苗場山 ベテラン山女子に出会って山の迷いがスッキリ

2021年06月18日(金) [日帰り]

• GPS: 10:14
• 距離: 14.5km
• 登り: 1,247m
• 下り: 1,244m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:32
• 休憩: 1:39
• 合計: 10:11

距離 14.5km 登り 1,247m 下り 1,246m

5:05 祓川登山口駐車場
5:29 和田小屋登山口
6:51 6:52 下ノ芝
7:21 かぐら第5ロマンスリフト 終点
7:36 中ノ芝
7:52 上ノ芝
8:04 8:05 苗場山、小松原分岐
8:09 8:10 ニセピーク
8:27 8:28 神楽ヶ峰
8:50 8:56 雷清水
10:04 10:05 苗場山
10:08 11:15 苗場山自然体験交流センター
11:16 苗場山
12:13 12:22 雷清水
12:39 12:47 神楽ヶ峰
12:58 12:59 ニセピーク
13:00 13:01 苗場山、小松原分岐
13:07 13:08 上ノ芝
13:18 中ノ芝
13:24 13:25 かぐら第5ロマンスリフト 終点
13:45 下ノ芝
14:59 和田小屋登山口
15:15 祓川登山口駐車場
15:16 ゴール地点

天候

晴れたり曇ったり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

湯沢町役場のwebでは、祓川駐車場付近の工事による日中の通行止めが、6/16-6/30と掲示されていました。実際には6/20からと変更になったようです。
運の良いことに、6/18の通行止めはありませんでした。
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苗場線舗装修繕工事に伴う通行止めについて（苗場山祓川コース）
湯沢町役場　地域整備部　建設課
https://www.e-yuzawa.gr.jp/sys/2021/06/10/苗場線舗装修繕工事に伴う通行止めについて（苗/

コース状況／危険箇所等

普通

写真

6/18 4:06

当日の朝は快晴
前夜は満天の星で、天の川の眺めを満喫

6/18 5:05

さて、駐車場を後にします

6/18 5:14

まず和田小屋へ向かう

6/18 5:29

和田小屋前で登山届を提出

6/18 5:33

コバイケイソウ　硬そうなつぼみ

6/18 5:34

マイヅルソウ　
と思って撮ったが、違うかも？

6/18 5:38

硬くしまった粘土があらわれ、巻機山の粘土質登山道の恐怖を思い出す

6/18 5:54

イワカガミが花盛り

6/18 5:55

ツツジも満開

6/18 5:57

5合目半

6/18 6:08

6合目

6/18 6:23

水の流れるゴロゴロ道の区間がおおい

6/18 6:24

イワカガミ

6/18 6:26

イワイチョウ？　朝露でびしょ濡れ

6/18 6:32

イワカガミだらけ

6/18 6:40

下の芝　付近で

6/18 6:52

水の流れるゴロゴロ道がひたすら続く

6/18 7:03

ショウジョウバカマ

6/18 7:04

7合目半

6/18 7:22

日陰には雹が残っている

6/18 7:27

山頂の方向は青空

6/18 7:28

道標

6/18 7:31

中の芝

6/18 7:34

チングルマ　朝露でびしょ濡れ

6/18 7:48

数カ所で雪田をわたる

6/18 7:52

上の芝　いい気分

6/18 8:01

顕彰碑と読める

6/18 8:03

6/18 8:03

小松原分岐

6/18 8:07

お、ダム湖が見える
水のエメラルド色が綺麗

6/18 8:07

「股スリ岩」　ネーミングに笑った

6/18 8:09

「股スリ岩」　を振り返る

6/18 8:09

神楽ヶ峰へとなだらかに続く

6/18 8:14

気持ちよさそうに鳴く鳥がこの木に

6/18 8:14

ホシガラス　というのかな？

6/18 8:19

6/18 8:23

神楽ヶ峰

6/18 8:23

ナエバキスミレ

6/18 8:28

シラネアオイ

6/18 8:31

苗場山の山頂部が見えてきた！

6/18 8:35

ミネザクラ　蕾がたくさんなので、これから見事かな？

6/18 8:39

イワナシ

6/18 8:44

苗場山！

6/18 8:51

雷清水

6/18 8:58

お花畑

6/18 9:00

ハクサンシャクナゲ

6/18 9:01

ベニサラサドウダン

6/18 9:08

イワカガミ

6/18 9:20

九合目

6/18 9:54

山頂部に接近中

6/18 9:54

この雪田が山頂部のエントランス

6/18 9:55

なだらかな世界が広がる

6/18 9:57

苗場山ヒュッテも見える

6/18 9:58

とりあえず山頂に向かう

6/18 9:58

池塘の中の白いゼリー状のかたまり、何かの卵だろうか？

6/18 9:59

6/18 10:00

水芭蕉

6/18 10:04

ここが山頂です

6/18 10:05

苗場山登頂！

6/18 10:05

三角点

6/18 10:06

苗場山ヒュッテ

6/18 10:09

修験道の何か

6/18 10:09

雪田にケルン

6/18 10:24

ここでお湯を沸かして昼食休憩、ソーセージも焼いた

6/18 10:57

池塘を散策

6/18 11:02

このお姉さん（歳は同じくらい）
インスタはやってないの？　と聞くので
私はインスタよりヤマレコです、と返事しておいた

6/18 11:18

6/18 11:20

チングルマ

6/18 11:42

イワカガミだらけ

6/18 11:56

ミネザクラとツツジの競演

6/18 12:20

慰霊碑　苗場を見晴らす場所にあった

6/18 12:28

ムシカリ、別名オオカメノキ

6/18 13:15

ゆっくり下っていきます

6/18 13:17

チングルマ

6/18 14:02

ゴゼンタチバナ

6/18 14:53

和田小屋付近より
燧ヶ岳、越後駒、平ヶ岳、などなど

Apple watchのヤマレコアプリ、今日もお世話になりました

撮影機器：

iPhone XR Apple

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

tanakaa

登山の日程は、天気シミュレーションSCWで天気の傾向を把握し、他にtenki.jp+moreやテンクラも参考にして決めている。SCWの雲・風・気温の3種類のシミュレーションでは、今週の木曜は晴れるが雷の危険あり、金曜は風もなく雷もなく安定した天気らしい、といったことが時系列で読み取れるので非常に助かっている。

