記録ID: 2499722
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
甲斐駒ヶ岳から鳳凰山を縦走!! ライチョウに励まされ、黒戸尾根を登り夜叉神峠へ下る 地蔵岳は神聖な場所だとあらためて感じた。栗沢山 アサヨ峰 高嶺(北岳ドーン!!) 辻山 早川尾根小屋使用👍
2020年08月13日(木) ~
2020年08月14日(金)


体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 21:04
- 距離
- 48.1km
- 登り
- 4,797m
- 下り
- 5,134m
コースタイム
1日目
- 山行
- 10:49
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 11:45
距離 19.3km
登り 3,497m
下り 1,840m
17:30
2日目
- 山行
- 8:07
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 9:17
距離 28.8km
登り 1,301m
下り 3,308m
14:07
ゴール地点
天候 | 1日目午前中は天気、午後雨。2日目一日晴れ。鳳凰三山からの南アルプスオールスター見事でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
お盆休みのためか駐車場混んでいた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
黒戸尾根→ 累積標高(上り): 2400を超えるきつい尾根。以前歩いた時もつらかった。 今回一泊2日装備で尾根を歩く。やっぱり荷物が重くさらにきつさが増した。 歩いている人はトレランの人が一番多く目についた。小屋でのテント、小屋泊まりの人も多く歩いていた。台風の影響で壊れた個所などは修復されていた。ありがとうございます。七丈小屋で水有料100円で補給した。尾根歩きだけで水を1L以上消費してしまうとは思わなかった。この時期を考慮してもやっぱりきつい尾根だと実感した。小屋の水がおいしかった。 七丈小屋からがまだまだしんどい。さすが修験の道。簡単に山頂には立てません。 甲斐駒から早川尾根小屋→ 甲斐駒山頂はガスが充満していて展望はなかった。人もいなかった。 駒津峰にて人とすれ違った。黒戸尾根以降すれ違った人は最初で最後だった。その人は仙丈ヶ岳から甲斐駒を目指していると言っていた。バスが動いていない現状では楽はできない。その人に、早川尾根小屋まで行って泊まりますといったら、まだ先が長いですねと言われた。その時はそうかなーと思ったが、その通りだった。バスが動いていて北沢峠スタートならもう少し楽なのだろうが・・・今はしょうがないコロナ禍なのだから。 仙水峠から栗沢山への登りがきつかった。さらに雨も降ってきて辛さに拍車が掛かった。 栗沢山からアサヨ峰。栗沢山からアサヨ峰までは岩稜帯。 栗沢山、水のCMに使われた山だそうだ。天気悪く、すぐにアサヨ峰に向かった。 コースはリボン等あるが基本的に自分で考えて歩きなさいよ、という感じ。 他力本願ではだめですよという山歩きの大前提をあらためて思い出した。 この感じ嫌いじゃない。 この区間は特に転倒しないように気を使って歩いた。 アサヨ峰から小屋。基本下り。予定到着時間が17:00を過ぎそうだったので、気持ちがあせった。夏なので暗くて足元がおぼつかないということはないだろうけど、やっぱり早く着きたいと気持ちもあり、あせった。そのせいでこの区間は長く感じた。 2日間の振り返りになるが、一番気を使って歩いたのが、仙水峠から早川尾根小屋までだった。ここで転倒して骨折とかシャレにならない。 早川尾根小屋に泊まった。当初予定通り。この時期だからまさか一杯にはならないだろうと思っていたが、予想通り私を含めて1名で小屋利用だった。 もう1名の方はテント泊予定だったが、雨が降ってきたので小屋泊まりに変更したと言っていた。その方は御座石温泉から鳳凰を超えて甲斐駒へ行くルート選択で私とは逆向き。これから行くルートの情報や私が歩いてきたコースの状況などを情報交換した。