ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 326769
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

笊ヶ岳 1泊2日テン泊 老平→笊ヶ岳→伝付峠→新倉 (山梨百名山 93座目)

2013年07月27日(土) ~ 2013年07月28日(日)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
33:42
距離
29.1km
登り
3,446m
下り
3,307m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

◆コースタイム
※は休憩、写真撮影等の時間
1日目
7:00 老平駐車場
7:40 廃屋     0:40
8:00 吊り橋    0:20
8:46 広河原    0:46
9:57 山の神    1:11
11:03 残置機械   1:06
11:48 4本桧の肩  0:45
13:13 桧横手山   1:25
15:29 布引大崩   2:16
15:52 布引山頂上  0:23
16:37 テン場    0:45
  (鞍部より笊ヶ岳頂上へ少し登った辺り)
17:30 設営完了 0:53※
18:04 夕食準備完了 0:34※
18:45 宴会     0:41※
19:00 就寝

歩行時間 8:00
休憩   1:37(概算)
山行時間 9:37
行動距離 11.0km

2日目
3:15 起床(撤収)      
4:18 テン場出発 1:03※
4:38 笊ヶ岳頂上 6:07   0:20(1:29朝食※) 
6:33 椹島下降点      0:26
7:45 偃松尾山(ザレ場) 1:12
8:25 生木割山      0:40
9:26 天上小屋山     1:01
11:28 伝付峠   2:02
11:35 水場 12:35       0:07(1:00※)
13:06 アザミ沢・ヨモギ沢出合 0:31
13:15 渡渉点 扮Υ澆悄   0:09
13:26 渡渉点◆丙鹸澆悄   0:11
13:32 監視カメラのある堰堤  0:06
13:46 ロープを使い高巻き   0:14
14:09 保利沢小屋       0:23
14:41 渡渉点(右岸へ)   0:32
   渡渉後、八丁峠取り付き 
15:03 八丁峠          0:22
15:45 渡渉点ぁ扮Υ澆悄法  0:42
16:00 渡渉点ァ丙鹸澆悄 0:15
16:05 田代第二発電所     0:05
16:25 お地蔵様 0:20
16:41 ヘリポート       0:16

歩行時間 9:54
休憩   2:29(概算)
山行時間 12:23
行動距離 18.1km

◆2日間計
歩行時間 17:54
休憩   4:06(概算)
山行時間 22:00
行動距離 29.1km

◆荷物重量
ryutakutan 15〜16kg
fickle   15〜16kg
TAMA0904  10〜11kg
疲労度によって中身を入れ替え歩荷。

◆水(全員分)
持参:12
水場調達:6
平均/人:6
天候 1日目:晴れのち曇り。夜、小雨、遠くで雷
2日目:晴れのち曇り。
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
下山口となる新倉のヘリポートに車を1台デポ。
伝付峠のバス停から2kmほど距離を短縮できます。
ヘリポート前は広いので駐車スペースの問題はいらない。

笊ヶ岳登山口の老平駐車場は7台程度。
釣り人も多いようだ。
コース状況/
危険箇所等
◆水場
老平駐車場に水道あり。
笊ヶ岳までは広河原で汲むのが最終。
伝付峠から新倉へ下るとすぐに水場あり。
勢いよく出ていておいしいです。

◆登山ポスト
老平ゲートにあります。

◆登山道
]景植広河原
しばらくは林道を歩きます。
「現在地:奥沢」と書いてある道標の分岐を間違えやすいです。
この分岐は右です。
すぐに、「山火事注意」の大きな看板があり、脇から登山道となります。
その後、廃屋が出て来ます。
廃屋を左へ巻くように登山道が延びます。
吊り橋はかなり揺れます。必ず一人ずつ渡りましょう。
広河原まで川の右岸を進みます。
所々、切れ落ちたり、崩れそうな木橋がありますので慎重に。
広河原の渡渉点は、ピンクあり、木橋が渡され、
増水時も渡りやすくなっています。
増水していなければ、木橋が渡されている場所より少し上の所を渡るようです。
ここが最終水場です。
ここからの急登の事を思うと軽くしておきたいところですが
暑い時期は重さを我慢しても、水をたくさん汲んでいく事をお奨めします。