SCWを念入りに調べて『今週なら金曜しかない』と出かけた苗場山。
祓川登山口駐車場に木曜の18時過ぎに到着してみると、空車が1台泊まっているだけ。

人家のある集落から10kmほど入ったこの広々とした駐車場で、一人きりで夜明かしするのかと思うと嬉しくない気持ち。以前、別の山で、明るい時間に登山口に到着したら自分の車だけ。深夜に別の車が来るまで安眠できず、翌日の登山は超寝不足でふらふらだったこともある。

コロナで自粛自粛のこの世情だし、今に別の車が来るという気がしない。　
こわくて眠れなくなって登山に響かせるより、帰っちゃおうか、そうだ、帰ろう。
...というわけで、駐車場を後に下り始めると。

対向車が1台のぼって行った。諦めるのは早かったか、、、と思いはじめながら、なおも下る。

その次に来た車の男性に窓を開けて聞くと、昆虫採集に来た、と。なおも下る。
また次の車の男性は、その辺でゆるキャン、と。なおも下る。
さらに次の1台は女性（仮称A子さん）、「苗場山登山です。今日は谷川岳に登ってきたところ。」ですって！

やった〜！　こういう人が同じ駐車場にいれば心強い。（嬉）
よし、私も登る。　Uターンして、A子さんの車について駐車場に戻ることにした。

彼女の山道運転、キビキビしてなかなか。
カーブへの対応のリズムとペースが合うというか？　後続して走るのがとても楽だ。
自分から言うのはなんだけど、自分以上に山道運転が上手な女性を初めて見た気がする。

（ビビリのせいで無駄な右往左往をしたけど、登山前夜の安眠は大事なので...。）

その夜中は快晴で満天の星。天の川も見えた。

翌朝、青空の中を出発。淡々と登り、神楽が峰まで到達。　神楽が峰からの下りではじめて苗場山の全景が見えた。お花畑の付近から見上げる苗場山への道は急傾斜の急登。辛抱して上り詰めて無事に登頂！
雪田の端の広いテラスになった休憩所に陣取って昼食。メニューは家で握ったおにぎり、インスタント味噌汁、そしてクッカーでこんがり焼いた熱々ソーセージとトマト。最近のお気に入りの組み合わせ。

昼食を済ませるころにA子さんも来て山談義。
お互いに仕事を引退したばかりなのと、年齢も近いこと、百名山登頂数がA子さん50、私が48と近いことも分かって、話が弾む。

その後、山頂付近をぶらぶらしてから下山。
下りの少しだけA子さんと一緒だったが、健脚のA子さんはあっという間に苗場からの急斜面を下り、尾根道をスイスイと進み、グングンと神楽が峰へと登る姿を最後に、視界から消えた。

下りも最初のうちは元気だったものの。
岩だらけの渓流なのか登山道なのか判然としない登山道は足にきて、下の芝から下は目に見えてヘロヘロ。
丸い直径10cmくらいの石を踏んで転倒したのを皮切りに。苔むした岩に足を乗せて滑って尻餅、そこから体勢を立て直すのにまた転び、最後は駐車場直前のアスファルト道路の端の段差につまづいて膝をついてしまいズボンの膝が破れた。はぁ。

ともあれ、登山日和。良い1日でした。

ベテラン山女子のA子さん。お話がとても面白かったし、これからの山との付き合い方をはっきりしようと考えるきっかけになりました。　A子さんは山の会で出会ったベテラン山女子の諸嬢とも傾向が違う、きっぱりした勇気。またどこかの山でA子さんにお会いできると嬉しいです。

コメント

SakikoLilac

苗場山
素敵なヤマレコありがとうございます。来週小赤沢から登るつもりでお花の情報を探していて見つけました。来週の天気は台風と梅雨前線でダメそうですが行きたいな〜
そして私と同じように(年齢も一緒)ソロで登る人がいる！と親近感を覚えて嬉しくなりました。自分のペースで好きな花を見つけながら登りたいんです♪わかってくれそうですね 😊

tanakaa

Re: 苗場山
SakikoLilacさん、こんにちは。コメントをありがとうございますした。

おっしゃる通りです。安全第一をキープしながら、見たいものを見ながら自分のペースで登るのが一番好きですし楽です。

来週、晴れ間があるといいですね。^^　
苗場山、楽しんで行ってらしてください。

hemuhana

素敵な出合いでしたね(*^^*)
はじめまして!
私も動ける内に日本の山を歩きたいと思って来年退職の予定です。
tanakaaさんのプロフィールを読んで、親近感を覚えました。
お互いに怪我に気をつけて、長〜く楽しみたいですね!

tanakaa

Re: 素敵な出合いでしたね(*^^*)
hemuhana さん、

こんにちは。コメントをありがとうございます。
山で出会った人との会話、特に同年配の女性との会話は心に残ります。

hemuhana さんの山行記録を拝見しました。
たくさんの素晴らしい山に登ってらっしゃいますね。すごい！

> お互いに怪我に気をつけて、長〜く楽しみたいですね!
おっしゃるとおりです。　お互いに長〜く楽しみましょう。
そして、いつか山でお会いできるといいですね。