仙丈ヶ岳&甲斐駒ケ岳(北沢峠)
- GPS
- 29:40
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 2,076m
- 下り
- 2,098m
コースタイム
芦安P 6:15 ≫ 7:20 広河原 9:00 ⇒ 9:25 北沢峠 9:30 → 三合目 10:00 → 五合目(大滝ノ頭)10:40 → 六合目 11:00 → 小仙丈岳(七合目) 11:30 → 12:30 仙丈岳 山頂 13:00 → 仙丈小屋 13:25 → 馬ノ背 13:50 → 大平山荘 15:20 → 15:35 北沢峠:長衛荘 泊
《二日目》
北沢峠:長衛荘 3:20 → 五合目(大滝ノ頭)5:10 → 六合目 5:30 → 5:50 小仙丈岳(七合目) 6:10 → 五合目(大滝ノ頭)6:30 → 7:20 北沢峠:長衛荘 7:40 → 双児山 9:20 → 駒津峰 10:00 → 六方石 → (直登コース)→ 11:00 甲斐駒ケ岳 山頂 11:30 → 魔利支天分岐 11:50 → 12:00 魔利支天 12:10 → 〃分岐 12:20 → 12:50 駒津峰 13:00 → 仙水峠 13:50 → 15:10 北沢峠 15:30 ⇒ 15:55 広河原 16:05 ≫ 16:45 芦安P
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
|
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
《初日》
【仙丈ヶ岳 コメント】
・ 花のシーズンの7月下旬頃に予定していましたが、用事や天候不順などで延びてしまい、まだ花の残っているうちに、登山することにしました。
・ 今回の目的は、花の撮影と、日本の高峰:No.1:富士山(3,776m)、No2.:北岳(3,192m)、No.4:間ノ岳(3,189m)が並んだ写真撮影です。
・ 一泊して仙丈岳と甲斐駒ケ岳の山行に行きました。
・ お盆が終わり、登山者が減る早目の日の山行としたので、バスダイヤが夏季ダイヤから通年ダイヤになりました。
・ 芦安の臨時駐車場はバス停の前でも空いており、すぐに乗り合いタクシーに乗車、広河原に到着。(料金はバスと同額1,000円+協力金100円)
・ 広河原から先は乗り合いタクシーはなく、バスで北沢峠へ、9時の発車まで2時間弱付近を散策、野呂川に架かる長い吊り橋を渡り写真撮影したり、自然ふれあいし施設の“広河原インフォメーションセンター”で時間を過ごす。
・ 2台のマイクロバスに分散乗車、25分で北沢峠に到着。
・ 準備後、登山開始、しばらく雨が降っていない様子で、乾いた登山道の深い針葉樹林帯のやや緩やかな登山道を進む。 苔が以前より少ないようでした。
・ 山頂まで約20分毎に合目の表示板があり、休憩ポイントの目安になりました。
・ 五合目の大滝ノ頭で、甲斐駒ケ岳を見ながら、小休憩。
・ 六合目に到着、この先は森林限界に入り、急に展望が得られ、正面に小仙丈岳が目に入る。 振り返ると甲斐駒ヶ岳、鋸岳の間に、遥か遠く八ヶ岳が見えた。
・ 七合目の小仙丈岳に到着、標識をバックに仙丈岳方面の写真を撮る。 北岳は雲に隠れぎみで写真写りが不十分。
・ 八合目を過ぎ、トウヤクリンドウやイワギキョウなどが咲いてる小仙丈カールわきを登りきると、3,033mの仙丈岳に到着。
・ 到着が正午を過ぎている為、雲が湧きあがり、残念ながら雲の隙間に僅かに見れる状態での“北岳〜間ノ岳〜農鳥岳や鳳凰三山、甲斐駒ケ岳”の展望でした。
・ 下界には薮沢、大仙丈、小仙丈の各カールが広がっているのを眺めながら休憩する。
・ 休憩後、仙丈小屋経由、藪沢コースでの下山ルートを歩く。
・ 仙丈小屋は、かなり以前より省エネ利用で、屋根の上にはソーラパネルが敷き詰められ、小屋裏には風力発電のプロペラが14機稼働してるようでした。
・ 馬の背ヒユッテを過ぎ、分岐を直進、藪沢沿いの所々にまだ残ってる雪渓を眺めながら下山道を、一気に下る。
・ 樹林帯に入り、さらに下り続けると、ようやく大平山荘に到着。
・ 一旦かなり登り返して北沢峠に到着。
・ お盆が過ぎた平日の為、宿泊客は約30名と混雑時の1/3位以下のようで、2階の大部屋に数人で寝ることが出来、熟睡できました。
・ 食後、外へ出て空を見上げるとややもやってはいましたが、満天の星を眺めることが出来ました。
