大峯奥駈道(逆峯)

2021年07月25日(日) ~ 2021年07月28日(水)

• GPS: 61:31
• 距離: 107km
• 登り: 8,256m
• 下り: 8,342m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:55
• 休憩: 0:36
• 合計: 8:31

距離 27.6km 登り 2,328m 下り 846m

8:16 スタート地点
8:24 8:25 柳の渡し
8:31 8:38 一の坂
8:55 8:56 吉野神宮
9:12 9:13 吉野山観光駐車場
9:18 吉野山駅
9:26 9:27 金峯山寺
9:40 上千本口バス停
10:03 花矢倉展望台
10:16 10:17 高城山
10:25 奥千本口バス停
10:36 10:37 金峯神社
10:47 10:48 青根ヶ峰
11:02 試み茶屋跡
11:37 薊岳
11:42 四寸岩山
11:50 11:51 足摺の宿跡
12:09 九十丁石
12:18 二蔵宿小屋
12:56 13:00 大天井ヶ岳
13:26 五番関
13:40 13:41 鍋冠行者堂
13:54 今宿跡
14:20 14:22 洞辻茶屋
14:29 陀羅尼助茶屋
14:42 14:48 鐘掛岩
14:56 14:58 西の覗岩
15:08 15:14 山上ヶ岳
15:27 地蔵岳
15:33 投地蔵辻
16:47 小笹ノ宿

2日目

• 山行: 10:47
• 休憩: 0:47
• 合計: 11:34

距離 27.9km 登り 2,174m 下り 2,330m

4:42 小笹ノ宿
5:09 脇ノ宿跡
5:14 5:15 明王ヶ岳
5:41 大普賢岳
5:50 水太覗
5:54 5:57 弥勒岳
6:06 サツマコロビ(薩摩転び)
6:10 6:14 国見岳
6:16 6:18 内侍落し(屏風横駈)
6:20 6:21 稚児泊
6:28 6:29 七つ池
6:34 6:38 七曜岳
6:40 無双洞・和佐又山分岐
7:03 7:04 みなきケルン碑
7:10 行者還岳分岐
7:17 行者還岳
7:20 行者の水場
7:27 7:28 行者還岳分岐
7:33 行者の水場
7:38 行者還小屋
8:03 8:04 R309 90番分岐
8:18 しなの木出合
8:24 8:25 一ノ垰
8:28 一の垰プレート
8:41 奥駈道出合
8:53 弁天ノ森
9:08 9:09 聖宝ノ宿跡
9:41 弥山小屋
9:45 9:46 弥山
10:29 弥山小屋
10:46 10:47 大峰山
10:58 11:00 明星ヶ岳
11:13 禅師ノ森
11:31 11:32 五鈷峰
11:54 舟ノ垰
12:14 12:16 楊枝ノ森
12:30 楊子ノ宿
13:03 13:06 仏生ヶ岳
13:33 13:41 孔雀岳
14:19 両部分け
14:21 14:22 橡の鼻
14:27 空鉢岳
14:40 馬の背
14:51 釈迦ヶ岳
15:20 15:21 深仙ノ宿
15:58 16:04 大日岳
16:16 宿泊地

3日目

• 山行: 11:15
• 休憩: 1:22
• 合計: 12:37

距離 32.9km 登り 2,633m 下り 3,125m

4:55 宿泊地
5:11 太古の辻
5:20 蘇莫岳
5:28 5:29 石楠花岳
5:48 天狗山
5:58 5:59 奥守岳
6:10 嫁越峠
6:19 天狗の稽古場
6:23 6:24 地蔵岳
6:36 6:37 般若岳
6:51 滝川辻
7:03 乾光門
7:21 7:22 涅槃岳
7:37 証誠無漏岳
7:44 7:45 鎖場
7:56 阿須迦利岳
8:10 8:13 持経の宿
8:17 8:18 持経ノ宿の水場
8:23 持経の宿
8:30 持経千年檜
8:53 8:56 両又分岐
9:06 平治ノ宿
9:22 転法輪岳
9:40 9:43 倶利伽羅岳
10:23 10:24 水場まで10分
10:27 怒田宿跡
10:35 10:36 行仙岳
11:00 11:01 行仙宿山小屋
12:07 12:08 笠捨山
12:26 12:27 葛川辻
12:52 13:07 地蔵岳
13:13 13:14 水場
13:23 13:25 四阿之宿
13:26 13:27 東屋岳
13:32 13:33 拝み返し
13:37 檜之宿跡
13:43 巻道分岐
13:51 13:52 香精山
14:26 14:27 塔ノ谷峠
14:53 古屋の辻
15:01 如意宝珠岳
15:09 蜘蛛ノ口
15:14 稚児ノ森
15:30 15:31 水呑金剛
15:56 15:57 花折塚
16:15 16:17 玉置山展望台
16:37 16:38 玉置山
16:44 17:18 玉置神社
17:32 玉置山駐車場

