのは反省点。
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この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [5日]
中房温泉から上高地まで表銀座ルート縦走 燕岳(合戦尾根) 大天井岳(表銀座) 西岳(喜作新道) 槍ヶ岳(東鎌尾根)
利用交通機関:
電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
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