木曽駒ヶ岳・空木岳 日帰り縦走 百名山78・79座目
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- GPS
- 09:51
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,454m
- 下り
- 2,694m
コースタイム
- 山行
- 9:03
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 9:44
7:32 乗越浄土(前岳分岐)7:39
7:42 宝剣山荘
7:45 中岳巻き道分岐
7:53 駒ヶ岳頂上山荘
8:03 木曽駒ヶ岳 (2956m)
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8:14 駒ヶ岳頂上山荘
8:21 中岳(2925m)
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8:28 宝剣山荘
8:35 宝剣岳 (2931m)
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9:06 極楽平
10:35 檜尾岳(2728m)
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11:39 熊沢岳(2778m)
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12:27 東川岳(2671m)
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12:41 木曽殿山荘
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13:27 第一ピーク
13:49 空木岳(2864m)
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13:58 駒峰ヒュッテ
14:16 駒石山
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14:31 空木平避難小屋分岐
15:22 大地獄
16:00 尻無 登山道・遊歩道分岐
遊歩道経由
16:16 池山尾根水場
16:42 篭ヶ沢の岩窟分岐
16:50 林道終点
千畳敷駅〜木曽駒ヶ岳 57分
木曽駒ヶ岳〜空木岳 5時間40分
空木岳〜林道終点 2時間55分
全行程 9時間44分
天候 | ![]() ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ロープウェイ駅は一般車進入禁止 菅の平バスセンターからシャトルバスにて、しらび平駅へ 片道1,980円 往復3,800円 菅の平バスセンター駐車場一回500円 http://www.chuo-alps.com/ropeway/index.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
バスについて 8月20日(火)平日でしたが、始発バスが出る前から臨時バス2便が満席で出発 私は6:15始発(満席で積み残しが出ました)に乗車しました ロープウェイについて ロープウェイは定員をきっちり数えて乗せます バス定員=ロープウェイ定員 と考えて良いでしょう。バスの最初に下車した私は一便前のロープウェイに乗れました 木曽駒ヶ岳について 千畳敷から乗越浄土に着いた際、方向感覚が狂い前岳(下山)方面へ間違って進む可能性があります。濃霧の際は注意してください (ホンの数分の間に二組の方が間違えかけてました) 中岳巻き道 中岳の巻き道ですが子供連れでなければ然程難しくはありません (宝剣岳へ登る方が難易度が高いです) 私は登りは巻き道を経由、下山時に中岳へ登りました 宝剣岳について クサリ場・ステップ場が等が多く足元が悪い ガスっており高度感は無かったが、眺望がよければ高度感があったのかも?? 宝剣岳から空木岳稜線縦走について クサリ場・ステップ場が数箇所ある 東川岳から一旦木曽殿山荘に降りて空木岳へ400mの登り返しが一番のキツイでしょう 池山尾根について 全般にわたってシッカリした踏み跡のある登山道 遊歩道を経由時、道が熊笹に完全に覆われており、踏み跡はシッカリしているものの道が見難い箇所があります 上記地図より登山道は国土地理院の地形図の方が正確です(特に登山道下部) |
写真
八丁坂を登りきると乗越浄土です
ここで数分寝ました
濃霧のため何も見えません。駒ヶ岳への道標をキチンと確認しなければ前岳方面へ間違える可能性があります
(目の前で間違えかけた方が数組居ました)
木の根をトントントンと降りて右足から着地した瞬間 砂によって足が谷側へ滑りそのままゴロンと一回転谷へ落ちました。
草にしがみ付き滑落停止しました
感想
<はじめに>
猛暑の今年、標高の低い山に登る気にはなれず、日本最高所へ一気にロープウェイで行ける木曽駒ケ岳&空木岳へ
<菅の台バスセンター〜千畳敷>
AM1時に菅の台バスセンター前に到着
