三ノ沢岳から空木岳〜高齢夫婦が登る百名山

2020年08月15日(土) ~ 2020年08月16日(日)

• GPS: 20:22
• 距離: 23.8km
• 登り: 1,743m
• 下り: 3,455m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:30
• 休憩: 1:11
• 合計: 7:41

6:33 千畳敷駅
7:06 7:18 極楽平
7:23 7:24 サギダルの頭
7:28 7:29 三ノ沢分岐
9:01 9:24 三ノ沢岳
10:57 10:57 三ノ沢分岐
11:00 11:00 サギダルの頭
11:04 11:30 極楽平
11:40 11:40 島田娘
12:42 12:48 濁沢大峰
14:02 14:04 檜尾岳
14:16 檜尾避難小屋

2日目

• 山行: 11:25
• 休憩: 0:57
• 合計: 12:22

14:16 檜尾避難小屋
5:00 5:05 檜尾岳
6:59 6:59 熊沢岳
8:24 8:24 東川岳
8:44 9:03 木曽殿山荘
11:05 11:10 空木岳
11:17 11:20 駒峰ヒュッテ
11:40 11:41 空木平カール
11:59 12:11 空木岳避難小屋
12:28 12:28 空木平カール分岐点
13:20 13:21 ヨナ沢ノ頭
13:38 13:39 小地獄
13:43 13:50 大地獄
14:37 14:38 マセナギ
14:45 14:45 尻無
15:09 15:09 池山小屋
15:19 15:25 池山尾根水場
15:55 15:57 タカウチ場
16:16 16:16 林道終点
16:18 16:18 空木岳登山口駐車スペース
16:42 16:42 空木岳登山道入口
16:46 16:47 空木岳登山道取付地点
17:14 ゴール地点

天候

15日、16日とも快晴。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前夜、駒ヶ根高原スキー場の最上段の駐車場(無料)で、車中泊。朝の段階でも、数台分の空きがあった。
15日は、4時30分に出発、徒歩で菅の台バスセンターに移動。バス待ちの列に並び、5時25分発の臨時バスに乗車。しらび平からのロープウェイもスムーズで6時13分に千畳敷着。ロープウェイは、時刻表に関係無く、6時前から9分間隔で運行していた。

コース状況／危険箇所等

全体的に、よく整備されている。
三ノ沢岳へは、小さなアップダウンがあり、ハイマツの中を進む。
主稜線は、道標やペンキが、古くなったり薄くなったりしているので、ルートロスに注意。
池山尾根は、道標完備、非常に良く整備されている。

