長沢背稜一気通貫−雲取山・酉谷山・三ツドッケ(峰谷橋BS〜雲取山荘泊〜東日原BS)
- GPS
- 12:36
- 距離
- 40.8km
- 登り
- 3,148m
- 下り
- 3,036m
コースタイム
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 5:27
- 山行
- 6:07
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 7:02
天候 | ほぼほぼ晴れ!下山後は曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:東日原BTから奥多摩駅まで |
コース状況/ 危険箇所等 |
一日目:峰谷橋〜赤指山は隊長レコ2477521を参考に、否パクらせていただきました、多謝。にもかかわらず峰谷橋から雨乞山の取り付きで迷ってウロウロした上に雨乞山までの急登バリにかなり手古摺りました(泣)。その後の尾平山〜赤指山は判りやすい道です。千本ツツジ手前まではもちろん誰にも会いませんでした。 二日目:念願の長沢背稜でしたが、芋ノ木ドッケ〜長沢山までは奥秩父らしいものの明るく広い素晴らしい尾根筋でずっと歩いていたいくらいでした!一転して長沢山からは細い岩尾根が出てきて、その後ほぼトラバース道になります。たまに細く険しいトラバースになり頼りない木橋も出てきますが、きちんと整備もされており標識も豊富です。ただ水松山は標識通りに歩くと巻いちゃいます。三ツドッケまでは誰にも会いませんでした。滝入ノ峰、個人的にはわざわざ行く価値は正直ないと思いますが、取り付きは隊長レコ 2526953を参照させていただきました。 |
写真
感想
いつか行きたいと思っていた酉谷山&長沢背稜、漠然とそのうち奥秩父マスタ―のkazuさまに連れてもらおうと思っていたのですが、隊長やらsatfourさまやらの最近の意欲的なレコを見るにつけ、行きたい時が行くべき時と思い定めて雪が降る前のこの時期に思い切って出かけることにしました。今自分にできるのは i-espritさまレコ2674422のパクリしかないでしょ、ということで東京駅4時39分中央線快速始発に飛び乗って、峰谷橋BSまでやってきました。
準備をしてスタートですが、忘れ物をしてスタート地点まで戻ったりトンネルを何回も行ったり来たりで、30分以上ロスしてようやく登山道に取り付きます。雨乞山までは「こんな道ホントに登るのかいな」クラスのバリ急登です。その後尾平山から赤指山までは特に難しいところはないですが、ウエンタワを踏まずに済ませば林道を赤指山取り付きギリギリまで進むのが正解だと思います。赤指山を越えて峰谷分岐を過ぎるとやっとハイカーの姿がちらほらと。その後石尾根から七ツ石山を越え雲取山まではスーパーハイウェイです。雲取山山頂を越えて今日のお宿の雲取小屋まで降りますが、受付は14時からだそうで寒風のもと外で待ちます。ようやくチェックインしてもビール売り切れとのことでハイボールで乾杯しました。
翌日は5時から朝食、夜明けは6時半くらいなのでヘッ電を点けて6時過ぎに出立しました。芋ノ木ドッケ手前で日の出を迎えます。その後長沢山までは夢のような素晴らしい尾根が続きました。長沢山を越えてからはトラバース道が主体となり、時折細いとこやら頼りない木橋やらが出てきますが、苦労の整備の跡も見られて感謝しきりです。酉谷山山頂はsatfourさまの言われる通り、芝生?が広がり風も止んでゆっくりできるとこでした。その後三ツドッケまで誰にも遭わず。三ツドッケ山頂で5名ほどのハイカーと出会いました。一杯水避難小屋からヨコスズ尾根はまたまたスーパーハイウェイ。日原までこのまま降りればいいのに、妙なバリを上がって怖い細い尾根を辿り滝入ノ峰を踏みます。ピストンでヨコスズ尾根まで戻り東日原BTまで一気に降りました。
ミニバスは途中ハイカーが数名乗り込んできて8名程度。奥多摩駅ひとつ手前でエイドに寄ってから奥多摩駅まで。4両編成の電車は青梅駅までにほぼハイカーで満席になりました。
