大峰でヒルに初遭遇(上谷〜柏木道〜伯母谷覗〜阿弥陀ヶ森〜山上ヶ岳)
- GPS
- 07:11
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,518m
- 下り
- 1,505m
コースタイム
7:36 上 谷 14:37
7;55 柏木分岐 14:22
8:22 天笠平 14:08
9:50〜10:05(休憩)
伯母谷覗 13:13
10:20 阿弥陀ケ森 13:01
10:47 小笹の宿 12:40
11:21〜12:11
山上ヶ岳(昼食)
天候 | くもり時々晴れ間も |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
上谷から柏木道分岐まで植林地帯の急登にヒルがたくさん。 ヒル対策も必要。帰り道にはあまり出てきませんでした。 伯母谷覗までは、緩い登りですが、狭いトラバースや岩場もあり、慎重に進んでください。 阿弥陀ヶ森からの奥駈道は気持ちよく歩けますが、注意が必要なところもあります。 |
写真
感想
数日続いた雨の後、天候回復の兆しもあり、以前から行きたかった
「大峰の裏参道の柏木道」へexiga君を誘って行ってきました。
今日のルートは、上谷から柏木道、伯母谷覗、阿弥陀ヶ森、小笹ノ宿を経て、
山上ヶ岳までのピストン。
国道169号から、林道で上谷まで4km。
集落手前の久久能智神社前のスペースに駐車。
登山口の案内標識もなく、探すのに戸惑いましたが、何とか出発。
ここから、柏木道出会いまでは、いきなりの急登。
あたり一面ガスの中、ひたすら高度を稼いでいきます。
足元をみていると、鎌首をもたげ何か動いています。
ギャー! 出た! ヒルや! そこらじゅうにウジャウジャといます。
大峰山系にもいるとは聞いていましたが、初めて遭遇。
パニック寸前。まったくもって気持ちが悪い。
大急ぎで急登を駆け上がりました。
案の定、スパッツに数匹、exiga君のふくらはぎに一匹吸い付いていました。
帰りもこの道を進むのかと思うと憂鬱になります…
柏木道出会いからは、なだらかな登り道。
尾根道、巻道と表情を変えた登山道を 丁石をたどりながら登っていきます。
かつては賑わっていたという柏木からの大峰参り、その頃の様子はどうだっただろうと
思い描きながら歩を進めます。
ルートはしっかりと踏み跡もあり、昔をしのばせる石畳が残っているなど、
気持ちよく歩くことができました。
伯母谷覗では、大普賢岳の景観を楽しむつもりだったのですがガスに覆われてまっ白。
仕方なく、休憩をしていると、みるみるガスが晴れていきます。
チャンスは一瞬。あわててカメラを向けて記念写真。
撮れてよかった。
大普賢岳はまたガスの中に…
ここから阿弥陀ヶ森までは、ブナなど美しい自然林。
緑深く、苔が美しい森を進んで阿弥陀ヶ森の女人結界門に到着。
今回は、右に道をとって山上ヶ岳へ。
阿弥陀ヶ森から小笹の宿は、奥駈道で最も好きなルートのひとつ。
美しい自然林の中、蛇行した小川の水音、さわやかな気分にさせてくれます。
昔は多くの宿所が存在したという証拠の石垣後や投げ地蔵の行場を通り、山上ヶ岳、大峯山寺へ到着。
ここまで誰一人お会いしていません。
大峯山寺やお花畑にも誰もいない中、お昼ご飯。
ここでやっと数人の方と出会いましたが、いつもの賑わいは何処へ。
復路は、夕方からexiga君が仕事なので急ぎます。
ここからは来た道を、ペースを上げて一気に戻りました。
ヒルが気になる柏木道出会いから上谷までの激下りも、数匹だけしかいません。
ホッと安心して下山しました。
今回は、昔に思いを馳せながら古道ともいうべき「柏木道」を辿りました。
大峰の新たな魅力を見て大満足の一日でした。(ヒル以外は…)
伯母谷覗の絶景も次の機会の楽しみにとっておきます。
コメント
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stayさん、こんにちは。
大峰山にもやはりいたんですね。鹿が多いといるとか。
来週の大普賢、楽しみにしています。
ヒル怖い!!!
それもウジャウジャと鎌首をもたげていたら、
もう登山どころかホラー映画の世界じゃないですか
お疲れさんでした。
kobeblancさん こんにちは。
山 でヒルに初遭遇です。
予期していなかったので、パニック状態 。
写真 も撮らずに一目散に逃げるように登って行きました。
大峰山系に増えると嫌ですね
和佐又・大普賢キャンプいよいよです。
楽しみましょう
katatumuriさん こんにちは。
ヒルが鎌首をもたげて、獲物をさがしている様子は
きしょく悪いのひとこと
スパッツについたヒルをとるのもなかなか取れませんでした。
いや、もう遭遇したくありませんね…
ヒルに会うのが嫌で、鈴鹿や比良に行かないのに…
これ以上増えないように祈るしかありません
大峰には釈迦ケ岳以北はヒルは、いないと聞いていたので驚きです。
私もヒルが恐ろしくて、いるような山は避けていたので・・・
今回は上谷から柏木道分岐まで植林地帯の急登にたくさんヒルがいたようですが、
それ以外の場所は大丈夫でしたか?
