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Yamareco

記録ID: 2626661
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

焼岳北峰〜西穂高岳 中尾から旧ボッカ道

2020年10月04日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
14:09
距離
23.0km
登り
2,598m
下り
2,441m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:31
休憩
1:38
合計
14:09
距離 23.0km 登り 2,598m 下り 2,460m
1:38
6
スタート地点
1:44
115
3:39
3:40
49
4:29
4:31
40
5:11
5:19
26
5:45
46
6:31
87
8:09
8:27
58
9:25
9:40
67
10:47
10:58
75
12:13
32
12:45
13:27
28
13:55
13:56
54
天候 曇り一時小雨
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
■中尾温泉登山口〜焼岳北峰【登行】
・1240mの分岐は登山道が崩落している様子なので左の林道を歩いた。
・割谷の渡渉は1400mの堰堤下付近で可能。
・中尾峠手前の台地は踏み痕多数あり。視界不良時はGPSに頼った。
■焼岳北峰〜中尾峠【下降】
・焼岳北峰直下の下降はスリップに気を付けた。
■中尾峠〜西穂山荘【登行】
・アップダウンの連続で地味につらい。
■西穂山荘〜西穂独標【登行】
・独標直下岩場の急登は、手足掛かりがしっかりあるので3点指示の基本を忠実に。
※独標への取付きから西穂高岳までのルートは、ハイキング気分なら止めた方が無難と思う。
■西穂独標〜西穂高岳【登行】
・独標からの下降、痩せ尾根、10峰への登行は見た目ほど難しさはない。
・9峰の巻きトラバースで一部スタンスが広いヶ所あり。
・7峰に鎖場があるが、足掛かりもよく使用しなくても行ける。
・チャンピオンピークまでの岩ゴロは浮石多い。落石に気を付ける。
・西穂高岳直下にザレガレ急登あり。スリップ、落石注意。
・西穂高岳最終直下岩場に一枚岩あり。
■西穂高岳〜西穂山荘【下降】
※登行時に下降を念頭に置き要所要所振り返りイメージしておくと下降時に安心できる。
・一枚岩を含む数メートルの足掛かりのきっかけがつかみにくいかも。
・独標を過ぎて丸山までのガレは駆け足で。
■西穂山荘〜旧ボッカ道分岐【下降】
・特に危険個所はない。
■旧ボッカ道分岐〜白樺平駅【下降】
・右下方に傾斜している箇所多数あり。
・刈払いした熊笹に地面がない箇所もある。ストックで確認しながら進んだ。
・沢の渡渉、涸れ沢を含め沢沿い歩きあり。降雨後は危険かもしれない。
おはようございます。
温泉のポンプから発している音が不気味。
2020年10月04日 01:39撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 1:39
おはようございます。
温泉のポンプから発している音が不気味。
ここから尾根道に取付きます。
2020年10月04日 02:15撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 2:15
ここから尾根道に取付きます。
焼岳南峰のシルエット。
2020年10月04日 04:24撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 4:24
焼岳南峰のシルエット。
焼岳北峰 登頂〜。
寒い、暗い、臭いのSKKなのでピンポンダッシュで下降。
 
2020年10月04日 04:29撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 4:29
焼岳北峰 登頂〜。
寒い、暗い、臭いのSKKなのでピンポンダッシュで下降。
 