広河原→山の神→4本桧の肩→桧横手山
ひたすら急登です。
特に危険と感じる所はありませんが、兎に角、急です。
いやになるほど急です。
樹林帯なので、展望が乏しく、かなり退屈です。
植生の変化でも楽しむしかないです。

I芦手山→大崩→布引山
布引の大崩でやっとテンションがあがります。
とても良い眺め。
布引山は展望なし。
頂上付近に4張りほどのテン場あり。

ど朧山→鞍部のテン場
大きな山容である布引山の山頂を暫く歩く。
徐々に下りだし、鞍部に到着。
鞍部から少し登った所にテン場があるとの事前情報を頼りにテン場を探す。
頂上までに何カ所か張れる所がありました。
3張りできそうな所に設置。
風と雨も凌げ、地面もフカフカでペグが打ちやすかった。
少量の雨ならテントが汚れることもない。
眺望は望めません。

グ班瑤離謄鷯譬笊ヶ岳
急登で頂上直下は藪漕ぎです。
朝露で大分濡れました。
途中に虎ロープがある所が、小笊へ行く分岐です。
頂上直下にもテント2張り可能。
風も案外防げそうな感じです。

笊ヶ岳→椹島(さわらじま)下降点
藪漕ぎから始まりますが危険箇所はありません。
頂上から暫く下った所にテン場あり。
こちらの方が私達が張った場所より、より頂上に近い感じです。

к仕膕執濺摺這松尾山
結構な急登です。
途中に富士山、笊ヶ岳を見返せる眺望場所があります。
這松尾山の山頂に三角点がありました。
三角点から北側へ続くピンクがありますが、
大黒山へ続く尾根への道かと思います。
そちらには行かずガレ場の方へ向かいます。
三角点の手前に左へ入る分岐があるので、そちらへ向かうのが正解です。
とにかくガレ場の方へ道を探して下さい。

這松尾山→生木割山
這松尾山直下のガレ場から眺望が素晴らしいです。
椹島下降点からの這松尾山へ行く途中
ガレ場へ抜ける道があるようですがわかりませんでした。
ガレ場から振り返ると初めてそのルートがわかりました。
但し、そのルートはガレ場をトラバースする形になるので注意が必要です。
ガレ場を過ぎ、樹林帯に入った時に生木割山への道をロストしました。
尾根伝いに進んだ所、正規ルートに復帰。
ピンクが少ない感じです。
生木割山の頂上にはCATVのアンテナがあります。
眺望は望めません。
テン場も広く、6張りは行けるのではと思います。

生木割山→天上小屋山
生木割山頂上から下山ルートが別れていますが、
ピンクと道標をよく確かめてれば間違えません。
とうせんぼうの木も渡してありますが、暗いときには注意が必要。
シダがきれいな尾根道で歩き易い。
天上小屋山の頂上は展望なし。

天上小屋山→伝付峠
西側の展望が開ける場所があり、赤石・荒川三山の眺望が素晴らしい。
途中から林道になるが、幼木がうるさく、藪漕ぎ状態。
崩壊地が何カ所かあります。注意して通過して下さい。
崩壊地が多くなると伝付峠が近くなってきた証拠です。
伝付峠付近は現役の林道と合流します。
トイレもありましたが使用可否については確認してません。

伝付峠→アザミ沢・ヨモギ沢出合→保利沢小屋
笹原を下ります。
10分ほど下ると、水場とテン場があります。
以前は小屋があったようです。
水場の水量は豊富で枯れることがなさそうな感じです。
大量に水を補給しました。
ガンガン下るとアザミ沢・ヨモギ沢出合に出ます。
渡渉が2回ありますが、問題なく渡ることができました。
一度渡り、また戻る感じです。
この辺りから黄色のロープが岩壁に打ち付けられた
トラバースや金属の橋が増えます。
緊張する場面もありますが、飽きさせない所は楽しいです。
ストックはしまい、グローブは必須となります。