私も近々でこのルートから、大普賢のピストンを考えています。
ただし、伯母谷覗からの展望狙いなので、天気のよさそうな日を選んで行くつもりです。
それと、ヒルが恐ろしいので梅雨明けにしようかな。
orisさん こんにちは。
コメントありがとうございます。
ヒルは動きもやらしい。
背中にゾッゾっと悪寒が走りました
ヒルは、幸いにも上谷から柏木道分岐までにしかいないようです。
活動時間はわからないのですが、朝に登ったときには
杉の落ち葉の間にウジャウジャといました 。
日が昇った帰りには、ほとんど見かけませんでしたので、朝だけ気を付ければいいような気がします。
今回の伯母谷覗は残念でしたが、絶景をみてみたいので
再び訪れたいですね
staygoldさん、こんばんは。
私も何度かヒルに噛まれましたが最近買った「ヒル下がりのジョニー」
(笑っちゃうネーミングでしょ)は良く効きます。
先日の京都の山歩きも雨だったのでスパッツの内側に念入りにスプレー
しました。1匹も付かなかったのですが後で聞くと他の人は自宅に帰ると
ザックカバーの内側に付いていたと言ってました。
必ず自宅に帰ってからチェックした方が良いですよ。
前回の時は自宅にヒルを持ち帰った人が少なくとも2人いらっしゃいました。
こんなお持ち帰りはイヤですね。
来週の大普賢のレコを楽しみにしています。
こんばんは
おじゃまします。
やっぱり大峰にも山ビルいるんですね、、、今のところ私は大峰でヒル被害にあったことがないし、釈迦が岳にはいるらしいというぐらいしか聞いたことがなかったので、安心してたのですが、、、怖すぎるので、大峰は秋まで封印!
私は去年6月半ば、柏木から八経まで歩きましたが、幸いなことに出会いませんでした。
昼前ぐらいから登り始めたので、もしかすると活発なのは早朝なのかもしれませんね。
蛭生息エリアがこれ以上増えないことを祈るばかりです〜〜
おじゃましました。
私がヤマビル初体験したのが久久能智神社前です。
何故かこの辺りにはやたらヤマビルが多いですよねぇ〜
矢納谷に向かう林道なんてとんでもない事になりますよ
yokochanさん おはようございます♪
ヒル対策するなんて嫌ですね
好日山荘などで「ヒル下がりのジョニー」を
見ていましたが、現実に必要になるときが
くるとは思ってもみませんでした
miotanさん おはようございます。
コメントありがとうございます。
大峰山系にいるとは聞いていたのですが
実際にみてみると、その姿や形がおぞましく
気持ち悪いものでした。
生息しているのが、上谷から柏木道出会の間だけだといいのですが…
M-kichiさん おはようございます。
みなさんの過去のレポを読んでいたら、数年前から
出没していたみたいですね。
何故、ここ上谷付近に多いのでしょうか?
大峰にこれ以上広がらないように祈るしかありません
stayさん、おはようございます。
私も昨日、上谷でヒルと格闘してました
この道は初めてだったので何の対策も無く、もしかして柏木道全体にいるのかと最初不安になりました。
ここは塩やらジョニーは必携ですね
joker0038さん こんにちは。
上谷の急登では、酷い目にあいましたね
こんなにヒルが多いとは…
同じように柏木道までいるのなら、本気で撤退も
考えてました。
ヒルの対策を考えるよりも、近づきたくないような
気がします。
大変でしたね、
私も2年前の7月末に同じ川上村柏木から久久能智神社前に駐め、伯母谷覗から奥駈道に登り、大普賢岳へ行きました。
そして下山時、大雨や雷に遭遇、夢中で車に戻ったことを思い出しました。
濡れたウエアや靴を脱ぐと10匹ほどのヒルが靴やズボンの裾に付いていました。
幸い肌に吸い付かれていなかったですが、指で掴んで取ろうとすると吸い付かれ、往生しました。
ここは、天候に関係なくヒルが待ち受けているようですね。
前鬼方面や大峯奥駈道から東側は要注意ですね。
これ以外ではヒルに遭遇したことはありません。
丹沢の最高峰、蛭ヶ岳も名の通りヒルがうようよいると聞いたことがあります。
annyonさん こんばんは。
皆さん、ヒルの話題には、(ヒルだけに)吸いつくのが早い
annyonさんのレコを後になってから読ましていただいたので、事前に読んでいたら、ルートを変えたのにと思ってます。
阿弥陀ヶ森付近は、奥駈道でも特に気に入っている場所なので、ここにヒルが進出してこないようにと思います。
鹿が媒体になっているそうなので、大台ケ原や大峰でも鹿が多くなってきているので心配です
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