空木岳(東川岳・熊沢岳・大滝山・檜尾岳・濁沢大峰・島田娘)


- GPS
- 15:54
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 3,097m
- 下り
- 1,333m
コースタイム
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 8:52
天候 | 1日目 曇りのち雨 2日目終日雨・西風強し |
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過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自宅14:07発→駒ヶ根ユースホステル17:32着(218.4キロメートル) 7月11日(空木岳登山、木曽殿山荘泊) 駒ヶ根ユースホステル05:34発→駒ヶ根高原スキー場05:36着(0.4キロメートル) 7月12日(千畳敷から下山) 千畳敷ロープウェイ13:30発→駒ヶ根高原スキー場14:40着 スキー場駐車場の最寄りバス停:駒ヶ池から徒歩10分程度 菅の台バスセンターからもほとんど所要時間は同じ 駒ヶ根高原スキー場14:47発→こまくさの湯14:50着(0.9キロメートル) こまくさの湯15:17発→自宅17:41着(215.9キロメートル) 総走行距離:435.6キロメートル ※駒ヶ根高原スキー場 長野県駒ヶ根市赤穂5-879 ※菅の台バスセンター駐車場 MAPコード 143 857 698*36 ※ロープウェイとバス https://www.chuo-alps.com/access/bus/ 雨量が多いとバスが運休となり、必然的にロープウェイにも乗れなくなります。 7月10日はバス・ロープウェイが運休、7月11日も朝5:30時点では運休とHPにUPされ→池山尾根を登るプランに急遽変更しました。 その後5:45頃には6:30のバスから運行することに変更となったそうです。 この時期は朝の情報収集が重要(泊まった宿の親切さによるかも)でしょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
池山尾根:木の根に注意 予想以上にタフな登りが蜿蜒と続く 空木岳〜木曽殿山荘:山頂直下の岩稜帯が危険 空木岳〜島田娘:熊沢岳と檜尾岳間 濁沢大峰あたりの岩稜帯が危険、道迷いに注意 雷:空木岳山頂から木曽殿山荘までは雷雨の中の下り 午後は雷雨発生に注意 |
その他周辺情報 | こまくさの湯 0265-81-8100 木曽殿山荘に置いてあった割引券を利用して入浴料650円でした。 空木岳の山バッジは、千畳敷ホテルより50円安く売っていました。 http://www.komakusanoyu.com/ |
写真
一緒に苦しみながら登った男性の方が後から登ってきたので、ソロ同志で写真を撮りあいました。ありがとうございました。その方は疲れたことと時間も日帰りには遅いので避難小屋に泊まろうか考えていると話してくれました。
装備
MYアイテム |
![]() 重量:-kg
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個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
ポリゴンミドルシェル
雨具
日よけ帽子
着替え(長袖シャツ
アンダーシャツ
アンダーパンツ
靴下)
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
GPX(ガーミンeTrex30xJ)
虫除けネット
手拭
トラベルカバー
アミノバイタルゼリー×3
|
感想
〇空木岳(うつぎだけ)
空木岳(うつぎだけ)は長野県駒ヶ根市、飯島町、大桑村にまたがる標高2,864 mの山。木曽駒ヶ岳山群以外では木曽山脈(中央アルプス)で最も標高の高い山であり、日本百名山に選定されている。
1951年(昭和26年)に、中央アルプス県立自然公園(後の中央アルプス国定公園)に指定された。『日本百名山』の著者である深田久弥が同著を執筆する際、木曽山脈南半分から一つ選ぼうとして南駒ヶ岳と空木岳とで迷った結果、最終的にはわずかに背が高いこと、そして山名の美しさから空木を選んだという。また山頂には、二等三角点があり、花崗岩の大きな岩が乱立する。山頂直下の北東には空木駒峰ヒュッテがあり、その先の稜線上には「駒石」と呼ばれる巨石がある。東北東に広がる空木平カールには無人小屋の空木平避難小屋がある。
山頂には二等三角点が有り、三角点名は「駒ヶ岳」であるため空木岳の名前は比較的新しいことが分かる。昭和2年(1927年)の陸地測量部5万分の1の地形図では山名は「前駒ヶ岳」と表示されています。
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=76
〇タフな山
疲れました。初日の池山尾根の登り、そして空木岳山頂から木曽殿山荘への下り、楽なところは池山尾根の樹林帯の一部だけでした。先ず最初のスキー場駐車場から池山尾根駐車場までの一時間でもう疲れてしまいました。
二日目も東川岳への登りが最難関かと覚悟して登りましたが、何をかいわんや、その後のアップダウンもなかなか手ごわい稜線歩き(というか岩稜帯歩き)が続きます。
風雨も相俟って心が折れかけました。20〜30歩歩いては立ち止まり、30分ごとに数分の休憩を入れなくては歩き続けられないくらい手ごわかったです。強風も危険を感じました。
〇出会った素敵な人々
駒石あたりから空木岳山頂まで一緒に登った男性の方、木曽殿山荘で出会った栃木県庁の方、38歳の若い会社員の方、檜尾尾根を下った東京の若い女性二人組、そして、東川岳や熊沢岳で写真を撮ってくれた池山尾根を一緒に登った女性二人組の方々には大変お世話になりました。(檜尾岳山頂では15分お待ちしていましたが、風雨が強くなり先に行かせてもらいました。待っていなくて済みませんでした。また途中私が道間違えをしてとんでもないガレ場に下りてしまいすみませんでした。)皆様楽しいひと時を有難うございました。さらには前夜泊のユースホステルで出会ったフランスの女性とルクセンブルグの男性のカップルとは片言の英語と日本語で楽しいひと時を過ごせました。久し振りに片言英語の単語を発音しました。この二人と風雨の空木岳直下の岩稜地帯ですれ違うことができたときは本当にうれしかったです。上高地から岳沢経由奥穂高、涸沢・北穂・南岳を回って上高地に一日で周回したと聞いた時には本当にびっくりしました。トレランでも早い方でしょう。女性のフレンチの方はSDGs関係の仕事をしているらしく、飢餓問題や水問題といった話は分かりましたが、もっとちゃんと英語を勉強していたらもっと話が弾んだろうと、英語の不勉強が悔やまれた瞬間でした。
〇家族に感謝
今回は本当に妻に感謝しています。急に車を三日間も借りることができて達成できた空木岳山行でした。妻はお陰で自転車通勤としたため12日はゲリラ豪雨にあったそうです。本当に申し訳なく思っています。
〇リハビリ山行
前回の雪渓滑落事故を起こした毛勝山山行から約一ヶ月、リハビリ山行としては十二分すぎるほどタフな空木岳でした。肋骨の骨折以外内臓破裂はなかったものの貧血を示す出血が続いていましたが、肋骨の痛みは無くなったので空木岳へ登りました。しかし、途中撤退するかもとの考えが頭をよぎったのは、以前と息が上がるタイミングや右脇腹の状態が少し違うなと感じたからです。軽い貧血のような状態で登れなくなっていました。
念のためこれから医者に行ってきます。
宿泊施設の方々、途中行き会った方々、登山道整備の方々、山の神様、家族に感謝の山行でした。
ありがとうございました。
素敵な人々との出会いは文章を読ませていただくだけでも楽しいと感じる内容ですね。私もこういう楽しい登山をしてみたいです。
お体の方は大丈夫ですか?
少し無理されたように見受けられますので、ご家族のためにも安全な登山に心がけてほしいと思います。
今後も楽しい登山のレコを楽しみにしています。
ありがとうございました。
amsy10tさん、こんばんは。コメントありがとうございました。
本調子ではまだない身体のようで、ヘロヘロになりながら空木岳を周回して、それも何とか、やっとという感じで登ってきました。池山尾根は日帰りの方も多く、檜尾岳に翌日回ってみて、合点がいきました。
やっと久し振りに百名山を進めることが出来ました。次の山行も体調管理に気を付けて踏破したいです。
ありがとうございました。
amsy10tさん、こんばんは。
恵那山のレコが下書きもしくは非公開になっているようですが・・・。
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