笹尾根フル縦走(高尾山口駅→三頭山→都民の森P)
- GPS
- 10:20
- 距離
- 36.4km
- 登り
- 2,877m
- 下り
- 2,073m
コースタイム
0:00 0:00 0628 高尾山口駅 (入山)
(2号路、3号路、薬王院経由)
0:50 0:50 0718 高尾山
1:21 0:31 0749 小仏城山
1:51 0:30 0819 景信山(〜0824)
3:01 1:10 0934 陣馬山
3:12 0:11 0945 和田峠(〜0955)
3:47 0:35 1020 醍醐丸
4:39 0:52 1112 茅丸
4:47 0:08 1120 生藤山
4:52 0:05 1125 三国山
5:09 0:17 1142 熊倉山(〜1150)
5:37 0:28 1218 浅間峠
6:39 1:02 1320 小棡峠(〜1329)
7:41 1:12 1441 槙寄山(〜1450)
8:29 0:48 1538 大沢山
8:42 0:13 1551 三頭山(西峰)
8:50 0:08 1559 三頭山(東峰)(〜1604)
9:20 0:30 1634 鞘口峠
9:32 0:12 1648 都民の森P(下山)
天候 | 概ね晴れだが、薄曇りで見通しはそれほどよくなかった。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
復路:都民の森Pから自転車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※このルートを通しで歩いた場合の観点です。 1.高尾山口駅〜高尾山〜景信山〜陣馬山〜和田峠 アップダウンが少なく、よく整備されているので、 距離を稼ぎやすい。 混雑する前の早い時間帯に通過したい。 2.和田峠〜醍醐丸〜生藤山〜浅間峠 急にアップダウンが増える。 序盤に飛ばし過ぎると、ここがかなり辛い。 多くのピークは巻くことができる。 3.浅間峠〜槇寄山 緩やかな登り中心。普通に歩く分には易しいが、 このあたりで疲れがジワジワくる。 4.槇寄山〜大沢山〜三頭山 途中から300mアップがあり、このルートの核心。 大沢山から一度下ってからまた登るので、精神的に辛い。 5.三頭山〜鞘口峠〜都民の森P 下り一辺倒だが、延々と歩いてきた後の長くて急な下りなので、 脚へのダメージが大きい。 |
写真
感想
約5か月ぶりにお山を歩いてきました。
この間、トレーニングは一応続けてきましたが、
平地でのトレーニングを継続しただけで、
お山を歩いていないので、その効果を測定するためと、
かねてより歩いてみたかったという理由により、
コースは高尾山から三頭山まで横たわる
「笹尾根」と呼ばれる尾根を選びました。
何年か前、高尾山口駅から笹尾根の3分の2弱に位置する
浅間峠まで縦走しましたが、その際は8時45分ごろに入山、
浅間峠には15時55分ごろに到達しています。
(その後、上川乗バス停に16時35分ごろ下山)
そこで、まずは条件をいくつか想定しました。
・日が暮れる前に三頭山に登頂し、その下の都民の森駐車場まで下山する
・浅間峠から三頭山までは以前(積雪期)に4時間30分ほどかかっている
・過去2回の山行のペースでは日が暮れる前の下山は難しい
結果、5時ごろに高尾山口駅から入山し、
休憩込みで12時間のコースタイムを計算しました。
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当初、実家(八王子市)から高尾山口駅までラン(約11km)でアプローチ、
高尾山口駅から笹尾根をフル縦走(約36km)し、
都民の森駐車場から自転車にて実家経由で自宅に戻る(約90km)、
というトライアスロン的なことを考えていましたが、
当日朝に目覚めたところ、すでに5時で、あえなく寝坊。
仕方がなく、ランは端折ってバイアスロンとしました。
大急ぎで支度して出発も、高尾山口駅着は6時10分ごろ。
出発は6時30分ごろと、のっけから1時間30分もロスしてしまいました。
ひとまず、できるだけハイペースで飛ばします。
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和田峠までは極めて順調です。
やはり多くのひとびとが楽しむルートですので、よく整備されており、
加えて早朝でひとが少ないため、一気に距離を稼ぎます。
和田峠からはただでさえ少ないひとけがさらに少なくなりますが、
その代わりにコースが次第に山らしくなり、
アップダウンも激しくなるので、序盤のハイペースがここで祟ります。
ピークはところどころ巻けますが、巻き道の標識の誘惑に負けず、巻きません。
前回、浅間峠まで縦走した時も、ここでかなり消耗したので、
ペース配分に気を付けつつ、スピードを保ちます。
ときどき、トレイルランナーに抜かれましたが、
彼らも三頭山まで走るのかな・・・?
