剣山 (一の森テント泊&キレンゲキョウマ)
- GPS
- 08:36
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,386m
- 下り
- 1,447m
コースタイム
- 山行
- 5:48
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 6:29
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 見ノ越に食堂があります(以前はたくさんやっていましたが、コロナ後は1軒ないしは2軒程度になってしまいました) 温泉は、ラフォーレつるぎ、または、木綿麻温泉があります。 |
写真
感想
お盆休み、自分より15cm 背が高く、体重は+30kg ほどある息子とテント泊に行ってきました。
天気予報とにらめっこ、最初は白山の南竜にテント泊などを考えていましたが、コロナで閉鎖&天候がダメということで早々に仕切り直し。9号台風通過直後で晴れているところかつテントが張れるということで、最終的に剣山に決定。
9号通過後の晴天狙いで, 9日に京都発。台風とすれ違いながら西に進む。台風状況から瀬戸大橋の方が先に開通すると想定し、今回は淡路島でなく瀬戸大橋を通るルートに変更。
だが、なんと予想に反し、淡路島ルートの方が先に開通。瀬戸大橋は強風のため不通。PAでじっとしているのもしんどいため、倉敷に急遽宿を予約してここに一泊することに。この際というとことで、倉敷の海岸沿いのコンビナート群の夜景を見学に行きました
翌早朝、瀬戸大橋を渡り高速道を松山道方面経由で美馬 IC まで。台風の影響もなく快晴の中登山開始。行場に咲いているキレンゲキョウマを愛でながら、剣山頂上、一の森まで。
ここでテント場にテントを張り一泊。なんと、ポール紐が伸びきっていることにここで気づく。幸い普段から入れてるサバイバルナイフで伸びた紐を短くカット。今日は他に1組(2名)が泊まられるということで、奥の方に設営完了。一の森ヒュッテの主人に聞くところによると、前日は山小屋も大荒れでとてもテント設営できる状態ではなかったとのこと。
さて夕方から、食事の準備に取り掛かる。アブなども飛んでくるなか、森林香とオニヤンマ君、それとハッカ油で対応。晩御飯は、定番のアルコール燃料を使った自動炊飯。今回はシイタケ&切り干し大根飯(2合)の炊き込みご飯。それと缶詰のヤキトリ+ワンタンスープで満腹。ごはんは今回は芯もなく完了 ((水で15分位浸し。水は 1.6倍=600cc 弱。これでも少し固め)
食後は、ウイスキーをちょびちょび飲んで、ひと眠り。夜中もぞもぞと起き出すと、星空。カメラを取り出し写真を撮ってみるが、シャッターボタンを押す時手振れしてしまいうまくは撮れません。使っている三脚の問題だろうなと。
朝起きると前日までの晴れの天気予報とうって変わり曇り。曇った空独特の御来光を仰いた後、ガスガスの中、次郎笈に向かう。幸い一瞬次郎笈がはっきり見える。残念ながら、頂上ではガス。
見ノ越に戻ったあと、店の混み具合を見ながら昼食、私は祖谷そばとよもぎだんご(2本のうちもう一本は息子の)を食べました。
[キレンゲキョウマ]
花が咲いている時期は、行場が一方通行になります。行きしなによると、一旦登ってところから下りて花を見ることになるので、2回回るような感じになります。なので、山に登られてじっくり見るならば、帰りによるのがよいと思います。私一人ならばぐるっと回ったでしょうが、息子もいたこともあり、今回は少しだけ見て引き返しました。それでも見られてよかったです。
最後になりましたが、一の森のテント場は大好きなテント場の1つです。
[道具]
・防寒具:前ボタン長袖シャツ、フリース、シュラフ(夏用 ダウン量 280g/3シーズン用 同350g)を持っていく。結局フリースは使わず。シュラフは上から羽織るようにして眠ると十分暖をとれた。ガスも夏専用ガス(ブタンガス)、朝に少し火力が弱かったものの問題なく利用できた。
・アルコールストーブ:エバニューのチタンアルコールストーブ+スタンドを使っているが、これだと炊飯には火力が強すぎるため、アルコールストーブの円の外側の穴はすべてネジでふさぐ。また燃料が入るところ&火が付くところは、アルミジュースの缶の底を切り取って蓋をして使うようにしてます。着火後しばらくは、火力が安定するまで待ち蓋をかぶせると、うまい具合に内側の穴からだけ炎が上がります(これでも結構強く取手が燃えたりするのが困りものです)。アルコール量は、ごはん2合で 60ml (アルコールストーブに入れられるフルの燃料)を使います。
・全体重量:食料をできるだけ軽くするため、到着日の晩御飯と次の日の朝は作る(+1食分は万一用)ことにし、1日目,2日目の昼はロッジ等で食べることに。結果、私のリュックは水を除き 9.6kg. 息子が 8kg 少し。これに水(1.5〜2kg)が加わり、かなり軽量化できた。
[コロナ対策]
コロナ対策として、マスクはもちろん、携帯型アルコール消毒スプレーを2人とも持ち、道中のトイレ便座、ドア取手など、他の人が触るところを触るたびに消毒するルールを設けて出かける。他、食事をする時も、周りに人がいない、また外の空気が入ってくるところを選ぶなど注意を払った。風呂も2日間の汗を洗い流そうと「木綿麻(ゆうま) 温泉」に行こうとしたが、脱衣場で感染を広げる可能性があると聞いてパスするなどして帰ってきました。
[さて]
剣山から次郎笈への下り坂で、靴底が剥がれた方がおられて、ガムテープをお貸ししてましたが、その後もっと長いテープを持ってられる方にぐるぐる巻きにしてもらったようです。「さっきはありがとうございます」とあいさつされた時、あれ?白い靴を買われたのか、と思い、目を凝らしたら、白いテープで靴がぐるぐる巻きにされてました。私も白山で経験があり、その時は室堂から引き返しましたが、せっかく遠くから来られて無事登ることができて良かったです。
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