中間の池。
2020年10月04日 06:56撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 6:56
中間の池。
焼岳小屋から西穂山荘まで登下降の連続。
2020年10月04日 07:00撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 7:00
焼岳小屋から西穂山荘まで登下降の連続。
左へ行くと西穂山荘。真っすぐ行くと上高地。
2020年10月04日 07:57撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 7:57
左へ行くと西穂山荘。真っすぐ行くと上高地。
西穂山荘到着。
エネ補給したら仲間へ連絡し、西穂高岳を目指す。
8:05(※カメラの設定時間間違え 修整時間)
2020年10月04日 08:25撮影 by  ILCE-6000, SONY
10/4 8:25
西穂山荘到着。
エネ補給したら仲間へ連絡し、西穂高岳を目指す。
8:05(※カメラの設定時間間違え 修整時間)
出だしのハイマツ帯を抜けると岩ゴロ。
2020年10月04日 08:34撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 8:34
出だしのハイマツ帯を抜けると岩ゴロ。
丸山はすぐです。
8:39(修整時間)
2020年10月04日 08:59撮影 by  ILCE-6000, SONY
10/4 8:59
丸山はすぐです。
8:39(修整時間)
ガスっていて先が見えない。
8:45(修整時間)
2020年10月04日 09:05撮影 by  ILCE-6000, SONY
10/4 9:05
ガスっていて先が見えない。
8:45(修整時間)
階段もあるよ。
2020年10月04日 09:08撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 9:08
階段もあるよ。
ガスが濃くなってきたような。。。
9:16(修整時間)
2020年10月04日 09:36撮影 by  ILCE-6000, SONY
10/4 9:36
ガスが濃くなってきたような。。。
9:16(修整時間)
独標手前。ガスっているので高度感がない。
2020年10月04日 09:17撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 9:17
独標手前。ガスっているので高度感がない。
西穂高岳独標 登頂〜。
貸し切り自撮り。このあと賑やかな男女混成PT登頂。
9:26(修整時間)
2020年10月04日 09:46撮影 by  ILCE-6000, SONY
10/4 9:46
西穂高岳独標 登頂〜。
貸し切り自撮り。このあと賑やかな男女混成PT登頂。
9:26(修整時間)
混成PTが先行出発。この後パスさせて頂いた。
2020年10月04日 09:41撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 9:41
混成PTが先行出発。この後パスさせて頂いた。
ピラミッドピーク。
2020年10月04日 10:01撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 10:01
ピラミッドピーク。
チャンピオンピークを望む。
2020年10月04日 10:03撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 10:03
チャンピオンピークを望む。
雷鳥発見。四羽いました。
2020年10月04日 10:06撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 10:06
雷鳥発見。四羽いました。
全然逃げない。
2020年10月04日 10:06撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 10:06
全然逃げない。
ガレの先にチャンピオンピーク。
2020年10月04日 10:19撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 10:19
ガレの先にチャンピオンピーク。
山頂直下。所々に一枚岩があるのでスリップに気を付ける。
2020年10月04日 10:33撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 10:33
山頂直下。所々に一枚岩があるのでスリップに気を付ける。
ザレと浮石。落石注意。
2020年10月04日 10:43撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 10:43
ザレと浮石。落石注意。
西穂高岳 登頂〜。
2回目の貸し切り自撮り。
ガッスガスで眺望無し。
10:46(修整時間)
2020年10月04日 11:06撮影 by  ILCE-6000, SONY
10/4 11:06
西穂高岳 登頂〜。
2回目の貸し切り自撮り。
ガッスガスで眺望無し。
10:46(修整時間)
下降中にボーナスステージ突入。
ガスが抜けて眺望がでてきた〜。
笠ヶ岳の各沢が見える。
11:06(修整時間)
2020年10月04日 11:26撮影 by  ILCE-6000, SONY
10/4 11:26
下降中にボーナスステージ突入。
ガスが抜けて眺望がでてきた〜。
笠ヶ岳の各沢が見える。
11:06(修整時間)
北西尾根。
笠ヶ岳、抜戸岳の山頂はガスがかかっている。
この谷はスキーで滑れそう。