写真

8/15 6:31

千畳敷より宝剣岳。これ以上ないくらいの快晴。思わず歓声！

8/15 6:54

極楽平への登り。

8/15 7:16

極楽平から南アルプス。富士山も塩見岳の左側に頭をのぞかせている。山座同定は、バッチリだ。

8/15 7:16

極楽平から御嶽山。

8/15 7:16

極楽平から三ノ沢岳。今日は西風が強い。

8/15 7:27

三ノ沢分岐より宝剣岳。山頂に多くの人が見える。

8/15 7:27

三ノ沢分岐より、遠く空木岳と南駒ヶ岳。

8/15 7:28

三ノ沢岳を見る。目立つ山だ。

8/15 8:13

三ノ沢岳へのルート上2,676m付近より、主稜線を見る。檜尾避難小屋が見えている。ルートはハイマツの中を進むようになっている。遠く空木岳。

8/15 8:14

南西側から見た宝剣岳と中岳、駒ヶ岳。

8/15 9:03

三ノ沢岳山頂。三角点前でツーショット。山頂標識無し。一度は登りたかった思いが叶う。

8/15 9:04

御嶽山をバックに。

8/15 9:04

ブルースカイ。三角点北東側に大岩があって、そこで休む。遮るものが無く、非常に贅沢な時間だ。

8/15 9:05

御嶽山。乗鞍岳や北アルプスは、雲に覆われて見えない。

8/15 9:08

大岩より、宝剣岳、中岳、駒ヶ岳。三ノ沢岳へは片道2時間弱の行程。今日は、多くの登山者が訪れていた。

8/15 9:16

遠景は南アルプス。手前真ん中は、濁沢大峰。

8/15 9:16

檜尾岳、右は熊沢岳。その先に空木岳、南駒ヶ岳。

8/15 9:23

三ノ沢岳山頂直下は、お花畑になっている。
コメバツガザクラ。

8/15 9:24

エゾシオガマとイブキトラノオ？

8/15 9:25

ウメバチソウ。

8/15 9:25

タカネニガナ。

8/15 9:26

ウサギギク。

8/15 9:27

ヨツバシオガマ。

8/15 9:29

終わりかけのチングルマ。

8/15 9:31

最盛期は過ぎたものの、多くの花が咲いていた。

8/15 9:35

三ノ沢岳からの下り2,800m付近から。

8/15 9:49

ゴゼンタチバナの群落。

8/15 10:20

帰途2,720m付近から三ノ沢岳を振り返る。静かな高峰が楽しめる。

8/15 12:27

濁沢大峰の登り。

8/15 13:09

2連の梯子。2,536m最低鞍部への下り。

8/15 13:12

ミヤマキンポウゲ。

8/15 13:12

モミジカラマツ。

8/15 13:59

ホソバツメクサ。

8/15 14:01

イワツメクサ。

8/15 14:03

檜尾岳山頂。少しガスが出て来た。

8/15 14:03

檜尾岳山頂より避難小屋を見る。

8/15 14:07

トリカブト(サクライウズ？)。檜尾岳東面は、お花畑になっている。

8/15 14:09

オンタデ？

8/15 14:09

イブキトラノオ。

8/15 14:13

タテヤマリンドウ。

8/15 15:35

檜尾避難小屋の内部。本日の宿泊者は、5人。テント泊が、7張。コロナを警戒し、テン泊の人が多かった。万一、小屋が満員の事も考えてツェルトも持参したが、ゆったり過ごすことができた。内部はとてもきれいで、詰めれば十数人は泊まれる。

8/15 16:14

正面から見た檜尾避難小屋。右はトイレ。水場は、5分ほど下った所に、細いが、しっかり出ていた。

8/15 17:48

檜尾避難小屋から空木岳。ガスも取れてきた。

8/16 5:02

日の出後の檜尾岳山頂。

8/16 5:04

北側の展望。今日は、昨日よりも風は穏やか。全く寒くなく暑くなりそうな予感。

8/16 5:08

雲間から朝陽。

8/16 5:08

富士山と南アルプス南部の山々。

8/16 5:08

空木岳のモルゲンロート。すぐ右に南駒ヶ岳。一番右は、熊沢岳。

8/16 6:13

稜線上には、岩場があちこちにあり、通過に時間がかかる。

8/16 6:35

縦走路を振り返る。

8/16 6:40

熊沢岳山頂から檜尾岳。避難小屋もはっきり見える。

8/16 6:52

熊沢岳山頂標識。

8/16 7:37

2,703m付近から、熊沢岳を振り返る。

8/16 7:49

2,703m付近から、空木岳と南駒ヶ岳。手前は、東川岳。

8/16 7:49

遠く恵那山を見る。

8/16 8:24

東川岳山頂標識。

8/16 8:45

木曽殿越にて。正面、木曽殿山荘。

8/16 8:45

東川岳からの下りルートを見る。ガラ場のためスリップ注意。

8/16 8:48

木曽殿山荘内部。とてもきれい。

8/16 10:32

日本百名山　空木岳山頂。記念のツーショット。

8/16 10:33

山頂標識。

8/16 10:35

駒峰ヒュッテと駒石。

8/16 10:56

来し方を振り返る。

8/16 10:57

南駒ヶ岳。左側に仙涯嶺？越百山？がちょこっと見える。

8/16 11:18

駒峰ヒュッテのテラスから主稜線。

8/16 11:18

山頂部を見る。

8/16 11:20

駒峰ヒュッテ。今季の営業はなし。ここから空木平避難小屋へのルートを取る。沢沿いの石がゴロゴロしたルートで歩きにくい。途中水が出ている所があり、上から降りて来た時には、そこで汲んだ方がよいと思う。

8/16 12:22

トモエシオガマ。空木平避難小屋から池山尾根へのトラバース道に咲いていた。

8/16 13:34

シモツケソウ。

8/16 15:23

池山避難小屋近くの水場。冷たくて、生き返った心地。一気に、500mlも飲む。

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

rin

前の週が、悪天だったため、1週間遅れで、中央アルプス山行を決行。まあ、驚くほどの快晴の天気で、主稜線からの展望を満喫できた。まさに絶景！山で2日間とも快晴だったのは本当に久しぶり。今回、登った登山者は、皆大満足だったと思う。
私自身は、学生時代に越百山から駒ヶ岳まで主脈縦走して以来の空木岳登山だったが、今回は、それに前から行きたかった三ノ沢岳を追加。これが本当によい山で、一度は、登ってみることをおすすめします。
2日目は、ほぼ12時間山行となり、家内共々疲労困憊。日帰りで池山尾根を往復する人達の体力が羨ましい。
ともあれ、長い山行経歴の中でも心にしっかり残る山行であった。