五竜岳・唐松岳（小屋泊）

2020年10月11日(日) ~ 2020年10月12日(月)

• GPS: 11:27
• 距離: 19.7km
• 登り: 2,085m
• 下り: 1,880m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:35
• 休憩: 0:47
• 合計: 6:22

距離 9.5km 登り 1,430m 下り 591m

9:11 地蔵の頭
10:20 小遠見山
10:41 中遠見山
11:17 11:25 大遠見山
12:05 12:06 西遠見山
13:17 白岳
13:18 遠見尾根分岐
13:25 13:41 五竜山荘
14:27 14:49 五竜岳
15:33 五竜山荘

2日目

• 山行: 4:11
• 休憩: 0:47
• 合計: 4:58

距離 10.3km 登り 655m 下り 1,305m

6:35 五竜山荘
6:38 6:40 遠見尾根分岐
6:41 6:42 白岳
7:28 7:29 大黒岳
8:39 牛首
8:42 8:50 唐松岳頂上山荘
9:04 9:16 唐松岳
9:30 9:41 唐松岳頂上山荘
10:10 10:19 丸山
10:26 10:29 扇雪渓
11:03 八方池
11:08 八方ケルン
11:13 第2ケルン
11:33 八方池山荘

天候

10/11（日）曇り後晴れ
10/12（月）晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

・エスカルプラザ登山者駐車場利用：無料、トイレ、水道はエスカルプラザにあり
・白馬五竜テレキャビン、展望リフト利用
・八方アルペンライン利用
・八方ゴンドラ駅→エスカルプラザまでタクシー利用：\2540

コース状況／危険箇所等

・全域で整備が行き届いています。
・五竜岳〜唐松岳間の岩場は鎖はありますが、岩場自体の距離が長めなので慎重に。

写真

10/11 8:01

天気大丈夫？

10/11 9:04

ヤマテン信じてます！

10/11 9:36

少し青空

10/11 10:13

小遠見山通過…ガス

10/11 10:41

中遠見山通過…ガス

10/11 11:20

大遠見山通過…ガス

10/11 11:54

西遠見山通過…ガス

10/11 12:32

おっ！まさか！

10/11 12:39

キタキタ〜

10/11 13:06

ドーンと五竜岳！

10/11 13:17

ドーンと唐松岳！

10/11 13:24

ご苦労さま！新相棒はグレゴリースタウト35L

10/11 13:23

今日のうちに頂上アタック！

10/11 13:45

暑いです…

10/11 13:56

白馬岳見えてきました

10/11 14:21

岩場を越えましょう

10/11 14:49

五竜岳登頂！4度目の正直です！

10/11 14:29

剱、立山も雲の上

10/11 14:34

剱カッコイイ

10/11 14:36

白馬岳、唐松岳いいですね〜

10/11 14:54

鹿島槍も雲に浮いてます

10/11 15:23

予感的中！ブロッケン出ました

10/11 15:28

ダイヤモンド五竜

10/11 15:33

五竜山荘に戻りました

10/11 17:06

唐松岳との間に滝雲です

10/11 17:13

陽が沈みます

10/11 16:10

欲しいけど…下戸なので…

10/11 16:42

食堂の窓からも絶景

10/11 17:28

カレー美味しいです！おかわりました！

10/11 18:01

一人なのにこのスペースいただきました。

10/11 18:32

なんだか撮れた星空

10/12 5:11

さぁ2日目です！

10/12 5:47

八に南ア、真ん中富士山

10/12 5:53

雲が焼けて御来光！

10/12 5:56

遠見尾根…なげーよ！

10/12 6:01

五竜岳が赤く焼けました〜

10/12 6:34

お世話になりました！

10/12 6:40

左奥の唐松に向けてGO!

10/12 7:04

チョー気持ち良い縦走路

10/12 7:09

一休みです

10/12 7:27

剱と立山が綺麗です

10/12 7:29

大黒岳通過〜

10/12 7:51

歩いた道が見えます

10/12 8:00

いよいよ核心部です

10/12 8:09

慎重に慎重に

10/12 8:28

ライチョウさんで癒されました

10/12 8:36

最後の岩峰です

10/12 8:39

唐松岳頂上山荘が見えてきました

10/12 8:44

到着！

10/12 8:54

唐松岳へGO!