2020年10月04日 11:07撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 11:07
北西尾根。
笠ヶ岳、抜戸岳の山頂はガスがかかっている。
この谷はスキーで滑れそう。
荘厳なフォルムの山脈だ。
2020年10月04日 11:10撮影 by  iPhone 8, Apple
1
10/4 11:10
荘厳なフォルムの山脈だ。
西穂高沢?奥に岳沢が見える。
11:19(修整時間)
2020年10月04日 11:39撮影 by  ILCE-6000, SONY
10/4 11:39
西穂高沢?奥に岳沢が見える。
11:19(修整時間)
陽の当たったハイマツの緑がきれいだ。
雪が付いたらゲレンデだな。
11:20(修整時間)
2020年10月04日 11:40撮影 by  ILCE-6000, SONY
10/4 11:40
陽の当たったハイマツの緑がきれいだ。
雪が付いたらゲレンデだな。
11:20(修整時間)
笠ヶ岳の頭が出た。
11:23(修整時間)
2020年10月04日 11:43撮影 by  ILCE-6000, SONY
10/4 11:43
笠ヶ岳の頭が出た。
11:23(修整時間)
テンション上がりまくり。
左端が独標。
11:25(修整時間)
2020年10月04日 11:45撮影 by  ILCE-6000, SONY
10/4 11:45
テンション上がりまくり。
左端が独標。
11:25(修整時間)
凄い地形だ。
11:29(修整時間)
2020年10月04日 11:49撮影 by  ILCE-6000, SONY
10/4 11:49
凄い地形だ。
11:29(修整時間)
ピラミッドピークへの稜線。
11:39(修整時間)
2020年10月04日 11:59撮影 by  ILCE-6000, SONY
10/4 11:59
ピラミッドピークへの稜線。
11:39(修整時間)
振り返ると西穂がはっきりと。
11:49(修整時間)
2020年10月04日 12:09撮影 by  ILCE-6000, SONY
10/4 12:09
振り返ると西穂がはっきりと。
11:49(修整時間)
前穂と左へ延びる吊尾根。
11:49(修整時間)
2020年10月04日 12:09撮影 by  ILCE-6000, SONY
10/4 12:09
前穂と左へ延びる吊尾根。
11:49(修整時間)
下は上高地。
11:49(修整時間)
2020年10月04日 12:09撮影 by  ILCE-6000, SONY
10/4 12:09
下は上高地。
11:49(修整時間)
独標を見下ろす。
11:50(修整時間)
2020年10月04日 12:10撮影 by  ILCE-6000, SONY
10/4 12:10
独標を見下ろす。
11:50(修整時間)
カモシカ沢。
12:05(修整時間)
2020年10月04日 12:25撮影 by  ILCE-6000, SONY
10/4 12:25
カモシカ沢。
12:05(修整時間)
独標手前から西穂山荘までのルートが明瞭。
12:08(修整時間)
2020年10月04日 12:28撮影 by  ILCE-6000, SONY
10/4 12:28
独標手前から西穂山荘までのルートが明瞭。
12:08(修整時間)
振り返るとガスが戻ってきている。
12:09(修整時間)
2020年10月04日 12:29撮影 by  ILCE-6000, SONY
10/4 12:29
振り返るとガスが戻ってきている。
12:09(修整時間)
山荘手間で再度振り返る。
早くラーメン食べたい。
12:35(修整時間)
2020年10月04日 12:55撮影 by  ILCE-6000, SONY
10/4 12:55
山荘手間で再度振り返る。
早くラーメン食べたい。
12:35(修整時間)
ロープウェイは使いません。
旧ボッカ道へ行きます。
2020年10月04日 13:55撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 13:55
ロープウェイは使いません。
旧ボッカ道へ行きます。
刈払いは良くされています。
刈った熊笹が登山道にのって滑りやすい。
2020年10月04日 13:55撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 13:55
刈払いは良くされています。
刈った熊笹が登山道にのって滑りやすい。
崩落地のトラバースが何か所かある。場所によっては補助ローブが張ってある。
2020年10月04日 14:08撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 14:08
崩落地のトラバースが何か所かある。場所によっては補助ローブが張ってある。
一部開けたところから稜線が見える。
2020年10月04日 14:33撮影 by  ILCE-6000, SONY
10/4 14:33
一部開けたところから稜線が見える。
涸れ沢も含めて渡渉数回あり。
2020年10月04日 14:37撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 14:37
涸れ沢も含めて渡渉数回あり。
西穂平は癒しの森。
2020年10月04日 14:48撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 14:48
西穂平は癒しの森。
下山。
ここから駐車場まで徒歩20分。。。
お疲れさまでした。
2020年10月04日 15:53撮影 by  iPhone 8, Apple
10/4 15:53
下山。
ここから駐車場まで徒歩20分。。。
お疲れさまでした。
撮影機器:

