がんばったけど絶景まであと一歩、蝶ヶ岳


- GPS
- 53:00
- 距離
- 34.0km
- 登り
- 1,842m
- 下り
- 1,829m
コースタイム
23日 6:20徳沢園-長塀尾根(ながかべ)経由-12:15蝶ヶ岳-(樹林帯でお昼ご飯)-16:00徳沢園
24日 7:20徳沢園-9:30上高地-11:00釜トンネル
天候 | 1日目:雪→しとしと降り続く雨 2日目:晴れ→森林限界から先、強風→風雪 3日目:晴れ→釜トンネル抜けたら雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
帰りは大正池から携帯連絡すると釜トンネルに来てもらえます。 22日 浦安2:15-中央道経由(大月、勝沼間は20号線。小渕沢先チェーン規制)-沢渡7:10着。渋滞は無かったが小淵沢、諏訪間は積雪の為かなり減速走行。 24日 沢渡12:00-入浴、昼(約2時間)-中央道経由(一宮御坂、大月間は20号線)-浦安19:00着 渋滞無し。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※この3連休でそこそこの入山者がいました。釜トンネル~徳澤園(たぶん横尾まで)間はおそらくトレースはしばらく残ると思われます。 ※長塀尾根は、ほとんどが樹林帯で危険箇所も少ないですが、積雪期はトレースがないと厳しいラッセルを強いられる可能性が高いです。単独や人数の少ないチームでは日帰りが難しくなることも想定されます。 ■釜トンネル~上高地~徳澤園 ・除雪はされています。氷の上に雪が乗っています。滑りやすい。 ・初日は雨のためスノーシューでは雪が重くて歩きにくかったですが、よく冷えた晴れの3日目はスノーシューが歩きやすかったです。 ・バスターミナルのところは車道を歩きました。 ・上高地~徳澤園の間で小さなデプリを2か所ほど見かけました。雪崩れに十分注意ください。 ■徳澤園~蝶ヶ岳 ・前日に長野県警の方々が横尾→徳澤で蝶ヶ岳を回っていたため、基本的にはトレースあり。 ・当日はテント泊の方々に樹林帯の途中まで先行いただいていたため、かなりしっかりしたトレースがありました。感謝です。途中でテント泊チームと前後交代し、風の通りやすくなってきたところからは長野県警さんのトレースがなくなり、スノーシュー組で交代しながらラッセルとなりました(koichiさん大活躍!!!)。 ・スノーシュー組は徳澤園から稜線手前までスノーシューで。ツボ足組は途中でアイゼン装着。 ・稜線はアイゼン、ピッケル。強風のためバラクラバ、ゴーグル等完全装備で行きました。夏道を行こうとしたのですが「トラバースは厳しい」という判断で、ハイマツ帯を尾根つたいに行きました。踏み抜きも多かった。ハイマツを痛めてしまうのであまりよろしくはないですが・・・。(帰り道、夏道のトラバース道を利用しましたが、こちらも踏み抜きはけっこうありました。) <宿泊> 徳澤園冬季小屋を利用。1泊6000円(素泊まり)。 親切な小屋番さんのいる、薪ストーブとパネルヒーターがあったかくて居心地がいい小屋。 <食事> とく兵衛 おいしいお蕎麦と、天ぷらやお漬物などのサイドメニューが150円と超お得なお店。日本酒は大雪渓。 ※参考 「上高地に冬期に入山される方へ」 登山届、トイレの場所は下記URL参照。 http://www.kamikochi.or.jp/pdf/winter/kamikochi-touki-no-nyuzan.pdf |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
こちらは自炊部屋。テーブルが用意され火気使用もOK。隣室には達磨ストーブがありお湯は自由に使える。
左手のひらに大きな水ぶくれができたS女だが、元気にラッセルしてくれました。
右手1本、セカンドでラッセル…ハラペコの図(3)
感想
やはり簡単には行きませんね。
アタック日の朝は晴れていたのですが、
森林限界を越えたところで暴風雪に…
風にあおられながら、やっとの思いで山頂にたどり着きました。
その後もどんどん風雪がひどくなり、食事も慌ただしく済ませて徳澤園に戻りました。
なんだかんだ言っても小屋では連日宴会を楽しみましたけどね。
みなさんありがとうございました。
あとは温泉後の蕎麦屋「とく兵衛」が今回の収穫です。
皆さんも是非お立ち寄りください!
