千畳敷から空木岳〜ようやく夏空・楽しい稜線・苦しい池山尾根
- GPS
- 11:14
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,255m
- 下り
- 3,055m
コースタイム
天候 | 快晴のち霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
しらび平 6:18頃→千畳敷 6:26頃 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・木曽殿山荘から木曽義仲の力水までは9分と書いてありました。 この季節は勢いよく出ていますが、昨年9月には枯れてましたので、季節によっては要注意です。 |
写真
感想
(はじめに)
今年は梅雨明けは早かったですが、週末の山は微妙な天気ばかり。ようやく晴れの予報が出て、hirokさんと空木岳に行ってきました。
ルートは千畳敷から檜尾岳、熊沢岳、東川岳を縦走し、空木岳に至り、池山尾根を下りるというもので、コースタイムにして約12時間のハードコースです。8掛けで歩いても10時間を要するので、明るいうちに下山できるよう、千畳敷をできるだけ早い時間に出発する必要があります。
なお、前日は東京を夜出て、現地のホテル「駒ヶ根温泉ホテル」で前泊しています。3800円、温泉も入れて快眠できました。
(千畳敷へ)
ホテルの近くの切石温泉バス停にて、朝イチの5時10分発のバスに乗ります。補助席でしたが座ることができました。しらび平では、ロープウェイの行列がすでにできていましたが、それほど苦もなく、乗ることができました。
(千畳敷〜空木岳)
千畳敷は、ほとんどの人が宝剣、木曽駒方面に向かっていました。
極楽平への道は、お花畑の道でした。今年発の高山植物なので、たくさん写真をとって、なかなか進めませんでした。
稜線にでると、これまた素晴らしい景色が連なっていました。足下には高山植物、顔を上げれば絶景の山々。こんな素晴らしい稜線ですが、とても空いていました。本当にぜいたくです。
小さなアップダウンを経て、木曽殿山荘から空木岳は400mの登り返しです。山頂直下は岩場でクサリ場もありました。
空木岳に到着するころには、ガスが出ていて、南駒、越百は見えませんでした。
(下山)
空木からは池山尾根を下ります。標高差2000mの下りです。駒石の少し先あたりまでは展望が開けていて楽しい道なのですが、そこから先は展望のない樹林帯をひたすら下ります。これが、ながいのなんので、とても疲れました。
それでも、池山の水場で水をいただくと、体が生き返りました。最後にスキー場を通ってホテルまで戻りました。
この日一日で累積標高約3000mを下ったことになり、足がいっぱいいっぱいでした。
下山後は家族村の温泉、明治亭のソースカツ丼を食べて東京に帰りました。
5月末の檜洞丸以来、すっきりと晴れる週末がなかったのでもやもやとしていましたが、
ようやく待ちに待った夏の登山日和の到来です。
昨年からsat4さんと計画していた空木岳にトライです。
このルートの優れているところは、早朝の天気のすっきりした時間帯に稜線歩きができることでしょう。
極楽平まではやや渋滞気味でしたが、お花畑が広がっているので苦になりません。
極楽平からは夏のアルプスとは思えない人の少なさ。
木曽殿山荘まで片手ぐらいのパーティーにしか会いませんでした。
登りが少ないルートなので水は3Lで足りると思いきや、晴天に恵まれたこともあり思いのほか消費。
木曽殿越でsat4さんとしばし別れて、木曽義仲の力水を汲みに行きます。
通常の水場と違い、ほぼ水平道かつ道中お花畑が広がっているので、
時間のある方は寄ってみるのもいいかと思います。
池山尾根は駒石を過ぎた当たりから眺望がなくなり、小地獄・大地獄を除けば単調な緩やかな長〜い下山道。
ここを登ってくる方は尊敬できますね。
以前行った越百山から七久保駅への下山路もうんざりでしたが、
前半の稜線歩きが素晴らしいルートだけに、良い下山路があるといいのですが。
でも何と言っても、天候に恵まれ待望の夏の稜線歩きを満喫できたので、満足度の高い登山となりました。
sat4さん、hirokさん、こんにちは。
土曜日は中央アルプスでしたか!
良い天気で、花も稜線の景色も素晴らしいです。
この稜線、一部しか歩いたことがなく、そして
檜尾避難小屋は泊まってみたいなあと常々思って
いました。やはり、ロケーションが最高のよう
ですね。
池山尾根は雪まじりの中でピストンしたことが
ありますが、長いですよね。
厳しい道だった記憶がよみがえりました
明日以降、戻り梅雨のような予報になっていますね。
貴重な一日だった可能性が。。。
youtaroさん、こんばんは
どの季節の登山も味わいがありますが、やっぱり私は夏のアルプスが好きですね
開放的な稜線歩きはたまりません。
いつでも行ける準備はできていたのですが、ようやくふさわしい天気が訪れにっこり
特に今回のルートは、スタートから眺望&花いっぱいで最高です。
夏休みにも入ったと思いますが、ロープウェイを除けば人が少なくて意外でした。
池山尾根は駒石までは最高のルートですが、その先は高度がなかなか下がらず、かつ眺望もなくなり、耐える下山でした。
同じ2000m下るにしても、黒戸尾根のように変化があると楽しめるのですが。
youtaroさん、こんばんは。
ワンチャンスを狙って行くことができました。楽して気持ちの良い稜線で、高山植物もたくさん咲いていましたが、とても空いていて、もったいないぐらいでした。今シーズン一番の山行きでした。
その分?、池山尾根は展望がなく、単調でした。累積標高も下りが3000mと、きつかったです。最後の林道付近は、最初は走ろうかという密かな野望もありましたが、足もパンパンで、とんでもなく無理な状態でした。
youtaroさんも、hirokさんも、馬蹄形日帰りされましたが、私には無理だなぁ〜と思いました。
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