監視カメラのある堰堤付近の崩壊が凄まじく
高巻きをして通過します。
素直にピンクに従って進んで下さい。

さらに進むと懸垂下降ばりのロープが出てきます。
みな、楽しみながら登りましたが危険箇所に間違いありません。

保利沢小屋→八丁峠→田代発電所
保利沢小屋にテン場がありますが、水場は発見できませんでした。
すぐに渡渉があります。
そこを渡ると八丁峠まで高巻きのトラバースでかなりの高度登らされます。
黄色のロープが随所に設置され、使用しないと危険な所ばかりです。
ロープが何カ所かで留められていますが、丸環を通してあるため、
ロープとしてはつながっています。
2人で一度につかむと弛んだりピーンとなったりしますので、
バランスを崩しやすいです。
必ず1人ずつロープを使い、声掛けをしながら進みましょう。
峠と思われる所まで来ると今度は急坂を下らされます。
少し下った所に広場があり、潰れた小屋の跡を見ることができます。
その先は痩せ尾根の急降下。
黄色のロープを頼りに慎重に下ります。下までおりると河原にでます。
イメージとしては、川と川に挟まれた峠を登り反対側に下りて迂回すると思って下さい。
河原を右岸に渡渉。全く問題なし。
河原の真ん中を歩きながら大きな堰堤へ近づき
右側を通りながら堰堤をやり過ごします。
この辺りで反対側の岩壁を見ると、旧道の様子がわかります。
かなり高い岩壁に設置された連続する鉄橋の道で、落ちそうで怖い感じです。
暫く行くと左岸へ渡渉。全く問題なし。
また暫く行くと舗装道路が陥没崩壊。
さらに進むと田代の発電所に到着します。

田代発電所→新倉ヘリポート
長い舗装道歩き、これが足にかなりきます。

◆服装
々堝飴
上:ベースレイヤーの上に速乾吸湿のTシャツとアームカバー
下:機能タイツにショートパンツ

⊇⊃音
上:速乾吸湿のTシャツの上にユニクロのダウン
下:ロングパンツ

◆テント・シュラフ・ザック
ryutakutan
テントは MSRハバハバHP。
グランドシートあり。
シュラフはモンベルのULスーパースパイラルダウンハガー#3
シュラフマットは100均のペラペラの銀マット。
寒くはなかったが良いマットがあった方が寝心地が良かったかも。
ザック:62

fickle 
テントはTAMA0904さんから借りたアライテントのツェルト。
シュラフは イスカ Air280X
シュラフマットはサーマレストのZライト
ツェルト自分の呼気、体温で中が暖かくなるのでムシムシする感じ。
通気性が良くない。
寒さは感じなかった。
ザック:60