感想

仲間が新穂高ロープウェイを利用して西穂独標へ行くとの事で、中尾登山口で降ろしてもらい焼岳北峰から西穂高岳を目指し旧ボッカ道で下山するプランとした。

気温はやや高めなのか寒さを感じない1時30分過ぎに中尾登山口から焼岳北峰を目指し元気よくスタートです。

林道を歩き1240mで分岐を登山道方面に少し進むと、崩落している様子なので引き返して林道で高度を稼ぐ。1400mの堰堤下で割谷の渡渉は飛び石3歩で完了。
その先やや崩落しているが左岸に登り上げ、林道終点から登山道に取付き急登となる。登山道は狭くスライドする時は気を使いそうだ。まぁこんな時間だからスライドする事はないと思うが。。。
1940mの秀綱神社で少し開けたので小休止、防風対策でカッパの上着を着込む。5分も歩けば焼岳小屋方面との分岐になり右の焼岳方面に進む。中尾峠手前からガスが出てきて視界は5m程度。中尾峠の台地には踏み痕が多数ありGPSで確認しながら、踏み痕とペンキマークを探し焼岳北峰山頂を目指す。風向きの関係か硫黄臭が結構ある。山体自体も熱を帯びているのだろう床暖房のように足元から暖かい。溶岩ドームの下から巻くように岩を登ると僅かの間ガスが切れ、月が出て焼岳南峰のシルエットが見えた。

焼岳北峰山頂登頂〜。
山頂はガスガスのうえ硫黄臭と風で寒い。標柱の写真を採ったらピンポンダッシュで焼岳北峰から退散。今度は明るい時に登りましょう。
下降もGPSを確認しながら慎重に。中尾峠の手前で雨がパラついてきたので、峠の分岐でカッパズボンを履く。
アッという間に焼岳小屋に到着。一旦、小屋の前を通過して新中尾峠方面に進み峠沢を見に行く。エネ補給を兼ね冬季にスキーで滑れるか確認する。
雨が止みカッパの上下を脱ぎ、小屋方面に引き返したら割谷山を経由して西穂山荘を目指す。

西穂山荘までは、地味な下りと急登を約2時間繰り返す。途中で「また下りかよ〜」と独り言を連発する。ガスで視界も無いので集中力の持続がこの区間の核心だった。
ひたすら歩を進め上高地方面との分岐を左へ行き、急登を登り上げたら西穂山荘に到着。仲間からLINEで、しらかば平8時15分発のロープウェーに乗るとの事。まだ8時5分なので、エネ補給をしたらストックを山荘にデポし、先行して西穂高岳を目指す。

大きめの岩ゴロからハイマツ帯を登り上げ難なく丸山到着。更にガレとハイマツ帯を進んで行き階段を登って行くと急登となる。岩場はペンキマークを手掛かりに進んで行く。

西穂独標登頂〜。
貸し切り自撮りをする。ガスガスで眺望はない。
さぁ西穂高岳を目指しますか。
独標から急下降になるが手足掛かりはしっかりしている。先の岩峰を巻き上げて登って行く。9峰を回り込んだ先で一部スタンスが広い箇所がある。足を一歩を踏み出したが、その先の足の運びを上手くイメージが出来ず一旦戻り、出す足を変えてリトライしたらスムーズにクリア出来た。ピラミッドピークまでは緩い登りだ。