4日目

• 山行: 5:47
• 休憩: 0:06
• 合計: 5:53

距離 18.9km 登り 1,122m 下り 2,026m

4:33 玉置山駐車場
5:00 玉置辻
5:42 大平多山分岐
5:58 5:59 大森山
6:04 大水ノ森
6:26 切畑辻
6:46 6:48 五大尊岳（北峰）
6:54 五大尊岳
7:32 金剛多和
7:46 大黒天神岳
8:18 山在峠
8:26 吹越山
8:37 吹越宿跡
9:02 9:03 吹越峠
9:11 展望台
9:17 七越峰広場
9:22 9:24 七越峰
10:11 大斎原
10:26 熊野本宮大社
10:26 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

近鉄六田駅スタート。帰路は和歌山県世界遺産センターから紀伊田辺駅・新宮駅・大和八木駅の各方面へバス。

コース状況／危険箇所等

南奥駈道の一部はやや踏み跡がわかりにくい。

その他周辺情報

新宮駅前の徐福寿司、美味しかった。

写真

7/22 8:13

朝8時過ぎに近鉄吉野線六田駅へ到着

7/22 8:23

逆峯スタート地点、柳の渡し

7/22 8:25

吉野川を渡る

7/22 8:35

移転されし行者堂に立ち寄る

7/22 9:23

吉野山、人少ない

7/22 10:01

振り返って金峯山寺が遠くに

7/22 10:05

吉野水分(みくまり)神社。自販機での水分補給はこの前がラスト(ポッカサッポロ)。

7/22 10:25

高木山を経て金峯神社の修行門。神社手前の無人売店でアクエリアスやお茶などが売っていた。

7/22 10:40

さて、トレイルスタート。

7/22 11:50

足摺宿

7/22 13:25

女人結界

7/22 14:19

前回敗退した洞辻茶屋

7/22 14:52

山上ヶ岳の宿坊が見える

7/22 14:57

西の覗

7/22 15:05

大峯山寺

7/22 15:08

立派な本堂。お参りしとく。

7/22 20:13

小笹の宿で幕営(ストックシェルター)。この時期でも15℃は下回るので薄手のシュラフ又はシュラフカバー内でも防寒着の着込みがベター。

7/23 4:49

二日目も快晴

7/23 5:03

再び女人結界を潜り抜け弥山方面へ

7/23 5:09

今日も暑くなりそうだ

7/23 5:41

アップダウンが本格化してきたら大普賢岳

7/23 5:48

水太覗(写真でよく見るやつ)

7/23 7:17

行者還岳ピストン

7/23 7:38

ご立派な行者還小屋

7/23 9:44

弥山山頂

7/23 10:23

弥山小屋

7/23 9:52

弥山小屋のメニュー。カップめん、ポカリスエット、コーラ、小屋水をチャージ。

7/23 10:33

八経ヶ岳へ

7/23 10:46

ハ経ヶ岳山頂。弥山〜ハ経ヶ岳のみ登山客が多い。

7/23 12:14

明星ヶ岳からこれまで来た稜線を振り返る。左からハ経ヶ岳・弥山・大普賢岳・山上ヶ岳。

7/23 13:04

仏生ヶ嶽ピストン。この辺で股擦れが発生してセルフレスキュー。慣れないウェアには要注意だ。この暑さの中、ナマ足になれないのは辛い…

7/23 13:29

鳥の水はちょろちょろ。孔雀岳の脇なので鳥の水?人も居るし汲むには時間が掛かるので遠慮した。

7/23 13:40

孔雀岳ピストン

7/23 14:26

急峻な釈迦ヶ岳

7/23 14:48

釈迦ヶ岳頂

7/23 14:57

鹿さん

7/23 15:22

深仙の宿着。小屋を利用させてもらう。建屋内には銀マットや物干しロープあり。蚊取り線香ミニを焚くが虫は少ない。

7/23 16:22

深仙宿の水場。熊さんの飲み水でもある様だ(姿は見えなかったがガラガラと石の音が…)

7/23 15:53

二日目のうちに空身で大日岳の行場へ。

7/23 15:58

大日岳頂

7/23 16:00

行場からクライムダウン

7/24 4:29

三日目スタート

7/24 5:11

太古の辻からは南奥駈道となる。この後は殆ど人と逢わない。

7/24 5:24

深仙の宿から持経の宿までは快走路だが朝露でミッドカットのゴアシューズでも浸水…。ゲイターその他要対策(さもないと以降で足に水膨れが必発で下山してからも辛い日々が待つ…=私)。

