奥丸山〜槍ヶ岳〜西鎌尾根 周回
- GPS
- 13:51
- 距離
- 34.6km
- 登り
- 2,862m
- 下り
- 2,892m
コースタイム
- 山行
- 12:07
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 13:47
天候 | 曇り時々晴れ→小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
金曜日の深夜3時で6〜7割埋まってました |
コース状況/ 危険箇所等 |
■新穂高〜小池新道入口〜奥丸山 ・小池新道入口の所にある橋を渡って荒れた林道を少し歩けば 右手に奥丸山への登山道がある(ピンクテープあり) ・登山道は小池新道とは比べものにならないくらい荒れてはいるが道は明瞭 序盤に渡渉1箇所(下丸沢)あるが水量は少ない ・稜線に出てからは山頂までほぼ笹薮、足元はほぼ見えないし倒木も多数あるが 注意して進めば迷うことはない ■奥丸山〜千丈乗越 相変わらずの笹薮歩きとなるが標高を上げるにつれ笹の背丈が低くなっていく。 こちらも注意して歩けば迷うことはない。 途中槍平小屋への分岐あるが、そちらは比較的歩きやすそう見えたので単に奥丸山行くだけなら槍平からのピストンが良いと思う。 ■千丈乗越〜槍ヶ岳〜双六小屋〜小池新道入口 沢山の方通っているので割愛 連日の雨ありましたが小池新道は普通に通れます(秩父沢等の橋も大丈夫) ★水場 奥丸山登山道序盤の下丸沢が最後で、それを過ぎると槍ヶ岳山荘まで無い。 ちなみに笠新道入口の水場は既に枯れていた |
写真
感想
当初は今回の行程プラス双六小屋でテント泊、翌日は黒部五郎ピストンして下山の計画だったが二日間とも天気予報がぱっとしないのとテン泊装備準備する時間がなく・・・というか面倒になり中止、まだ歩いた事のない奥丸山と西鎌尾根メインの日帰りハイクに変更、後輩kを誘うと乗り気で珍しく意見が一致(笑
奥丸山前後の登山道は笹藪だらけで半袖の腕がボコボコにかぶれて痒い、カッパ着ればよかったかな・・・楽しみにしていた頂上からの展望はガスで不発、でも通過後に晴れだし穂高や槍のご褒美、新鮮な眺めに感動、槍ヶ岳登頂も3年振りで嬉しかった。
初めて歩く西鎌尾根はガス優勢、鷲羽や水晶、野口五郎など見えたのが救い、思っていたよりアップダウンが多く距離も長く歩き応えあり、花の最盛期もとっくに終わっていたがそれでも色んな花が咲いていて雰囲気良い所が多く楽しい、やっぱり北アルプスは華やかですね。
奥丸山と西鎌尾根、両方とも消化不良だったのでまたいつか歩こう。
本命は錫杖岳だったけど、天気が良く無さそう。
しかも連日の雨のあとでバリエーションルート突っ込むのは危険すぎ、こんな時期に怪我でもしたら洒落にならないので中止。
一方nakkiさんはテント泊を模索していたようだが結局日帰りに変更したよう。行先聞いたら奥丸山へ行くという。大先輩には大変失礼だがこの山を知っているとは!とビックリした。私も数年前から登りたかった山なので今回は乗っからせてもらった。
地図見れば一目瞭然だが笠ヶ岳〜槍ヶ岳〜穂高に囲まれたこの山は360度の大展望らしい、しかし登るのはある意味ハードル高いと思う。なぜなら登山口の新穂高は綺羅星の如くある秀峰への登山口でもあるからだ。
よって中々チャンスがなかった、今回のように奥丸山経由して槍や双六方面向かえば良いのだが、やっぱり目指す山に最短ルートで登りたいと思ってしまう。
事前の予定ルートは左俣から入って奥丸山へ登頂、そこから西鎌へ合流し双六小屋下りて小池新道へで下る周回ルート。nakkiさんはこれに槍ピストンを加えようとしていたが、それは流石に無理だと思い千丈乗越からそのまま下るルートで勘弁してもらうつもりでいた。
当日は今期初の新穂高から3時半ごろスタート、硫黄の香りが懐かしい&テンション上がる。林道あるいて小池新道入口から橋渡って奥丸山へ向かう。
しかし登山道は予想以上に荒れていた。いつも「藪漕ぎ好きです」的なこと書いている私だが、今日はそのつもりで来てない。小池新道が都会の国道ならこちらは田舎の山間にある酷道って感じ。中崎尾根への合流まではまだマシだったがそこから先は笹薮地獄、ほぼ安平路山と変わらんんくらいだ、聞いてない。
そのせいか序盤は調子も上がらず。下山中nakkiさんに聞いたらあくびが出るほど遅かったらしい。(二人の時はほぼ私が先頭)
それでも登山道自体は明瞭でなんとか奥丸山登頂、しかし天気は思っていたより悪く屏風絵のような大展望は全くなし!今回メインの山だったので正直残念だった。
虫も多く粘れる雰囲気でもなかったので先へ向かう。途中から天候も回復し槍や穂高が見え隠れ、藪の背丈も低くなり快適。
足の調子も出てきたところとで千丈乗越に出た。もちろん真っ白なら双六方面下りたと思うがまあまあの天気、とりあえず肩の小屋まで向かう。
そして肩の小屋まで到着し槍のピーク見えるとせっかくだから登ろか!となる。コレはnakkiさんのせいではなくココまで来たらソロでも登っていただろう。
時間も押していたので行動食だけ食べて西鎌へ向かう。これまたビックリだったがnakkiさんは西鎌初めてで私も双六方面から1回通っただけなのでお互い新鮮味あった。天気は下り坂で偶に野口五郎、鷲羽、水晶が顔を出す程度の展望だったが硫黄尾根がカッコ良かった。
しかし天気悪いお陰で暑くもなくこの区間でかなり時間巻けた。13時過ぎに双六小屋着いてほぼ下山出来る目途も付いたので遅めの昼食、以前水晶岳日帰りやったとき唯一食べれなかった五目ラーメンはとても美味しかった!
コレが8月の金曜日か?と思う程スカスカなテント場通って下山開始。
しかしここから鏡平小屋までに20組ほどスライド、テント装備の若いカップル&ご夫婦が多かったように思う。よってテント場スカスカだったのはまだ時間早かっただけだった。
鏡平から先はスライドも無くなり、少し小走り交えながらわさび平へ下山。少々雨に降られたが小池新道の下山はいつも楽しい。
天気は思っていたより悪くメインの奥丸山山頂の大展望は残念な結果に終わった、これはこれで秋or冬にでもリベンジだ。でも槍も含めたこの周回ルートを日帰りで歩けた充実感は大きい。この調子を冬まで維持したい。
続けて相反することを書くが、やっぱ北アルプス歩くなら最低でも1泊2日でテント泊がしたい。最近日帰りは勿体ない気もする。
UPは早いけど見るのは遅い
流石の健脚コンビですね、私は西鎌〜槍の周回は双六でテン泊、奥丸は日帰りの定番です。
おっしゃる通り遠征の日帰りはもったいないと思うようになりました。
レコ作成中ですが奥丸山良いですね!
秋にまた行こうと思ってますがテント泊で周辺の山々も巡りたいです。
私も当初は奥丸山のみで登る予定でした、今回のように槍とか西鎌ま歩いてしまうと
奥丸山の印象が薄れるし。
冬も行けるようなので山頂でイグルー泊してみたいですね〜。
日帰りロングの達成感や爽快感も好きなのですが
少し飽きたせいもあり、思考が変わってきました。
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