北岳間ノ岳農鳥岳 広河原から奈良田に降りる
- GPS
- 55:43
- 距離
- 24.1km
- 登り
- 2,166m
- 下り
- 3,377m
コースタイム
8/21 肩の小屋4:35--北岳5:35/6:00--八本歯のコル分岐6:51--北岳山荘7:13/7:47--中白根山8:42/8:52--間ノ岳10:26/11:36--農鳥小屋13:10
8/22 農鳥小屋3:30--西農鳥岳5:05/5:15--農鳥岳6:12/6:53--大門沢下降点7:38/7:53--大門沢小屋11:51/12:20--林道終点15:49--第2駐車場16:30
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
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アクセス | 8/19 22:15水戸出発--8/20 奈良田第二駐車場4:30着(ジャンボタクシー)広河原5:50 |
コース状況/ 危険箇所等 |
GPS記録は、最初の部分記録漏れです。実際にスタートしたのは広河原(標高1520m)から。 シニアの山岳会会山行。 初日は寝不足もあって辛い。最終日は激下りがあってバテバテ。下山後は近くのヘルシー美里に泊まって次の日帰宅。 |
写真
感想
お盆の最盛期を避け過ぎてから、シニヤ登山隊6名でゆっくり縦走してきました。歩みは亀さんで且つ休憩が長いです。コースタイムの6割増しでです。追い越されこそ追い越すことは皆無ですが、ノロクても歩を進めていると登れるものです。
8/19夜行で中央道甲府南ICで降りて8/20奈良田まで入り、タクシーで広河原に行く。ここからスタート。大樺沢右俣経由で肩小太郎尾根に出るの小屋目指す。(八本歯のコルは険しさとアルバイト量から敬遠。)暑くてヒーヒーいう。初日は二人が不調になり(高山病と脚の攣り)出て他のメンバーが荷物分担して軽くなってもらいなんとか小屋にたどり着く。最盛期を避けていため割と空いていて正解であった。
2日目、ガス卷く暗い中北岳山頂目指して出発。気温は約10℃であった。御来光は望むすべ無かったが日が上がるにつれ徐々に周りの山々望める様になる。中白根山から見る間ノ岳の山容とても大きい。右手に見覚えのあるスコップのような塩見岳、後に荒川岳更に後に赤石岳も見られる。休み休み間ノ岳に到着し、コーヒーをたてて大休止。少し歩を進めると今日の宿泊地農鳥小屋が西農鳥岳とのコルに見える。
農鳥小屋の小屋番のおやじさん、webでは悪く言う人がいるが、全くそんなことはなく親切に受け入れてくれた。早く着いたので水場にみんなの容器(合計5,6リットルぐらい)持って水汲みに行く。往復30分。水は豊富で体も拭ける。そこで同じく水取りに来ている幕営の大学生やソロの人たちと話す。皆我々よりずっと長いコースのようだ。農鳥岳までは2or3時間で往復してきたと言っている。速い!
3日目も朝は同じような天候パターンである。暗い中出発時おやじさんが見送ってくれた。「多くの年配者は水取りに行くのが億劫になるのに行ってくれてありがとう」とのお言葉まで頂いてしまった。
暗い風の強い中(今日は小雨はなくガスだけ)西農鳥岳に登る。この頃から明るくなる。農鳥岳には南を巻いて着く。さーここからは下山だ。山頂の南面は花が豊富である。大門沢降下点から約2000mの降下。フーフー、ヒーヒー言いながらまずは大門沢小屋まで降りる。ここでやっと半分。素麺等が食べて大休止。ここからも長い。橋で渡渉を繰り返し小尾根を巻いて八丁坂で河原に降り吊り橋に至る。3つ目の吊り橋を渡ると林道やがて舗道に出て奈良田に着く。
きついせいか農鳥岳からは登山者少ないです。ましてや登って行く人は2・3人ほど。
珍しく下山口で泊まり。早川町の廃校になった中学校を改造した宿泊設備「ヘルシー美里」に泊まって風呂で汗を流し美味しい食事摂って、翌日帰った。
山行後40年前の山日記開いてみた。記録以外記憶はなかったのだが、八本歯のコル経由で北岳稜線小屋(今の北岳山荘)泊まりで次の日は奈良田に8hrで降りていた。農鳥小屋から農鳥岳には55分で登っている。今と倍半分の速さの違いである。今では見る影ないのだが私も昔は元気良く速いときもあったんだと正直嬉しく感じました。そして今は歳相応の亀さん歩きでも楽しめるものです。
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