実力&胆力不足のため山荘泊での縦走となりましたが、長年の懸案だった長沢背稜&酉谷山を一気通貫に歩くことができ、とっても充実した山歩きでした。
はじめまして。
末端から取付くのは正しい選択だと思います。
途中からの「ハイウエー」はその昔殿下が雲取山を所望された折、林道が延ばされ赤指山経由に整備されたところです。今解体されている小屋には「殿下の羽毛布団」が装備され運良い登山者が使えたそうです。
borav64m さま、はじめまして&おはようございます
あの突然の林道はそういう経緯だったんですね〜
その折の写真 が山荘に飾ってありますよね
少しレコ拝見しましたが、昔かなり鳴らされたご様子
イモリ山ってどこ?と思いましたが、最近山高地図に破線で登場してますね〜
西武沿線も最近ご無沙汰なので、そのうちお邪魔すると思います
どこかでお会いした際は、よろしくお願いいたします
cyberdoc さん
長沢背稜!まさにこのルート(雲取山荘泊り)で昨年行こうと計画したのですが、天気が悪く中止しました。
今年はコロナで山荘に泊まる気にならず諦めました。
私も長年の懸案を解決したい!です。
hamburg
hamburg さま、おはよーございます
山荘泊はちょっとどうかな 〜と僕も正直思ったのですが
i-espritさまが先月泊まって様子をレコで教えてくれたので決行しました
単独者は大部屋ですが、透明シートで仕切られており
本来なら20名以上収容でしょうが、8名部屋に実際は5人とかなり疎でした
食堂も対面はなく、皆静かというかほとんど会話なく食べてました
2人以上なら個室を充ててくれコタツもあるので、良さげでしたよ〜
雪が降る前に、いかがでしょうか(笑)
小屋泊でしたか。
それでも2日目は20km越えですな。
自分やったら膝か足裏を痛めながら歩く距離ですわ。
雪が降る前に延ばしておきたい赤線をナントカせねばと考えつつ
いろいろとやらんといけんことが多い今日この頃です(~_~;)
AmeOyaG さま、まいど
思えば5年弱前に山小屋に初めて一人で泊まったのが雲取でした
その時にAmeさんと出会って、半ば強引に雪山に誘ったんですよね〜
怖いもの見たさで再訪しましたが、大部屋に豆炭コタツがないだけで
あまり状況は変わってませんでしたよ、ていうか悪化してました
年末&年度末でお忙しいでしょうが、今年は雪多そうですよ(笑)
御坂をご一緒したときにおっしゃってたココ、行かれたのですね。
長沢背稜、天気が良いと楽しそうなルート(^^)
行くなら雲鳥山荘泊だなぁと思っていましたので、とても参考になりました!
n_massu さま、こんにちは
このコース、お天気は必須かと
行ってみて思ったのですが、夜歩ければ日帰りも可かも
ヘッ電 点けて2〜3時に鴨沢発で雲取山6時着なら十分日原に降りられますね〜
日が長い季節なら5時ごろ出発でも可能かもしれません、kpさまとどうですか?
docさん、こんにちは。
天気も良くて、ナイス山行ですね!!
私もいつかは挑戦したいコースなので、とっても参考になりました。
なんか写真コメの中にkpってありましたけど(笑)
kimipapa さま、こんばんは
念願の長沢背稜、思い切って行ってきました
雲取〜三ツドッケまで行程中全く誰にも会わず、独占状態でした
でもすごくよく整備されてるので、安心のコースですよ
masさんにもお返事したのですが、暗い中出発すれば日帰り可能かも
シャクナゲの季節にでもどうですか?
cyberdocさん、こんにちは。
長沢背稜周回、お疲れ様です。
cyberdocさんなら日帰りも楽勝だと思いますが、泊りでしたか。
コロナのご時世、山小屋も一人一部屋?一人二次会になるのですか?
絵だけ見ると、ビジネスホテルかと思いました。
私の場合、6年前ですけど、東日原で予定のバスに間に合わず
キツイ思い出の長沢背稜です。
yamahero 先輩、こんばんは
僕はいい子なので夜は歩きません!
