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Yamareco

記録ID: 3191839
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

表妙義縦走・白雲山ルート敗退(日帰り)

2021年05月25日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.9km
登り
1,001m
下り
985m

コースタイム

日帰り
山行
9:39
休憩
0:10
合計
9:49
4:30
11
富岡市営登山者用駐車場
4:41
4:41
3
第一鳥居
4:44
4:44
10
妙義神社
4:54
4:54
57
白雲山登山口
5:51
5:51
22
6:13
6:13
18
辻・分岐
6:31
6:31
34
奥の院
7:05
7:05
10
7:15
7:15
19
ビビリ岩
7:34
7:34
18
玉石
7:52
7:52
9
背ビレ岩
8:01
8:01
50
8:51
8:51
8
天狗岩
8:59
8:59
11
天狗岳
9:10
9:10
12
顔面岩
9:22
9:22
26
タルワキ沢のコル
9:48
9:48
25
10:13
10:13
25
国民宿舎跡分岐
10:38
10:38
44
水場
11:22
11:22
15
11:37
11:47
17
12:04
12:04
24
ホッキリ入口
12:28
12:28
26
12:54
12:54
12
13:06
13:06
14
タルワキ沢出合
13:20
13:20
17
13:37
13:37
7
大黒の滝
13:44
13:44
3
13:47
13:47
10
大の字分岐
13:57
13:57
2
中間道登山口
13:59
13:59
9
妙義神社・南門
14:08
14:08
3
14:11
14:11
8
第一鳥居
14:19
富岡市営登山者用駐車場
天候 はれ→雨
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■富岡市営登山者用駐車場(無料・砂利)
■アクセス→関越・上信越自動車道松井田妙義IC〜車で約5分。
■駐車台数→50台
■水場→なし。
■トイレ→なし。
■登山ポスト→なし。

※道の駅みょうぎ→登山者は駐車禁止。
コース状況/
危険箇所等
■登山ポスト
白雲山登山口に登山ポストがあり、筆記用具と登山計画書の用紙があります。
また反対側の中間道登山口にも、同様な設備と登山ポストがあります。


■駐車場について
富岡市営登山者用駐車場(398m)
上記のアクセス欄を参照して下さい。
※道の駅みょうぎの駐車場は、登山者は駐車禁止です。


■水場
表妙義縦走ルートでは、地図上では国民宿舎跡分岐〜バラ尾根のピークの間に唯一の水場があります(標高954m・写真添付)
2つの沢があり渡渉地点でもありますが、水場と言える水量はなく年間を通して涸れ沢と思います。
妙義神社の手水舎で補給も可能ですが水場は当てにせず飲料水を持参しましょう。


■富岡市営登山者用駐車場(398m)
富岡市営登山者用駐車場は24時間・利用可能な駐車場です。
車で1分の場所にある道の駅みょうぎはトイレや自動販売機があるので前泊や車中泊する場合は便利ですが、登山者(登山中)は駐車禁止です。
登山前に移動すれば全く問題ありません。


■第一鳥居(m)
富岡市営登山者用駐車場から約10分(距離400m)で第一鳥居に到着です。
石坂を登り妙義神社の境内へ向かいます。


■妙義神社(総門下の石碑)
第一鳥居から約4分で妙義神社に到着です。
総門〜銅鳥居〜太鼓橋〜随身門〜唐門〜本社まで275段の階段を登ります。
本社から左側へ向かうと中間道登山口へ、右側へ向かうと白雲山登山口(上級者コース)です。


■白雲山登山口(498m)
妙義神社(総門下の石碑)から約10分で白雲山登山口に到着です。
白雲山登山口には太鼓橋から165段の男坂を経由せず、女坂から直接向かう事ができます。
白雲山登山口は倒木のため(倒木は除去済み・写真添付)通行不可になり、右側の堰堤(時期によって1mの渡渉が必要)に迂回路があります。


■大の字(大文字岩・757m)
白雲山登山口から約60分で大の字(大文字岩)に到着です。
登山道の樹木や岩に白ペンキで多くのマーキングがあり道迷いの心配はありません。
しかし、登山道は岩、倒木、泥(降雨直後)、濡れた落ち葉で滑りやすく荒れています。
大の字の稜線手前の鎖場は岩と土のMix帯で梅雨や降雨直後は滑りやすいです。
大の字取付きの鎖場は左側は崖なので、右側にステップが刻まれていて登りやすいです。
大の字を前面から写真撮影をする場合は幅が60cmしかなく、滑落(高低差260m)に注意が必要です。


■■…圈κ岐(801m)
大の字(大文字岩)から約20分で辻・分岐に到着です。
奥の院まで危険はなく、ピストンで戻る事が可能です。
下山する場合は中間道(高低差200m・60分)を避けて、大の字経由で下山すると道迷いもなく安全です。
中間道の第一見晴へのエスケープルート,任后


■★奥の院(925m)
辻・分岐から約20分で奥の院に到着です。
はしごを登ると、暗い岩窟の中に石碑と石像が鎮座しています。
奥の院の危険箇所は4つあり、1つ目は固定されていない鉄はしご、2つ目は鎖場の上部ルンゼからの落石、3つ目は暗い岩窟からの転落(高さ3m)、4つ目は鎖場からの滑落です。
鎖場は登りより下りの方が難しく、登り始めたら休める場所もなく死亡事故エリアでとても危険です。
鎖場に自信がない場合は、潔く下山しましょう。
天候や状況によっては、ロープを活用する場面があります。


■見晴(1,002m)
奥の院から約35分で見晴に到着です。
好天時の場合は、裏妙義〜相馬岳北稜〜妙義富士の展望が開けます。
見晴の頂上は細長く両側が切れ落ちた断崖絶壁なので、滑落に注意が必要です。
見晴から約20m先のチムニー(煙突状の岩の割れ目)へ向かいます。