ぼくは、膝に古傷があるので、トレイルランはできませんが・・・。
浅間峠には正午過ぎに着。
以前よりも1時間20分近く速いペースで、思ったより順調です。
ここからしばらくは緩やかな登りが続くので、
最後の登りに向けての体力を温存すべく、少しペースを落とします。
槇寄山まではそう激しい登りがありません。
この時点で15時に達していなかったので、
ひとまず日が暮れる前に下山できる目処が立ちました。
そして、ここから最後の標高差300mの登り。
普段ならそう気になりませんが、30km以上歩いてきた身には堪えます。
一歩一歩、自分の足取りを、身体ではなく心で動かして登ります。
16時になる前に無事三頭山に登頂し、
笹尾根フル縦走をトラブルなく達成することができました。
そこから下山まではふらふらで、相当疲れたことを自覚しましたが、
5か月間の平地でのトレーニングの成果も自覚できたので、
収穫の多い復帰山行だったと思います。
下山後は自転車をこいで帰りました。
武蔵五日市駅までずっと下りだったので、何と気持ちのいいこと!
これは病み付きになりそうです。
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・・・それにしても、最初にランができなくて良かったと思いました。
もしランアプローチしていたら、もたなかったかもしれません。
それほど長くてきつい山行でした。
motchさん、お久しぶりです。
完全復活ですね!
長ぁ〜い笹尾根。日中だけで完歩してしまうとは凄すぎます
秋は日が短いのでロングはやらずに、のんびり楽しむつもりでしたがとても刺激を受けました
motchさんと同じようにはとてもできませんが、
ちょっと頑張ってみようかな
motchさん、お久しぶりです。こんばんは。
なかなかお山に行けないもどかしさ、、、。
原因はなんであれ、お辛かったことでしょう。
お体はもう大丈夫でしょうか?
>ピークはところどころ巻けますが、巻き道の標識の誘惑に負けず、巻きません。
いいですねぇ、キッパリ。かっけぇ〜(by あまちゃん)
身体でなく、心で動かす一歩一歩。
、、、。
オリンピックメダリスト級ですね。スゴイです。
膝の手術、長いリハビリ、etc、、、。
全てを受け止め、悩んで学んで、、、そのすべてを自分の糧にされたmotchさん。
素晴らしいです。
ご無沙汰しております。
コメント、ありがとうございます。
以前も三頭山ですれ違った時のレコでお話ししましたね。
あの当時はまだリハビリ中で完調ではありませんでしたが、
以来試行錯誤を繰り返しながら、
歩くことについてはほぼ意図通りできるようになったように思います。
秋だからこそ、夏ほど消耗せずに長距離を歩く
いい季節なのかもしれません。
夏に同じことをやろうにも、さすがにキツイように思います・・・。
冬は地面が柔らかくなる(雪で)ので、
やりようによってはもっといいかもしれません。
またこの山域でお会いできることを楽しみにしています。
ご無沙汰しております。
今回のブランクは、肉体的な問題も多少はありましたが、
それよりも自分自身の問題が大きな理由でしたので、
そちらをクリアしないことには山もへったくれもない、
という状況でした。
まあ、自分が招いたことがほとんどなので、
こればかりは仕方がないです。
膝はもう全く問題ありません。
ときどき腰が痛みますが、重症ではなく、
うまく折り合いをつけながらトレーニングできる状態です。
お気遣い、ありがとうございます。
諸問題について、全て受け止められたかと言えば、決してそうではなく、
迷走しまくりなのはここ何年も変わらないですね・・・。
結果的になんとかここまで来られているのも、
自分だけの力ではとても無理なことでして・・・。
今後ともよろしくお願いします。
lonさんのお加減はいかがですか?
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