記録ID: 317927
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
385花と嵐の南八ヶ岳(観音平〜渋の湯)
2013年07月04日(木) ~
2013年07月06日(土)
annyon
その他1人
体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 57:03
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 2,822m
- 下り
- 2,530m
コースタイム
7月4日(木)第一日目
5:00観音平、1560m、14℃、曇り
5:58雲海展望台、1880m、17℃
8:45編笠山、2524m、11℃、ガス
9:35青年小屋、2360m、12℃、雨
11:40〜12:25権現小屋で昼食休憩、2660m
12:42権現岳、2715m
12:55、相棒滑落怪我、61段源治梯子手前
13:10〜13:45権現小屋に戻り傷手当・休憩
15:45〜16:07キレット小屋・休憩、2410m、12℃
18:27赤岳、2899m、5℃、ガス・雨混じり強風
18:36赤岳頂上山荘着、
予定宿泊地(赤岳展望荘)をキャンセルし当小屋に宿泊
19:00夕食
20:00消灯
7月5日(金)第二日目
5:30朝食
6:30赤岳頂上山荘・出発、ガスと強風、12℃
地蔵の頭、
三叉峰、2825m
8:42奥ノ院(横岳主峰)、2829m
台座の頭、2795m、ガス雨混じ強風
9:15〜9:50コマクサ群生地で暴風雨(風速20m/s〜30m/s)動けず
9:58硫黄岳山荘着、
10:00〜15:00待機 休憩、着替、昼食
暴風雨(風速20m/s〜30m/s)全く天候回復せず、
今後の進行と縦走計画を見直し、南八ヶ岳の縦走に変更し明日に下山
予約宿(白駒荘と蓼科山頂ヒュッテ)をキャンセル、硫黄岳山荘の宿泊手続き
17:35夕食
20:00消灯
7月6日(土)第三日目
5:00朝食
6:05硫黄岳山荘・出発、10℃、ガスと強風(風速20m/s〜30m/s)
6:35硫黄岳、2760m、7℃、爆裂火口跡は近づけず
7:15夏沢峠、2430m、10℃
7:45簑冠山、2590m、9℃
8:03根石岳、2603m、9℃、ガスと強風
8:40東天狗岳、2640m、8℃、ガスと強風
11:00黒百合ヒュッテ、2195m、10℃
12:00〜12:35分岐点で昼食休憩
13:53渋の湯登山口、1840m、16℃
14:50茅野駅行きバス出発、15:41着、\1100
16:42小渕沢行き電車発、 17:05着、\400
17:08タクシー、小淵沢駅〜観音平、¥3240
17:25観音平
17:45道の駅「こぶちざわ」、延命の湯・入浴
19:00小渕沢出発
24:40大阪着
歩数:42879歩、距離:23.5km、標高差:2859m、ザック重量:15kg
5:00観音平、1560m、14℃、曇り
5:58雲海展望台、1880m、17℃
8:45編笠山、2524m、11℃、ガス
9:35青年小屋、2360m、12℃、雨
11:40〜12:25権現小屋で昼食休憩、2660m
12:42権現岳、2715m
12:55、相棒滑落怪我、61段源治梯子手前
13:10〜13:45権現小屋に戻り傷手当・休憩
15:45〜16:07キレット小屋・休憩、2410m、12℃
18:27赤岳、2899m、5℃、ガス・雨混じり強風
18:36赤岳頂上山荘着、
予定宿泊地(赤岳展望荘)をキャンセルし当小屋に宿泊
19:00夕食
20:00消灯
7月5日(金)第二日目
5:30朝食
6:30赤岳頂上山荘・出発、ガスと強風、12℃
地蔵の頭、
三叉峰、2825m
8:42奥ノ院(横岳主峰)、2829m
台座の頭、2795m、ガス雨混じ強風
9:15〜9:50コマクサ群生地で暴風雨(風速20m/s〜30m/s)動けず
9:58硫黄岳山荘着、
10:00〜15:00待機 休憩、着替、昼食
暴風雨(風速20m/s〜30m/s)全く天候回復せず、
今後の進行と縦走計画を見直し、南八ヶ岳の縦走に変更し明日に下山
