【信濃俣河内〜仁田岳〜仁田岳東南尾根】ayukaさんの初体験！

2020年08月14日(金) ~ 2020年08月15日(土)

• GPS: 20:36
• 距離: 31.2km
• 登り: 2,329m
• 下り: 2,329m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:38
• 休憩: 2:23
• 合計: 11:01

距離 17.0km 登り 1,111m 下り 409m

4:22 スタート地点
4:48 大根沢山登山口
4:53 信濃俣大吊橋下降点
4:58 信濃俣大吊橋
5:12 5:28 徒渉ポイント
7:50 8:10 大ヨギ沢出合
9:02 9:28 第一ゴルジュ
10:10 10:43 第一ゴルジュ終了地点
12:18 12:29 第二ゴルジュ終了地点
13:57 14:34 釣り開始ポイント
15:23 西沢出合

2日目

• 山行: 8:14
• 休憩: 1:22
• 合計: 9:36

距離 14.2km 登り 1,230m 下り 1,938m

6:00 西沢出合
8:18 8:50 水涸れ地点(2,320m)
9:33 9:55 仁田岳
10:35 2429m標高点
11:10 2243m標高点
11:32 2068m標高点
11:50 12:08 大斧沢ノ頭
12:55 土平（三等三角点）
13:15 P1604付近
13:31 13:41 P1503付近
14:53 信濃俣大吊橋
15:02 信濃俣大吊橋下降点
15:07 大根沢山登山口
15:36 ゴール地点

天候

・二日間快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・畑薙第一ダム駐車スペース

コース状況／危険箇所等

《信濃俣河内》
・三俣までは難所はない。　　三俣を越えると第1ゴルジュの始まり。難所と平和な部分が交互にあるので案外長く感じる。
第2・第3も水線通しで厳しい場所には薄いながらも高巻きの踏み跡がある。
幕営地は三俣・西俣に良い場所がある。

《仁田岳東南尾根》
仁田岳から畑薙第一ダムへ降る好ルート。
山頂から少しの区間ハイマツ漕ぎがありますが、鳥小屋尾根程度で大したことはありません。
その後、ブッシュ帯がありますが稜線の左右に獣道があるのである程度回避出来ます。
樹林帯の雰囲気も良くバリエーションルートとしては藪漕ぎが薄い好ルートです。

