谷川岳(土合橋→清水峠→蓬→天神平)
- GPS
- 19:48
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 2,108m
- 下り
- 1,482m
コースタイム
05:50 土合橋
06:15 マチガ沢との分岐
06:32 一ノ倉沢出合との分岐
06:50 JR見張り小屋
06:54 芝倉沢
08:35 白樺避難小屋
11:13 白崩避難小屋(1450m)
12:45 七ツ小屋山(1674.7m)-13:00
13:34 謙信ゆかりの道との分岐
13:43 蓬(よもぎ)ヒュッテ<テント泊>
【8/17】
04:00 起床
06:00 蓬(よもぎ)ヒュッテ発
06:52 武能岳(1759.6m)
08:50 茂倉岳(1977.9m)
09:35 茂倉岳避難小屋
09:50 茂倉岳(1977.9m)
10:11 一ノ倉岳(1974.2m)
10:38 ノゾキ
11:04 富士浅間神社奥の院
11:10 オキノ耳(1977m)-11:45
11:57 トマノ耳(1963m)
12:05 谷川岳肩の小屋
12:52 熊穴沢避難小屋
13:30 谷川岳ロープウェー天神平駅
天候 | 【8/16】 晴れのち雷雨 【8/17】 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
土合橋の手前(キャニオニング・ラフティングの「MAX土合ベース」)を右折 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【土合橋→清水峠】 土合橋を渡ってすぐ、蓬峠を指す道標に従って自動車も通れる林道に入ります。 樹林帯の中を進み、休憩舎を過ぎると山道が始まります。 二回湯桧曽川の河原沿いを歩き、いくつもの沢を徒渉しながら、徐々に高度を上げていきます。 笹原の登山道を進むと監視所の大きな風向計が現れて、清水峠に到着です。 【清水峠→蓬峠】 監視所を背にして笹原の急登を西進します。 尾根道で遮るものがないため晴れていれば直射が、雨なら雷が心配なルートです。 左前方に深緑の稜線が延びています。 右前方に現れる絶壁は上越のマッターホルンこと大源太山です。 七ツ小屋山のピークを超えると笹の丈が高くなり、高度を下げ、蓬ヒュッテに到着します。 【蓬ヒュッテ】 蓬ヒュッテに着くと、赤茶色をした吊り鐘が目にとまります。 テン場はフカフカの草地やキレイに整地された土に設けられています。 幕営料はとらずに、トイレも「大」のみ100円です。 水場は10分ほど下ったところにあります。 【蓬峠→茂倉岳】 笹原に一筋の登山道が武能岳に向かって延びています。 笹は次第に伸びて腰までの高さまで至り、雨露で靴の中にまで水が侵入するほどでした。 武能岳山頂からは茂倉岳に延びる稜線が右に大きくカーブしながら続いているのが見れます。 茂倉岳から10分ほど下ると避難小屋があり、内部はコの字型の床で15人ほどが横になれます。 【茂倉岳→谷川岳】 茂倉岳からも稜線歩きになります。 一旦下ってゆるく登ると一ノ倉岳に至り、山頂にかまぼこ型避難小屋があります。 急坂を下ってノゾキに至り、一ノ倉沢の崖下に雪渓を見ることができます。 その先にはクサリ場があり、富士浅間神社奥の院を経てオキノ耳、続いてトマノ耳に到着します。 |
写真
感想
【計画】
夏休みということもあり、平日金曜日に休んで金曜、土曜を1泊2日で谷川岳馬蹄形、再び車で移動して日曜に日帰りで苗場山へ行く計画を立てました。
木曜の深夜、谷川岳に向けて車を走らせましたが、このところの暑さによる寝不足で、途中、何度かPAで仮眠しながら土合橋駐車場に到着しました。
充分な睡眠が取れなかったのでアップダウンの多い白毛門、朝日岳のルートを諦め、湯桧曽川沿いに清水峠経由で蓬を目指すことにしました。
5月に引き続き馬蹄形は断念です。
お山はどこにも逃げないので、また来ればいいのです。
【沢】
湯桧曽川には谷川岳からいく筋もの沢が流れ込み、その水の冷たさは格別です。
標高が1200〜1300m程度なので気温が高く、沢を横切るたびに顔を洗ったり、時には上半身裸で水を浴びながらの山行になりました。
【蓬にて】
蓬でテントを設営し終わると青空が見え、穏やかな天候でした。
夕食にはまだまだ早いので昼寝を決め込みます。
風に乗ってくる草の香りを楽しみながら、しばらくまどろんでいると、少しずつ暗雲が広がり、遠雷が聞こえ出します。
ボチボチ夕食でも、と支度をしている途中から、大粒の雨が落ち始め、あっという間に豪雨になってしまいました。
【雷雨】
雷雨の中でのテン泊は、前回の雁坂小屋で経験済みでしたが、今回もひどい雷雨に見舞われました。
雁坂小屋と違って稜線上なので風が強く、フライがばたついて吹き飛ばされるのではないかという不安がありました。
かといって、外に出て張り直すのも躊躇するほどの強い雨風の上、雷雲も近くにいます。
稲光の直後に「ど、どーん」と張裂けるような雷鳴がとどろき、とても外に出る勇気がわきません。
雨風がやむことを祈りながら、眠るとはなしにシュラフに頭をすっぽり入れてやり過ごしていました。
【眺望】
谷川岳からの眺望はありませんでした。
日曜に行く苗場山を望んでおきたかったのですが、残念でした。
それでもオキ、トマともにお昼時とあって大勢の人が思い思いに過ごしています。
雷を心配して、昼食を急いで摂って下山する方も見受けられました。
そんな私も、苗場山の西まで100km近く移動しなければならないので、のんびりせずに下山を始めました。
【暦】
東京(東京都)
2013年8月16日(金)
日の出 5:00
日南中時 11:45
日の入り 18:30
月の出 14:07
月南中時 19:17
月の入り --:--
今回も思い出に残る山歩きを楽しむことができました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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今回は谷川方面の登山だったんですね
湯檜曽川のルート気になってました。
綺麗な沢沿いのルートなんですね
このエリアは本当に天気が急変しやすいですね
写真からも天気の移り変わりがよく分かります。
土曜日はオキの耳もさぞかし混雑していたことでしょうね
翌日の苗場山レコも楽しみにしてます〜
LArcさん、こんばんは!
をを!
今回は谷川岳&苗場山だったんですね〜
フライは無事修理できましたか?
32枚目を見るにどこが焦げたかわからないので
大丈夫そうですね!
夏〜残暑の季節にかけては湯檜曽川沿いのルートも魅力的ですね〜!!
自分もいつの日かテント背負って
谷川岳馬蹄形歩いてみたいなぁなんて思っていますが
笹が深いみたいですね。
自分みたいな素人だと、
ルートミスしないかちょと心配になってきました…
苗場山レコも楽しみにしています!!
いつもコメントをいただきありがとうございます。
沢の情景や水音に癒されました。
ノゾキから雪渓が見えたので、雪解け水なんでしょうね。
真夏でも冷たくて10秒も水の中に手を入れると我慢できなくなります。
天候はあっという間に悪化したので、本当にびっくりしました。
改めて山の良さと恐さを痛感した山行になりました。
いつもコメントをいただきありがとうございます。
馬蹄形は私にとって憧れです。
長い稜線を歩くのは気持ちがいいですよね。
標高が2000m未満なので暑さで消耗が激しいから真夏向きではありませんが、沢に立ち寄りながらのんびり歩くルートです。
そして焦げた穴あきテントは気に入った「当て」が今だ見つからず、そのままなのです(>_<)
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