花盛りの北岳・間ノ岳 (3年前の敗退をついにリベンジ)
- GPS
- 19:58
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 2,243m
- 下り
- 2,235m
コースタイム
- 山行
- 7:39
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:39
- 山行
- 9:16
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 11:17
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
乗合タクシー 5:10->6:00 (料金 1100+200) 前日夕方に電話で予約できて、当日朝は並ばずに乗り込めました。予約は1人でもOKでした。バスより少し早く出るし安いのでお勧めです。 【広河原 -> 芦安市営駐車場 (7/21 水)】 乗合タクシー 16:15->17:00 (料金 1100+200) https://minami-alpskankou.jp/WP/images/pdf/bustaxi.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
二股から左股に進んで雪渓の上を歩く距離は5m程度、軽アイゼン不要。 コースタイム x 1.2 + 休憩 で計画 1日目 総距離 5.33km, △1544m, ▽210m 2日目 総距離 10.15km, △651m, ▽1975m |
その他周辺情報 | 温泉 天笑閣 月曜休 10:30-20:00, 600円 ここおすすめです。 女湯の場合、ヒノキの湯船が3つ。それぞれ温度設定が異なり、高温 42°、中温 40°、低温 多分 30°くらい? 水風呂でアイシングして高温に入る、を繰り返せば、登山後の筋肉疲労回復にバッチリ。 |
写真
感想
梅雨が明け、いよいよ夏山シーズン
SCWで20、21日の2日間が良さそうとアタリをつけて、北岳と間ノ岳に行ってきた。
実は3年前の梅雨明け前に、テントを背負って『北岳肩の小屋』まで行ったものの、天気がくずれて雨風の中を一晩テントの中で過ごす羽目になった。翌朝も風雨。北岳までほんの標高差で193mの肩の小屋から、登頂することなく重い荷物をまとめて引き返した苦い過去がある。
今回は梅雨明けの安定した夏型の空模様。
標高3000m台のきつい直射日光を浴びつつ、雄大な山並みを眺めながらの山歩きを2日間満喫した。
○ 広河原〜大樺沢二股
淡々と進む
大樺沢二股で休憩。おにぎり1個他
○二股〜左俣の沢の上端
日差しを浴びて、淡々と進む
左俣の沢の上端で、ザックを下ろして休憩。沢の水で顔や手の汗を流してスッキリ
○左俣の沢の上端〜八本歯のコル
梯子の連続と聞いてはいた。
淡々と順調に進む。
しかし、5つ目の梯子に取り掛かるところで、突然の体調不良に襲われる。
腹痛あり。しばらく座って薬を飲む。
二股で食べたおにぎりで食あたり? 合わせてシャリバテ? 力が入らない。
その後は、ハシゴをよじ登っては休み、少し進んでは休み。
二股から八本歯のコルまでに3時間あまりを費やした。
八本歯のコルで岩山に猿の家族がいるのを見かけた。
あれは普通なのだろうか?
○八本歯のコル〜吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
岩場とハシゴ
不調が続き、岩陰で日差しを避けてしばしば休憩
○吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐〜北岳山荘
ここからは下り
左右に満開の花畑。ガイド本では北岳一の花畑はここだという。
無事に北岳山荘に到着。
私は「八本歯」の部屋に割り当てていただいた。
パーティションで一人1畳分をしっかり区切ってあって、プライバシーも保てるし、過ごしやすかった。
ほどほどのプライバシーで、同室の方と情報交換できたのも良かった。
2日目
○北岳山荘〜間ノ岳〜北岳山荘
ザックを山荘にデポして、前夜に受け取ってあったお弁当を持って間ノ岳に遠足。
コースの左右に咲く花の種類が多くて色も多彩。良いコースでした。
○北岳山荘〜北岳〜北岳肩の小屋
ザックを回収して北岳へ向かう。
山荘と北岳の標高差は293mしかない筈なのに、意外と手間取る。
高山で酸素が薄いからなのか?
北岳に無事登頂。
北岳をぐるっと囲む仙丈・甲斐駒・観音岳は登ったことのある山だし、その真ん中の北岳に立っていることに、感激。
真っ青な空の下の眺めを楽しんだ。
北岳肩の小屋に到着。水を補給し、ベンチに座って昼食をとる。
ベンチで隣り合わせになったご夫婦と山談義が盛り上がり、楽しい寛いだ時間を過ごした。
3年前、肩の小屋のテン場で風雨に振り込められた苦い記憶は、この楽しい山談義の時間の記憶で完全に塗りつぶせそう。(笑)
○北岳肩の小屋〜右俣〜二股
淡々と進む
○二股〜広河原
淡々と進む。
途中、大樺沢の河原に下りて、顔と腕を水に浸して冷やす。水の冷たさが気持ち良い!
無事に下山。
それにしても北岳は大きかった。
もう少しゆとりある計画を立てれば良かった! 歩きながらそんなことを思っていた。
素晴らしい登山の時間だったけど、北岳はもう当分は行かなくてもいいな。^^
===
それにしても、コロナ禍で山小屋の運営は大きく変わりましたね。
2年前まではどの小屋でも布団を並べて雑魚寝がデフォルトでしたし。
それが嫌でテントにこだわってました。
今は1人1畳分をパーティションで囲ったスペースを提供するパターンが多数。パーティションでプライバシーも守られて過ごせます。部屋のドアは取り外して、窓を細めに開けて、室内を風がびゅうびゅう。通気もしっかり。
宿泊者はシュラフとシュラフシーツを持参すればいいだけ。料金は高くなったけど、以前の山小屋よりずっと快適で泊まりやすくなりました。有難いです。
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