■★ビビリ岩(978m)
見晴から約10分でビビリ岩到着です。
取付きから足がかりの乏しい垂直の岩壁を3m登り岩の肩まで上がると、豊富な足がかりがあり安定します。
岩の肩〜鎖場の終了点までの右側(裏妙義側)は、切れ落ちた断崖絶壁なので滑落に注意が必要です。
ビビリ岩の取付きまでの狭い土の登山道が雨の影響で緩んで崩落しやすく、滑落しました。詳細は下記に記載しています。
天候や状況によっては、ロープを活用する場面があります。


■玉石(1,014m)
ビビリ岩から約20分で玉石に到着です。
1,004m地点の2股分岐を約100m直進すると玉石です。玉石の頂上には何もなく周囲を1周できますが、手前の登山道が少し崩落しています。
2股分岐へ戻り、背ビレ岩へ向かいます。


■背ビレ岩(1,004m)
玉石から約20分で背ビレ岩に到着です。
豊富な足がかりで長さ10mのやさしい岩場ですが、左側(妙義神社側)が切れ落ちた断崖絶壁で高度感があり滑落に注意が必要です。
岩場が濡れていたり恐怖を感じる場合は、岩と草付きの間(裏妙義側)を通過できます。


■★大のぞき(1,023m)
背ビレ岩から約10分で大のぞきに到着です。
正面には天狗岩の大岩壁の展望があり、右側には2つの石碑があり裏側から約50mのすべり台状の鎖場を下降します。
大のぞきの頂上から下界を覗きこんで滑落しないように注意が必要です。
鎖場の上部は足がかりがありますが、中央〜下部の岩壁は登山者の通行で岩壁の表面は磨かれ水の通り道となり2本の白い筋が確認できます。
距離は長いですが、慎重に下降すれば展望も開けていて気持ちの良い下降ができます。
天候や状況によっては、ロープを活用する場面があります。


■天狗岩(1,083m)
大のぞきから約10分で天狗岩に到着です。
天狗岩の頂上には何もなく、ほぼ展望はありません。


■天狗岳(1,084m)
天狗岩から約10分で天狗岳に到着です。
好天時の場合は、裏妙義〜相馬岳北稜〜妙義富士の展望が開けますが山頂標識は見当たりませんでした。


■■▲織襯錺沢のコル(1,004m)
天狗岳から約20分でタルワキのコルに到着です。
ここで下山する場合は、白雲山ルートを避けて、タルワキ沢コース(高低差300m・50分)で中間道へ下りましょう。
しかし、沢コースなのでヤマビルや岩場が濡れていたりして下降は困難です。過去には落石で通行止めになったコースなので事前に通行可能か確認しましょう。
中間道のタルワキ沢出合〜第一見晴の区間では、相馬岳〜天狗岳〜大のぞき〜大の字の下部になり落石に注意が必要です。
中間道のタルワキ沢出合へのエスケープルート△任后


■相馬岳(1,104m)
タルワキ沢のコルから約25分で相馬岳に到着です。
低木に囲まれた山頂で展望はありません。
山頂標識の裏側にバラ尾根のピークへ続く下降路があります。
また、下降路の右側に明瞭な踏み跡がありますが未確認です。


■国民宿舎跡分岐(1,050m)
相馬岳から約25分で国民宿舎跡分岐に到着です。
相馬岳コースを経由して裏妙義へ続く下降路へ迷いこまず、金洞山方面へ進みましょう。


■水場(954m)
国民宿舎跡分岐から約25分で水場に到着です。
国民宿舎跡分岐から長い鎖場を下降すると、両側がルンゼに挟まれた細尾根に到着します。
細尾根から左側のルンゼへ下降して沢を渡渉します(当日の沢は落ち葉で埋まり少ない水量)
これより下部には登山道と沢はなく、地図と照らし合わせても水場に間違いりませんが確認できません。
常時、豊富な水量がある水場とは考えにくく飲料水を持参しましょう。


■バラ尾根のピーク(808m)
水場から約45分でバラ尾根のピークに到着です。
標識は見当たらず、通過してしまう登山者が多い場所です。
チョックストーン(岩壁の割れ目にはまりこんだ石)が目印です。
富岡市内から表妙義の山体を見た場合、右側に白雲山があり、左側に金洞山があり中央の窪みがバラ尾根のピークです。


■■ホッキリ(堀切・935m)
バラ尾根のピークから約15分でホッキリに到着です。
この先は200mを登り返して核心部の鷹戻しがあるので作戦会議。
中之嶽神社まで3時間の道のり、コースタイムから2時間の遅れ、滑落による集中力切れを考慮して敗退を決意。
中間道のホッキリ入口へのエスケープルートです。


■ホッキリ入口(680m)
ホッキリ(堀切)から約20分でホッキリ入口に到着です。
危険な鎖場はなく、明瞭なマーキングがある登山道を約260m下降します。


■東屋(四阿・715m) ■■中間道■■
ホッキリ入口から約25分で東屋(四阿)に到着です。
東屋(四阿)から中間道になり、第一見晴まで白雲山の下部をいくつもルンゼをトラバースするルートです。
この区間は、石段や木製階段が整備されていて、疲労している足の上げ下げが続くので転倒に注意が必要です。
※あずまや(東屋・四阿)はどちらも表記されます。東屋は、壁のない4本の柱と屋根だけの簡素な休憩所のことです。


■本読みの僧(683m)
東屋(四阿)から約25分で本読みの僧に到着です。
ここから岩の窪みや登山道を塞ぐ倒木を通過します。岩の窪みにひっそりと本読みの僧(石像)があり、安全祈願をお祈りします。
本読みの僧を通過直後に現れるルンゼを鉄橋で渡りますが、谷側に崩落した鉄橋があります。渡る前に通行可能か確認が必要です。



