大雪山〜トムラウシ山〜十勝岳連峰〜原始ヶ原

2021年08月08日(日) ~ 2021年08月14日(土)

• GPS: 30:42
• 距離: 45.2km
• 登り: 3,110m
• 下り: 4,043m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:05
• 休憩: 0:43
• 合計: 4:48

7:35 ヒサゴ沼避難小屋
8:52 8:54 天沼
9:01 9:01 日本庭園
10:06 10:06 ロックガーデン
10:49 10:50 北沼
11:21 12:01 トムラウシ山
12:23 南沼キャンプ指定地

2日目

• 山行: 6:16
• 休憩: 0:30
• 合計: 6:46

4:34 南沼キャンプ指定地
6:19 6:27 三川台
8:00 8:11 ツリガネ山の肩
10:12 10:22 美真岳
10:42 10:42 カブト岩
11:06 11:07 双子池
11:20 双子池キャンプ指定地

3日目

• 山行: 9:21
• 休憩: 0:36
• 合計: 9:57

4:34 双子池キャンプ指定地
7:11 7:14 オプタテシケ山
7:30 7:30 オプタテシケ山北西稜頭
8:20 8:20 ベベツ岳
8:52 8:55 石垣山
10:09 10:10 美瑛富士分岐
10:56 11:02 美瑛岳分岐
11:10 11:11 美瑛岳
11:23 11:23 美瑛岳分岐
11:53 11:53 美瑛谷１稜の頭
11:59 11:59 美瑛谷２稜の頭
12:04 12:04 美瑛谷３稜の頭
12:54 12:54 鋸岳
13:04 13:05 平ヶ岳
13:22 13:42 十勝岳
14:18 14:19 大砲岩
14:31 上ホロ避難小屋

4日目

• 山行: 8:32
• 休憩: 0:32
• 合計: 9:04

4:40 上ホロ避難小屋
5:01 5:06 上ホロカメットク山
5:18 5:25 上富良野岳
6:07 6:09 三峰山
7:09 7:09 縦走路分岐
7:44 8:02 富良野岳
13:44 原始ヶ原登山口

天候

台風のため1日半停滞。
停滞翌日を除き朝4時半にスタート。出発時の気温4〜5℃。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー ケーブルカー（ロープウェイ／リフト） 飛行機

往路は後泊予定の旭川駅周辺ホテルに下山後の荷物をデポし、旭岳温泉までバス。

復路は原始ヶ原登山口より富良野駅までタクシー、約40分7000円弱。docomoの電波は通じた。

コース状況／危険箇所等

前半3日間、姿見〜ヒサゴ沼までのログ消失。同行者の総距離は73�辧�

白雲岳、ヒサゴ沼、トムラウシ南沼の各キャンプ指定地は水量豊富。双子池キャンプ指定地は雪渓直下でコッヘルに貯めながら取水。美瑛富士、上ホロ各指定地は渇水のため双子池より2日分を背負って縦走。

原始ヶ原の滝コースは丸木橋流失のため通行禁止。湿原は踏み跡なく、川沿いは一部川の中を行く箇所あり。

1日目:姿見〜白雲岳キャンプ指定地
2日目:白雲岳〜ヒサゴ沼避難小屋
3日目:避難小屋で停滞
4日目:天気回復後ヒサゴ沼〜トムラウシ南沼キャンプ指定地
5日目:南沼〜双子池キャンプ指定地
6日目:双子池〜上ホロキャンプ指定地
7日目:上ホロ〜原始ヶ原滝コース

