硫黄岳⇄横岳⇄赤岳往復(桜平より硫黄岳山荘泊)
- GPS
- 33:58
- 距離
- 26.4km
- 登り
- 2,785m
- 下り
- 2,743m
コースタイム
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 7:46
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 2:23
- 合計
- 10:33
天候 | 1日目快晴 午後一時雨 2日目晴れ 強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
諏訪南インターより |
コース状況/ 危険箇所等 |
良好 緊張箇所 (硫黄〜横岳)足元の狭い鎖のトラバース (横岳〜地蔵の頭)カニ横・縦這い、尾根乗越一ヶ所 硫黄岳山荘泊でルート表示の電波が一部東へ飛んでしまっています。 |
その他周辺情報 | もみの湯 |
写真
感想
山の日登山に選んだのは硫黄岳から赤岳の往復縦走。
感染対策が徹底していると評判の硫黄岳山荘に宿泊しました。
1日目は快晴の中、突然目の前に現れた天を突く赤岳の姿に感動。北から南まで夏の光線を浴びた美しい八ヶ岳連峰がオールスターでよく来たと言ってくれているようでした。
午後から横岳まで足慣らしに向かいました。横岳登頂後、下山途中にあれだけ晴れていた天気が急変、雨に。早速山の洗礼をうけました。
計画当初2日目は2手に別れ、赤岳組と天狗岳組でそれぞれ目指そうかと始まった話でしたが、それまでの練習、今回の横岳までのしっかりした足取りと冷静に行動できた事が自信となり、明日は皆で赤岳を目指そうと確認。夜空には大粒の星が瞬いていました。
2日目は昨夜より諏訪側からの強風が続き、山荘を出てすぐの鞍部で身体が持っていかれそうになり動けなくなりました。
これはとても核心部で耐えられる風ではないと計画変更を考え、岩場の陰で20分停滞。メンバー1人が偵察に向かい、ここ鞍部は風の通り道なので強風だが、先の登りでは風が弱くなっていること。次々と来られる赤岳方面からの縦走者に状態を聞き大丈夫だとの情報をいただき、出発することにしました。もし少しでも不安があるようなら途中撤退しようねが合言葉でした。
実際上部の岩の取り付きでは風をさほど受けることなく、しかし風のおかげで更に慎重に行動できたと思います。地蔵の頭では富士山が現れ、富士と赤岳に挟まれ、お気に入りのショットを撮れました。
緊張する場面は沢山ありましたが、気を引き締めて登るんだぞと雨や風を吹かせてくれた自然に感謝し、それを見守り待っていてくれた赤岳の優しさを感じた八ヶ岳でした。ありがとうございました。
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