御嶽山 (継母岳) 雷鳥に2度も遭遇
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 2,008m
- 下り
- 2,011m
コースタイム
05:29 ジョーズ岩
05:41 湯の花峠
05:53 かえる岩
06:02 のぞき岩
06:26 おたすけ水
07:04 雷鳥岩
07:17 飛騨頂上
07:20 五の池小屋 「休憩」
07:56 摩利支天乗越
08:18 二ノ池新館 「休憩」
08:51 外輪山(一ノ池)北端
09:14 継母岳分岐
09:57 鞍部最低点
10:00 継母岳取り付き
10:27 継母岳頂上 「休憩」
12:05 継母岳分岐
12:30 剣ヶ峰頂上
13:00 二ノ池小屋
昼食休憩
13:52 白竜小屋
14:06 摩利支天乗越
14:30 五の池小屋 「休憩」
15:16 おたすけ水
15:38 のぞき岩
15:48 かえる岩
16:01 湯の花峠
16:13 ジョーズ岩
16:43 登山口
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
濁河温泉の一番奥に駐車場有ります |
コース状況/ 危険箇所等 |
濁河登山口から剣ヶ峰、二ノ池等は整備された登山道で、歩きやすいです。 剣ヶ峰一の池外輪山最西端の分岐から継母岳へは、薄い踏み跡有り、ケルンも点在し目印は十分有るが、ガスが濃い時などの視界不良時は、しっかりした地形が読める技術が無いと、危険かもしれません。 継母岳への登頂は立ち入り制限はされていないようですが、くれぐれも自己責任でお願いします。 |
写真
感想
先週登頂しましたが、あまりにもガスが濃くて残念でしたので、もう一回行ってみました。
今回は連れがお休みですので、久々のお一人様山行です。
国道41号線の飛騨小坂から濁河温泉までの道路は、ひどく曲がりくねって居て運転は非常に疲れますが、2週連続ともなると、濁河温泉がなんだか近く感じてしまう。
登山口を出発したのは午前5時前、我ながらなかなかの早起きだったと感心する。
水場で水を汲む段取りは何時もと変わらなかったが、先週勢いよく出て居た水は、チョロチョロと頼りない。
水の細さで給水にえらく時間が掛かってしまった、水がたまる間に虫にたかられて散々な目に会った。
さくさく登って飛騨頂上に到着、一人なのでなかなか早く登れたぞ。
五の池小屋から見ると、五の池のほとりにスックと立つ雷鳥発見、久々の遭遇にちょっと・・かなり嬉しい。
剣ヶ峰外輪山の西側の端に継母岳への分岐が有り、そこから見ると、うっすらと登山道の名残の様な筋が見えるが、一体どれほどはっきりした物なのかは確認でき無い。
行くか止めるか、決断しないと成らない。
初心者HandMに行ける物なのかと、不安が先に立つが、天気は申し分なく継母岳は手に取る様に見えて居る。
行くしかない・・・・・。
恐る恐る一歩を踏みだし、斜面を下りて行く。
ザレ場の砂礫は、踏まれていない分フカフカで、足を運ぶと砂礫ごと落ちてしまいそうだ。
ケルンを見つけてはそれを目標に進むが、半分ほど進んでは次の目標に成るケルンを探す。
時々ピンクに変色したであろう赤色テープが岩に縛り付けて有ったりする。
それでも最初は、真新しい踏み跡がくっきりと残って居た。
しかし、その足跡は数十メートル進んでいきなり消えてしまった。
継母岳の山腹のザレ場にも足跡は無かったし、どうやら足跡の主は、引き返したに違いない。
HandMが向かっている継母岳は、いまでは一般的な登山ルートでは無く、あくまでも自己責任による立ち入りとなる、廃道寸前のルートの様である。
そんなルートで有るなら、最近のガスが濃い状態では、突き進む気にはならないだろう。
HandMにしたって、継母岳がクッキリ見えて居るから進めるのであって、ガスに巻かれたら直ぐに諦めて引き返すだろう。
継母岳の頂上へは、向かって左側の南東側面から臨んだ、どうもこちらの方が北東側面よりも、優しく登れるという情報を手にしていたから。
あっけなく頂上を踏む事が出来た、分岐から70分ほど掛かったが、目測していたよりも少しだけ早かったような気がした。
苦しいのは継母岳から外輪山の分岐への復路だった、砂礫に足を取られて思うように登攀出来ない。
数歩進んでは息を整えると言う時間ばかりが、やけに長く辛く感じた。
この頃にはすでに、歩き始めから8時間近く経っていたから、疲労の具合もかなりの物だったと思う。
帰り道に、白竜小屋の脇で「グーグー」と鳴く雷鳥の声に導かれ、そちらに目をやると、這い松のなかですっくりと立ち上がった雷鳥に遭遇。
本日2度目となる雷鳥に、かなり気分が良い。
摩利支天乗越からは、先週と同じルートで下山。
一人なので、休憩も短めに歩いたら、先週よりも短い時間で下山出来た。
しかし、朝からおよそ12時間の山行は、初心者HandMには、きつ過ぎました。
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