ピラミッドピーク登頂〜。
相変わらず眺望はないので、高度感を感じず恐怖感もない。
岩を登っていたらハイマツとの境にライチョウが四羽いた。全く逃げずにモデルとなってくれた。7峰の巻き道にはステンレスの新しい鎖が設置されていた。6〜3峰は巻き道で急登下降はない。

2峰で雨がパラついたので撤退する事も考えたが、もう少し進んでみよう。雨は継続しなかったので山頂を目指す。山頂直下急登の一枚岩手前で下山者2名とスライドとなった。自分の方に退避スペースがあったので先に下りてもらう。1名は手足掛かりに難儀しながらも攻略したが、後続は足掛かりのきっかけが掴めないのか降りられない。暫くすると先に登ってくれとの事なので退避中にイメージしていた通りに手足を動かし、落石を起こさないよう慎重に登り無事クリア。下降時のイメージもしておいたので帰りも安心して行ける。

西穂高岳登頂〜。
残念ながら眺望は無しよ。
こちらも貸し切り自撮りをして滞在10分。雨が降りだす前にさっさと降りよう。

下降は登行時にイメージした通りにクリアする事ができた。下降開始から10分程度で周囲のガスが切れだした。
これは神様のご褒美か。ボーナスステージ突入だ。
独標までの峰々がよく見え、皆さん立ち止まり写真撮影をしているようだ。笠ヶ岳方面は山頂のガスが切れないのが残念だが。。。暫くすると山体はガスに包まれたが頭だけひょっこり。
この後はカメラをザックに仕舞わず、西穂山荘に降りるまでパシャパシャし続けた。前穂、吊尾根も見ることが出来た。

途中仲間から独標手前で撤退の連絡が入る。ミニキッズの独標登頂は難しいだろうから賢明な判断だと思う。キッズは一人でも行くと言ったらしいが、一人では危険です。キッズは独標に行けず涙を流したらしい。まだ自分の力だけでは手の届かない事が有る事を知るのは、手の届いた事を知るより大切な経験です。一緒に旧ボッカ道を降りている最中にキッズとのおしゃべりで、登山の経験を重ねたら西穂に登らせてあげるよと約束した。

無性にお腹が減ったので下降時はチャンピオンピーク、ピラミッドピーク、丸山の全てをスルーして西穂山荘のラーメンを目指す。

写真をパシャパシャしながらも西穂山頂から1時間50分弱で山荘に到着。もぅお腹ペコペコです。西穂ラーメン醤油をアッという間に平らげてしまった。食べてる最中から雨がポツポツ降り出してきたのでカッパを着込み、ストックをピックアップしたら下山開始。

ロープウェイ方面に進み途中で雨が止んだのでカッパを脱ぐ。30分程で旧ボッカ道との分岐となり右の旧ボッカ道方面へ進む。
登山道は良く刈払いされているが、熊笹の茎が登山道に残っていて急下降では滑る。出だしは狭いトラバース道で右手斜面方向に傾いているヶ所も多い。一見地面かと思うが斜面に熊笹が寄せてあるだけの所もあるのでストックで確認しながら進む。崩落地のトラバースには補助ロープが張られている所もあるので拠り所にする。トラバース道が終わるとロープが張られた沢床に降りる。沢沿いの登山道や涸れ沢も含め何度か渡渉をするので、降雨後に増水した時は非常に危険だ。暫くして西穂平の緩斜面になり癒しの森の雰囲気だ。森を抜けると登山道終点となり今度は舗装された林道歩きとなる。この林道歩きが疲れた足をガリガリ削り最後は右ひざが痛くなってきた。西穂山荘からロープウェイしらかば平駅まで2時間20分で降りてきて無事下山。

行動時間14時間、累積標高2400m お疲れさまでした。
この後、駐車場までアルバイト歩行20分。。。やりきった。


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