白根三山(白峰三山)縦走(北岳〜間ノ岳〜農鳥岳)
- GPS
- 48:00
- 距離
- 28.0km
- 登り
- 2,869m
- 下り
- 3,566m
コースタイム
7/14 4:10北岳肩ノ小屋→4:50北岳山頂4:55→5:45北岳山荘5:55→6:20中白根山頂6:25→7:15間ノ岳山頂7:25→8:05農鳥小屋8:20→9:00西農鳥岳9:05→9:35農鳥岳9:50→10:20大門沢下降点10:25→12:05 1970m付近12:15→12:45大門沢小屋
7/15 4:35大門沢小屋→6:35広河原庵6:45→7:05奈良田ゲート→7:30奈良田バス停
天候 | 7/13 曇のち雨、尾根沿いは暴風 7/14 曇のち雨、尾根沿いは暴風。明け方まで雨が残る。雨が上がってからは曇りながらも見通しは良し 7/15 曇のち晴れ。明け方まで雨が残るものの、日の出後は曇。奈良田では晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
7/13 4:20甲府発→7:10頃広河原着(バス、山梨交通の都合で急遽芦安経由。定刻から1時間程度遅れ) 7/15 9:50奈良田発→10:40頃下部温泉着(バス)、11:14下部温泉発、ふじかわ3号→12:11スーバーあずさ14号→13:20八王子発→13:56町田発→14:04柿生着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回のルート(北岳までは右股ルート)では慎重にいけば危険箇所は特になし。雪渓も多少あるもののアイゼン、ピッケルは必要なし。左股ルートは必要そうだけど、どうだったんでしょう。大門沢の下りでは橋の無い渡渉あり。こちらも慎重にいけば問題ないかな。 水の補給は、広河原インフォメーションで2L(無料)、大門沢小屋で2L(無料、沢から引いてるのかな?)。その他、各小屋でも補給可能。肩の小屋は100円/L。広河原では、インフォメーションより、広河原山荘の炊事場の水の方がナントナク美味しいそうだった。 奈良田の里温泉は9時から。入っても9時50分発の身延行きのバスにはなんとか間に合う。実際には9時前には開いていた模様。 |
写真
感想
全般
去年の今頃、黒戸尾根を登ったのが良かったので、今年はなんとなく天気が悪くなければ白根三山(白峰三山)の初めてのテン泊縦走をやってみようということで計画。結果的には天気はめまぐるしく変わり、決して良かったとは言い難かったが、見るものは見え、何よりも完走できたので大満足!
天候、テン場の場所確保、・・・いろいろな意味で山では早め早めの行動が大事と感じた山行でもありました。
荷物的には過不足なし・・・重いモバイルバッテリーを持っていったにも関わらず、充電用のケーブルを忘れたことを除けば。あると便利だと思ったものは、寝るとき用の上下(昼、汗をかくときとは別のほうが気持ち良く寝れそう)。テン場等での行動用のサンダルっぽいもの(登山靴は結構面倒)。
7/12〜13
甲府で東横INN甲府駅南口2に素泊まり。二人一部屋で一泊約4000円/人。3時に起きて3時半頃バス停に向かうと既に大勢の人が荷物を並べていた。基本的には全員が座れるだけの台数のバスがくる(この日は6か7台?)。
ただし、芦安のバス停が相当込んでいたようで、山梨交通の都合で乗客に明確な説明もなく芦安に立寄、その前で相当待ちが入っていたために広河原着が約1時間遅れ。この時点で、山行の予定が相当狂った人もいたと思う(隣に座っていた人は農鳥小屋まで行くと言っていたけど・・・)。
結局、バスとしては一番最初に広河原に到着する予定が、インフォメーションには既に大勢の人が・・・。登山開始から渋滞に巻き込まれるも、我々は急ぐ旅ではないので流れに任せる。
二股から右股へ進み小太郎尾根手間で雨が降りだし、尾根に出てからは風も強くなる。この日はできれば北岳山荘まで行きたかったが、翌日の天候回復を祈り、肩の小屋でのテン泊を選択。風陰に幕営。尾根沿いは相当風が強く、遅く来た人達は尾根沿いに幕営していたが、強風に相当苦労したと思われる。
ちなみに、左股にはまだ多くの雪が残っており、アイゼン、ピッケルは必須と思われる。軽アイゼンを持っていったが右股では必要なし。
夜まで雨は降ったりやんだり。雨風対策としても耳栓は必須!足裏が寒かった。次回は何か対策を考えねば。
7/14
3時起床。テントをたたむ頃には雨もあがり・・・テントは濡れていたが強引にパッキングして1時間ちょっとで出発。朝早いうちは晴れてはいないが視界は比較的クリアで素敵な景色が見れました。それ以降も視界が悪いときもあったけど、概ね遠くまで見え、特に黒い富士山は画に描いたよう。初めての縦走としては大満足!!
間ノ岳から大門沢小屋まで何カ所か雪渓を通ることになるが、アイゼンは必要ない程度。
西農鳥から農鳥の間のトラバースで転んで左ひざ強打。滑落はしなかったもののかなり危険な状態だった。右手親指と小指から少し出血。それ以降左ひざも痛く、特に大門沢の下りでは左ひざをちゃんと曲げられないため、右足に負担がかかり、かなり疲れた。
大門沢の下りはとにかく急。この日のどんな登りよりも、この下りで消耗した。ある意味、この縦走路のメインイベントかも。
水が少し少なかった。肩の小屋で、1L補給しておけば十分だったかな。
大門沢小屋は到着時点でテン場はそこそこ空いていたが、夕方には満杯に。水場で顔を洗いさっぱり。
二人でビールを二本ずつ呑んでいい気分。ちょっとした打ち上げ。明日は下るだけ。
7/15
3時30分頃起床。明け方まで雨が残るものの、テントをたたむ頃には小降りに。ここからは下るだけだが、前日の怪我と疲労の影響で慎重に進む。途中、橋の無い場所の渡渉もありましたが、慎重にいけば特に難しいところはありませんでした。
7時半には奈良田バス停到着。
9時から入れる奈良田の里温泉に入って極楽極楽。実際には9時前には開いていた模様。
帰りは、奈良田から身延に出る予定だったが下部温泉駅で下車。結果的に一本早い電車で帰ってくることができた。
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