立山三山〜剱岳別山尾根

2020年09月01日(火) ~ 2020年09月02日(水)

• GPS: 16:15
• 距離: 19.4km
• 登り: 2,153m
• 下り: 2,161m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:44
• 休憩: 1:19
• 合計: 6:03

距離 8.5km 登り 865m 下り 828m

9:20 室堂
10:13 10:22 一の越山荘
11:08 11:29 雄山
11:44 立山
11:46 11:47 大汝休憩所
11:48 11:57 立山
12:01 大汝休憩所
12:16 12:47 富士ノ折立
13:15 13:16 真砂岳
14:55 15:00 剱沢キャンプ場
15:03 15:05 剱澤小屋
15:23 剣山荘

2日目

• 山行: 7:16
• 休憩: 2:49
• 合計: 10:05

距離 10.9km 登り 1,305m 下り 1,342m

5:02 剣山荘
5:25 5:33 一服剱
6:15 6:27 前剱
6:42 6:47 前劔の門
7:07 7:20 平蔵の頭
7:33 7:39 カニの横バイ
7:49 カニのハサミ
7:56 8:17 剱岳
8:21 8:23 カニのハサミ
8:27 8:42 カニの横バイ
8:54 9:03 平蔵の頭
9:29 9:35 前劔の門
9:40 9:45 前剱
10:34 10:43 一服剱
11:01 11:43 剣山荘
13:09 13:12 剱御前小舎
14:14 14:21 浄土橋
14:23 雷鳥沢キャンプ場
14:30 14:32 雷鳥沢ヒュッテ
14:39 14:40 雷鳥荘
14:54 14:57 みくりが池温泉
14:59 みくりが池
15:07 ホテル立山

天候

快晴☀

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

立山〜室堂（ケーブルカー〜バス）往復￥4940
臨時便出てました。始発8:00の予定でしたが7:50に乗れました＾＾

コース状況／危険箇所等

整備されて良好でした。

その他周辺情報

亀谷温泉白樺ハイツ　（12:00〜20:00　大人￥６２０）
八尾牛乳￥120　美味しかったです＾＾

写真

9/1 9:20

まず立山玉殿の湧き水、たくさんいただきました。「たまどの」と読みます＾＾冷たくて美味しい！暑い日だったのでとっても助かりました!(^^)!

9/1 9:32

タテヤマアザミ

9/1 10:43

トウヤクリンドウ

9/1 10:44

9/1 11:18

雄山神社峰本社。ガスってきた。

9/1 12:21

富士ノ折立頂上2999mから、真砂岳尾根道を見下ろします。内蔵助カール（尾根の右側）の氷河期来の雪渓はかなり解けていました。

9/1 12:34

富士ノ折立頂上を見上げる。だんだんガスが晴れて険しい頂が姿を現す。

9/1 12:45

黒部ダムが見えます。要塞もしくは古代遺跡のように見えました。ガスが晴れるのを待ってて良かった！！

9/1 13:16

とても平和な真砂岳。フツーに通過しかけたw

9/1 14:55

剱沢小屋キャンプ場。目の前にそびえるは剱岳。かっこいいなぁー

9/1 15:00

9/2 4:56

東の空が染まりだしました。後立山連峰のシルエットがくっきりと。

9/2 5:02

剣山荘を5時に出発。朝の小屋、美しい。

9/2 5:02

鹿島槍でしょうか？

9/2 5:28

一服剱の山頂にて。おお！！朝日＆雲海

9/2 5:36

チングルマ、綿毛さわさわ〜〜(^^♪

9/2 6:20

前剱にて。影前剱＾＾

9/2 6:20

昨日今日辿ってきた道。剱沢、立山連峰、広々した室堂。ステキです。

9/2 6:20

堂々とした剱岳。荒々しくも美しい！！

9/2 6:22

9/2 6:36

鎖場5番。経験者のIさんは以前ここが一番怖かった！って言ってました。簡易ハーネスでセルフビレイとったんだって。今やベテランさん！スイスイ行きます。

9/2 6:36

けっこう高度感あるトラバース〜〜

9/2 6:36

9/2 7:22

出た！！9番。カニノタテバイ！！

9/2 7:22

経験者Mさん！！

9/2 7:55

やたーーー！！剱岳、頂上ですー＾＾

9/2 7:56

なんといい天気＾＾撮影スポットたくさんあります。手持ち看板も何種類もあります＾＾

9/2 8:43

カニノヨコバイ、始まります。ヨコバイといいながら取り付きはクライムダウンから。トラバースに入る第一歩の足が見えにくくて悪いということでした。わたしは先行のお二人を見ながら無事クリア！

