蛭ヶ岳〜丹沢主脈・泥と風の楽酷園へ(お楽しみは姫次まで)
- GPS
- 09:00
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,941m
- 下り
- 2,052m
コースタイム
登山道入口 7:27
主脈・平丸分岐 8:45 ※横山沢の頭
姫次 9:41-9:54(富嶽鑑賞休憩)
地蔵平 10:10
※この間、蛭ヶ岳北斜面で15分程度道迷い&軽く滑落
蛭ヶ岳 11:27-12:05(昼食・バッジ購入)
丹沢山 13:23-37(おやつ)
塔ノ岳 14:27-37
観音茶屋 16:02-09(ミルクプリン)
大倉バス停 16:24
天候 | 山麓:晴れ 山頂:晴れのち曇り、ところにより暴風(雨は降らず) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
橋本駅北口6:20→三ヶ木6:52 神奈中バス(420円) 三ヶ木6:55→平丸7:22 津久井神奈交バス(470円) ■復路 大倉16:38→渋沢駅北口16:52 神奈中バス(200円) ・いずれもPASMO/Suicaの使用が可能です。 ・橋本駅北口はペデストリアンデッキ下の1番乗り場から出発。デッキ上からは見えませんが、 バス停からビル沿いを奥に進んだ先にコンビニ(ローソン)があります。トイレ使用可。 ・三ヶ木(みかげ)はターミナルですがトイレはありません。平丸にもありません。 神奈中バス http://dia.kanachu.jp/bus/viewtop |
コース状況/ 危険箇所等 |
・平丸〜平丸分岐 平丸に登山ポストはありません。 道はしっかり踏まれている。道標も整備されており心配ない。 ・平丸分岐〜姫次〜地蔵平 もう滑り止めの必要はない。 ・地蔵平〜蛭ヶ岳 地蔵平の先で道がわかりづらい箇所がある(感想参照)。 日陰は落ち葉の下が凍結していることもあり、踏み跡から外れないよう注意。 コースは雪が殆どなくなった分、日陰の凍結部分と泥んこ部分が短い間隔で入り乱れている。 3回ほど滑り止めの着脱を必要とした。 ・蛭ヶ岳〜丹沢山〜塔ノ岳〜花立 泥んこがとてもひどい。滑り止めの必要はない。 また同日はひどい強風だった(日高まで)。 ・花立〜大倉 乾燥しており快適に下りられる。 |
写真
感想
このところヤマレコで人気急上昇の、平丸からの「最短」蛭ヶ岳・丹沢縦走。
実はこのルートで、私も11月に計画を立ててから3回、天候や積雪を理由に先送りしていました。
17日日曜日の天気予報は曇りマークのない「晴れ」。皆さんのレコに背中を押され、
来月からは仕事が忙しくなる&丹沢以外の山に浮気が始まる(笑)ということもあり、
今シーズンのラストチャンスとばかりに行ってきました。
しかし奥深い丹沢の盟主は甘いだけのピークハントを許さず、代わりに教訓を与えてくれました。
(長いので適宜読み飛ばしてください)
= = = = =
(1)地蔵平〜蛭ヶ岳間での道迷い&軽い滑落
山と高原地図に三行書きで「支尾根があり 迷いやすい テープに注意」と注意書きが
あったことが念頭にあったため、テープを追っていくうちに踏み跡から外れていた。
テープの間隔が見えないくらい遠くになった時点で間違いに気づくべきだった。
凍った残雪の斜面に入り込んで、進むことも戻ることもできなくなり、
少しでも傾斜の緩いところでチェーンスパイクをつけようとソロソロっと下ったら
ズルっと1メートルくらい滑って持っていかれてしまった。
痛かったが素手で斜面を握って止めた。
この注意書き、「迷いやすいテープ」と読むべきだったのかも知れない。
林業関係者のものか沢屋?バリ屋?がつけたのかわからないが、
確かに黄色とピンクのテープがめちゃくちゃに入り乱れていて、ピンクを選択した結果だった。
テープと足元の道と両方の先を見ないといけないことを、文字通り痛感した。
(2)泥んこ
蛭ヶ岳までの北斜面では凍結箇所・泥んこが交錯していたため、
安全面と木道保護の双方の観点でベストな、チェーンスパイクの脱着ポイントに悩んだ。
その先は泥んこの重さに閉口した。比較的最近買った靴を履いていたので、
汚れること自体も心理的に大きなダメージだったのだろう…それではいけない。
(3)風と寒さ
これは私の「チープハイキング」スタイルだけの貧弱な装備の問題かも知れないし、
先週の鹿児島で春スイッチが入って、一層寒く感じただけなのかも知れない。
しかし平地では晴れ予報の通り、1日を通して穏やかに晴れていたそうなので、
山の天気を予測することの難しさを、改めて実感させられることとなった。
= = = = =
主脈に出てすぐにすれ違った、黍殻避難小屋に泊まり、朝イチで蛭ヶ岳をピストンしたという方は、
快晴の山頂で富士山・南アルプスはおろか八ヶ岳も見てきたと話をされていました。
その方と比べると、眺望を含め私の楽しみ方は、いつもギリギリのところでの運頼み。
装備はないし家族もあるしと理由をつけ、いつも日帰り前提のタイトな計画。
仮にそうするにしても、最初から他の可能性を否定して決めてしまうのではなく、
先輩方が知識・経験の上に、更に努力されていることを一層学び尊重して、
自分の山行の参考にさせていただかなければならないと、改めて思いました。
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3月24日(日)にtomonkeyさんと「笹子雁ヶ腹摺山」イベントを開催します!
ご興味ある方は下記イベントページをご参照ください。
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guruさん、こんばんは。
立て続けの山行ですね。
TOPオブ神奈川のご登頂、おめでとうございます
滑落、大事に至らなくて良かったです。
ミルクプリン、以前のレコでも気になっていました。
土日の丹沢は混んでいて躊躇しますが、
こんなトラップがあるなら土日も悪くないな、と思いました。
滑落は大事に至らなくてよかったです。
先週は長パンに穴を開け、いま縫ってもらってるところですが、
今度は短パンを引き裂くところでした
日曜山行もスタートのtomonkeyさん、
今後は混んだ山の楽しみ方もみつけてください
その前に来週の日曜・・・天気図にくびっぴきです
あーっ!わたくしと同じ平丸から昼担当、いえ、蛭・丹・塔ノで、
富士山バッチリだったなんてうらやましい
その富士山ビューの運気を24日の秀麗富嶽十二景ツアーまで
継続お願い致します
(私は富士山見れずにリベンジすべき十二景がいくつかあるもので・・・)
おかげでスムーズに平丸から行けました!
でもホント、レコ拝見して改めてやる気出して行きました。
ただ風にはやっぱりやられちゃいました。
この日ばかりは絶対天気いいと思ったのに・・・
そう24日がチコっとでも頑張ってくれればいいのですが、
太平洋沖合の怪しい前線が悪さ をしそうな予報ですよね。
最終的には晴れ女 tomonkey様の強運にすがるしかないです
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