【注意箇所】
・ 特別危険箇所はありませでしたが、藪沢コースは7月まで雪渓が残り、通行禁止。
・ 仙丈岳山頂は三方向に分かれているので、ガス時は帰路注意。
《二日目:小仙丈岳・甲斐駒ケ岳》
・ 翌日、早朝予定より早めに目が覚め、軽く食事を済ませてから、小仙丈岳からの「日本の高峰:No.1:富士山(3,776m)、No2.:北岳(3,192m)、No.4:間ノ岳(3,189m)の並んだ写真」を撮影する為に、不要な荷物を預けて3時20分に出発。
・ 静まり返った真っ暗な登山道をひたすら登り、やがて五合目に到着すると、東の空がオレンジ色に染まり始め、甲斐駒ケ岳方面を写真撮影。
・ 六合目に到着してすぐに、眩い太陽が山の上から現れ、感動の一瞬でした。
・ 七合目〜小仙丈岳に到着、ここで今回の目的であった“富士山&北岳”の写真をしっかり撮ることが出来ました。
・ 北岳、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳、鋸岳、中央アルプスなどの山々のパノラマを満喫。 富士3776m、北岳3192m、間ノ岳3189m、標高1,2,4位が並んで見えました。
・ 北東側真近に見える、甲斐駒ケ岳から、右南方向に、鳳凰三山、富士山、北岳、間ノ岳、農鳥岳が順番に見れました。
・ 更に南西方向に、塩見岳・荒川三山・赤石岳、西方に中央アルプスの木曾駒ケ岳・御嶽山、乗鞍岳、槍穂高も微かに確認できました。
・ 充分写真撮影を出来たので、下山開始、一気に小屋に戻る。
・ 水を補給し、今度は甲斐駒ケ岳へ向けて出発。広河原行きの最終バスが15時30分なので、あまりゆっくりした登山は出来ません。
・ ジグザグした登り登山道を進み続けると、やがて展望のきいた双子山に到着。正面に先程登った仙丈岳がクッキリと見える。
・ 一旦下った後、登り返し、駒津峰に到着。
・ 甲斐駒ケ岳へは、直登コースと巻き道コースがあり、登りを直登、帰りに巻き道コースを使いました。
・ “直登コース”の方が、10分以上早く到着するようですが、かなりの急登で花崗岩の大岩が入り組み、下りに使うのはやや危険な個所も見受けられました。
・ やがて甲斐駒ケ岳頂上に到着。 昼近くになって雲が湧きだし、富士山はほんの一瞬しか見れませんでしたが、北岳、仙丈岳はシッカリ見れました。
・ 広い甲斐駒ケ岳山頂で、ユックリ周囲の展望を満喫しながら休憩。
・ 下山は、一旦“魔利支天”へ立ち寄る。
・ 駒津峰で、小休憩後、時間に余裕があったので予定どうり、仙水峠経由の緩やかで楽なコースで下山。
・ 累々とした岩山を過ぎ、仙水小屋を通った後、北沢駒仙水小屋とキャンプ場を過ぎると、15分で北沢峠:長衛荘に到着。
・ 預けていた荷物を受け取り、小屋前のベンチで休憩、5分前にバスが到着。 750円のキップを買い乗車、定時に出発。
・ 30分程で広河原に到着。 すぐに乗り合いタクシーに乗車、芦安駐車場まで行く。
・ 小休憩後、我が家へ向けて出発。
【危険注意箇所】
・ 六方石のコルの先の、巻き道との分岐の岩稜直登コース。 ペンキマークが少なく、ステップ確保が難しい個所がある。特に下りの場合は分かりずらいと思われます。
他の個所では、特別危険箇所はありませでした。
・ 対面者: 約50人。
私もいつかは長衛荘に泊まり、千丈岳、甲斐駒と考えています
細かく書いていただいているので大変参考になります
でも、初心者で、体力にあまり自信がないので
1日目 東京-夜叉神峠-広河原−北沢峠(長衛荘泊)
2日目 北沢峠-千丈岳往復 (長衛荘泊)
3日目 北沢峠-甲斐駒往復 帰宅
花の写真を撮りながらゆっくりとなりそうです
今年秋か、来年かな?
だいぶイメージがふくらみました
ありがとうございます
divyasu21様 こんばんは
御訪問、ありがとうございます
当方、北海道マラソン参加を兼ねての、北海道旅行(ついでに樽前山登山)にいってきました。
仙丈岳と甲斐駒ケ岳のセット登山が効率的で、お勧めです。
仙丈岳のカールと薮沢付近は、まだ花が見られると思いますが、甲斐駒ケ岳では、もともと花は少なく、もう終わってると思います。
10月上旬頃の紅葉がまた素晴らしいです。
季節を変えての登山もお勧めです。
マイペースでの登山に徹し、大自然を楽しんでください。
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