TAMA0904
アライテントのエアライズ2。
グランドシートあり。
シュラフはナンガ
シュラフマットは銀マット
寒かったのでカイロも使った。女性はやはり大変だ。
ザック:38
ここの駐車場に駐めて歩くこともできますがヘリポートまで車で乗り入れ一台デポします。2kmほど短縮可能。
ここの駐車場に駐めて歩くこともできますがヘリポートまで車で乗り入れ一台デポします。2kmほど短縮可能。
伝付峠入り口のバス停
伝付峠入り口のバス停
こっちに入り写真に見える橋を渡るのトンネルの上を越える形でヘリポートへ行けます。
1
こっちに入り写真に見える橋を渡るのトンネルの上を越える形でヘリポートへ行けます。
ヘリポートまでの道はこんな感じなのでゆっくり走れば全然OKです。
ヘリポートまでの道はこんな感じなのでゆっくり走れば全然OKです。
ヘリポート
ヴィラ雨畑。帰りに利用しました。500円で入浴できます。
2
ヴィラ雨畑。帰りに利用しました。500円で入浴できます。
その前にある公衆トイレ
その前にある公衆トイレ
老平駐車場
反対側にも3〜4台可能。
反対側にも3〜4台可能。
ゲート。登山ポストあり。
ゲート。登山ポストあり。
車はという意味でしょうか。
車はという意味でしょうか。
この天井盤が落ちたようです。
2
この天井盤が落ちたようです。
最初の分岐は右です。夜だとわかりにくい。
2
最初の分岐は右です。夜だとわかりにくい。
ここから登山道
廃屋の手前を左に巻く
1
廃屋の手前を左に巻く
大概、耐荷重150kgとかかれてます。
大概、耐荷重150kgとかかれてます。
真ん中はかなり揺れます。一人ずつ。
2
真ん中はかなり揺れます。一人ずつ。
わかりにくけどシャワーです。
3
わかりにくけどシャワーです。
こんな感じ
腐ってないかい??
腐ってないかい??
広河原のことでしょうか?
広河原のことでしょうか?
川のせせらぎを聞きながら
1
川のせせらぎを聞きながら
古い橋が放置状態
1
古い橋が放置状態
広河原ではなく、少し手前でも河原におります。
1
広河原ではなく、少し手前でも河原におります。
また川沿いを進む。
また川沿いを進む。
これが広河原渡渉点の目印
1
これが広河原渡渉点の目印
ここから上には行けません
ここから上には行けません
こんな感じで渡ります。ピンクと木橋ありがとうございます。
2
こんな感じで渡ります。ピンクと木橋ありがとうございます。
もう一つ橋。
振り返るとゴム長が。履いていいよってことかな。
振り返るとゴム長が。履いていいよってことかな。
広河原にあるテン場
広河原にあるテン場
樹林帯に突入。急登の始まり。
2
樹林帯に突入。急登の始まり。
広河原と表記
山の神到着
山の神到着
さらに進むと残置機械
さらに進むと残置機械
ワイヤーを食べる木
1
ワイヤーを食べる木
4本桧の肩??
黙々と登る
桧横手山山頂
眺望なし
????
少し陽が出た
布引大崩着
オベリスク。天然なのがすごい
6
オベリスク。天然なのがすごい
うひゃひゃ
レンズが曇ってる
レンズが曇ってる
曇ってる。ごめんよ。
6
曇ってる。ごめんよ。
青薙山かな??
ひー最高
今日一番の喜びポイントでした。
5
今日一番の喜びポイントでした。
布引山山頂到着。すぐ横にテン場。4張りほどいけそう。
布引山山頂到着。すぐ横にテン場。4張りほどいけそう。
倉沢のコルへ
コルから5〜10分ほど上がった所の好適地発見。
コルから5〜10分ほど上がった所の好適地発見。
テント2張りとツェルト1張り(黄色)
1
テント2張りとツェルト1張り(黄色)
角煮とキャベツで角煮丼。肉が物足りない・・・
スーパードライもキンキンではなかったがうまかった。お休みなさい。
7
角煮とキャベツで角煮丼。肉が物足りない・・・
スーパードライもキンキンではなかったがうまかった。お休みなさい。
3:15起床。撤収。4:18分出発。fickleさんは後発で。
3:15起床。撤収。4:18分出発。fickleさんは後発で。
小笊が見える
だんだんと藪漕ぎに
1
だんだんと藪漕ぎに
頂上直下のテン場。2〜3張り行けます。風も遮りそう。
頂上直下のテン場。2〜3張り行けます。風も遮りそう。
頂上到着
富士山は裾野がうっすら程度(T_T)
1
富士山は裾野がうっすら程度(T_T)
パノラマで