小屋は営業休止中で小屋の状況が心配だった。確かにガラスが割れていたり(紙で補修済み)、床が傾いていたりするが、神経質な方でなければ問題ないような状況だった。19:00頃から眠ってしまい、目覚ましがなるまで問題なく寝れた。 シュラフはモンベルのNO5でインナーシーツいれて丁度良かった。それでも寒い場合は毛布が一応小屋には常設されているので、それを使用すればよい。 小屋には近くに水もあるし、一応トイレもある。 朝もう一人の方も同時に出発した。七丈小屋にテント泊予定だと言っていた。無事についただろうか? 早川尾根小屋から夜叉神峠→ 小屋から広河原峠まではあっという間だった。特に危険と感じる箇所はなかった。 広河原峠から高嶺への登りは、昨日のアサヨ峰までの登りと比較すれば大したことないと、今は客観的に書けるが、歩いている状況では昨日の疲れもあり楽ではなかった。 ただ高嶺の北岳ドーン!!には驚いた!すごい近いと思った。 北岳はコロナ禍の現状では眺めるだけの山になってしまっているが、コロナ禍が収まればまた人が多く訪れるのでしょう。 鳳凰三山では、地蔵岳が印象的だった。何回もきているが、やっぱり、オベリスクとお地蔵さん、その背景にある白砂はインパクト大きい。 子宝を願う夫婦がここまで来て一体を持ち帰り、こどもを授かったら、そのお礼に新しい一体を加えて二体を返しにくる。お地蔵さんは子供を授かりたい夫婦の一生懸命な祈りの象徴。神聖な場所。 観音岳への登りは予想通り苦労した。足が上がらない。テクテク歩く。 南御室小屋にて給水。マスク必須。マスクない人は手ぬぐい、タオルなどで口を覆うことで代替え可。少し休憩した。ちょうど着いた時間がそうだったのか判断できないが小屋に荷物を置いて薬師岳など目指す人が多いように感じた。 小屋の人が、午前中は晴れていても午後必ず雨降ると言っていた。そうなんですね、昨日もそうでした。 辻山は苺平手前から登った。三角点は展望のない個所にあったが、その奥の展望広場がすばらしい。天気よければしばらくここにいても良いと思った。 夜叉神峠までは淡々と長い。基本下り。テクテク歩く。疲れているので時々ある登りに苦労する。 |
その他周辺情報 | どこも混んでそうなので、いつもの通り近所の遊亀温泉 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
甲斐駒 山頂には誰もいませんでした。天気が悪くなり、風も強くなってきてました。まだ雨は降ってませんでした。黒戸尾根やっぱりきついです。日向八丁尾根周回計画してるけど少し不安になりました。挑戦するときは荷物を厳選して臨みます。
栗沢山 駒津峰から仙水峠への下りも急だったが、栗沢山への登りもつらかった。仙水峠は石がいっぱいあって雰囲気のある峠だった。この日の午後はガスっていてさらに雨も栗沢山から降ってきたので、足元岩で滑りやすく転倒注意。展望なく黙々とただ歩くことに特化した午後だった。
2日目。1日目午前黒戸尾根で余裕なく、午後雨で写真など余裕なく、2日目は快晴になったので、高嶺への登りの途中から振り返って一枚。甲斐駒、歩いてきた尾根が写真に納まりました。(^^)/
地蔵岳 以前に登頂したときは標柱がなかったが、新たに設置されたようだ。赤抜沢ノ頭からの降りる道も変わっていた。台風の影響だろう。でもオベリスクとお地蔵さんは以前と変わらず、ただ鎮座していた。
観音岳 やっぱり予想通り登りで苦労した。鳳凰三山縦走中はこんなに山に人がいるんだってくらい人とすれちがった。
昨日は黒戸尾根ではそこそこ、甲斐駒から早川尾根小屋まででは2人だった。
コロナ禍では登れる山が限定されているからしょうがないのかなと思った。
昨日は黒戸尾根ではそこそこ、甲斐駒から早川尾根小屋まででは2人だった。
コロナ禍では登れる山が限定されているからしょうがないのかなと思った。
薬師岳 薬師岳には5名ほどの人がいた。ここから青木鉱泉に下れる道がある。以前歩いたときは下りが急で長く感じた。今日は夜叉神峠に向かうが、観音岳で2800m以上あるやまだから、やっぱり距離が短ければそれだけ急なのは納得できる。
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