予約宿(白駒荘と蓼科山頂ヒュッテ)をキャンセル、硫黄岳山荘の宿泊手続き
17:35夕食
20:00消灯
7月6日(土)第三日目
5:00朝食
6:05硫黄岳山荘・出発、10℃、ガスと強風(風速20m/s〜30m/s)
6:35硫黄岳、2760m、7℃、爆裂火口跡は近づけず
7:15夏沢峠、2430m、10℃
7:45簑冠山、2590m、9℃
8:03根石岳、2603m、9℃、ガスと強風
8:40東天狗岳、2640m、8℃、ガスと強風
11:00黒百合ヒュッテ、2195m、10℃
12:00〜12:35分岐点で昼食休憩
13:53渋の湯登山口、1840m、16℃
14:50茅野駅行きバス出発、15:41着、\1100
16:42小渕沢行き電車発、 17:05着、\400
17:08タクシー、小淵沢駅〜観音平、¥3240
17:25観音平
17:45道の駅「こぶちざわ」、延命の湯・入浴
19:00小渕沢出発
24:40大阪着
歩数:42879歩、距離:23.5km、標高差:2859m、ザック重量:15kg
天候 | 7月4日(木)曇り、ガス混じりの強風、5〜14℃ 7月5日(金)暴風雨(風速20m/s〜30m/s)、10〜12℃ 7月6日(土)暴風(風速20m/s)のち雲り、7〜16℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
観音平登山口(中央道・小渕沢ICから15分、JR小渕沢駅からタクシー15分、\3240) 渋の湯登山口(渋の湯〜JR茅野駅、アルピコバス51分、\1100、バス1日2本) JR中央線、茅野駅〜小淵沢駅、25分、\400、普通電車は1時間に1本 |
コース状況/ 危険箇所等 |
高速・中央道の恵那山トンネル内工事のため対面通行、7/9まで |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
ファイル |
(更新時刻:2013/07/09 05:11)
(更新時刻:2013/07/09 05:11)
(更新時刻:2013/07/09 05:12)
|
写真
感想
当初の画では、梅雨時期の山行きということで余裕のある日程(3泊4日)で八ヶ岳を縦走するはずだった。
それが想像を超える悪天候に見舞われた。
7月4日(木)一日目の午後から7月6日(土)三日目の午前はガスや雨混じりの強風が吹き荒れた。
特に赤岳山頂から硫黄岳付近の尾根筋は、暴風雨では歩くことも困難な状況だった。
団体ツアー客は登ってこられたが、翌日の赤岳登頂を断念し下山されていった。
ただ八ヶ岳の核心部を悪天候前に何とか通過できたので今回は、南八ヶ岳縦走(2泊3日)という結果になった。
今回、相方の滑落事故や暴風雨遭遇と八ヶ岳登山を甘く見ていた自分自身に猛反省しています。
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コメント
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科 [3日]
北横岳・天狗岳・硫黄岳・赤岳・権現岳・編笠山(北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅→小淵沢駅)
利用交通機関:
電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
観音平と権現岳の鎖場あたりでお二人とすれ違った神奈川から来た者です。クロユリ綺麗でしたね!
相棒さんの怪我の具合はいかがですか。かなり荒れた天候でしたね。今度は晴天の時に登ってみたいです。
いつかまたどこかでお会いしましょう!
お2人共、大変な悪天候の中を御無事でなによりです。どんな人間でも自然には勝てません>0< 大変勇気有る行動に素直に拍手です!^0^ 雪も溶け暖かく成って、遭難事故(狼平辺りでも)など多く聞く様に成り、色々と心や身体の準備等の勉強をさせられました。
本当に御疲れ様でした!m(_i_)m
天気までは約束されないところが辛いところですね
計画通りにいかない遠征の山の一番の難点ですね。
同行された方の具合はいかがでしょうか?