7/24 6:25

中央奥のやや台形ピークが笠捨山。奥駈道はその右の地蔵岳へと続く。目指す玉置山はチラッと見える右手の雲海の奥？(遠過ぎ)

7/24 6:40

先月仲間らが巨大熊に鉢合わせた般若岳を右に巻いてすぐの所。

7/24 8:11

持経宿

7/24 8:17

水場をチェック。足りるだろうと顔だけ洗う。ここで汲んでおけばよかった…

7/24 9:05

平治宿

7/24 10:33

行仙岳の電波塔(遠くから目印になる)

7/24 10:35

行仙岳頂

7/24 10:49

右手の笠捨山くらいから無風の炎天下で非常にキツくなる。朝露にやられた足裏の水膨れも痛む。

7/24 10:52

行仙宿

7/24 12:08

ヘロヘロで笠捨山頂。三角ピークが釈迦ヶ岳でその下の深仙宿から来たわけだ…

7/24 12:53

地蔵岳の鎖場。トレッキングポールは片付ける。

7/24 13:05

中央の台形ピーク右肩辺りに玉置山の電波塔らしきものが！？

7/24 15:17

香精山からひたすら下って玉置山の林道に合流。久々に見るアスファルトと車。

7/24 15:56

歩きやすいが緩くて長い登りをこなして玉置山頂(電波塔付近)を目指す。水は底をついている。

7/24 16:14

音に聞く玉置山展望台がコレか？

7/24 16:15

なるほどこんな感じか…玉置山展望台。東屋とトイレあり。

7/24 16:21

よく見るやつ

7/24 16:37

玉置山頂でガス。参拝客の姿もちらほら。

7/24 16:50

少し下って玉置神社境内へ。

7/24 16:54

金魚に見守られながらこの湧水？をありがたく頂く。

7/24 17:16

玉置神社本殿

7/24 17:32

玉置山駐車場着。めはり寿司とノンアルコールビールには間に合わず。ダイドードリンコの自販機に歓待される。

7/24 18:40

日が暮れゆく…。久方の好ネット環境に勤しむ。

7/25 4:32

最終日スタート。足の裏痛過ぎね。

7/25 4:37

アルファ米おにぎり。起きて撤収してるうちに出来上がり、歩きしながら朝食が摂れて便利。

7/25 4:41

もはやお体の不自由な状態だが階段から…

7/25 5:01

玉置山を振り返る

7/25 5:58

大森山頂(緩くて長め)

7/25 6:45

急峻なピークとしては最後である五大尊岳(前後に偽ピーク多め)

7/25 7:31

第六靡の金剛多和以降は歩きやすいのだが…

7/25 7:46

緩めのピーク大黒天神岳。

7/25 9:44

そこそこ大きいが青大将の幼蛇かな

7/25 9:55

奥駈道起点！

7/25 9:56

いよいよクライマックス。股下程の深さがあったが登山靴のまま熊野川を渡る(足裏の痛みと水膨れが怖くて靴下を脱げない)。

7/25 10:16

ゴール。永かった…暑かった…

7/25 10:21

エピローグ

7/25 10:26

熊野本宮大社へお参りして

7/25 10:28

—完—

撮影機器：

iPhone XS Apple

感想

deltish

GWにトライし、寒さで敗退した奥駈道。大森山手前までの南奥駈道は先月仲間を迎えがてら偵察済み。またとない晴れ続きかつ(五輪のお蔭で)イレギュラーな4連休…暑いだろうが行くしかない。と言う事で。

三日半相当の食糧と多めの水を背負うと14-15kg程の荷物。平均20分/km程度の速度で歩き続ける前提のプラン。

Day 1 山上ヶ岳を経て順調に小笹宿まで。小川の水が豊富で安心。ツェルトを貼る。

Day 2 大普賢岳からアップダウンが本格化。行者還岳、孔雀岳、仏生ヶ岳をピストン。楊枝の森も一応経て釈迦ヶ岳、深仙宿へ。大日岳の行場も明るいうちに。

Day 3 持経宿までは見晴らしが良く気持ち良い稜線歩きだが朝露という魔の手が…。後半は暑さでやられて何とか玉置山Pまで。

Day 4 足裏に出来た水膨れの痛みはロキソニンで誤魔化す。心身共にダメージを蓄積させ小刻みにアップダウンしながら無事？大齋原へ。

追記: 蒸れや濡れで予想を超える皮膚へのダメージあり。股擦れ、ザックのハーネス擦れや足底のマメ対策は入念に。想定外のイベントが起こる。