大部屋だったですが、すりガラス用ビニールカーテンで仕切られていて
隣人とも会話もなく、まぁ今の時代にはいいのかもしれませんが・・
ネットカフェってこんな感じなのかな〜(行ったことないですが・汗)と思いました
でも鴨沢からならヘッ電で雲取に朝6時ごろ上がれば日帰りできますね〜
もう少し実力付いたらチャレンジしてみようかな(笑)
おこんにちは〜🎵
行くときは一緒って言ってたのに、ひとりで行っちゃったのね❤
ばか〜ん ( ̄∇ ̄)
さて、14時まで入れてくれない山小屋ってのも何だかねぇ(;^_^A
農鳥オヤジだったら、14時までに到着しないと怒るんだけどねえ (っ´ω`c)
しかも、5年前より悪化してるって (°°;)
初日に少し頑張って、酉谷避難小屋に泊まった方が良かったかもですね (^^)
長沢背稜一気通貫、お疲れさまでした〜 (´▽`)ノ
kazu5000 さま、まいど
長沢山までは明るい奥秩父尾根なのでkazuさまにはちょっと似合わないかも
kazuさまには酉谷から北の暗い変●コース を案内してもらいます
同じ日程で逆コースを辿られた方が酉谷避難小屋泊だったようです
水松山から天祖山尾根を降りられたようでお会いできませんでしたが
こんにちは
酉谷山とか、ミツドッケとか、私には夢みたいなところです。すごい奥地を縦走❗音速の貴公子❗
山荘にヒールがないのは、ショックですね。
3737 さま、こんばんは、前後してすみません
酉谷は、自分にとっても夢のお山 でした
でも三ツドッケは5名の普通のハイカーが次々と上がってこられてましたよ
東日原からは特に怖いとこもないし、避難小屋もあるので問題ないのでは
頂上はいわくつきですが伐採されていて見晴らし最高です、是非
cyberdocさん、こんにちは。
本当に雲取山荘は便利なところにありますね。三峰神社、奥多摩方面、長澤、飛竜、いろいろなところに向かうターミナルですね。
夕食がハンバーグとは聞いていましたが、本当にハンバーグで飯を頬張る感じなのですね。朝食も鮭主体かぁ。
水はあるので、私はバーボンかスコッチを持っていきたいところです。
いつかはここに泊まっていろいろな方面に向かいたいと思っていますので参考になりました。
aideieiでした。
aideiei さま、こんばんは
5年前とまったく同じメニューです
量が少ないので飯を頬張るとはいかないでしょうね〜
日本酒はあるようでしたが、ウィスキーはいいですね〜
前回は大部屋の有志で団らんしながら飲んだ思い出があります
まぁコロナの時代、今はそうもいかないですね
でも正直、コロナ対策は結構きちんと取られていると感じました
この辺りの山域は行ったことがないので、アルプスを制覇してからのんびりと行ってみたいです。
体調もだんだん回復してきたような気がしますが、まだ正座ができないので、来年の春の全快を目指そうと思ってます。
この時期は暑くもなく、富士山もきれいで最高ですね
H先輩、おはようございます
ようやく晴れの日 が続き、やっとシーズン到来といった感じです
体調の回復、kazuさんと心待ちにしております
アルプス制覇 僕もお供させてください
cyberdocさん、こんばんは。
長沢背稜行きましたね!