写真

8/8 5:58

6時の始発ロープウェイで出発。

8/8 6:29

火山礫の路。ゴーッと鳴り響く噴煙を間近に聞きながら一歩一歩。

8/8 8:24

途中からガスに包まれ、登頂時に一瞬の晴れ間が。大雪連峰最高峰・旭岳。

8/8 8:47

裏旭の雪渓はガスで視界が効かず、GPSを確認して一気に下る。

8/8 8:54

雪渓を越えると花畑。エゾコザクラ。

8/8 9:52

8/8 10:22

お鉢はガスがかかったまま。

8/8 10:47

大雨の予報が外れ、北海岳から白雲岳までは裏大雪の天空の庭を満喫。

8/8 10:48

8/8 11:06

雪渓を2ヶ所通過。

8/8 11:09

崖上の雪渓通過にはロープあり。

8/8 11:09

これを見ると、いつも心和む。ナキウサギのペイント。

8/8 11:23

8/8 11:27

8/8 11:29

8/8 11:30

8/8 11:31

8/8 11:32

8/8 11:49

白雲岳キャンプ指定地手前の水場。

8/8 14:23

水場から白雲岳避難小屋は天空の花畑。

8/8 12:05

昨年新築されたばかりの白雲岳避難小屋。整備協力金1000円を支払うと、この手拭いがプレゼントに。

8/8 14:26

8/8 12:12

風力計。明日から暴風雨の予報。

8/8 14:30

以降しばらく好天を望めないため、翌日歩く高根ヶ原の展望を目に焼き付ける。

8/8 14:31

三笠新道は封鎖中。

8/8 14:35

8/8 14:36

8/9 4:52

日程・食料・ガスとも余裕を持たせてあるため、水が豊富で避難小屋もあるヒサゴ沼まで進み、停滞して台風をやり過ごすことに。濃霧のなか朝イチで出発。

8/9 5:11

8/9 5:17

8/9 5:34

8/9 5:39

高原沼の上部で一瞬ガスが切れる。いつもは下から見上げているけれど、今日は高根ヶ原から高原沼温泉を。

8/9 6:11

8/9 6:29

8/9 6:31

8/9 7:16

8/9 7:23

忠別沼でも、一瞬のガスの切れ間が。

8/9 7:25

8/9 8:11

忠別岳山頂。ここから左に直角にルートを曲がる。

8/9 8:14

8/9 8:28

五色岳を越えるまでは、背丈を超えるハイマツ帯が延々と続く。

8/9 9:52

8/9 10:35

五色岳を抜けると、化雲岳までは広大な花畑。

8/9 10:37

8/9 10:54

8/9 10:56

8/9 11:06

8/9 11:41

稜線からヒサゴ沼まで標高差250mの下りは、崩れた木の階段を伝いながら小川の中を行く状態。元はこんな階段だったんだろう。

8/9 11:52

稜線から50分、ようやくヒサゴ沼に到着。

8/9 11:57

8/9 12:14

本降りが来ないうちに雪渓下で2日分の水を確保し、籠城に備える。

8/9 12:43

小屋に守られ、濡れ物を干しながら終日停滞。標高1600mながら日中の気温は7℃。

8/11 7:31

熊・雷の対策と天気予報の確認にラジオを持参したがヒサゴ沼では受信できず、気圧式の腕時計が活躍。7時半、空が明るくなるのを待ち出発。

8/11 7:39

8/11 7:49

8/11 7:55

8/11 8:04

雪渓を直登し、トムラウシ山へと続く稜線へ。

8/11 8:13

8/11 8:25

8/11 8:29

8/11 8:35

8/11 8:47

8/11 8:52

日本庭園ではナキウサギの鳴き声が。

8/11 10:40

一昨日歩いている間ほとんど見えなかった大雪の大展望。

8/11 10:59

昨日までの大雨のおかげで、山頂直下で取水できた。

8/11 11:07

北沼と大雪の展望。

8/11 11:52

山頂からも存分に見納める。

8/11 11:58

百名山・トムラウシ山。

8/11 12:23

8/11 13:43

南沼指定地に下ると、今度は十勝岳連峰の大展望が。

8/11 13:48