9/2 10:01

カライトソウ

9/2 10:25

9/2 10:26

タテヤマアザミとミヤマトリカブト。ピンクと紫ってかわいいね＾＾

9/2 14:39

雷鳥荘手前らへんからの地獄谷。不気味に泡立って
硫黄の匂いが立ち込めていました。

9/2 14:41

生体反応なし。荒涼とした光景。。。

9/2 14:42

おおーー！！立山連峰、美しい！！

9/2 14:57

浄土山バックにみくりが池。ちょっと風が出てきて水面が波打っています。

9/2 14:58

撮影機器：

arrowsRX FUJITSU

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 タオル ツェルト ナイフ ヘルメット

感想

shino-p

大キレットに続いての北アルプス岩稜帯！！ワタシにとって、凄い挑戦の連続です。前回、荷物が重すぎた（整理出来てない、無駄多過ぎ）ことを反省して自分ではかなり絞ったつもりでしたが、まだまだセンパイ方より全然無駄が多過ぎました。

快晴の室堂は朝から暑くて、初日はほんと一の越までが一番ツラかったかも。
なんしか日差しがハンパない。水分とミネラル補給が必至です。
雄山あたりからガスってきましたが、ガレ道をゆっくり歩を進めながつつ切れ間からの風景を楽しみました。大汝山が今回の最高峰3015m。デポしてピークハント＾＾富士ノ折立は荒々しくてかっこいい。ピークではガスで展望はありませんでしたが、降りてきたところでなんと青空回復、「黒部ダム」見えました！！ここを過ぎたらもう尾根のむこうになって見えないよ。よかったね＾＾
のびやかな稜線の真砂岳までの稜線をたどります。ここは足場も安定してて唯一景色を楽しみながら歩ける場所。運よくガスも晴れて、箱庭のような室堂が見渡せました。ちょこんと、シルバニアファミリーを置きたくなるww
しかしそれからまたガスが出てきました。とても展望はのぞめないので別山をあきらめて、雪渓がないから大丈夫だろうということで左側の巻き道を行きました。剱沢キャンプ場まで降りてくると、ガスがだんだん上がって、剱岳がその雄々しい姿を現し始めました。そこから写真撮りまくり＾＾
関西人パワーで撮影お願いして、はしゃぎまくり〜〜！！
もうひと頑張り、剣山荘に着きました。


翌朝、5時出発。要らない荷物抜いて、ザックを軽くして。
ガレ道をゆっくり歩を進めます。一服剱からの朝焼けが美しい。後立山連峰が朝日の中浮かび上がり、光が当たる側は赤く焼けて眩しい。さー！頑張るぞーーどきどき＾＾
前剱あたりからいよいよ鎖場登場。鎖場にはひとつひとつ順番が打ってあります。登り下り専用のもあれば共通のもあります。基本、登りが右下りが左。
5番のトラバースが厳しいとの情報でした。かなり高度感ありましたが、しっかり足場もあるので慎重にいけば大丈夫でした。次の難所はやはり9番カニノタテバイ。登ってるヒトを見上げると高くて怖そう！！でも手はガバであるし、足もわかりやすかったです。
好天の頂上は素晴らしい眺めでした！！早月尾根、険しいなぁー！！来るものを寄せ付けないような拒絶感が漂っています。コワイけど行ってみたい、いつか！
そして今日辿ってきた縦走路を振り返り、「よく来たなぁー！！」感慨深くうなづくのでした。
ピークハントしても、まだまだしばらく気が抜けません。
カニノヨコバイはクライムダウンからのスタートでした。トラバースが始まる最初の足を下す場所が上から見えにくかったけど、私は3番目なので先行の2人に足を置く位置を確認してもらいながら無事進むことが出来ました。
ガレた道がしばらく続き、集中力が低下してきて躓きそうになりました。
そんな感じで岩場とガレ道が交互に続いて、剣山荘まで戻ってから荷物を詰め直して再び出発です。
雪渓の心配がないので、まっすぐ別山乗越へ行くルートをとりました。
雷鳥沢〜雷鳥平〜みくりが池を通って室堂に戻りました。