小仏城山 - 景信山 日影BSより周回
- GPS
- 05:05
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 760m
- 下り
- 752m
コースタイム
バリルート入口 10:33
小仏城山着 11:52
小仏城山発 12:12
小仏峠 12:30
景信山着 12:57
景信山発 13:27
小仏バス停・小下沢分岐 13:38
小下沢登山口 14:28
日影BS着 15:32(休憩含む)
天候 | 小雨のち晴れ間覗く。山はガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
日影沢林道入口に駐車スペースあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・日影⇒小仏城山バリエーションルートは『山と高原地図』では破線ですが、トレ イルははっきりしており道迷いの危険はありません。危険個所も無し。 ・景信山⇒小下沢ルートは、はっきり言って『悪路』です。道幅は狭く、離合・追 越し共に困難なので、大人数のパーティは避けるべきでしょう。ペースの異なる ハイカーへの配慮が特に求められます。 |
写真
感想
今年の夏はホントに暑かったですね…と、2週間前に言いたかった。
処暑を過ぎてようやく涼しくなったと思ったら、また暑さが戻って来たでしょ。
家で普通にしてても汗でミネラルが失われて、炭酸やらアイスコーヒーやらを飲ん
で水分は補給出来ても、失われたミネラルは補給出来ない。かといって、運動して
ないのにスポーツドリンクを飲みたいとも思わないし。おかげ様で家で普通に足が
攣りそうになる始末でしたよ。こんな足では高山にチャレンジともいかないし、ホ
ントに参った。
とにかく…1ヶ月ぶりの山ですので、足慣らしに奥高尾に出かけて来ました。
地図を見て、まだ歩いた事のない日影から小仏城山へのバリルートで登り、景信山
から小下沢へ降りるルートにしました。
当日高尾駅に着くと小雨模様…でも、林に入ってしまえば気にならない程度です。
バリルートの入り口は、日影沢林道に入ってすぐの少し道幅が広くなった処です。
ここに車を停めている人も多いです。ニリンソウの群生地保護をうたったボードの
横を通って沢を渡ります。『山と高原地図』では破線路になっているのであまり人
は入らないのかなと思ってましたが、すぐ後ろから団体様がやってきました。写真
を撮りながら登るので、最初はペースを上げて距離を稼ぎます。
破線路扱いはどうかな…と思えるほど道はしっかりしていました。高尾山と小仏城
山の間の階段が私の短い脚にはどうも合わず、出来るだけ通りたくない道になって
いるので、この道は今後も使えるいい道だなと思いました。雰囲気もいいです。
花の写真を撮りながら1時間強で山頂に着き、一休み。雨はあがっていて、運よく
乾いたベンチにも座れました。すぐ脇に咲いてるオミナエシの周りをキイロスズメ
バチが一匹飛び回っていましたが…無視していればこちらにも興味は無いようで^^
シュウカイドウの咲く小仏峠を超えて景信山へ。山頂はガスの中で景色はダメでし
たが、ビールを買って30分程休憩。付け合せのらっきょと生姜、美味しく頂きま
した♪
景信山から小下沢へ降りる道はトイレの方にあります。指導票は小仏バス停方面で
途中で分岐します。道幅は狭く、足元が悪い場所も多いので、どちらかと言えば悪
路の類に入るのかと思います。雰囲気はとても良いんですけど。特に小仏バス停方
面への分岐を過ぎてからは、熊が出そうというより妖怪や魔物の類が出て来そうな…
『逢魔ガ時』という言葉が似合いそうな道です^^;
『山と高原地図』では下り標準コースタイム50分とありますが、ホントにその時間
で降りられる??と思いながら、せっせと降り続け指導標のある小さな沢頭に出ます。
ここから先は沢沿いに歩いていくのですが、ガレ場で足元が悪いです。地図の”砂利
窪”という場所のようです。周りにはキバナアキギリがたくさん咲いています。ひ
としきり歩くと橋が架かった沢に行き当たり、その先が広場になっています。景信
山からちょうど1時間ぐらいでした。まぁ、写真を撮ったりしながらの道中ですが、
標準コースタイムより時間がかかる事は殆んど無いんですけどねぇ…不満だ。
沢で顔と手を洗い、ストックや靴の泥を落として広場の方に行くと作業服姿の大勢
の方がいました。森造りの会の方々で、秋の間伐・伐採のシーズン前の講習会?の
ような集まりだそうです。こういう方々のおかげで楽しい山歩きが出来ると思うと、