森林限界を越える直前までは、ど快晴だったのに、一気に天候が悪化。体が吹き飛ばされそうな暴風雪の登頂でした。
長塀山直下あたりからラッセルになり、一時は登頂も危ぶまれました。スノシュー部隊が大活躍。トレースがあったのでワカンは必要無しと判断した私のミスでkots,su氏はかなり苦しみました。スノシュー組がラッセルした後でもかなり潜り、ついて来れなくなりました。
森林限界を越えた稜線でも、部分的に踏み抜き、股まで潜ることもしばしば、かなり時間を喰いました。
無事、山頂を踏めましたがかなりきわどかったですね。我々は運が良かったと思ってます。
楽しい忘年会山行でした。蝶ヶ岳山頂では、立っていらねないくらいの、強風でした。
ラッセルでは、スノーシューが大活躍でした。山頂に一番乗りでした。
帰りに、おいしいおそば屋を見つけました。新島々駅前、とく兵衛、天婦羅も安くておいしい。おすすめです。
昨年に来た徳沢園まったく変わってなく蒔きストーブ
があり部屋も暖かく居心地の良い日を過ごせました。
蝶ヶ岳山頂では絶景が拝めませんでしたが連日のおいしい食事に宴会
またしても思い出に残る山行きになりました。
出発日の朝の気温が-19℃とは驚きました。
飛び込みで今回の山行に参加させて頂きました。どうもありがとうございましたm(_ _)m
冬の上高地は静かでいいですね。徳澤の冬季小屋も暖かくてよかったです。道中、雪崩への注意は必要ですが、また来たいと思いました。
蝶は稜線手前で雲が出始めてしまい、槍穂が見られず残念。久しぶりの耐風姿勢に、このまま進めるのか!?と、不安になりもしましたが、山頂まで行けてよかったです。
稜線にでる登りで、ヒザで「おりゃー」と雪押し固めて階段ステップ切っていったのは疲れたしつらかったけどいい経験でした。
途中からのスノーシューラッセルなど、チームで力を出し切って登った感もあり、おいしいごはんにも恵まれ、とても充実した山行に思えました。
個人的には、不注意による負傷でご迷惑をおかけしたり、帰り道で大正池ホテルに気づかずに釜トンネルまで来てしまったりと多々反省はありますが、来年もまたがんばろうと思います。次は赤岳かな。またよろしくお願いします。
さすがクリスマス寒波のアルプスは手強そうですね。
暴風雪ではさぞ大変だったかと思いますが、それすらも楽しんでいそうな?笑顔の写真ばかり。
よ、名チーム!
それはさておき、最初の乾杯が早すぎやしませんか?笑
天気もなかなか良いのが続かないし、天候ももちろん厳しいですね。強風の合間をぬって、タイミングよく登頂できてます…。
少々早いですが、昼になると「お疲れ様でした」の乾杯をしたくなるようです。
夜中から、はるばる長野に向かって活動開始だからかもしれませんね。
kaitoさん
お誘いいただいたのにすみませんでした
足が不安で今回はあきらめました
ラッセルやりたかったです
パーティにおけるラッセルは二番手が重要でラッセルもやみくもにやればいいってもんじゃないことも最近しりましたー
今度はよろしくお願いします
kots さん t-iwaiwa さん su_ さん s3214 さん その他のみなさま おつかれさまでした
みなさんの写真ややりとりをみてると楽しそうでレコみてる側はほんとにうらやましくなりますよー
お互いに安全に雪山を楽しみたいですね
ゲリラ参戦させていただくときはよろしくお願いします
なんか新入りのルールってあるんですかね(笑)
おつかれさまでした(^^)
ときどきnoboさんといっしょに行っているお方ですね。
谷川岳のレコは参考にさせていただきました。
不精と言うか時間が無く、なかなか他の方の記録を読む時間が無く、自分が行くところの情報収集しかしないもので。しかしyokowyさんのレコはけっこう拝見してました。
同日に天狗にいたようで、最高の天気でしたね。
似たような山行が多いような気がします。そのうちお会いできるかな?
新人に限らず、全員、私に絶対服従です!
私が行くといったら行く、撤退と言ったら撤退です。相談は無し!多少の意見を求めることはありますが?
とは言っても、雪上訓練より飲みに走るメンバーを止めることの出来ないリーダーです。
kaitoさんとメタさんのお話しながら蝶登ってました
参戦いただく際は、ラッセル2番手でお願いします~。
稜線で2番手にいましたが、泣きそうでした
しかもすごい腹ペコになるし。。。おやつ沢山もっていって正解でした。
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