写真

8/14 4:48

q） ここまで車で来られた。
(kai)すんません。　記憶が飛んでました。

8/14 4:54

q） 林道終点。吊り橋方面へ。
(kai)100mくらい降る

8/14 5:02

q） 吊り橋は渡らず河原へ下りる。
(kai)結局今回は吊り橋渡らず

8/14 5:10

q） 早くも徒渉しなくてはならない。沢装備へ。
(kai)前回はもっと上流で履き替えた

8/14 5:27

q） 後ろを向くと三ノ沢山ですかね。
(kai)そうなのかな？

8/14 6:13

q） たまに日が差して暖かい。日陰はまだ寒い。
(kai)沢沿いはやっぱり涼しい

8/14 6:43

q） 石ころが足裏を刺激して、既に痛いのだ。
(kai)靴のタイプを買おうかと本気で考えてる

8/14 7:10

q） アシ沢出合。
(kai)出合は結構な滝

8/14 7:13

q） 西河内出合。右へ。

8/14 7:15

q） ジャブジャブ行く。
(kai)とにかく水が綺麗

8/14 7:20

8/14 7:21

8/14 7:22

q） 水流が強い。
(kai)水量が多いと厳しい

8/14 7:36

8/14 7:40

q） 左手から15mの滝

8/14 8:44

q） 三俣。右へ。
(kai)ここからイザル尾根へ取り付けます

8/14 8:44

q） 三俣の左手には、テントが2棟あった。
(kai)ここらでは有名な幕営地

8/14 8:53

q） ここらから第一ゴルジュ。

8/14 9:02

q） 2mの滝。右をへつって行く。
(kai)第1ゴルジュの難所ですね

8/14 9:02

q） 2mの滝の所で先行二名の釣り師に追いつく

8/14 9:05

8/14 9:07

q） 2mの滝をへつるkaikaireiさん。
(kai)ドボンでqwgさんと選手交代。流石のクライミング技術

8/14 9:30

q） 第一ゴルジュは長いが、途中穏やかなところもある。
(kai)断続的にゴルジュが出てくる

8/14 9:33

8/14 9:56

q） この先の滝は無理をせず。

8/14 10:00

q） 左岸を巻いた。

8/14 10:08

8/14 11:02

q） この辺で第一ゴルジュ終了。
(kai)案外長かった

8/14 11:32

q） オリタチ沢先の河原
(kai)久しぶりに穏やかな河原

8/14 11:54

q） 第二ゴルジュ始まり
(kai)見事なゴルジュ地形

8/14 11:54

(kai)この沢はラバー向きかな

8/14 12:03

q） 流されるとヤバイので、ロープで確保してもらう。
(kai)流されたくないよー

8/14 12:07

q） kaikaireiさんはノープロ(中間支点を取らない)でガンガン進む。ここで第二ゴルジュは終わり。
(kai)ロープを繋いでると変な安心感

8/14 12:42

(kai)既に第3ゴルジュ終わってんじゃねーよ？的な。

8/14 13:03

q） 箒沢を過ぎたとこ

8/14 13:04

q） 第三ゴルジュの始まり
(kai)ちょっとお腹いっぱい的な

8/14 13:05

8/14 13:18

8/14 13:22

第3ゴルジュ終盤は大高巻き有り

8/14 13:30

8/14 13:30

q） 第三ゴルジュ終盤。この先でkaikaireiさんは釣りをしながら遡上する。
(kai)先行者がいたのでなかなか渋い釣りになりました

8/14 14:58

q） 我々は幕営地へ先行

8/14 15:29

q） 西沢出合の幕営地。真っ平ら。
(kai)石垣があったので以前は小屋があったのかも

8/14 17:15

(kai)焚き火で濡れた衣類も直ぐに乾きました

8/14 17:15

(kai)岩魚が2匹しか釣れなかったのでお刺身にしました。

8/14 18:58

(kai)お酒を飲みながら贅沢な時間です

8/15 5:59

q） 二日目。6:00丁度に出発。　
(kai)予定より1時間遅れですぞ！

8/15 6:35

8/15 6:35

8/15 6:36

(kai)幕営地の西沢出合から高度がグングン上がり滝が増えます

8/15 7:02

8/15 7:05

q） 安全を選択し、左岸を巻く
(kai)安全第一

8/15 7:14

(kai)背後に信濃俣

8/15 7:14

q） 左岸を巻き中
(kai)巻きはしっかりしている

8/15 7:23

8/15 7:24

8/15 7:24

q） 右から支沢。

8/15 7:26

q） 2段10mの1段目。
(kai)見事な滝です

8/15 7:27

q） 1段目は左から巻く。
(kai)ここはおちたらヤバい感じ

8/15 7:34

q） 2段目は、一度支沢にクライムダウンして、再度左側を巻く。

8/15 7:34

q） 多分これが2段目だと思う

8/15 7:44

q） 二俣は右へ。
(kai)仁田岳に近い進路を取ります

8/15 8:47

q） ここで水流が切れる。標高は2,320m。
(kai)源流の水はキンキンに冷えてました

8/15 9:00

q） 藪はほぼない。
(kai)藪屋としてはチト悲しい

8/15 9:26

q） 最後は、ハイマツ。この手前がちょっと手こずったくらい。
(kai)読み通り！

8/15 9:27

q） 希望峰と仁田岳の中間ぐらいに突き上げた。
(kai)良い場所に出ました！

8/15 9:32

q） 仁田岳。

8/15 9:34

q） 記念に。
(kai)記念すべき初の沢登りからのピーク

8/15 9:36

(kai)上河内岳から兎岳の展望

8/15 9:36

(kai)富士山もクリアに見えました

8/15 9:36

(kai)イザルヶ岳と光岳

8/15 9:36

(kai)今から向かう東南尾根

8/15 9:36

8/15 9:39

(kai)眼下には畑薙第一ダムが

8/15 9:39

q） 風が強くて寒いので、先に進んで窪地で休憩することにした。
(kai)仁田岳は風衝地。正月に吹き飛ばされそうになった。

8/15 9:39

8/15 10:19

q） ケルンがあった。
(kai)ハイマツ帯のオアシス

8/15 10:25

q） ハイマツを漕ぐ。
(kai)浅いので楽チン

8/15 10:38