テントにシュラフを干し、フライをシート代わりに濡れ物を広げ、花畑を散歩して一息。

8/11 13:50

8/11 13:53

8/11 14:00

8/12 4:32

4時半。濃霧の中出発。

8/12 5:17

三川台までの緩やかな下りは、草原のような笹の海。

8/12 5:45

8/12 5:49

8/12 6:08

8/12 6:25

その後はもうすっかり慣れた背の高いハイマツ帯が続く。同行者の身長182�僂任海鵑粉兇検�

8/12 8:14

ルート中最も歩く人の少ないヒグマの生息地帯だが踏み跡は明瞭。でもやはり、ありました。ほやほやです。

8/12 7:08

これから進む釣鐘山。

8/12 7:58

8/12 9:06

8/12 9:34

8/12 11:13

コスマヌプリの下りでガスが晴れると、翌朝登る三百名山・オプタテシケ山が真正面に聳えていた。

8/12 11:27

トムラウシ・十勝の縦走者しか通らない双子池は、数張分だけの素朴で静かな指定地。

8/12 11:37

8/13 4:05

翌朝。オプタテシケ北東側斜面を登る。

8/13 4:50

トムラウシ山頂と雲海の間から昇る日の出に目を奪われる。

8/13 6:39

崩壊地を抜けて。

8/13 6:46

三百名山・オプタテシケ山。

8/13 7:12

一瞬ガスが切れ、トムラウシ山頂が。

8/13 8:30

この先は美瑛岳・十勝岳への登り返し。

8/13 8:42

8/13 9:13

美瑛富士の麓に避難小屋。

8/13 9:49

美瑛富士を巻き、正面の美瑛岳へ。

8/13 9:57

8/13 11:10

美瑛岳から十勝岳を越えるまでは火山礫・火山灰の路。

8/13 11:51

8/13 11:55

8/13 12:09

一面火山灰の山肌に、ムンクの叫びのような雪渓。

8/13 12:38

8/13 12:41

十勝岳への登り返しが延々と長い。

8/13 12:58

8/13 13:06

十勝岳手前の平ヶ岳手前。ガスで視界が乏しい。15mごとの標識がありがたい。

8/13 13:28

百名山・十勝岳。

8/13 13:55

上ホロキャンプ指定地への下りで一瞬ガスが晴れた。明日進む富良野岳方面。

8/13 14:22

安政火口側。

8/13 14:30

指定地に到着。火口側が十勝岳温泉に開けているためdocomoは下界と変わらない電波状況。

8/14 4:41

出発時の気温4℃、濃霧。

8/14 4:49

上ホロカメットク山の登りで一気にガスが切れ、昨日越えてきた十勝岳が徐々にその雄姿を現す。奇跡のような瞬間。

8/14 5:01

8/14 5:06

8/14 5:12

8/14 5:19

8/14 6:07

8/14 7:03

行程最後のピークは花の百名山・富良野岳。

8/14 7:31

8/14 7:32

8/14 7:41

山頂からは十勝岳連峰全山、その遥か彼方に出発地点の大雪山最高峰・旭岳が。

8/14 7:45

8/14 7:46

8/14 8:14

原始ヶ原・滝ルート経由の下山は長く、所要6時間。

8/14 8:45

長い急傾斜のガレ場。

8/14 9:03

8/14 9:31

丸木橋の流失で公的には立入禁止のため湿地帯の踏み跡は皆無。

8/14 10:09

鹿がじっとこちらを見つめていた。

8/14 10:40

8/14 10:50

8/14 11:21

8/14 11:52

富良野市役所からの事前情報通り2ヶ所の丸木橋は補修未了で、長さ10mと15m、手すりなし。

8/14 12:20

8/14 12:24

8/14 12:49

登山道は整備されているが錦糸の滝から川の中を行く区間は不明瞭で、水量によっては困難と思われる。

8/14 13:00

8/14 13:09

8/14 13:43

8/14 13:44

登山口はdocomoが通じ、富良野駅までタクシーで約40分。

撮影機器：

AQUOS sense2 SH-M08 SIMフリー シャープ