■タルワキ沢出合(680m)
本読みの僧から約15分でタルワキ沢出合に到着です。タルワキ沢のコルへの分岐になり、沢コースなのでヤマビルや岩場が濡れていたりして登りは困難です。
過去には落石で通行止めになったコースなので事前に通行可能か確認しましょう。


■第二見晴(671m)
タルワキ沢出合から約15分で第二見晴に到着です。
第二見晴の手前の急斜面に長い鉄階段(上り152段、下り31段)があります。
第二見晴の取付きには5mの鎖場がありますが、左側に土の斜面、右側に木の根斜面があり鎖場を使わずに頂上に立てます。
好天時の場合は金洞山の展望が開けますが、下界を覗きこんで滑落しないように注意が必要です。
また第二見晴と第一見晴の中間点に現れるルンゼを鉄橋と鉄階段で渡りますが、谷側に崩落した鉄橋があります。渡る前に通行可能か確認が必要です。


■大黒の滝(628m)
第二見晴から約15分で大黒の滝に到着です。
落差5m、水量のが少ない滝がありますが水場としての水量は期待できません。
また、蜂の巣の注意看板(写真添付)があるので刺激しないように通過しましょう。


■第一見晴(582m)
大黒の滝から約7分で第一見晴に到着です。
ここまで500〜600mの高低差のある岩場を通過してきて感覚が麻痺していますが、第一見晴も約200mの高低差がある岩場で滑落したらほぼ助かりません。
岩場の左側〜前方は切れ落ちた断崖絶壁になり、手前の木の根に引っかかり滑落しないように注意が必要です。


■大の字・分岐(大文字岩・580m)
第一見晴から約3分で大の字・分岐(大文字岩)に到着です。
二本杉茶屋跡と辻・分岐を経由して大の字(大文字岩)へ行けます。


■中間道登山口(518m)
大の字・分岐から約10分で中間道登山口に到着です。
妙義山の周辺では、豚コレラに感染した野生のイノシシが発見されています。こちらの登山口には消毒用の石灰が容器に設置されているので、泥を落とした登山靴の底に石灰をまぶして消毒して下山しましょう。
これで登山は終了ですが、衣類やザックにヤマビルが付着していないかも確認しましょう。


■妙義神社南門(518m)
中間道登山口から約1分で妙義神社南門に到着です。
妙義神社・本社に下山の報告をして表妙義縦走ルートの登山は終了です。
今回は断念したホッキリ(堀切)〜鷹戻し〜中之嶽〜大人場〜東屋ルートを歩いた場合は、コースタイム04時間40分と距離3kmが追加されます。
後日、このルートを繋ぎたいと思います。


■今回の山行は、白馬エリアの天候が悪く敗退濃厚なこと、鹿岳〜四ッ又山の登頂から表妙義縦走ルートに的を絞っていました。
今回は、内陸部の群馬県の岩山を目指します。
アルプスのような3,000m峰は1つもありませんが1,000m級の岩山や奇岩が無数に点在するエリアです。
日本三大奇勝(奇景)の妙義山へ向かいます。
※妙義山→白雲山・金洞山・金鶏山・相馬岳・御岳・丁須ノ頭・谷急山を合わせた総称。
南側の表妙義と北側の裏妙義に分かれています。


★その他の注意点
表妙義縦走ルートは高低差→約610m、距離→6km(鷹戻し〜中之岳神社を経由した場合は+4km)、コースタイム→7〜10時間になり日帰りの登山行程になります(好天時の場合)
距離は短いですがいくつも鎖場・登り返し・週末は鎖場の渋滞があり時間がかかります。
全行程でヘルメットとグローブは、入山から下山までの装着を推奨します。


★富岡市営登山者用駐車場まで国道254号線と県道51号線の自動車の運転は、鹿や動物の飛び出し・落石が多いので注意が必要です。
また、長野県佐久穂町の国道299号線(十石峠)は土砂流失・路肩崩落のため通行止め、迂回路の林道矢弓沢線も通行止めです。


★表妙義縦走ルート(白雲山登山口〜妙義神社)の区間で、スマートフォンの電波は辻・分岐を除いて入りました(機種による)
妙義山は街中にある里山なのでよく電波が入りました。
万が一に備えて、予備のモバイルバッテリーの携帯が必要です。


★今回の表妙義縦走ルートは白雲山登山口(反時計回り)で周回しました。
中間道登山口(時計回り)になると鎖場の登下降や、天候や時期によって難易度が大きく変わります。
体力があるうちに前半に危険エリアを通過するなど、計画の段階で入念に計画しましょう。
中間道登山口からのルートは、次回に周回した時に報告します。


★表妙義縦走ルートの核心部
■★マークが核心部とされていますが、難易度は天候や個人差により異なります。
当日のルートは地図上に7ヶ所の危険マークがあり、至る所で死亡事故が発生しています。
危険エリアの通過には、渋滞や後続の圧力に負けず積極的にロープなどで安全確保しましょう。
「黒部に怪我なし」(落ちると怪我では済まない意味)と同様に、「妙義に怪我なし」と心して登山に挑みましょう。


★滑落について
稜線上の登山道は幅50〜60cmと狭く、低木や草木で崖との境界線が隠れている事が多く、当日はビビリ岩の取付きで滑落しました。
滑落した状況は、ビビリ岩の全貌を写真撮影する為に1歩下がった時に土の登山道が崩れて滑落しました。
見晴とビビリ岩の間にある5mの窪地にある立木に運よく引っかかり無傷で助かりました。
窪地の2m先(裏妙義側)は500〜600mの切れ落ちた断崖絶壁なので幸運が重なりました。
今回は、大の字の前方(幅60cm)からの写真撮影による滑落を回避して油断した事による滑落でした。


★熊の出没について
天狗岳〜タルワキ沢のコルの間(1,062m地点)でフンをしている熊に遭遇、裏妙義側の沢へ逃げていきました。下山後に熊の出没エリアと知りました。
妙義山の周辺では、熊の出没やヤマビルに注意が必要です。