q） P2429mを過ぎたあたり。

8/15 10:43

8/15 11:04

q） P2243m手前の小ピーク。
(kai)ここだけ展望良かった

8/15 11:10

q） P2243m小ピークから。

8/15 11:12

q） P2243m小ピーク先のガレ。

8/15 11:13

q） 同じポイントから、茶臼岳。

8/15 11:47

q） 大斧沢ノ頭手前の鞍部。
(kai)この辺りはブッシュが煩い

8/15 11:49

q） 大斧沢ノ頭(おおよきさわのあたま) 2,015m。
(kai)ちょっと疲れた

8/15 12:17

q） 大斧沢ノ頭で左に下る。大ガレ。
(kai)ここの急坂で滑って腕を擦りむいた

8/15 13:05

q） 1876.4m三角点を巻いて、南の尾根に乗る。
(kai)ズル賢い

8/15 13:13

q） 1680m圏のガレ。

8/15 13:14

q） ガレから畑薙第一ダム。
(kai)ダムを見るにはベストスポット！

8/15 13:15

q） 左の方に双耳峰の笊ヶ岳が見えた。
(kai)南嶺がよく見えました

8/15 13:27

q） 1,540m圏。傾斜の強い斜面はザレている。

8/15 13:56

q） 1,260m圏。暑くて体力を奪われる。脚も大夫へたれてきた。
(kai)どこかで落とし物をしてしまった

8/15 14:07

q） 1,080m圏。あと-100m程で河原だ！。
(kai)沢の音が聞こえる

8/15 14:41

q） 尾根の最後は、尾根から沢地形に逃げたけど、最後は結構傾斜があった。河原は砂漠のように暑い。
(kai)「沢なら涼しい」は大きな勘違いでした

8/15 15:36

q） 朝のんびりしてて1時間遅れで出発したけど、予定より早くゴールできた。
(kai)この尾根はスムーズでしたね。

撮影機器：

DSC-RX0 SONY

感想

qwg

●信濃俣河内 その1（西河内出合先）




●信濃俣河内 その2（第一ゴルジュ）




●信濃俣河内 その3（第一ゴルジュ）




ayukaさんの初体験にお付き合いさせていただきました。
初めてだったので、ちょっと痛い思いとか上り詰めていくほど気持ちよくなる感覚などが分かってもらえたんではないかと。
この辺にしておきます。
そういいつつ・・・。
私も初体験を一つ。
初ハンモック泊。
キャンプ場で人様のハンモックを試してみたことはあるのですが、数分横になった程度。
Hummingbird HammocksのSingle Hammockを購入したので、使ってみました。木との連結は、ソウンスリング120cmx2と2mmの芯無しダイニーマロープ4mx2を使用。ダイニーマロープは、ウーピースリングという自在金具無しで長さ調整できるよう製作。スリングを木に巻き付けて、ウーピースリングと連結。
思ったより張り目にしないと、ハンモックが地面に着いてしまう。
寝心地は快適。深夜たき火の日が落ちてきたら寒くなってきたので、マットを敷いたらだいぶ暖かくなった。冷えで何度か目を覚ますものの4:30までぐっすり寝てしまいました。
タープもせず、野天だったので、もう少し寒さ対策した方が良かったかも。コンフォート温度10℃のダウンシュラフでしたが、冷え性なので暖かい下着を着て寝たほうが良かったかと。

kaikairei

今週も暑くて藪山なんて行ってられないので凉を求めて信濃俣河内へ沢登りに行ってきまさした。

今回は記念すべきayukaさんの沢デビュー！
デビューがここで大丈夫か？という気もしないではないですが、確保すれば何とかなるでしょう。

天気は快晴！　水量も多くなく絶好の沢日和。
三俣までは平和な感じで進みましたが、やはりゴルジュに入ってからは時間もかかり進むスピードもスローになりました。
でもこういうアクセントが有るから沢登りの好ルートとして評価されているのでしょう。
釣りは腕が悪いので釣果はイマイチでしたが、焚火を囲んでイワナの刺身とアルコールは本当に贅沢な時間でした。

2日目は予定より1時間遅れで出発。
幕営地から高度がグングン上がり滝も多くなりますが、巻きはしっかりしています。
ツメから稜線もそれほど藪漕ぎはなく快晴の仁田岳に登頂！
風は強かったですが、空気はクリアで南アルプス南部・深南部の展望は抜群でした！

帰路は仁田岳東南尾根で戻りますが、普通のルートは既に歩いているので僕の尾根ハントの為に1503の尾根で下ってくれました！　ありがとうございました。
qwgさんとは強引な日帰り山行が多く泊まりは稀でしたが、たまにはゆっくりと贅沢な山行も良いですね！
そしてayukaさんも初沢登りで大満足だったようで何よりです。

まだまだ暑い日が続きそうなのでしばらくは沢登りを楽しめそうです！

コメント

yamayo

このレコ待ってました。
いやー濃い内容です。
沢も山も、コメントも…w

楽しく拝見させていただきましたよ。

kaikaireiさんの腕のキズの訳がよく分かりましたよ。

釣りのおじさん達は何処にでも出没ですね。
魚の為なら藪もバリルーも。

kaikairei

Re: このレコ待ってました。
yamayoさん、特にオチがない記録になってしまいましたが楽しんでもらえましたか？

傷はいつもの事なので何とも思わないけど、ワークマンのランシューは凹凸が少ないので硬めのザレなんかは少し苦手になるのかな、、、 　まぁ、登山用の靴じゃないから何も文句はありませんけど

先行者ですが、釣りの方というよりも僕達と同じ山屋（沢屋）でした。
実は途中で釣り専門の方もいたのですが第１ゴルジュで右往左往して突破できたかどうか、、、。
その方が言うには、「この先、ゴルジュ３つがあるから釣り師はなかなか行けない。その先に行けば魚いるんじゃないかな？」との事でした。
この手の沢だとクライミング技術を要する場所もあるので少数の釣り師、もしくは沢屋さんが釣りをしているだけなのかもしれませんね。

qwg

Re: このレコ待ってました。
yamayo さん遅レスで申し訳ないです。
コメントもらってたのに、メールが来なくて気づきませんでした。
kaikaireiさんのレスもメールが来なかったから、システムの不具合っぽい気がして、不具合報告しておきました。
以上言い訳。
イワナの刺身おいしかったぁ。次回は塩焼きも食してみたい。養殖物しか食べたことないから、天然物は全然違うんでしょうね。
中学生までは良く釣りをしてたけど、機会があれば今度やってみようかな