山深くて静かで、とても歩きやすく、
いいところだと思います。
雲取山荘泊ですか。
ビール売り切れは残念でしたね。
14時までチェックインできないというのは、
寒い中、つらそうです。
satfour さま、おはよーございます
ズルして小屋泊ですが どうしても行きたくなったので行っちゃいました
晴れていても風が強くとっても寒かったですが、すごくいい尾根 でした
自分はどこでも寝られるうえ 売り切れ情報は事前に知っていたので
ぶどうジュース を担ぎ上げてたので問題なかったです
長沢背稜+赤指尾根を一気縦走し、ナンチャラ百の消込も一気に進みましたね。
拙者は雲取山と酉谷山の間が空白。
オマケに三峰神社に縦走した際に芋ノ木ドッケも「巻いちゃった百」。
どげんかせんといけん!のですが、hamburg渋描き隊長と同様、雲取山荘に泊まるプランが立ち消えになったままです。
最近、奥多摩駅付近で前泊し、一番バスで鴨沢⇒雲取⇒天祖尾根で日帰り出来ないか…と妄想しましたが、もう雪の便りも近そうなので、来期に持ち越すことにしました。
下りのヨコスズ尾根での滝入ノ峰、頂上を踏んでそのまま直進ではなく、いったん戻られたのですね。
その先の(恐らく落ち葉が降り積もった)冬枯れ道を行かれた方が快適だったのではないでしょうか?
雲取山荘…1990年頃に泊まった時(⇒まだ先代の頃)、夕食はアザミの葉っぱも含まれた天ぷらでした。
もっとも親父さんは「こんなもの、俺たちは食わねぇ…」と豪語されていました。
今でも1号隊員の頭の中は「雲取山荘=アザミの天ぷら」の等式が成り立っています。
なお酉谷避難小屋は「緊急時以外の利用禁止」となっていると聞いています。
コロナ禍の折り、感染予防対策をしようにもできないので…そんな措置になっているのでしょう。
もっともヤマレコでは泊まったレコがありますけどね。
この後は都県界尾根の北側(埼玉側)へ進出ですね
隊長
隊長、まいど です
隊長レコを精読して赤指尾根&滝入ノ峰に臨んだのですが
取り付きやら林道やらで 迷いまくってしまいました
僕は涼しい季節だったので助かりましたが
真夏に雨乞山に上がるのは大変だっただろう と思いながら歩いてました
雲取山荘は何も変化なかったですがコロナ対策だけはしっかりされているようでした
酉谷山の三角点から北を見て、まだ時間早いから行ってみようかな〜と考えましたが
滝入ノ峰がなんちゃってのままになるので自重しました(嘘)
でもあの急坂を初見で降りるなんてちょっと僕には無理ですね〜
あの急坂と痩せ尾根、隊長レコ読んでなかったら絶対行かなかったと思います
尾根をずっと降りるのも考えたのですが、急登登ってすぐ痩せ尾根が続くので
ヘタレcd、すぐにザックデポして空身で頭踏みに行ったので、ピストン必須でした
降りてきたら三ツドッケで会ったご夫婦が降りてきたところと
ちょうどかち合ってしまい、とっても妙な目で見られました
予定より早く降りて来られて13時半のバス逃すと次が1時間半後になることもあって
ハイウェイを行く 方が時間短縮が容易だったのもあります
cyberdoc さん、こんばんは。
赤線つなぎとは言え、赤指尾根、長沢背稜と地味な2日間でしたね。
遥か昔にどちらも行ったことがありますが、赤指尾根の方が印象に残っています。
雲取に行くとき、右側に遥かに高い赤指尾根が見え、一度はと思い行きました。
私は、先端からではなく、留浦の駐車場に車を止め、墓地の脇からから取付きました。
初めから分かっていたことですが、高さがある分、取付きからいきなりの激登りは強烈ですよね。
ヤマレコを始める前で何の情報もなく行ったので、もう少し手付かずの山かと思っていましたが、尾根に出ると手入れの行き届いた植林帯で歩きやすく、途中から林道も並走していて、当初のイメージと違った記憶があります。
景色を楽しめるわけでもないのに、大きな尾根を歩いた充実感がありました。
最近、久しぶりに行ってみようかと思っていたら、先を越されてしまいました。
kojiroh18 さま、おはようございます
雲取までの上りをどうしようか いろいろ考えたのですが
登ったことが無くなんちゃら が3つもある(笑)赤指尾根に決めました
わざわざ行くのも馬鹿らしいですが、ルートを決める際には参考にできますね〜
でも奥秩父主脈縦走路から長沢背稜を繋ぐのはかなり前からの念願 だったので
無事に東日原に降りてきたときは、ちょっとうれしかったです
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