ふと目を覚ますと5:30
バス停にリュックをデポし、林道終点を目指してクルマを走らせるが、数キロ走っても林道終点につかない
こんなコトをしていたら、時間がなくなると考え、クルマを林道にデポするのをやめ素直に菅の台バスセンター駐車場へクルマを停めることに
6:00には駐車場に戻ったもののすでに(多分)一便目のバスが出発するところ
あわてて行列にならぶ
二便目は満席で乗れず、三便目のバスになんとか乗れた
このバスも多くの積み残しを出して出発バスはクネクネ山道を走ってしらび平駅を目指す
少しバスに酔う・・・
ロープウェイ
しらび平駅ではバスから最初の方に下車
下車客のポールポジション で歩いてロープウェイ乗り場に進むと、係員の方がカウンターで乗客をきっちり数えており、定員ギリギリで一便前のロープウェイに乗れた
搬器の定員が61名なのでバスの定員とほぼ同じ
バス一便に対してロープウェイ一便となるだろう
スシ詰めまで一歩てまえの搬器に乗りこむ
真ん中に乗ったので外の景色は見えない
一気にロープウェイで標高差950mを登り千畳敷駅へ
<千畳敷〜木曽駒ヶ岳>
下界は晴れだったのに、千畳敷はガスに包まれている。視界はざっと100m弱
駅前はハイカーでごった返している
駅前の信州駒ヶ岳神社に参拝し、7:06登山開始
最初の約6分はロープウェイの遊歩道
登山道に入り乗越浄土へ向けて一気に急登を登る
バスで酔った体調が回復しておらず少々気持ちが悪い
乗越浄土で横になって少しだけうたた寝をして小休止
多くのハイカーが次々登ってくるが二組が進む方向を間違えて前岳(下山)方向へ進みかけた
かく言う私も、もし道標がなければ下山方向へ進んでいたことだろう
濃霧の際は乗越浄土の分岐は要注意点
乗越浄土から約3分で宝剣山荘さらに3分で中岳巻き道分岐へ
道標には「難所あり」と記載されているが、中岳頂上を経由するより早く着くだろうと巻き道をチョイス
7:53 駒ヶ岳頂上山荘
巻き道と頂上経由の道が合流する地点、ガスが濃く山荘に気が付かなかった
ここから10分で木曽駒ヶ岳2956m頂上到着
百名山78座目
残念ながら眺望ゼロ
<木曽駒ヶ岳〜宝剣岳>
木曽駒ヶ岳から中岳を経由し宝剣岳へ
登山道がずっとガスっており眺望ゼロ
宝剣岳山荘から宝剣岳へかけて道が一気に険しくなる
宝剣岳頂上に着くとホンの一瞬のことだが一気に晴れた
オベリスクによじ登り景色を眺める
空木岳までの稜線や御嶽山まで眺望が広がる
<宝剣岳〜空木岳>
宝剣岳に居ると千畳敷の方からロープウェイ千畳敷駅の案内放送が聞こえてくる
極楽平まで時おり左手に千畳敷を眺めながら歩く
道が険しく標高の高い山独特の雰囲気があるがロープウェイ駅からの案内放送が時おり明瞭に聞こえてきてナンとなく場違いな雰囲気がする
極楽平から先は駅の放送も聞こえず登山者もぐっと減り静かな縦走になる
極楽平付近からダイナミックな稜線が見えたが、残念ながら進むにつれこの先は濃霧になり眺望が効かない
時おり岩登りやクサリ場があるものの東川岳まではアップダウンも少ない
東川岳 (2671m) を過ぎると一旦一気に木曽殿山荘 (2490m)と約180m高度を落としてから空木岳第一ピークまで約300m急坂で登り返す
今回の登山で一番ハードなのはこの区間だろう
13:49空木岳登頂 百名山79座目
<空木岳〜林道終点>
空木岳からは池山尾根をひたすら降りる
宝剣から空木岳への稜線は濃霧の中を歩き続けたが、伊那側へ下る池山尾根は晴れている
池山尾根登山道は時おり稜線の小ピークをさけながらも殆ど稜線を忠実に辿り高度を下げる
巨石が幾重にも折り重なった駒石山をすぎ暫くすると樹林帯歩きに
風が吹かない樹林帯はとても蒸し暑い
迷い尾根まで下り、木の根をステップ状に降りたところで足を滑らせ谷へゴロンとホンの2mほど滑落した
幸い谷側への斜面角度が45度程度だったことと草にしがみ付いたので怪我をすることは無かった
何故こんなところで足を滑らせたのか、自分ひとりで現場検証をしたが、パッと見は全く危険箇所には見えない
ただし木の根からポンと右足が着地した地点の道が少し谷側へ傾いており、且つそこにホンの少しだけ砂が載っていたため谷側へ滑り易い形状であることが判った
谷側の高度感もあまりなく殆ど危険を感じない場所なのだがホンの少しの油断が命取りとなる
自分を戒める
迷い尾根を下りさらに暫く進むと尻無という遊歩道との分岐点
「登山道」「遊歩道」と記載された分岐点でどちらも歩行距離は変わらない
「遊び」が好きな私は「遊歩道」チョイス
遊歩道は途中熊笹が登山道を覆いつくし、道が判り難い箇所があった
遊歩道と登山道が再び合流すると池山小屋分岐そしてすぐに今回のコース唯一の本線上の水場
ここで手と顔を洗う
この先幾つかの分岐を越して林道終点に到着
ここでたまたま出合った神奈川県から来たご夫婦に菅の台までクルマに乗せていただいた
もしここから歩いたら林道終点さらに約4キロ標高差500mほど歩かねばならなかった。
感謝
17時すぎ菅の台バスセンターまで送っていただくともうすでに駐車場はのクルマかなり減っており朝の喧騒がウソのように静まり返っていた
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