10/12 9:05

去年は真っ白でした〜

10/12 9:05

今年は視界良好！

10/12 9:07

不帰嶮…怖いだろうな〜

10/12 9:13

薬師から槍穂高まで見えました

10/12 9:44

下山開始です

10/12 9:45

八方尾根は歩きやすい

10/12 9:49

不帰ノ嶮はギザギザだなぁ

10/12 10:15

ここで五竜岳、鹿島槍とお別れ

10/12 10:17

白馬三山ともお別れ

10/12 10:30

扇雪渓…ギリ残ってます

10/12 11:02

八方池はガスガス

10/12 11:36

下山完了！

10/12 12:36

乗り継ぎ乗り継ぎで駐車場に到着

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

DSC-RX100M5A SONY

感想

alpenkoji

10/11（日）曇り後晴れ
　台風の動向にやきもきしながら週末を待っていましたが、ヤマテンの予報が良い方向になったので、遂に五竜岳アタックです！過去3回天候による敗退という悲しい思いをしてきたので、4度目こそはと気合を入れました。
　今回は、初めて遠見尾根からの登頂を目指しました。長いしアップダウンがあるからキツイと聞いていたので避けてきましたが、意を決して登ってみることにしました。白馬五竜スキー場のエスカルプラザに車を置いてテレキャビンとリフトを乗り継いで地蔵の頭に到着。お天気はどんよりとしていますが、稜線は晴れという予報を信じて出発！紅葉が綺麗な登山道をガスの中、淡々と登りました。本当に登ったり降りたりと標高が上がっているのか？と思う程です。それでも、西遠見山を過ぎて白岳の鎖場に入るとガスを抜けて青空がどんどん大きくなり、ガスの間から五竜岳が登場！一気に気温も上がり暑いです…この天気に励まされて白岳を越えて五竜山荘に到着！
　予定よりも早く到着していて体力の消耗もそれ程ではないので、晴れているうちに五竜岳へアタックすることにしました。ヘルメット装着し出発！まずはザレた斜面を登り、後半は岩場に変化。鎖はありますが手掛かりもあります。キレット小屋への分岐を過ぎ、念願の五竜岳に登頂できました！しかも鹿島槍や剱、立山、唐松、白馬など標高の高い山が雲海の上に飛び出しています。山頂は自分一人なので山荘で買ったコーラを飲みながら景色を満喫しました。風も弱く気温も高いので夏山のような感じですがもう10月。本当にラッキーでした！
　下山後は、山荘の割り当てられた広々とした区画で荷物整理をして再びカメラを持って写真タイム。夕方は気温が一気に下がり風も出てきました。夕焼けなどを撮影後に夕食を食べて、その後は食堂で山雑誌を読みながらコーヒータイム。おそらく本日は20名程度の宿泊者だと思いますが、コロナ禍で営業してくれていることに感謝ですし、スタッフの皆様も消毒など本当に丁寧で頭が下がります。

10/12（月）晴れ後曇り
　爆睡した結果…2時頃から目が覚めてしまい。外はどうかな？と上下ダウンの完全武装で外に出るとチョー寒いし風強いし薄いガスが流れています。それでも星空や夜景が綺麗でしばし眺めていました。
　日の出は5時50分頃なので朝食を速攻で済まし、カメラを持って外でスタンバイ。雲海の上に富士山や八ヶ岳、南アルプスなども見えています。雲が焼けて御来光です。直後の五竜岳もモルゲンロートが綺麗でした。
　天気は昼頃まで大丈夫とのことなので、唐松岳まで縦走し歩きやすい八方尾根での下山にしました。（遠見尾根で降りたくないとの思いもあります）遠くに唐松岳が見えていますが、おおよそ2時間30分くらいとのこと。晴れた日の縦走路は気持ち良く、自然とペースが上がります。五竜や剱、正面の唐松岳を眺めつつ岩場のスタートに着きました。鎖はしっかりしていますが、久々のちゃんとした岩場なので緊張しました。難易度は高くないのですが、岩場の登り、降り、トラバースなど総合的な岩場歩きの入門編的な感じでした。空は上層の雲が広がり始めて曇り気味となりましたが周囲の山々は綺麗に見えています。途中、雷鳥に遭遇し癒されました〜その後は最後の岩峰をトラバースして唐松岳頂上山荘に到着し緊張から解放されました。ここで荷物をデポして唐松岳に向かいました。ここでも山頂は貸し切りです！五竜や剱、白馬岳、薬師から槍穂高まで見渡せました。
　ここからは、快適な八方尾根を降ります。明らかにどこかで雲の中に入るだろうと思いつつ出発。結局、丸山ケルン付近からガスが出始めて扇雪渓以下はガスとなり一気に八方池山荘に下山完了！
　リフトとゴンドラを乗り継ぎ、山麓のゴンドラ駅でタクシーを拾ってエスカルプラザへ車の回収しに行き、2日間の行程は無事に完了！長年の課題だった五竜岳に登れて大満足でした！