縦に光るのは何???
8
縦に光るのは何???
最高!!
富士山が見えればなあー
2
富士山が見えればなあー
イエーイ
大分上がってきた
1
大分上がってきた
fickleさん襲来
あれが○○岳かな。
3
あれが○○岳かな。
頂上で朝食
左:上河内岳、右:聖岳
3
左:上河内岳、右:聖岳
小太郎河童参上
小笊とヤー
少し富士山が見えだした
2
少し富士山が見えだした
聖岳がよく見えた。赤石は山頂が雲の中。
1
聖岳がよく見えた。赤石は山頂が雲の中。
立派だね。静岡県。
1
立派だね。静岡県。
私はこちらが大事。山梨県。
4
私はこちらが大事。山梨県。
名残惜しいが先を急ぐ。
名残惜しいが先を急ぐ。
椹島下降点方面にもテン場。こちらの方が昨夜張った所より頂上に近そう。
1
椹島下降点方面にもテン場。こちらの方が昨夜張った所より頂上に近そう。
これから向かう偃松尾山(右)と生木割山
これから向かう偃松尾山(右)と生木割山
椹島下降点
暫く登って振り返ると富士山が・・・
3
暫く登って振り返ると富士山が・・・
偃松尾山へは結構急登
1
偃松尾山へは結構急登
稜線を歩くと山の形の見え方が変わる。おもしろいね。
1
稜線を歩くと山の形の見え方が変わる。おもしろいね。
またまた富士山。
2
またまた富士山。
笊ヶ岳と小笊。ホント双子だ。
4
笊ヶ岳と小笊。ホント双子だ。
ザレ場での眺めが圧巻。
4
ザレ場での眺めが圧巻。
みんなで撮っちゃう
4
みんなで撮っちゃう
PEAKSに掲載確定
北岳、間ノ岳、八ヶ岳、鳳凰三山も見えた
3
北岳、間ノ岳、八ヶ岳、鳳凰三山も見えた
ザレ場をトラバースしたトレースが何カ所かにあった。笊ヶ岳から来る場合は樹林帯のどこかに左へ入るルートがあったはず。わからなかった。
3
ザレ場をトラバースしたトレースが何カ所かにあった。笊ヶ岳から来る場合は樹林帯のどこかに左へ入るルートがあったはず。わからなかった。
生木割山まではピンクが少ない。ロストしたがすぐに復帰。
生木割山まではピンクが少ない。ロストしたがすぐに復帰。
生木割山山頂
頂上にあるテン場。結構広い
頂上にあるテン場。結構広い
頂上にはCATVのアンテナ。物干しをする輩が・・
2
頂上にはCATVのアンテナ。物干しをする輩が・・
伝付峠へ向かう。
伝付峠へ向かう。
こんな尾根道
天上小屋山到着。展望なし
1
天上小屋山到着。展望なし
天上小屋山から伝付間に2カ所、西側が開けます。
赤石岳
4
天上小屋山から伝付間に2カ所、西側が開けます。
赤石岳
荒川三山
二つを入れて見た。
1
二つを入れて見た。
聖と赤石
こんなのが時々あります。
1
こんなのが時々あります。
歩きやすいです
2カ所目の展望地。ここはかなり良い。
荒川三山
1
2カ所目の展望地。ここはかなり良い。
荒川三山
荒川三山
荒川三山
荒川三山
荒川三山
荒川小屋かな。
これもすごいスケール
4
これもすごいスケール
伝付へ急ぐ
林道になったのですが廃道の為、幼木がうるさく、薮漕ぎ状態
林道になったのですが廃道の為、幼木がうるさく、薮漕ぎ状態
崩壊地もあり。気をつけて通ります。
1
崩壊地もあり。気をつけて通ります。
所ノ沢越危険らしい
4
所ノ沢越危険らしい
伝付峠のトイレ
二軒小屋への分岐
1
二軒小屋への分岐
新倉の文字が出た
1
新倉の文字が出た
展望台へ行かず。笹山からの縦走で、ここに泊まる予定だった。絶対1泊では無理。
展望台へ行かず。笹山からの縦走で、ここに泊まる予定だった。絶対1泊では無理。
もう通れるじゃん。早川町が公式に発表してるじゃん。外そうよ。
2
もう通れるじゃん。早川町が公式に発表してるじゃん。外そうよ。
昔を偲ばせる
伝付峠到着。とにかく、水、水、水。急げ!!
3
伝付峠到着。とにかく、水、水、水。急げ!!
10分もかからず水場到着。がぶ飲み。うまい。脇のテン場で1時間ほど昼食。水がある安心感からドカ食い。
2
10分もかからず水場到着。がぶ飲み。うまい。脇のテン場で1時間ほど昼食。水がある安心感からドカ食い。
下っている途中にありました。竜みたい。
3
下っている途中にありました。竜みたい。
アザミ沢、ヨモギ沢出合
2
アザミ沢、ヨモギ沢出合
青ペンキを追います
1
青ペンキを追います
ここをまず右岸へ渡渉
1
ここをまず右岸へ渡渉
その後、このようなロープがあちこちにあります。
