快晴!花盛り!木曽駒ケ岳 〜チビを背負って八丁坂へGo〜
- GPS
- 06:28
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 459m
- 下り
- 474m
コースタイム
7:30千畳敷駅出発--(駒ケ岳神社〜遊歩道(時計回り))--7:51登山道入口--(八丁坂)--乗越浄土8:40〜8:56
--宝剣山荘(トイレ休憩)9:01〜9:07--中岳9:35〜9:51--(途中休憩24分)--10:46木曽駒ケ岳
〜昼食〜
11:46木曽駒ケ岳--中岳12:12〜12:26--12:43乗越浄土--13:29登山道入口--(遊歩道(剣ヶ池経由))--13:59千畳敷駅到着
往路/トータル 3:16(含、休憩56分+α)→正味歩行時間2:20くらい
復路/トータル 2:13(含、休憩14分+α)→正味歩行時間1:59くらい
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
しらび平から駒ケ岳ロープウェイで標高2612mの千畳敷まで1000m近く一気に登ります(乗車時間7分30秒) 私たちが登った8月8日は木曜日にも関わらず始発のバス待ちで大行列が出来ました 平日なのにここまで混むとは恐るべし千畳敷(木曽駒) この日の始発時刻は6:15でしたが、6:00に臨時バスが出ました。 ロープウェイも同様に臨時便が出ました。 私たちは5時には駐車場に到着していたので最初のバスに乗ることが出来ました。 【料金(往復)】 バ ス :1,600円(小人800円) ロープウェイ:2,200円(小人1,100円) ※管の台バスセンターの切符売り場で通しで購入できます。 中央アルプス駒ケ岳ロープウェイ ⇒ http://www.chuo-alps.com/ropeway/ 【トイレ】 菅の台バスセンター、ロープウェイ千畳敷駅(無料) 宝剣山荘(200円) ※他は未確認 ■ハイシーズンの木曽駒登山はとにかく早朝から動き始めること、これに尽きると思います■ |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山届■ ロープウェイ千畳敷駅を出た所にあります(下山届も) ■登山道の状況■ 千畳敷カールの遊歩道については観光客も気軽に歩けるアップダウンのほとんどない道です。 八丁坂から先は登山者の領域だと思いますが、八丁坂は石を針金で階段状に補強、固定してあるので それなりに急坂ですがスリップし易い所も無く慎重に歩けば特に危険ではないでしょう。 ただ、私のように小さい子連れ登山の場合、針金の隙間に靴先がはまって躓かないよう気を付けさせた方がいいです。 また、針金で補強はされていても急坂なので自分たちのすぐ下を続々と登ってくる登山者に絶対に石を落とすことの ないよう大人も子供も慎重に歩く必要があります。 ツアー登山の団体とすれ違う可能性も大きい場所なので声を掛け合って歩くようにしましょう。 |
写真
感想
昨年の大菩薩に続き、夏休みファミリー登山2回目の地に中央アルプスの主峰、木曽駒ケ岳(2956m)を選びました。
深夜に自宅を出て早朝管の台バスセンターに入り日帰り登山をする、も不可能ではないけれど何しろ4歳と6歳の
チビさん連れなので余裕をもって前泊することにしました。
登山日、宿(「駒ヶ根ふるさとの家」子連れ登山者には特にお勧めです)を4:30にチェックアウトし
車で30分ほどの距離にある管の台バスセンターへ。
着いてみるとすでにかなりの台数が停まっており慌てました。それでも到着が早かった部類だったようで
最初のバスに乗れましたが、バスが現れるころにはすごい行列に。
切符売り場の姉さんものんびりしていてなかなかシャッターを開けてくれません。ようやくシャッターが開いたと思うと
目の前に千畳敷のライブビューが映し出されています。ピーカン!早く連れてって〜と皆さん思ったことでしょう。
千畳敷(木曽駒)はバスにロープウェイにと一々待たなくてはならなくなるので早発ちが重要です。
しらび平からロープウェイ(定員61名)で一気に標高2612mの千畳敷まで登ります。
皆さんわくわくしているのがよく分かります。
すし詰めのロープウェイに乗るとすぐに登山者の方にチビ達を窓際まで案内して頂きました。ありがたかったです。
千畳敷駅から外にでるといきなり絶景が目の前に。写真で散々見てきれいなことは知っていたけれど
やはり実物を目の前にすると圧倒されます。天気のいいうちに登りたいと気が急くけれど7分半で1000m近く
登ってしまったので体が高所に慣れていません。宿でもらったおにぎり弁当の朝食をとりながら目の前に広がる