どうぞお大事になさってください。
権現岳への登山道で出会った厚木から来られた方ですね。
その節は、お声を掛けて頂き黒百合情報までありがとうございました。
あそこで黒百合が見られるとは全く思っていなかったです。
ユリの字から想像できない小さな花でした。初めて見ました。
また、相方の怪我までお気遣いして頂きありがとうございます。
滑落は、61段の源治階段があるすぐ上の鎖場ででした。
ガスと強風で眼鏡に水滴が出来てよく見えなかったようです。
左足を踏み外し30m滑落して止まっていました。
なんと怪我は擦り傷だけでした。
あと2m程で下が見えない斜面でしたから助かったのは奇跡的です。
その後、赤岳山頂付近から硫黄岳の稜線は暴風雨で荒れまくっていました。
カッパやGPSなどの装備とロープや岩、山小屋があったお陰で遭難せずに済んだとホッとしています。
梅雨で雨と霧程度と甘く考えていました。
あんな厳しい気象条件は初めてでした。
早々のメッセージありがとうございます。
梅雨時期で雨中登山は覚悟しそれなりの準備はしていました。
夜半に雨が上がり、出発時は曇りに、登山道から富士山や雲海が見られ好調な滑り出しでした。
ところが11時頃から天候が急変、ガスに強風と景色が見られない中を権現岳や赤岳を目指して進んでいました。
そんな中、相方が急斜面で踏み外し谷へ滑落しました。
幸いかすり傷程度の怪我で済みましたが、悪天候や怪我の影響で赤岳山頂に到着したのが18:27、相方は疲れでいっぱいいっぱいでした。
そこから宿泊予定地までは30分以上、休憩で立ち寄った赤岳頂上山荘に泊めてもらった次第です。
二日目は朝からガスに雨が混じった暴風雨。
なんとか赤岳〜横岳の核心部を通過しましたが大変でした。
コマクサ群落地付近では更に強烈な暴風雨になり前に進めず何度も岩陰で身を潜め、やっとの事で小屋に辿り着いた次第です。
ここも一歩間違えれば遭難していたかもしれません。
あんな厳しい気象条件は初めてでした。
全般的に八ヶ岳縦走や天候を甘く考えていました。
猛反省しています。
八ヶ岳は北アルプスと比べコンパクトで2泊3日あれば余裕で縦走できると思っていました。
今回歩いた南八ヶ岳はこれまでの山域とはちょっと違いました。
火山で吹っ飛んだ溶岩石が堆積しその上を下山道が通っているコースがあちこちありました。
ガスに雨混じりの強風でそこを下るのに苦心しました。
岩場ももろい感じで落石や濡れた岩や鎖で滑らないように気をつかいました。
硫黄岳山荘には我々以外に団体客が50名以上到着しました。
翌日、団体ツアーの方は、暴風のため赤岳登頂は断念され下山されました。
八ヶ岳は山小屋やエスケープルートガ多くあり助かったという感じです。
ところで何でこんな梅雨時期に八ヶ岳に登るのが少し分かりました。
それは、この時期にこの険しい岩稜にチョウノスケソウやウルップソウ、イワウメなどここでしか咲かない高山植物が咲くからだそうです。
今日、相方の様子を伺いに会ってきましたが、怪我はかすり傷で済んでました。
無事生還できホッとされていました。
いろいろとご心配をおかけしました。
7月6日(土)の硫黄岳頂上付近ですれ違ったdrunkyといいます(レコのタイムで間違いないと思います、1組のかたが降りてきたのよく覚えてますので)
相方さんの怪我が軽い様子でよかったですね、僕も風の怖さを知る勉強になる登山になりました。
あのケルンを背にして30分ほど耐えてた時間はかなり孤独でした(おそらくあのあたりが一番風を受けるポイントだったかもですね)
今度はまた赤岳リベンジしたいものです、またどこかでお会いしたらよろしくお願いします
7月6日(土)の硫黄岳頂上付近は凄い風が吹き荒れていましたね。
我々は、7月4日(木)観音台から赤岳へ
7月5日(金)に赤岳から白駒荘へ、そして蓼科山へ八ヶ岳を縦走する計画でした。
赤岳から横岳までも凄い暴風雨でしたが、横岳を下っtコアクサの群生地あたりから風速20〜30m/sという凄い暴風雨に遭いました。
前に進めず、岩陰に身を潜めながらじっと耐えていました。
徐々に暴風雨が身体を濡らし冷やし、弱っていくようでした。
このままでは遭難するのではと思いました。
あの時、GPSで位置を確認すると硫黄岳山荘が300m先にあることが分かり、なんとか元気を出して辿り着いた次第です。
小屋で着替え天候回復を待ちましたが全くだめでした。
以後の小屋と八ヶ岳縦走をキャンセルし硫黄岳山荘に泊まりました。
翌7月6日(土)朝から風は吹き荒れていました。
雨が降らないだけ、少しはましといったところでした。
無理を承知で硫黄岳から夏沢峠に向かって下山していました。
そこでdrunkyさんとすれ違ったわけですね。
無事生還できたとほっとしているところです。
私も八ヶ岳縦走をリベンジしたいものです。
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