3
その後、このようなロープがあちこちにあります。
ロープが端から端まで1本でつながっている。作業上は楽だけれど・・・留める所で切って欲しいな。
1
ロープが端から端まで1本でつながっている。作業上は楽だけれど・・・留める所で切って欲しいな。
この橋を登ると
滝があり渡渉。下山方向から上流を振り返り撮ってます。また左岸へ渡ることになります。
滝があり渡渉。下山方向から上流を振り返り撮ってます。また左岸へ渡ることになります。
崩壊している所にトラバースがあることが多いです。
1
崩壊している所にトラバースがあることが多いです。
監視カメラのある堰堤。ここは崩壊がひどい。
1
監視カメラのある堰堤。ここは崩壊がひどい。
この堰堤を越えるのに矢印のように高巻きします。
1
この堰堤を越えるのに矢印のように高巻きします。
ほとんどがこんな道です。とにかく慎重に。
2
ほとんどがこんな道です。とにかく慎重に。
ここは懸垂下降気味で登ります。
ここは懸垂下降気味で登ります。
こんな感じ
fickleさん、靴ズレがひどい。よく頑張っている。
3
fickleさん、靴ズレがひどい。よく頑張っている。
ドアに書いてあった。そうだね。うんうん。
1
ドアに書いてあった。そうだね。うんうん。
テン場あり。水場は確認できず。
1
テン場あり。水場は確認できず。
保利沢小屋に到着
1
保利沢小屋に到着
こんな橋もあり。
1
こんな橋もあり。
金属のもあり
崩壊していなければきれいなんだけどね。キズ跡がひどい。
1
崩壊していなければきれいなんだけどね。キズ跡がひどい。
ほんと、こんなトラバースばかりです。
1
ほんと、こんなトラバースばかりです。
ロープがないと怖い
ロープがないと怖い
橋が役目してません。
橋が役目してません。
全体的には景色はきれいなんですよ。
1
全体的には景色はきれいなんですよ。
TAMA0904さん、ドボン。
4
TAMA0904さん、ドボン。
こんな感じに渡りました。ポイント探し得意です。
こんな感じに渡りました。ポイント探し得意です。
なにやら急登に。ロープが延々と続く
1
なにやら急登に。ロープが延々と続く
道が切れ落ちているのでかなり危険
道が切れ落ちているのでかなり危険
ピークまで上がり、また下る。
1
ピークまで上がり、また下る。
なんか潰れた小屋がある広場にでます。八丁峠らしい。fickleさん、靴ズレのため、登りがかなり堪える。私も靴ズレ経験者なのでよくわかる。ここが一番つらかったろう。ここからは下り。
なんか潰れた小屋がある広場にでます。八丁峠らしい。fickleさん、靴ズレのため、登りがかなり堪える。私も靴ズレ経験者なのでよくわかる。ここが一番つらかったろう。ここからは下り。
こんなペイントがあります。
1
こんなペイントがあります。
すごい急坂。ロープないと怖い。
3
すごい急坂。ロープないと怖い。
トラバースもこんな
2
トラバースもこんな
まじに急すぎる
この付近も崩壊してた
1
この付近も崩壊してた
最後の下り
痩せ尾根
痩せ尾根
河原にでました
八丁峠経由の迂回路が終わりました。矢印のように河原へ降り立ちます。
八丁峠経由の迂回路が終わりました。矢印のように河原へ降り立ちます。
ここを右岸へ渡渉。問題ありません。
1
ここを右岸へ渡渉。問題ありません。
青ペンキを追いますがわかりにくい。どちらかというと伝付へ登る方にわかりやすいマークの付け方です。
青ペンキを追いますがわかりにくい。どちらかというと伝付へ登る方にわかりやすいマークの付け方です。
堰堤にご満悦。
左岸を見ると旧道が見えた。昔はあんな所を通っていたのかな。
1
左岸を見ると旧道が見えた。昔はあんな所を通っていたのかな。
また左岸へ渡ります。渡渉は水量少なく問題なし
1
また左岸へ渡ります。渡渉は水量少なく問題なし
林道が完全に崩壊
林道が完全に崩壊
田代発電所付近
ここからの車道歩きがきつい
1
ここからの車道歩きがきつい
田代発電所
お地蔵様
ずっと歩く
やっとゲートに到着。
5
やっとゲートに到着。
よくがんばりました。お疲れ様でした。
6
よくがんばりました。お疲れ様でした。
新倉ヘリポートから車で老平へ移動
2
新倉ヘリポートから車で老平へ移動
fickleさんの勲章。ヒェー!!
7
fickleさんの勲章。ヒェー!!