絶景を楽しみます。ちなみに、チビ達は長袖Tシャツと半袖Tシャツの重ね着だけでは足りず上着を1枚羽織って
ちょうどよかったようです。
駒ケ岳神社で登山の無事を祈って出発。最初は遊歩道を進みます。
ここはチビヲも歩きます。
数年に一度しか咲かないというコバイケイソウが今年は当たり年だそうで白い花をあちこちに咲かせていました。
花(や猿)を愛でながら遊歩道をしばらく進むと八丁坂の入口、ここからが登山者の領域です。
チビヲはさすがにまだ歩かせられないのでここからはショイコです。
中一日空けた8月10日からの南アルプス白峰三山縦走を控えているのでまさにトレーニング登山と
化しました(ショイコ込み21kg)。
チビジョはリュックを背負って登ります。普段空身で歩いているので重い荷物を背負って登れるか不安
だったけれど、山と高原地図のコースタイムが40分となっている八丁坂を50分で登りきりました。
その後中岳へ登る途中からだんだん「気持ち悪い」と言い始めます。果たしてこれが高山病の症状なのか
疲れて歩くのが嫌になってぐずぐず言い始めただけなのか、この判断が子供は難しいです。
休憩をこまめにとってウィダーインゼリーをチュウチュウするとそれなりに元気になって歩き始めます。
未だに高山病の症状だったのか不明です。本人は高山病だと言い張っていますが。
チビヲは乗越浄土から木曽駒ケ岳山頂まであと5分くらいのところまで再び頑張って歩きました。
上出来です。直前に金冠山で調整しておいてよかった。
木曽駒ケ岳山頂からの眺望は残念ながら雲が多くてダメでした。それでもチビ達の頑張る姿が親としては
とても嬉しく景色なんてどうでもよくなっていました(千畳敷が素晴らしかったし)。
山頂は広く食事をするのにちょうどいいです。夫婦だけならゆっくりしたいところだけど、チビ達のテンションが
ぐんぐん下がってくるだろうからさっさと撤収。
下りはチビジョの体にスリングを巻き、別のスリングとロック付きカラビナで接続して確保しながら歩きました。
チビヲは相当疲れたのでしょう。ショイコに乗って20秒くらいで寝てしまった。
中岳への登り返しはなかなかキツかった。しかしそれ以上にヨメ殿の疲れが相当なように見受けられます。
帰りの中央道で告白されましたが、登山開始時から高山病の症状が出ていたけれど娘の手前それを
言い出せなかったとのこと。彼女は富士登山でも高山病になったと言っていたので今後2500mを超える
ような山に登ろうとするときは慎重に山を選ばなければなりません。
チビヲが寝ている隙に下山してしまおうと企んでいたので乗越浄土では休憩をとらずに八丁坂を下りました。
途中でチビヲが目覚めてしまい、自分もスリングで確保してもらいながら歩きたいとうるさいので大分下って
もう大丈夫だろうと判断できる所から自分の足で歩かせました。
昼寝をしっかりしたので元気一杯。剣ヶ池の方を回って千畳敷駅まで行き先行していたチビジョ達と合流。
このころには相当な数のツアー客が千畳敷にあふれていて帰りのロープウェイの待ち時間が心配だったけれど、
ラッキーにも10分程度の待ち時間で乗ることができ、バスも10分くらいで乗れました。
菅の台バスセンターまでの車内ではチビジョとヨメ殿は熟睡。チビヲは後ろの席の男の子と楽しそうに
おしゃべりして(大騒ぎして)ました。
こうしてチビ達の日本百名山2座目となる木曽駒ケ岳登山が無事終了しました。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
その日の夜8時半ころ帰宅し軽く打ち上げの後、家族が寝静まってから私は明日の晩に出発する白峰三山縦走
のための準備にかかりました。洗濯して、登山靴をきれいにして・・・と深夜まで寝られず。
今更ながらかなり無理のある計画を立ててしまったと感じました。
白峰三山縦走、不安でいっぱいのまま出発の日を迎えましたが無事歩ききることが出来たのか?
こちらも追ってレコを作成しますのでごらんください。
スリングで確保されながら下ってくるのを覚えています
時間的には、たぶん木曽駒から下られていた頃だと思います。
お子様も頑張りましたね!
天気も良く、夏休みの素敵な思い出が出来ましたね
hide227さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
hide227さんの当日のレコを読ませて頂きましたが確かに木曽駒からの下りで
すれ違っているようですね。
少し後ろを4歳の息子をショイコに積んだ私がてくてく下っていたと思います。
北御所から伊那前岳を経由して木曽駒、宝剣を巡るルート、静かな山を楽しめそうな
いいルートですね。いつか歩いてみたいです。
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