記録ID: 337198
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
畑薙ダムから大根沢山・信濃俣・光岳・茶臼岳周回縦走
2012年10月06日(土) ~
2012年10月08日(月)


- GPS
- 32:24
- 距離
- 35.0km
- 登り
- 3,273m
- 下り
- 3,239m
コースタイム
10/6
5:50畑薙駐車場
7:15平尾根
8:05分岐手前50m
9:10休憩
10:10休憩 標高1885m地点
11:20三角点 標高2112m 食事休憩
12:38 休憩
13:10 三角点
13:16 大根沢山頂三角点
14:20 6m岩場
15:00 ブナ沢コル手前台地
15:35 標高1913m
16:30 カバ沢の頭の手前ヤセ尾根 テント泊
この日の夜、母親が肺に痰を詰まらせて亡くなった。
携帯連絡は通じず、月曜日下山まで知らずにいた。
10/7
6:45 出発
7:52 西股山(カバ沢の頭標高2107m)休憩
8:10出発
9:05休み南峰150m手前
9:57椹沢山 標高2313m
10:27信濃俣
12:10休憩
12:55休憩
14:00百俣の頭 休憩
14:20出発
15:30光小屋分岐
光小屋泊(たった一人だった) この二日間誰にも会わなかった。
10/8
5:20光小屋
7:00易老岳手前200m 休憩
7:15 出発
7:26 易老分岐
9:08 希望峰
10:05茶臼岳
10:28横窪沢分岐
10:45茶臼小屋発
11:07樺ノ段
11:55横窪沢小屋休憩
12:20出発
12:42中ノ段
13:10うそっこ小屋
14:06ヤレヤレ峠
14:41 つり橋 6分掛けて渡る
18:19車に戻る
5:50畑薙駐車場
7:15平尾根
8:05分岐手前50m
9:10休憩
10:10休憩 標高1885m地点
11:20三角点 標高2112m 食事休憩
12:38 休憩
13:10 三角点
13:16 大根沢山頂三角点
14:20 6m岩場
15:00 ブナ沢コル手前台地
15:35 標高1913m
16:30 カバ沢の頭の手前ヤセ尾根 テント泊
この日の夜、母親が肺に痰を詰まらせて亡くなった。
携帯連絡は通じず、月曜日下山まで知らずにいた。
10/7
6:45 出発
7:52 西股山(カバ沢の頭標高2107m)休憩
8:10出発
9:05休み南峰150m手前
9:57椹沢山 標高2313m
10:27信濃俣
12:10休憩
12:55休憩
14:00百俣の頭 休憩
14:20出発
15:30光小屋分岐
光小屋泊(たった一人だった) この二日間誰にも会わなかった。
10/8
5:20光小屋
7:00易老岳手前200m 休憩
7:15 出発
7:26 易老分岐
9:08 希望峰
10:05茶臼岳
10:28横窪沢分岐
10:45茶臼小屋発
11:07樺ノ段
11:55横窪沢小屋休憩
12:20出発
12:42中ノ段
13:10うそっこ小屋
14:06ヤレヤレ峠
14:41 つり橋 6分掛けて渡る
18:19車に戻る
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス | 畑薙第一ダム1km手前に駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大根沢山への入口は、畑薙第一ダムを渡らずに左に100m行くと、左に登る道あり、登ると中電の施設あり。その手前から無理やり尾根に登る。 尾根を行けば、いずれ大根沢山山頂に到着。少し戻ると信濃股方面の道をテープたどる。標高差400mの大下り。間違えないと狭い尾根にでて6mの岩場が遮る。 この岩場を登ると、後は、信濃俣まで、道迷いはしにくい。尾根は狭い部分もあるので、バランスに注意。信濃俣から左に行く尾根になるが、この尾根を約5mで右に延びる下りの尾根がある。これを行く。左に行きがちだがここはダメ。 尾根は、百俣の頭まで至る。ここから光岳へは一本道で迷いはない。 光岳から茶臼岳、横窪沢コースは長いが問題ない。大根沢山から光岳間は人に会うことは稀であろう。 |
写真
大根沢山から信濃俣方面に向かうには、数十m戻り、左に移動すると、右の表示が見つかります。表示の右に道らしいので行きがちですが、こちらはダメ。表示の左をよく見ると、左に行くように印があります。ここからは、400mの大下りですが、間違わないようにテープ(特に青のテープがよい)をたどる。
間違わないと、いずれ狭い尾根に行きつき、ご覧の6mほど立ちあがった岩場の前に出ます。山頂から1時間程度でここに出なければ、間違えた可能性があります。ここ岩場は、手掛かり、足がかりがありますので慎重にやればよじ登れます。
よじ登った後は、平らな尾根を行きますが、両側は切れています。尾根は狭くは無いので大丈夫。
偶に少し狭いところは慎重に。ハラハラの緊張する箇所はこのコース全体に亘りありませんでした。
偶に少し狭いところは慎重に。ハラハラの緊張する箇所はこのコース全体に亘りありませんでした。
信濃俣北峰の三角点。南峰から30分。
ここ三角点の上にだれかメガネを忘れておいてあった。写真ではどかしたがまたおいてきた。
ここからすぐ北に延び、西に尾根は曲がるが、
5mぐらいで、北に延びる尾根に降りる。
西には行かないこと。ここだけ間違えなければ、百俣の頭、光岳方面に行けます。
ここ三角点の上にだれかメガネを忘れておいてあった。写真ではどかしたがまたおいてきた。
ここからすぐ北に延び、西に尾根は曲がるが、
5mぐらいで、北に延びる尾根に降りる。
西には行かないこと。ここだけ間違えなければ、百俣の頭、光岳方面に行けます。
信濃俣から3時間30分でやっと、百俣の頭に到着。もう何も心配はありません。
思い返すと、心配は、大根沢から400mの大下りと信濃俣北峰からすぐの北尾根への入り方の2か所で道迷いの可能性があることだけでした。
逆コースを取る方が道迷いの心配がないかもしれません。その際は、6m岩場は、下りになるので慎重に、またはロープでも持っていけば安心ですね。
思い返すと、心配は、大根沢から400mの大下りと信濃俣北峰からすぐの北尾根への入り方の2か所で道迷いの可能性があることだけでした。
逆コースを取る方が道迷いの心配がないかもしれません。その際は、6m岩場は、下りになるので慎重に、またはロープでも持っていけば安心ですね。
光避難小屋。百俣の頭から1時間半かかりました。
今日は、この小屋に泊まります。宿泊者は、
私だけでした。ここまで、ダムをでてから、2日間、誰とも会いませんでした。
水場は、近くにあり、たっぷり補給しました。
今日は、この小屋に泊まります。宿泊者は、
私だけでした。ここまで、ダムをでてから、2日間、誰とも会いませんでした。
水場は、近くにあり、たっぷり補給しました。
ヤレヤレ峠から35分でツリ橋に到着。このツリ橋の世話になるのも4回目ぐらいか。
そろりそろりと6分掛けて渡りきった。
後は、林道を歩いて、ダムの駐車場へ。
ゲートにザックを置かせてもらい、空身で駐車場へ(20分以上かかる)。重い荷物を下ろしたいくらいやはり疲れがあったのだろう。車を取ってきてゲートへ戻り、ザック回収となった。
後は、川根方面に移動後温泉に入って帰還することになるが、コンビニに入ったところで、弟から電話、お袋が6日夕方亡くなったことをしった。携帯電話は勿論通じない。通じてもどうしようもないところにいた。行きたかった深い山にやっと行けた満足感とお袋が亡くなったことが重なってより深い思い出の日になった。
そろりそろりと6分掛けて渡りきった。
後は、林道を歩いて、ダムの駐車場へ。
ゲートにザックを置かせてもらい、空身で駐車場へ(20分以上かかる)。重い荷物を下ろしたいくらいやはり疲れがあったのだろう。車を取ってきてゲートへ戻り、ザック回収となった。
後は、川根方面に移動後温泉に入って帰還することになるが、コンビニに入ったところで、弟から電話、お袋が6日夕方亡くなったことをしった。携帯電話は勿論通じない。通じてもどうしようもないところにいた。行きたかった深い山にやっと行けた満足感とお袋が亡くなったことが重なってより深い思い出の日になった。
感想
このコースは7年ぐらい行きたいと思いながらのびのびになっていたコースだった。
ほとんど誰にも会わない、年に数えるほどの通過者もないコースで一抹の不安があったが、行ってみて、滑落の危険は感じなかった。
尾根は、偶に両側がきれたところはあるが、バランスや手をついて普通に渡ればよいし、反ってうっかりバランスやつまずいたりして切れた方に落ちることは考えられるが、そのようなところは普通の山にもあることである。
道迷いは、大きく2か所、大根沢山からの落差400m大下り、ここは道がしっかりしてなくて赤テープ、青紐テープを目印に降りる。
それと、信濃俣から百俣の頭への尾根に入るは入口のところで西への尾根に向かわないことだ。5mですぐ北に降りて伸びる尾根の方が正解だ。
筆者は、テープを参考にしつつ、gpsで確認しながら通過した。
熊さんや蛭さんにも会わず、熱望しただけ、疲れと満足感があった山旅だった。
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コメント
この記録に関連する登山ルート
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貴重な資料をありがとうございます。
私の場合、小根沢山〜大根沢山〜椹沢山の区間を残しております。
水場や道迷い、大根沢山の400斜面の安全性を考えると、逆コースが最適と思い
計画中です。
60才になる前に挑戦するつもりです。
ヤマレコの地図記載が苦手なので、自分でホームページを
立上げました。
http://alps3047.stars.ne.jp/
大根沢山から光岳の間は、年に何人の人が通過するか、全く予想もつかない超マイナーなルートですからヤマビトにとって貴重な財産です。
私は、信濃俣の途中でテントを張りましたが、携帯などは全く通じませんから、
お袋が無くなった実家からの電話も知らずにいましたことで、想い出深い山になりました。60歳前、頑張って下さい。(g)
初めまして。
忘れられない山行でしたね。
赤石山脈で光未踏、先日大根沢山登ってgakukohさんが歩かれたこのルートが身近なものになってきました。
信濃俣の稜線、本当に山深くて良いですね。
白峰南嶺より山臭い感じがして憧れております。
tomhigさん、おはようございます。
ご興味をいただいてありがとうございます。
約7年前、66才で回った、とてもいい思い出です。
段々、年をとって、行けなくなりました。
相応のところで楽しんでいます。(g)
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