感想

奈良田から入り笹山→伝付峠(泊)→笊ヶ岳→老平 1泊2日の山行を予定していたが
さすがに無理じゃないのという話になり笊ヶ岳だけを1泊で行こうということに。
ピストンもおもしろくないので、
笊ヶ岳に1泊し、御来光を見て、伝付→田代→新倉で下山することにした。

TAMA0904さんは老平の駐車場に待機。
私とfickleさんで新倉のヘリポートまで行き車を1台デポ。
帰りの歩道歩きを2kmほど短縮できる。

3:30に起きて4時に家を出発。
新倉のトンネル脇の駐車場に 5:08分に到着。
そんなにかっ飛ばしてもいないし、コンビニにも寄りながら。
案外早かった。
中央高速 甲府南ICと家が近いので、時間の参考にして下さい。
恐らく奈良田までも1.5hかからないだろう。

fickleさんと合流。
なぜかTAMA0904さんもfickleさんの車に乗っている。
fickleさん、新倉ではなく老平にナビセットしてきたらしい。
新倉がわからないとのことで以前に下見を一緒にしたTAMA0904さんに
ナビさせましたとのこと。
ヘリポートに車をデポし、老平へ戻る。
既に3台の先着あり。
釣りか、笊かの憶測の中、登山開始。
荷物の負荷を分散し、水の量を確認してから出発。

ゲートをくぐり、隧道の天井盤崩落を確認しながら林道を歩く。
他の方のレコを見ていて、間違えるポイントとして
道標をUPで写真を撮ってあり、ここを右と書いてある。
道標は「笊ヶ岳⇔老平」とあり正面から撮影されている。
右だと戻ることになる・・・・わからないと思っていた。
現地でわかった。林道が二俣に分岐している所を右という意味だった。
右へ進む林道の壁にこの道標が貼ってあった。

その後、登山口から登山道に入る。
廃屋の左側を巻き、広河原までは川の右側をずっと歩く感じだ。
廃屋でfickleさん靴ズレを気にしだす。
先週履いた新しい登山靴が合わないようだ。
珍しく「今日は嫌な予感がする」とも漏らす・・・

廃屋を後にする。
金属製の橋が随所に渡してあり、補強されている。
耐荷重150kgなので、テン泊装備の方が複数人乗らないように。

広河原に到着すると早速、水を汲む。
渡渉も木橋やピンクがあり、わかりやすく無事に通過。
ゴム長がおいてあった。困った時には使ってということなのか・・・

ここからは樹林帯の急登。
山の神、残置機械、4本桧の肩、桧横手山、布引大崩。
ここまで兎に角、急。
眺望もないし、みな無言で登る。
水もみるみる消費し、水の残量を途中からまめに確認を始める。
飲み水がないのも困るが煮炊きに水も足りないと困る。
今回は3食、アルファ米だから。
退屈で過酷な登りは植生の変化を見ること位しか楽しみがない。(T_T)

布引大崩でやっとテンションUP(^_^)v
いやー良い眺め。
暫く写真撮影。

少し登ると布引山頂上。
笊ヶ岳へ登るというより、布引山に登って来たというのが正解な気がする。
頂上にテン場がある。
ここにテン泊して、翌朝、笊ヶ岳を目指す方が多いが、少しでも先に行きたいので
倉沢のコル付近にテン場があるとの情報と頂上直下のテン場に設営と決め、早々に出発し倉沢のコルへ下る。
風が少し強くなってきているので山頂のテン場の様子がわからないので
できるだけ樹林帯で張ろうと決める。

倉沢のコルから5分ほど歩いた所に
ちょうど4張りほどできそうな場所を発見したので、設営開始。
TAMA0904さんに借りたツェルトに難儀するfickleさん。
公園で一度設営練習したTAMA0904さん。
それでもみんななんとか自分でテントを設営。
ワクワクと初テント泊を楽しむ。
スーパードライと角煮丼で乾杯。
角煮の量が倍でも良かったかね。
3時半起床と約束し、19時には就寝。
遠くで雷が光る。
雨も大したこともなく、風もなかった。
でもやっぱりぐっすり眠れない。慣れないからか・・・

