聖岳、光岳(沼平口)茶臼小屋テント泊
- GPS
- 41:24
- 距離
- 57.9km
- 登り
- 5,922m
- 下り
- 5,918m
コースタイム
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 2:43
- 合計
- 10:08
- 山行
- 11:22
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 12:34
- 山行
- 10:36
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 11:21
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 6:17
天候 | ・1日目:晴 ⇒深夜0時頃から3時頃まで雨 ・2日目:曇り(霧)時々晴れ ⇒深夜0時頃から明け方まで雨 ・3日目:曇り(霧)時々雨 ⇒夕方から晴れ、夜はかなり冷えました ・4日目:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・帰りの交通ルート:畑薙第一ダム⇒井川ダム⇒富士見峠⇒笠張峠⇒昭和シェル・セルフ長沼店(東静岡駅近隣)⇒コインランドリー24御門台店⇒静清バイパス(国道1号)⇒清水富士宮線(国道52号、県道75号)⇒富士宮鳴沢線(県道71号)⇒河口湖IC⇒中央道・圏央道(2300円)⇒埼玉県内 ・沼平ゲート前駐車場(20台程度、トイレなし):無料 ⇒沼平〜大吊橋の林道で、日中その道路工事車両が頻繁に通りますが歩行は可能です。 ⇒手前の畑薙第一ダム・バス停前に公衆トイレがある無料駐車場があります。 ⇒畑薙第一ダム夏季臨時駐車場(トイレ付)は特殊東海フォレストのバスとともに今季は利用できません。道路工事資材(砂利)置き場になっていました。 ・小屋の情報(以下すべての小屋にテン場があります) 【ウソッコ沢小屋】 無人小屋です。 水場:近隣沢のみ。 20分ほど手前に良質な湧水の水場あり。 トイレ:2棟で複数基あり。 小屋の床下に四角い穴が開いているだけです。 【横窪沢小屋】(今季無人避難小屋開放) 1階の一部に避難小屋スペースがあります。 水場:貯水槽が整備された水場が利用不可。 近隣沢のみ。 トイレ:冬季トイレ複数基利用可。 【茶臼小屋】(今季無人避難小屋開放) 2階の一部に避難小屋スペースがあります。 水場:小屋裏手に良質な水場あり。 別で近隣沢があるが寄生虫をみつけたので利用はお勧めしない。 トイレ:冬季トイレ1基利用可。 【聖平小屋】(今季無人避難小屋開放) 隣接する別棟の避難小屋があります。 水場:貯水槽が整備された水場が利用不可。 近隣沢のみ。(未確認) トイレ:冬季トイレ1基利用可。 【光岳小屋】(今季無人避難小屋開放) 1階、2階の管理区画以外利用可能です。 水場:貯水槽が整備された水場が利用不可。 小屋から往復20分の水場あり。(未確認) 静高平の水は枯れていました。 トイレ:冬季トイレ1基利用可。 壁に貼られた50cm四方の大きなハエとり紙にびっしりと捕獲された様子が圧巻です。珍しい光景ですが、気持ち悪いので写真公開は控えます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・畑薙大吊橋〜ヤレヤレ峠区間はトラバースの路肩が崩れやすいガレや落石多発箇所があります。 帰りに比較的大きな落石を確認しました。 また、行きに子熊が逃げていくところを見ましたので、この区間、熊鈴は着けた方がよさそうです。 |
その他周辺情報 | ・南アルプス赤石温泉 白樺荘 日帰り入浴:510円 ⇒従業員はマスク着用。 利用者へのマスク着用依頼なし。 検温なし。 署名入りアンケート記入依頼あり。 ・コインランドリー24御門台店(静岡市清水区有度本町 3-8) 洗濯+乾燥 50分コース:700円 ⇒日曜日の行動に備えて下山の土曜日夜に利用。 #肝心の靴下だけ生乾きだったけど・・・。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
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感想
【計画変更について】
水曜日から週末にかけて夏休みをいただいて、一昨年から計画していた聖岳、光岳セットのテント泊山行を実行しました。 計画当初より長野側からの入山を計画していましたが、台風等による登山道の状況から静岡側がよさげと思い昨年変更しました。 登山以外のお楽しみを欲張り過積載となってしまい、1日目聖平小屋までテントを持っていく計画でしたが、横窪沢から茶臼小屋まで登っている間に考え直しました。 良質な水場の利便性が魅力で、茶臼小屋全日程滞在にして結果正解だったと思っています。
【テン場でのお楽しみについて】
茶臼小屋は水場の他に小さな沢水も流れているので、担ぎ上げた缶ビールを沢で冷やして飲もうとしたら、初日2本目のタブを空ける前に飲み口に4mm〜8mmで伸び縮みする線虫のようなものが付いているのを確認してからは、沢で冷やすのをやめてプラティパスに水場の水を少なめに入れて缶に巻き付ける方法で冷やすようにしました。 10分程度で沢と同じくらい冷えます。 虫がついてしまうのは、沢の流量が足りないからかもしれません。
【(肝心の)山登りについて】
畑薙大吊橋から茶臼小屋までの行程ですが、行きも帰りも良い天気に恵まれたこともあり楽しめました。 ヤレヤレ峠から横窪沢まで沢沿いに変化のある景色やコースは飽きません。 横窪沢小屋から茶臼小屋まではひたすら800mの登りです。
茶臼小屋から聖岳への行程ですが、行き200m登り400m下って800m登り返す+細かなアップダウンがあり、さらにその往復なので自分にとってはハードなのはわかっていましたが、やっぱりやられまして次の日の光岳はやめようか一瞬考えたほどでした。 アルプスらしい森林限界2500m以上のコースでの迫力のある岩稜がすばらしいです。 天気が良く遠望がきけばもっとすばらしい山歩きになったと思います。
茶臼小屋から光岳への行程ですが、雨が降ったり止んだりの状態だったものの、一言で良い意味想像以上でした。 聖岳への行程とは同じ稜線上なのにまったく違った山域のようで、奥秩父に似た苔むした景色に花畑の平場が点在する景色が加わり、最後の大きな岩が転がる400mの登りは光岳の他の山と違う大きさを体感できました。 この日は雨の行程で登山靴に水が浸入するトラブルが発覚しました。 最悪歩行の続行にも影響するため、日常近隣の雨山行も大事であることを思い知りました。 底はもう寿命なのでソール張替えと一緒に修理予定です。
【下山後の営みについて】
日程上日曜日を残したのは、せっかく遠くまでいくのだから、とりあえず静岡市街までいってコインランドリーで服を洗濯してから、ビール+おつまみを買って下道で富士山麓(山梨側)まで、翌日ノープランですが標高の高い涼しい道の駅で車中泊に行きましたが、すでにキャンピングカーなどがたくさんいて、どうにもその場の雰囲気になじめませんでした。 期待したほど涼しくもなく、翌日帰路が混みそうな気配もしましたので、結局、運転中睡魔で気を失いそうになりながら深夜に帰宅してしまいました。
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