★ヤマビルについて
厚めのタイツと長袖シャツと食塩を携帯して対策しましたが、下山時に右腕に一ヶ所を吸血されていました。
地面に長時間座った休憩やザックを地面に置いてヤマビルの付着を避けましょう。
また、下山時にすれ違った地元の登山者もヤマビルに吸血されていました。薄手の服装や観光客の安易な入山は辞めましょう。
【概要】妙義山の周辺にはヤマビルが生息しています。活動時期は4〜11月となり、6〜9月は特に活動が活発です。対策として長ズボンと長袖シャツを着用(ボタンシャツはNG)、繊維の目が粗い短い靴下は避けて、ゲイターで靴と足の隙間をなくすこと。
手首・足首・首元・シャツの裾からの侵入を防ぐこと。
吸血された場合は、食塩水(濃度20%以上)やアルコールをかけて除去する。
傷口から血を押し出すように流水で洗い流し、ヒルジンなどの体液を押し出す事でかゆみや腫れが軽減する。
傷口には虫刺され薬やかゆみ止めを塗り、絆創膏を貼り2〜3時間おきに交換する。
吸血されると2〜3時間は出血が止まりにくいので、絆創膏やガーゼを多く携帯すること。


★敗退(下山)の見極め
疲労がある人、体力のない人、地図のない人、自信がない人、装備がない人、高度感に恐怖がある人、岩場・岩壁・鎖場が苦手な人、悪天候の場合は躊躇せずに下山しましょう。
装備があっても滑落した場合は簡単に死んでしまう山域です。
単独でない登山者は、相手に合わせて無理をして下山を言いだせません。冷静な判断と行動で安全に下山しましょう。


★★大の字・見晴・ビビリ岩・背ビレ岩・大のぞき・第二見晴・第一見晴から興味本位で下界を覗きこんで滑落しない様に、特に注意が必要です。
柵などは一切なく、高低差100〜600mの切れ落ちた断崖絶壁で滑落した場合はほぼ助かりません。


★表妙義縦走ルートは明確な登山道がありますが、岩場(浮石多数)・倒木・ザレ場・ガレ場・落ち葉・コケの付いた岩場・湿った岩場(水が流れる場合もあり)・ルンゼ・チムニー(煙突状の岩の割れ目)・土(降雨直後は泥状で滑りやすい)と複合的な登山道です。
手足を使った岩登りと鎖場の登下降が多く、体力と共に握力も削られる印象を受けます。
ヘルメット・グローブ・サングラスは必須、状況によってロープとハーネスが必要です。
当日は120cmスリングで簡易ハーネス(チェストハーネス)を着用、装備があるだけで安心感が高まります。
登山道以外のルートに迷い込まないようにセルフレスキューとルートファインディング能力が必要になり、ツェルトと地図の携帯が必須です。


★今回は雪山ではないのでアイゼン・わかん・ピッケルは不携帯です。
ストックは岩山と軽量化を考えて不携帯です。鎖場ではストックが邪魔になり、落としても回収不可能、事故の原因になるので表妙義縦走ルートでは不要です。
またヘルメットは危険箇所だけではなく、入山から下山までの装着を推奨します。
100〜600mの高低差の崖から滑落する場面が沢山あり、骨折や臓器損傷で済めば御の字で、外傷性ショックや全身打撲で即死の確率が高い山域です。
他にはグローブも必要で、何度も素手で10〜30mの鎖の登下降は危険であり、汗や雨による滑り止め効果があり、冬季には冷たい鎖から指先を保護してくれます。
落石から目を保護するサングラスも必要です。


★表妙義縦走ルートで道迷いする場所はほとんどありませんが、稜線以外は樹林帯の登山道になります。
特に妙義神社〜大の字・奥の院までは興味本位で入山する観光客が多く、この区間までは明確な案内がされています。
しかし、奥の院の鎖場から波線ルートになりマーキングの数は極端に減ります。
今回は、奥の院〜ホッキリ(堀切)の区間に道迷い防止のピンクテープを目印として残しました。


★登山ではスマートフォンなど電子機器に頼りすぎてはいけません。
電池切れ・故障・紛失を想定してアナログ機器も併用して使えるようにしましょう。
地図やコンパス、ルートや分岐点など登山計画書の作成時点から覚えて緊急事態に備え、登山記録を残して次の登山に活かしましょう。
登山では、技術や経験や知識が全く通用しない場面に直面します。


★表妙義縦走ルートには山小屋がなく、登山道にはトイレがありません。
トイレは道の駅みょうぎと妙義神社・総門の左側の2ヶ所にあります。
多くの登山道は狭くて急斜面になり用を足す場所は少なく、縦走を目指す場合は登山前にトイレを済ませて必ず紙おむつ・携帯トイレを持参しましょう。
万が一、人が多い週末に登山道で用を足す場合には人目を避けて崖からの滑落に特に注意が必要です。


★登山では先行者の踏み跡があるからといって100%安心しないで下さい。その踏み跡が正解とは限りません。
また西上州の岩山エリアは登山者以外に、岩山を登るクライマーがいて登山道以外のルートを開拓した足跡や破線ルートがあります。
ショートカットや直登直下などで踏み跡がいくつもあり迷う事もあります。
ピンクテープや赤旗を目印にして、道に迷ったら分かる所まで戻るのが鉄則です。


★気温、風速、標高、写真撮影、ルート工作、悪天候、危険箇所の確認をしながら登るので、コースタイムより遅くなります。
登山ルートや歩行時間は参考程度にして下さい。


★コロナ禍なので、登山の前後には店舗に原則立ち寄らず、食事もテイクアウトや車内で済ませ、限りなく人との接触を避けましょう。
マスクとアルコール消毒液を携帯して、健康第一に努めましょう。