翌朝、3時半前に起きて撤収開始。
頂上で食べる朝ご飯のアルファ米にお湯を入れ出発。
fickleさんは、ゆっくり後から来るとのことで
ヘッデンをつけてTAMA904さんと頂上を目指す。
急登。
途中藪漕ぎもあり、小笊との分岐も見つけた。

なんとか頂上でご来光に間に合った。
小笊の後ろに富士山の定番ショットは見れなかったが
うっすらと富士山が見える。
西側は聖がよく見える。赤石は頂上がガスの中。
とても良い眺め。しばし写真撮影にふける。

fickleさんが登ってきたので、皆で朝食。
その後お決まりの小太郎がっぱ登場。
小笊と一緒にヤー。
富士山が見えるまで粘りたい所だが、今日はこれからが長いので
6時に出発。

椹島下降点を過ぎると急登。
途中で振り返ると笊、小笊、また富士山がよく見えるポイントがあった。
もう少し時間があれば頂上で富士待ちをした所だ。

偃松尾山の頂上からザレ場へ下りる。
素晴らしい景色。
ここでも写真撮影会。
白峰三山、八ヶ岳、鳳凰三山も見える。
PEAKSショットとみんなで撮りまくる。

生木割山へ登る。
少しロストした。
このルートを通して思うことだが、伝付へ向かう方は
わかりにくく、伝付から笊へ向かう方が道がわかりやすい。

天上小屋山まではきれいなシダが生い茂る登山道。
頂上は展望なし。

途中に2箇所ほど開ける場所があり展望がすばらしい。
聖、赤石、荒川三山がよく見える。
登ってみたくなった。

途中、伝付峠までは廃道となった林道を歩くが幼木がうるさい。
伝付峠に到着するとすぐに水場へ。
水を節約していたので、一気に解放され、皆、ガツガツと昼食。
水のありがたさを実感。

タポタポのお腹を抱えて下山開始。
沢の出合に到着し渡渉。
この辺りから、登山道の崩壊となんとかこのルートを復旧させた感が満載となる。
ロープはいたる所に設置され、通れなくなった所は高巻く。
ほとんどの登山道は切れ落ちたトラバースで、緊張感を持続させる必要がある。
崩壊前はきれいな渓谷であったろうと思う。

保利沢小屋を過ぎて八丁峠への登りと下りがこれまたきつい。
同じように切れ落ちたトラバースにロープ付き。
疲れた所ににこの急坂は堪える。
fickleさんの靴ズレもかなりひどく、辛そう。

なんとか峠をやり過ごし河原へおり、田代の発電所に到着。
ここからの車道歩きが硬い底の登山口には堪える。

ヘリポートに到着するともう一台車があった。
老平の駐車場へ戻り、ヴィラ雨畑で汗を流す。気持ちイイ〜。
TAMA0904さんは先に帰り、fickleさんと東京への渋滞解消待ちの間、夕食。
お互い運転なのでノンアルコールがうまい。
これ作った人素晴らしい。登山帰りでも飲んだ気分になれる。

2100mの標高差、テン泊が初めてのメンバーもあり、いろんな経験をした。
辛く、厳しく、でも楽しい山行であった。
またこのコース行くか??は不明だが、今は達成感でいっぱい。

またまた、山に感謝。

キツいキツいと噂の笊ヶ岳へ・・・
準備をすべて整えたつもりで挑みましたが
深い森のため眺望ほぼなし、テン泊歩荷、蒸し暑さ、靴擦れの四重苦に苦しみましたが、これが南嶺の良さ、なんでしょうね。
確かに静かに山歩きを楽しむ、には絶好のルートでした。

今後いろいろと行ったあとで、ここの良さがもう少しわかるような気がします。
一つ一つ対策をして、次につなげたいと思います。

キツかっただけに布引大崩、偃松尾山過ぎのザレ場での眺望には否応なく盛り上がります。進む距離に応じて表情を変える西側の主峰たちも楽しませてくれます。

伝付峠〜新倉はバリエーションに富んだ楽しい下りです。
以前の景観の良さに思いを馳せる・・・余裕はなかったですがまた時が経って元のきれいな風景を取り戻してほしいです。

それでも笊ヶ岳のみを目指す方は老平ピストンか椹島ピストンがいいと思います。季節は秋がオススメです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2733人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら