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Yamareco

記録ID: 334648
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

南アルプス南部ゆったりテント泊縦走

2013年08月10日(土) ~ 2013年08月16日(金)
 - 拍手
GPS
128:00
距離
54.9km
登り
5,534m
下り
5,779m

コースタイム

所々休憩を結構とっているので参考程度に・・・

初日
5:41椹島〜7:08岩頭見晴し〜9:31清水平水場〜10:29見晴台(昼食)
〜12:32駒鳥池〜13:36千枚小屋

2日目
6:18千枚小屋〜7:15千枚岳〜8:34丸山〜9:29荒川東岳(悪沢岳)
〜11:21中岳避難小屋〜12:16お花畑〜14:29荒川小屋

3日目
5:21荒川小屋〜6:00大聖寺平〜7:21小赤石岳〜8:11赤石岳
赤石岳避難小屋で休憩
9:31赤石岳避難小屋〜11:01百間平〜11:54百瞭胸海硫

4日目
5:04百瞭胸海硫函6:30中盛丸山〜7:27小兎〜8:27兎岳〜9:43聖兎のコル
11:17聖岳〜13:18小聖岳〜14:22聖平小屋

5日目
4:50聖平小屋〜6:13南岳〜7:03上河内岳分岐〜山頂往復
7:50上河内岳分岐〜8:59茶臼小屋分岐〜9:27茶臼岳〜10:23希望峰
仁田岳往復
10:54希望峰〜12:13易老岳〜(雷雨で30分停滞)〜15:29光小屋
雨がやんでから光岳・光岩往復60分程

6日目
5:13光小屋〜5:32イザルヶ岳(待ち合わせのため停滞)
6:50イザルヶ岳分岐〜8:52易老岳〜11:28面平〜13:19易老渡に下山
※長くつらい下りで足がガクガク・・・ かなり休み時間が長いです。

天候 ず〜っと晴れ。
朝は快晴で昼頃から雲が広がるパターンに終始
夜はずっと綺麗な星空だった。

雨具を出したのは 15日の光岳で最後の登りに雷雨を食らった時だけ。
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
行き
静岡駅より静鉄ジャストラインで畑薙第1ダムへ。
http://www.justline.co.jp/rosenn/noriai201305281800.html

予約が必要。
2台運行していたが、最後の1席を予約できた。
予約しなくても空きがあれば当日でも乗れるとのこと。

東海フォレスト送迎バスで椹島へ。
http://www.t-forest.com/alps/bus_sawara.html

利用者が多く、増便して対応していた。



帰り
易老渡よりタクシーで飯田へ。
易老渡は携帯がまったくつながらない。
事前に予約しないと難しい。

道中ご一緒した方が予約しており、相乗りで乗せてもらった。
感謝<m(__)m>



その他、マイカーで来ている人と知り合って、乗せてもらって下山する人等多数。
ヒッチハイクも可能とは思われるが、バス停まで延々歩き切った猛者も・・・
コース状況/
危険箇所等
<全体を通じて>
鎖がまったくない。
あってもいいな?と思う場所にもない。
たまに補助ロープあり。
小学生も親子で歩いていたが、初心者には厳しい場所あり。

ザレた上り下りが多く、スリップしやすい。
トラバース個所多数。
私はこの手の場所が苦手で、ストックをフル活用して乗り切った。
下りは特に注意が必要。
上手な方には問題ないらしく、技量と得て不得手が出る模様・・・・

晴れていたのでよかったが、雨や強風だと怖いと思う。


百間洞〜聖平の間が最も厳しく上り下りが急坂で注意が必要。
兎岳の聖岳側斜面も急で、登るにツラそうで、下るに怖い。
せっかく登ったのに一気に標高を下げられる精神的ダメージもでかい。

上がったり下がったりが多く、私のように下りが苦手な人は、一日の行動時間を控えめにしたほうが無難。


<テント場について>
荒川小屋はスペースが少なく混雑(30〜40張り)
詰めて頂き、割り込んだ次第。

百間洞は場所指定制で場所が無くなったら終わり(30張り未満)
当日は不足しなかった模様。
但し小屋までの距離が遠い(往復10分ほど)

千枚小屋、聖平はスペースに余裕あり問題無い。

光小屋はスペースが狭い(せいぜい20張り)が、他よりテント泊者が少ないようで、当日は不足しなかった。


<水場について>
山小屋の水場はすべて問題無し。
清水平は水量豊富。
兎岳〜小兎間の水場は確認していないが小屋の方は出ているとのこと。
イザルヶ岳横は枯れていた。
光岳では小屋で分けて頂き、汲みに行かないで済んだ。
椹島のテント場は広くて芝生で快適♪
椹島のテント場は広くて芝生で快適♪
千枚小屋までの道は展望が少なくてつまらないが、
花を探しながら歩くには楽しいか。
千枚小屋までの道は展望が少なくてつまらないが、
花を探しながら歩くには楽しいか。
まだこいつが咲いてるんだ・・・
まだこいつが咲いてるんだ・・・
千枚小屋周辺はお花畑
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千枚小屋周辺はお花畑
荒川3山へ向かう
荒川小屋までずっと花がいい
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荒川小屋までずっと花がいい
ライチョウはしょっちゅう出てきた。
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ライチョウはしょっちゅう出てきた。
晴天で歩けたことに感謝
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晴天で歩けたことに感謝
一つ一つの山が独立してるかのようにつらなりでかい
一つ一つの山が独立してるかのようにつらなりでかい
黒ユリ見れたのはうれしかった(荒川小屋上の花畑)
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黒ユリ見れたのはうれしかった(荒川小屋上の花畑)
眼下に荒川小屋。向こうに赤石岳。
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眼下に荒川小屋。向こうに赤石岳。
毎朝朝日がまぶしかった
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毎朝朝日がまぶしかった
のぼるにつれ開ける視界が気持ちいい
のぼるにつれ開ける視界が気持ちいい
小赤石から赤石岳を眺める
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小赤石から赤石岳を眺める
この日は水蒸気も少なく、夏にしてはかなりいい視界
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この日は水蒸気も少なく、夏にしてはかなりいい視界
赤石岳避難小屋。泊まってみたい。
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赤石岳避難小屋。泊まってみたい。
赤石岳〜百瞭挟屬砲△觜い尾根筋は快適に歩けて景色もよくうれしい・
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赤石岳〜百瞭挟屬砲△觜い尾根筋は快適に歩けて景色もよくうれしい・
谷底に隠れるように百瞭胸海硫
谷底に隠れるように百瞭胸海硫
聖岳の前の難所、小兎&兎
兎の上り下りはきびしい。
聖岳の前の難所、小兎&兎
兎の上り下りはきびしい。
兎から一気に250mほど落とされて聖岳に登り返す。
つらい。
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兎から一気に250mほど落とされて聖岳に登り返す。
つらい。
この日は昼前から雲が多く、山頂の展望はいまいち
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この日は昼前から雲が多く、山頂の展望はいまいち
聖平のテン場は広い。
テントも多かった
聖平のテン場は広い。
テントも多かった
上河内岳より見た聖岳
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上河内岳より見た聖岳
上河内岳より茶臼・光岳方向
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上河内岳より茶臼・光岳方向
仁田岳は景色の良い場所。
是非寄ってほしい。空荷なら往復30分。
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仁田岳は景色の良い場所。
是非寄ってほしい。空荷なら往復30分。
光小屋についた。
県営はここだけ?
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光小屋についた。
県営はここだけ?
光岩。
登れるけど岩が脆い場所に注意。
向こう側は断崖。
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光岩。
登れるけど岩が脆い場所に注意。
向こう側は断崖。
さあ、帰ろう・・・・
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さあ、帰ろう・・・・
イザル山頂。
ここも景色良くてお勧め。
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イザル山頂。
ここも景色良くてお勧め。
易老渡への下りはつらかった。
膝がガクガクで休まねばおりれず、、コースタイムを大幅にオーバーした。
おつかれさん。
易老渡への下りはつらかった。
膝がガクガクで休まねばおりれず、、コースタイムを大幅にオーバーした。
おつかれさん。

感想

年に1度の長期縦走。
荷が重くつらかった〜


時期がそうなのか、山中5泊とか6泊とか、長期縦走者が多かった。
同じルートを同じように歩くため、知り合いが増えていく縦走路。


山場はやはり聖岳となる。
百瞭供狙司心屬鳳超半屋が無いこともあるが、上り下りが多くしんどい。
小3の女の子も頑張ってるんだから・・・、と自分に言い聞かせて頑張った。

猛者が多いようで、とんでもない距離を1日で歩き切る人も多数。
当方はそんなことはできないので、小屋ごとに区切って時間をかけて登った。

おかげで花も景色ものんびり楽しめた。
これが自分に合っていて良いと思う。


登山口までのアプローチが困難なエリアではあるが、ゆっくり日程を取って挑んでほしい。
混雑しているとはいえ、北アルプスエリアのようなどうしようもない混み方はしない。
小屋も綺麗でよくメンテされている。


しんどいのは1つ1つの山が独立しているかのように大きい。
よって上り下りが多く、それなりの脚力は要求される。
営業小屋から山頂まで、日々標高差500mを超える登り下りとなる。
上がったり下がったりが続く。
ザレた道が多く滑りやすい。
この手の道が苦手なおいらは、下りが大変つらかった。

でも開けた景色は他の山には無い独特の景観であり、歩いていて楽しい。
天候に感謝ぢゃ。


しんどかったが楽しかった♪


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