裏銀座 高瀬ダム〜上高地
- GPS
- 33:23
- 距離
- 57.6km
- 登り
- 4,190m
- 下り
- 3,946m
コースタイム
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 4:49
- 山行
- 9:18
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 10:27
- 山行
- 8:56
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 10:27
- 山行
- 5:37
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 6:48
天候 | 毎日 晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
①駐車場から高瀬ダムまでタクシー ②上高地から新島々までバス ③新島々から松本まで電車 ④松本から信濃大町まで電車 ⑤信濃大町から七倉登山口駐車場までタクシー 交通費 ①2,340円 ②③2,710円 ④680円 ⑤7,150円 |
その他周辺情報 | 七倉山荘 日帰り温泉あり 18時まで |
写真
感想
1日目
濁沢の滝がとてもダイナミックで素敵だった。
烏帽子小屋まで急登だが、よく整備されているし、爽やかな風が吹くので、さほど苦痛ではなかった。どちらかというと、下るのは嫌だなと思った。
到着時、烏帽子小屋のテン場は既に満テン。
彷徨っていたら、声をかけてくれて自分たちのテントを移動してスペースを作ってくれた子達に出会う。救われた。お名前聞かなかったな。ありがとう!
2日目
5時出発予定だったけど、4時出発を目指すことにした。3時半、外に出てみると既に出発しているパーティー多数。出遅れた!
山行中は終始晴れ!裏銀座の縦走路が見えまくり。特に野口五郎岳の展望は素晴らしかった!頼まれてもいないのに、父母に動画を送りつけた。
野口五郎岳の周辺は大岩ゴロゴロ地帯。2ヵ所ほど挙動不審になった。
終始テンションは高いものの、アップダウン、ハムストリングの違和感でペースは上がらず、鷲羽岳の下りでは、テン場確保のためヨッシーに先に行ってもらった。
3日目
起きることはできたけど、2日目の疲れが全く取れていなかった。前日小屋の人に双六岳と双六小屋の間が不通だと聞いていたため、双六岳はショートカットしようと勝手に考えていた。歩き出し、三俣蓮華岳と双六岳を目の前にしたら、やっぱり登りたいと思い直した。とても長閑でいい縦走路だった。心配していた双六岳と双六小屋の間は春道が使えたので、登って本当に良かった。
双六小屋以降は苦行だった。左俣乗越からは気持ちだけ前向き、体はどうにも動かない。亀の歩みでなんとか上がり切った!アトラクション槍ヶ岳には登る気はなかったが、目の前にすると、登るよね!!行きはスイスイ。山頂、下りでは、自分でも驚くほどへっぴり腰だった。
槍ヶ岳山荘で2本も飲んだ林檎ジュース、美味しかった。あ、あと双六小屋と殺生ヒュッテでホットカルピスを飲んだ。美味しすぎて、ニンマリだった。
4日目
殺生ヒュッテのテン場で、度々落石を見た。朝、動物?鳥?の争いによる落石には驚いた。
下山中、たまに振り返ると槍ヶ岳がガスの中から顔を出して、とても綺麗だった。槍ヶ岳は、上高地から登ると目前にならないと見れないのですね。もうすぐ見れる?と登りの人に聞かれて、初めて知った!徳沢で昼ご飯、ヨッシーの大盛カレーを横目に素うどんで精一杯だった。美味しかったけど!
体力に不安がある状態で挑んだ裏銀座。
予定より時間がかかったけど、やり遂げることができた!天気に救われたかな〜
連日、夕方には決まって雨が降った。そんなお天気サイクルだった。
稜線上は日陰がない。マメな日焼け対策必須!
3泊4日での縦走は2年ぶり。コロナ禍での山行自粛による体力・筋力低下は否めないが、とても楽しい山行だった!
表銀座と比べて裏銀座は優しさと厳しさをより強く感じた。この時期は高山植物、特に野花が咲き誇り心癒された。一方、稜線では容赦なく日射しを浴び続け、喉の渇きと日焼けに悩まされた。特に日焼けは体内エネルギーを回復に費やしてしまうためかバテるのが早い、延々と続く西鎌尾根は大変ツラかった。
テン場の混雑状況は予想以上、ソロテントが多く昼過ぎには満杯になっている。早出早着は必須である。この混雑は当面続くだろう。
個人的に感動したのは早朝の三俣蓮華岳から見た鷲羽岳、左右に延びる稜線が今にも羽ばたこうとする鷲のようで是非とも見てもらいたい。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する