★登山の出発前に、車のルームライトや灯火類の消し忘れによるバッテリー上がりに注意が必要です。
また、登山で車の鍵の紛失や落し物は致命傷になり、探し出すのは極めて困難です。
こまめに落し物やジッパーの開閉を確認しましょう。


★登山では、食事(行動食)、トイレ、着替え、装備の脱着など面倒で後回しになりがちです。
これらは早めに済ませて落石・滑落など危険回避に神経を使いましょう。


★表妙義縦走ルートの登山道は白ペンキで多くのマーキング・看板・トラロープがあり、多くの鎖が設置されています。
その反面、登山道自体は岩場(浮石多数)・倒木・ザレ場・ガレ場・落ち葉・コケの付いた岩場・湿った岩場(水が流れる場合もあり)が未整備のままで滑りやすく、降雨直後や梅雨の時期は特に注意が必要です。


★表妙義縦走ルートには山小屋がなく、登頂できても山岳バッジの購入ができず困っています。
道の駅みょうぎ・かどやみやげ店にも山岳バッジの販売はなく、斜向かいの萩原芳泉堂に数種類の缶バッジ(200円)が売っています。
※山岳バッジについて2つの店で聞いたところ、昨年から製造会社が閉店した為に今後の入荷・販売もないそうです。


★表妙義縦走ルート(反時計回り・ホッキリまで)にエスケープルートは3ヶ所です。
タイムリミット・疲労・難易度によってエスケープルートを選択して安全に下山しましょう。
※エスケープルートには■■マークと番号を明記してあります。


★緊急時の連絡先
遭難した場合→富岡警察署→電話0274-62-0110


★表妙義縦走ルートに雪はなく、すでに春山です。
当日は04時30分→気温19℃、14時19分→気温23℃あり強い紫外線を浴びたので日焼け対策が必要です。
また日の出→04時26分、日の入り18時59分と活動時間は長くなりましたが、稜線以外は樹林帯の中で薄暗いルートです。
日の出と日の入り1時間前にはヘッドライトが必要です。


★表妙義縦走ルートは岩山なので、落石には最大限の注意が必要です。先行した登山者からの落石を避けて、後続の登山者には落石を落とさない注意が必要です。
また登山中にトレイルランナーがいた場合には、落石を100%誘発するルートです。
装備を徹底して、自分の身は自分で守りましょう。
ヘルメット・グローブ・サングラスは必須です。


★富岡市営登山者用駐車場の10km圏内には、道の駅・ガソリンスタンド・コンビニがありとても便利なエリアです。
しかし、場所によって車中泊の禁止や火気厳禁など禁止事項がありますので注意が必要です。
長く細かい説明になりましたが『安全第一』で妙義山を楽しんでください。
その他周辺情報 ■妙義温泉・もみじの湯

■営業時間→10:00〜19:00(18:30)

■休館日→月曜日(祝日の場合は翌日)

■料金→大人(中学生以上) 520円
    小人 300円
    高齢者(70歳以上) 300円

※利用時間が3時間を超えると別料金が発生。
※マスクの着用義務あり。
富岡市営登山者用駐車場!(398m)
富岡市営登山者用駐車場!(398m)
暗闇に浮かび上がる妙義山!
暗闇に浮かび上がる妙義山!
複雑・危険な妙義山!
2021年05月22日 15:55撮影 by  iPhone 7, Apple
5/22 15:55
複雑・危険な妙義山!
気温19℃から登山開始!
気温19℃から登山開始!
富岡市営登山者用駐車場!(398m)
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富岡市営登山者用駐車場!(398m)
道の駅みょうぎへ続く近道の階段!
道の駅みょうぎへ続く近道の階段!
かどやみやげ店!
かどやみやげ店!
富岡市営登山者用駐車場から眺める妙義山!
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富岡市営登山者用駐車場から眺める妙義山!
第一鳥居!
第一鳥居から続く石坂!
第一鳥居から続く石坂!
妙義神社の入口!
妙義神社の入口!
総門!
※左側にトイレあり。
総門!
※左側にトイレあり。
授与所!
※ご朱印・初穂料500円。
授与所!
※ご朱印・初穂料500円。
妙義神社境内案内図!
妙義神社境内案内図!
銅鳥居から眺める妙義山!
銅鳥居から眺める妙義山!
手水舎!
※飲料水の補給が可能、右側の女坂から白雲山登山口に行ける。
手水舎!
※飲料水の補給が可能、右側の女坂から白雲山登山口に行ける。
階段165段の男坂!
階段165段の男坂!
男坂から眺めるご来光!
1
男坂から眺めるご来光!
唐門から眺める白雲山登山口!
唐門から眺める白雲山登山口!
登山ポスト!
登山ポストの中身!
登山ポストの中身!
白雲山登山口!
※倒木のため通行不可、右側に迂回路あり。
白雲山登山口!
※倒木のため通行不可、右側に迂回路あり。
迂回路の手前にある堰堤!
※天候や時期によって約1mの渡渉あり。
迂回路の手前にある堰堤!
※天候や時期によって約1mの渡渉あり。
2股の迂回路の取付き!
※迂回路は左側の斜面を登る。
2股の迂回路の取付き!
※迂回路は左側の斜面を登る。
倒木は撤去済み!
※白雲山登山口からは通行不可。
倒木は撤去済み!
※白雲山登山口からは通行不可。
大の字まで豊富なマーキング!
大の字まで豊富なマーキング!
ガレ場の登山道!
ガレ場の登山道!
第1・鎖場!(558m地点)
※1枚岩の左側から鎖を使わず登れる。
第1・鎖場!(558m地点)
※1枚岩の左側から鎖を使わず登れる。
‥仍各擦鮑匹圧霏腓陛殘據
‥仍各擦鮑匹圧霏腓陛殘據
落下しそうな岩!
落下しそうな岩!
第2・大の字の稜線手前の鎖場!(4連40m・569m地点)
第2・大の字の稜線手前の鎖場!(4連40m・569m地点)
雨で濡れた岩肌とぬかるみ!
雨で濡れた岩肌とぬかるみ!
上部は泥だらけの鎖場!
上部は泥だらけの鎖場!
大の字の稜線の鎖場の終了点!
大の字の稜線の鎖場の終了点!
大の字手前の稜線!
※上→辻・分岐、右→鎖場、下→大の字。
大の字手前の稜線!
※上→辻・分岐、右→鎖場、下→大の字。
第3・大の字取付きの鎖場!(3連10m)
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第3・大の字取付きの鎖場!(3連10m)
鎖の右側にステップあり!
※左側は断崖絶壁。
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鎖の右側にステップあり!
※左側は断崖絶壁。
鎖場の全体図!
裏側からの大の字!(757m)
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裏側からの大の字!(757m)
大の字から眺める富岡市内!
大の字から眺める富岡市内!
表側からの大の字!(757m)
※前面は60cmしかないので滑落注意。
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表側からの大の字!(757m)
※前面は60cmしかないので滑落注意。
樹間から眺める大の字!
樹間から眺める大の字!
)覬津地!(746m)
辻・分岐!(801m)
第4・鎖場!(3m)
奥の院取付きの石段!
奥の院取付きの石段!
奥の院入口!
奥の院鎖場!
奥の院のはしご!
※固定されておらず転落注意。
奥の院のはしご!
※固定されておらず転落注意。
奥の院内部の石碑と石像!(925m)
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奥の院内部の石碑と石像!(925m)
第5・奥の院鎖場の取付き!(4連30m)
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第5・奥の院鎖場の取付き!(4連30m)
ルンゼ直立の1連目の鎖!
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ルンゼ直立の1連目の鎖!
1連目の鎖終了点!
1連目の鎖終了点!
2連目の鎖終了点!
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2連目の鎖終了点!
3連目の鎖取付き!
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3連目の鎖取付き!
3連目の鎖終了点!
3連目の鎖終了点!
3連目の鎖から眺める奥の院内部!
3連目の鎖から眺める奥の院内部!
4連目のトラバースの鎖!
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4連目のトラバースの鎖!
第6・鎖場!(5m・995m地点)
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第6・鎖場!(5m・995m地点)
大岩下部のビバーク適地!
大岩下部のビバーク適地!
第7・鎖場!(2連10m・929m地点)
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第7・鎖場!(2連10m・929m地点)
高度感のある岩場!
高度感のある岩場!
第8・鎖場!(5m・940m地点)
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第8・鎖場!(5m・940m地点)
足がかりが豊富な岩場!
足がかりが豊富な岩場!
見晴!(1,002m)
見晴から眺める相馬岳北稜(手前)と裏妙義!(奥)
1
見晴から眺める相馬岳北稜(手前)と裏妙義!(奥)
裏妙義!
※左→烏帽子岩、中→赤岩、右→丁須の頭。
1
裏妙義!
※左→烏帽子岩、中→赤岩、右→丁須の頭。
チムニー取付き!(1,002m)
チムニー取付き!(1,002m)
幅50cmのチムニー!
※岩溝の内部を通過、中間点で左側の岩に乗っ越す。
1
幅50cmのチムニー!
※岩溝の内部を通過、中間点で左側の岩に乗っ越す。
チムニー中間点!
チムニー中間点!
ビビリ岩!
※右側の窪地に滑落。
ビビリ岩!
※右側の窪地に滑落。
第9・ビビリ岩の鎖場!(3連20m・978m地点)
第9・ビビリ岩の鎖場!(3連20m・978m地点)
ビビリ岩の滑落地点!
※雨で緩んだ登山道が崩落。
ビビリ岩の滑落地点!
※雨で緩んだ登山道が崩落。
ビビリ岩!(978m)
ビビリ岩の肩に3m乗っ越す!
1
ビビリ岩の肩に3m乗っ越す!
1連目の鎖終了点!
1
1連目の鎖終了点!
2連目の鎖!
※右側は断崖絶壁。
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2連目の鎖!
※右側は断崖絶壁。
2連目の鎖終了点!
2連目の鎖終了点!
滑落して硬い表情!
2
滑落して硬い表情!
ビビリ岩の終了点!
ビビリ岩の終了点!
ビビリ岩から眺める大の字!(中央)
ビビリ岩から眺める大の字!(中央)
2股の分岐!(1,004m)
※上→玉石、右→背ビレ岩、下→ビビリ岩。
2股の分岐!(1,004m)
※上→玉石、右→背ビレ岩、下→ビビリ岩。
玉石!(1,014m)
玉石の頂上!
玉石の大岩壁!
第10・鎖場!(5m・1,004m地点)
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第10・鎖場!(5m・1,004m地点)
第11・背ビレ岩(1,004m)の鎖場!
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第11・背ビレ岩(1,004m)の鎖場!
背ビレ岩から眺める玉石!
背ビレ岩から眺める玉石!
背ビレ岩から下部を振り返る!
背ビレ岩から下部を振り返る!
背ビレ岩の頂上!
背ビレ岩の頂上!
背ビレ岩の裏側の鎖場!(3連・10m)
背ビレ岩の裏側の鎖場!(3連・10m)
大のぞき!(1,023m)
1
大のぞき!(1,023m)
大のぞきから眺める天狗岩の大岩壁!
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大のぞきから眺める天狗岩の大岩壁!
第12・大のぞきの鎖場!
※1連目→10m下降。
第12・大のぞきの鎖場!
※1連目→10m下降。
2連目→2m右トラバース!
2連目→2m右トラバース!
3連目→5m右下トラバース!
4連目→10m下降!
※すべり台状50mの鎖場、前半1〜4連目の鎖場は足がかり豊富で安全。
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3連目→5m右下トラバース!
4連目→10m下降!
※すべり台状50mの鎖場、前半1〜4連目の鎖場は足がかり豊富で安全。
5連目→10m下降!
6連目(上部)→10m下降!
1
6連目(上部)→10m下降!
6連目(下部)→10m下降!
6連目(下部)→10m下降!
6連目の鎖場から眺める天狗岩!
6連目の鎖場から眺める天狗岩!
7連目→10m下降!
※すべり台状50mの鎖場、後半5〜7連目の鎖場は足がかりが少なく危険。
白い部分は水が流れた跡で状況によってロープを出す。
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7連目→10m下降!
※すべり台状50mの鎖場、後半5〜7連目の鎖場は足がかりが少なく危険。
白い部分は水が流れた跡で状況によってロープを出す。
天狗岩から眺める大のぞき50mの鎖場!(中央の岩肌)
天狗岩から眺める大のぞき50mの鎖場!(中央の岩肌)
天狗岩!(1,083m)
天狗岩の頂上!
∨覬津地!(1,080m)
∨覬津地!(1,080m)
天狗岳の頂上!(1,084m)
天狗岳の頂上!(1,084m)
天狗岳!(1,084m)
1発目の落石!
顔面岩!(1,062m)
フンをしている熊に遭遇!
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フンをしている熊に遭遇!
タルワキ沢のコル!(1,004m)
タルワキ沢のコル!(1,004m)
|躇婀波帖
相馬岳!(1,104m)
※表妙義の最高峰。
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相馬岳!(1,104m)
※表妙義の最高峰。
国民宿舎跡分岐!(1,050m)
国民宿舎跡分岐!(1,050m)
相馬岳コースの下降路!
相馬岳コースの下降路!
注意看板!
第13・水場手前の鎖場!
※1連目→3m下降、2連目→10m右トラバース。
前半1〜4連目は足がかりが豊富で安全。
第13・水場手前の鎖場!
※1連目→3m下降、2連目→10m右トラバース。
前半1〜4連目は足がかりが豊富で安全。
3連目→10m下降!
4連目→10m下降!
5連目→3m右トラバース!
5連目→3m右トラバース!
6連目・7連目→10m下降!
※水場手前の40m鎖場、後半6〜7連目の鎖場は足がかりが少なく危険。
6連目・7連目→10m下降!
※水場手前の40m鎖場、後半6〜7連目の鎖場は足がかりが少なく危険。
ルンゼに挟まれた細尾根!
ルンゼに挟まれた細尾根!
唯一の水場!(954m)
※水場としては期待できない水量。
唯一の水場!(954m)
※水場としては期待できない水量。
水場(954m)の渡渉地点!
水場(954m)の渡渉地点!
水場の地図!
2021年05月26日 14:07撮影 by  iPhone 6, Apple
5/26 14:07
水場の地図!
登山道を塞ぐ巨大な倒木!
登山道を塞ぐ巨大な倒木!
鎖場がない10mの岩壁!
鎖場がない10mの岩壁!
第14・鎖場!(5m・952m地点)
第14・鎖場!(5m・952m地点)
バラ尾根のピークから眺める金洞山!
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バラ尾根のピークから眺める金洞山!
バラ尾根のピーク!(808m)
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バラ尾根のピーク!(808m)
C躇婀波帖
ホッキリ!(堀切・935m)
ホッキリ!(堀切・935m)
ホッキリ入口!(849m)
ホッキリ入口!(849m)
木段が多い中間道!
木段が多い中間道!
登山道を塞ぐ巨大な倒木!
登山道を塞ぐ巨大な倒木!
東屋!(四阿・715m)
※あずまやは壁のない4本の柱と屋根だけの簡素な休憩所。
東屋!(四阿・715m)
※あずまやは壁のない4本の柱と屋根だけの簡素な休憩所。
東屋(715m)から眺める白雲山!
東屋(715m)から眺める白雲山!
東屋にある岩屋!
東屋にある岩屋!
E仍各擦鮑匹圧霏腓陛殘據
E仍各擦鮑匹圧霏腓陛殘據
石段が多い中間道!
石段が多い中間道!
本読みの僧!(683m)
本読みの僧!(683m)
2発目の落石!
※東屋〜第一見晴は相馬岳〜大の字の下部のトラバース道なので落石に注意。
2発目の落石!
※東屋〜第一見晴は相馬岳〜大の字の下部のトラバース道なので落石に注意。
崩落地のトラバース!(701m)
崩落地のトラバース!(701m)
唯一の平坦な登山道!
唯一の平坦な登山道!
天狗岳直下の中間道!
天狗岳直下の中間道!
タルワキ沢出合!(680m)
タルワキ沢出合!(680m)
第ニ見晴の手前の鉄階段!(上り152段・下り31段・651m地点)
第ニ見晴の手前の鉄階段!(上り152段・下り31段・651m地点)
第二見晴・分岐!(K覬津地)
第二見晴・分岐!(K覬津地)
第二見晴の取付き!
※左→土の階段、中→第15・鎖場。
第二見晴の取付き!
※左→土の階段、中→第15・鎖場。
第二見晴の取付き!
※右→木の根。
第二見晴の取付き!
※右→木の根。
第二見晴(671m)から眺める金洞山!
第二見晴(671m)から眺める金洞山!
中間道の落石エリア!
※相馬岳〜大の字からの落石に注意。
中間道の落石エリア!
※相馬岳〜大の字からの落石に注意。
(落したトラバース道!
(落したトラバース道!
大黒の滝!(628m)
蜂の巣に注意!
第一見晴!(582m)
第一見晴(582m)の頂上!
第一見晴(582m)の頂上!
大の字・分岐!
中間道登山口!(518m)
中間道登山口!(518m)
中間道登山口の石灰と登山ポスト!
中間道登山口の石灰と登山ポスト!
妙義神社・南門!(498m)
妙義神社・南門!(498m)
妙義神社・本社!(498m)
妙義神社・本社!(498m)
表妙義縦走ルートの概要図!
表妙義縦走ルートの概要図!
熊の出没注意!
妙義神社の入口!
妙義神社の入口!
無事に富岡市営登山者用駐車場に生還!
無事に富岡市営登山者用駐車場に生還!
失敗したサッカーシューズ!
失敗したサッカーシューズ!
道の駅みょうぎから眺める妙義山!
道の駅みょうぎから眺める妙義山!
妙義神社のご朱印!(初穂料500円)
妙義神社のご朱印!(初穂料500円)
富岡市内から眺める妙義山!
富岡市内から眺める妙義山!
妙義山の缶バッジ!(200円)
妙義山の缶バッジ!(200円)
滑落から学んだ表妙義を満喫!
滑落から学んだ表妙義を満喫!
撮影機器:

装備

個人装備
ご朱印帳 スリング120cm2本 環カラビナ2ケ ハイドレーション水1L コーラ0.5L 長袖シャツ 救急セット 救助笛 熊鈴 防犯ブザー ちり紙 ゴミ袋 サングラス コンパス モバイルバッテリー(10 000mAh) ワイヤー1m 道迷い防止テープ 乾電池 三脚 筆記用具 腕時計 風速計 温度計 靴ひも(予備) 携帯トイレ ヘッドライト2ケ ヘルメット 合羽(上のみ) グローブ(岩用) 地図 登山計画書(控) スマートフォン2台 キャップ 現金 マスク アルコール消毒液 タイツ インナーシャツ パン(小)5 ゼリー飲料3ケ ソーセージ(小)5本 粉末アミノ酸3本 ビスケット4枚 塩あめ5ケ 腰コルセット ツェルト 手ぬぐい カロリーメイト2本 チョコバー1本 絆創膏 食塩(ヤマビル対策)

感想

【2021年/表妙義縦走・白雲山ルート敗退/日帰り】
 

■2021年05月24日(月) 
 実家 21:20 15℃ 1,000m くもり
 富岡市営登山者用駐車場 00:25 20℃ 398m 
 仮眠 00:40〜04:30


〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


■2021年05月25日(火) 
 ※表妙義・白雲山ルート登り はれ
 着替え・荷作り 04:00〜04:30
 富岡市営登山者用駐車場 04:30 19℃ 398m 
 第一鳥居 04:41 18℃ m 
 妙義神社  04:44 18℃ 498m 
 白雲山登山口 04:54 18℃ 498m 
 大の字(大文字岩) 05:51 17℃ 757m 
 辻・分岐 06:13 17℃ 801m 
 奥の院 06:31 15℃ 925m 
 見晴 07:05 16℃ 1,002m 
 ビビリ岩 07:15 18℃ 978m 
 玉石 07:34 18℃ 1,014m 
 背ビレ岩 07:52 20℃ 1,004m
 大のぞき 08:01 19℃ 1,023m 
 天狗岩 08:51 20℃ 1,083m 
 天狗岳 08:59 18℃ 1,084m 
 顔面岩 09:10 18℃ 1,062m 
 タルワキ沢のコル 09:22 18℃ 1,004m 
 相馬岳 09:48 18℃ 1,104m 
 国民宿舎跡分岐 10:13 17℃ 1,050m
 水場 10:38 17℃ 954m 
 バラ尾根のピーク 11:22 20℃ 808m 
 ホッキリ(堀切) 11:37〜47 20℃ 935m 


〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
 

■2021年05月25日(火) 
 ※表妙義・白雲山ルート下り くもり
 ホッキリ入口 12:04 20℃ 680m くもり
 四阿(東屋) 12:28 20℃ 715m 
 本読みの僧 12:54 21℃ 683m 
 タルワキ沢分岐 13:06 20℃ 680m 
 第二見晴 13:20 21℃ 671m 
 大黒の滝 13:37 20℃ 628m 
 第一見晴 13:44 20℃ 582m 
 大の字分岐 13:47 20℃ m
 中間道登山口 13:57 20℃ 518m 
 妙義神社・南門 13:59 21℃ 518m 
 妙義神社 14:08 21℃ 498m 
 第一鳥居 14:13 21℃ m 
 富岡市営登山者用駐車場 14:19 23℃ 398m 
 着替え 14:19〜14:27
 道の駅みょうぎ 14:27〜38 23℃   429m 
 妙義神社(ご朱印) 14:38〜15:00 
 実家 15:00〜17:40 19℃ 1,000m 


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■前回に続いて、西上州の岩山を目指す。
これほど複雑な山岳地図は、見た事がない。
死亡事故や危険マークが、ずらりと並ぶ。
興味本位で登る観光客の事故も絶えない。
鋸刃のような山容に、登山者の心は躍る。
まるで、奇岩・岩壁・鎖場・断崖絶壁は
大自然の中のアスレチックジムである。
楽しめなければ、恐怖心に飲み込まれる。
こんな街中にある岩山では、まだ死ねない。
しかし、ビビリ岩の取付きでまさかの滑落。
写真撮影に気を取られ、油断していた。
運良く5mの窪地の立木に引っかかり助かった。
あやうく、500〜600m墜落する事態に直面。
滑落後の7時間の山行は、集中力が途切れた。
表妙義を9時間と計算したが時間が足りない。
メインディッシュの鷹戻しを前に納得の敗退。
直感で危険を感じたので、下山を決意する。
21日の大雨で、多くの岩場が濡れている。
おまけに、妙義山周辺はヤマビルの生息地。
対策したけれど右腕に一ヶ所だけ吸血された。
戸隠西岳や、北アルプスの大キレットのような
緊張感が続く岩場の連続で、心身共に疲弊した。
再び精神を立て直して、妙義山に挑みたい。


〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
 

■体重64.0kg 荷物4.60kg
 日の出→04:26 日の入り→18:59
 移動距離→6.93km(登り3.63km 下り3.30km)
 移動時間→09時間39分(合計)
 (上り→07時間07分、下り→02時間32分)
 休憩時間→00時間10分

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