ほんとに有難い事ですね。
小屋の前のベンチでシャツを着替えて、ミズヒキやツリフネソウ、キバナアキギリ、
キツネノマゴ(かな?)が咲く林道をテクテクと日影バス停へ。バスの時間まであと
10分というグッドタイミングで〆る事が出来ました (^-^)
ゲンノショウコについて。
咲いたばかりの時は雌しべの先端が閉じており、受粉可能な状態では無い。雄しべには花粉が付いている。写真奥の花の状態。花粉を出し尽くすと雄しべは枯れて脱落し、雌しべの先端が開いて受粉可能となる。写真手前の状態。自家受粉を避けるためのしくみと考えられるそうです。
ヤマホトトギスとヤマジノホトトギスの見分け方。
写真のように花柱の斑点や花被片(萼・花弁)の反り返り具合で判断できない場合…
ヤマホトトギス:茎頂に花序を伸ばして数個の花をつけ、またその近くの葉腋にも少し花をつける。
ヤマジノホトトギス:茎頂と葉腋に花が付く。
…よってこの写真はヤマホトトギスと思われます。
ユウガギクとカントウヨメナ
花で区別するのは難しいそうです。葉の切れ込みが小さいものをカントウヨメナとするらしいけど、どの程度なら小さい??ユウガギクは葉を揉むと柚子の香りがするらしいのですが、気付かないという意見もあるようです。
マルバノホロシとヤマホロシ
これも主観的な差異になります。ヤマホロシの葉は楕円の片方を引っ張って伸ばした型。マルバノホロシはその通り”丸い(楕円)”。この写真では…花の上にある葉は私には”丸い”と思えるのですが、花の右にある葉は…どうでしょう。また、ヤマホロシは”花の基部が濃紫色”であり、葉の基部が横に張り出すことがある(翼)…と説明されているサイトもありました。
→この写真はマルバノホロシだと思います
園芸種の”ヤマホロシ”は”ツルハナナス”の別名。
tokumuraさん・・・こんばんは
おォ〜〜〜凄いです
ちゃんと復習をされているんですね
花名の同定は大変難しいですね
葉っぱの写真も撮って調べているのですが
ゲンノショウコウも毛がなければミツバフウロそれに
葉の切り込みが深いものはコフウロなど
ユウガギクなんかも同じ茎からの葉を取っても、匂いがある物と???と思うものなどや、湿度の多い時は、匂いなんか?分からないですし?
ホトトギスなんかも、高尾山周辺だとほぼヤマホトトギスでヤマジはほとんど見つからないですね
ヤマホロシとマルバノホロシもそうですが、ネット検索などで調べていても・・・どっち何だろう?
自分はネットや図鑑などで最初に見つけた花名を載せてしまうんですが・・・見習わなくては
いい勉強になります・・ありがとうございます。
そうそう
写真16番目の蕾は・・・ノダケ?26番目は・・・ボロギクの仲間?
高尾山には沢山の花があるので・・楽しいですね
take77さま
コメントありがとうございます。
仰る通り難しいですね〜
特に”ちっちゃな黄色い花”は似ている花ばかりで^^;
レコに載せてしまうと色々な方が見る訳ですから、名前を書いたはいいものの、ホントにそれでいいのか??ってずっと気になってしまうのです。気になるものは後で調べなおしたり…まぁ、備忘録のようなものです^^
あ、ところで…
これから咲く秋の花で”サクラタデ”という花を見てみたいのですが、高尾山周辺にもありますか?take77さんならご存知かと^^
アドバイス頂けると嬉しいです!
tokumuraさん・・こんにちは
そんなァ〜〜人にアドバイスなんて、とんで無いですよォ〜〜
自己満足で花と戯れているだけですから(^_^;)
サクラタデですかァ〜〜?多分高尾山周辺では無いんじゃないかなァ〜〜と思いますm(__)m
沢はありますが高尾山周辺には湿地と呼べる部分がないので・・・
サクラタデも薄ピンク色の小さく可愛い花ですよねでもこの手の花(ミズヒキ)もそうですが、最近老眼が進んでとても見難いのが・・・アハハ!
近場で見れるとすれば野川周辺(小金井の野川公園)が?確実かと思います
見つける楽しみとすれば、16号拝島橋周辺、五日市の横沢入に可能性が??あるかもしれません
確実性は無いですが
みし見つけたら・・・教えて下さいね
こちらこそアドバイスを宜しくお願いします<m(__)m>
take77さん こんばんは。
ありがとうございます!
野川公園ならで行けるレンジです。
近々行ってみる事にします〜
もしも高尾山周辺で見つける事があったら、もちろんレコに上げますね〜
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